海外ドラマ『ワンダヴィジョン』第9話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!衝撃のラスト!ワンダ一家に幸せは訪れるのか…!?

『ワンダヴィジョン』

出典:IMDB

魔女のワンダと人造人間のヴィジョンの奇妙な結婚生活を描き、MCUの今後を揺るがす展開が多数登場することで話題沸騰の海外ドラマ『ワンダヴィジョン』もついに最終回を迎えました。

ポイント
  • 知覚兵器としてヴィジョンを甦らせたヘイワードの本当の企みは?
  • アガサに捕らえられた子供たちの運命は?
  • ワンダとヴィジョンは幸せな世界を守ることができるのか?

前回第8話ではワンダの正体がカオス・マジックを使う「スカーレット・ウィッチ」ということが判明。

さらにS.W.O.R.D.長官のヘイワードが本格的に動き出したことで、戦いは避けられない事態に…。

それでも全く予想がつかない状態ですが、今回でいよいよ緊張の最終回。

マルコヤマモト

それでは『ワンダヴィジョン』第9話について、ネタバレありでレビューしていきます。
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海外ドラマ『ワンダヴィジョン』前回第8話のあらすじと振り返り

『ワンダヴィジョン』

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ワンダ(エリザベス・オルセン)の隣人・アグネス(キャスリン・ハーン)の正体が魔女のアガサ・ハークネスということが判明。

ワンダの息子であるビリーとトミーを人質に取ったアガサは、自分も知りえぬほどの力を持つワンダの力の源を探るために、ワンダの過去を訪れます。

ワンダの過去を通して、なぜ物語がシットコム風になったのか、ワンダとマインドストーンの本当の出会い、ヴィジョン(ポール・ベタニー)との出会いなど、これまでのさまざまな謎が明らかになっていきました。

過去を訪れたことによって、アガサはワンダにはもともと魔女としての力が備わっており、マインドストーン(=ヴィジョン)と出会ったことで力を増大させたと推測。

しかし、ワンダがヴィジョンの遺体を求めてS.W.O.R.D.の基地を訪れた際に、異変が起こります。

遺体を埋葬したいとヴィジョンの元を訪れたワンダでしたが、S.W.O.R.D.長官のヘイワード(ジョシュ・スタンバーグ)はそれを許さず、解体されているヴィジョンの姿をワンダに見せました。

悲しみに暮れたワンダは、全ての戦いが終わった後ヴィジョンと暮らす予定だったウエストビューの街を訪れ、そこで全ての力を解放させたのです。

『ワンダヴィジョン』

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街はあっという間にワンダに飲み込まれ、1950年代のシットコムの世界へ変化。

さらにワンダの力はそれだけに止まらず、何もないところから愛するヴィジョンを作り出してしまったのです。

アガサはワンダの正体がカオス・マジックを操る「スカーレット・ウィッチ」であることを暴きます。

そして、ヘイワードはワンダのパワーを使ってヴィジョンを甦らせていたのです…!

マルコヤマモト

ワンダがS.W.O.R.D.施設からヴィジョンの遺体を盗み出したというふれ込みは、ヘイワードによる真っ赤な嘘。果たしてヘイワードの本当の企みは何なのでしょうか…!?

【ネタバレ】海外ドラマ『ワンダヴィジョン』あらすじ・感想

アガサとホワイト・ヴィジョンが立ちはだかる

アガサとワンダの過去が明らかになった第8話

ワンダが初めてマインド・ストーンに触れた時に光の中で見た人物は、やはりスカーレット・ウィッチでした。

アガサに捕らえられた双子をパワーを使って解放しますが、アガサには「他人の魔法を吸収する能力」があり、ワンダは力を奪われながらもアガサとの一騎討ちに挑みます。

『ワンダヴィジョン』

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ワンダはパワーを使ってアガサに車を衝突させますが、その直後にアガサは姿を消していました。

そしてヘイワードが送り込んだ白い色のヴィジョン(=ホワイト・ヴィジョン)がワンダの前に現れ、ワンダを殺そうとします。

『ワンダヴィジョン』

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しかし、それを阻止したのはワンダが作り出したヴィジョンでした。

ワンダはヴィジョンに自分がしたことを話すべきだったと伝え、街や街の人々を全て元に戻す約束をします。

ワンダの過ちを素直に受け入れたヴィジョンは、「ここが僕たちの家なら戦おう」と決意。

ワンダとヴィジョンの前に、アガサとホワイト・ヴィジョンという2人の敵が立ちはだかります。

モニカと偽のピエトロ(エヴァン・ピーターズ)はその姿を室内から見守っていました。

『ワンダヴィジョン』

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ヴィジョンとホワイト・ヴィジョンが戦いを繰り広げるなか、ヘイワードは六角形の外の世界で戦いの指揮を取っていました。

やはりヘイワードはヴィジョンを兵器として利用したことを隠蔽するために、ワンダもろとも処分し、彼女に全ての罪を押し付けようとしていたのです…。

この話を聞いていたウー捜査官(ランドール・パーク)は、ヘイワードの作戦に疑問を呈し「FBIの他の仲間が黙っちゃいないぞ!」と反論。

ウーはS.W.O.R.D.の兵士によって捕らえられますが、すぐさま脱出し、仲間に連絡を取りました。

マルコヤマモト

ウーはこの時「クワンティコ」という地名を口にしていますが、クワンティコとはFBIアカデミーが存在するヴァージニア州にある町の名前です。

ワンダに迫られた究極の選択!

ウエストビューの街の中心部に戦いの場を移したワンダとアガサ。

アガサは「ダーク・ホールド」と呼ばれる禁断の書に「スカーレット・ウィッチは作り出される。仲間も持たず、呪文も必要ない。」と記されていることを伝えます。

そして、スカーレット・ウィッチの力は「至高の魔術師」(ソーサラー・スプリーム)さえをも超えると言うのです。

マルコヤマモト

MCUファンの方なら「至高の魔術師」というワードにピンときたことでしょう!「至高の魔術師」は、『ドクター・ストレンジ』に登場したエンシェント・ワンというキャラクターに該当します。アガサ・ハークネスの登場で魔法・魔術についての話題が盛り込まれてきたことで、『ワンダヴィジョン』と『ドクター・ストレンジ』続編の繋がりを感じざるを得ません!
『ドクター・ストレンジ』

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さらにアガサは「世界を滅ぼすことがワンダの運命」であると言い、街の人々の洗脳を次々と解き始めます。

ドッティやハーブなど、これまでドラマに登場してきた人物たちが我に帰り、ワンダに詰め寄ったことで、ワンダは自分の魔力が人々を支配しているという事実に改めて直面。

『ワンダヴィジョン』

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怖くなったワンダはパワーを使って、逆に街の人々を苦しめてしまいます。

「解放しないなら殺して」と懇願されたワンダは、ついに六角形の世界に裂け目を作り出したのです。

ヘイワードはその隙を見計らって六角形の世界の中に兵士たちを突入させます。

その頃、偽のピエトロと過ごすモニカは彼の正体がラルフ・ボーナーという青年であることを見抜き、アガサが力を宿したネックレスを引きちぎって洗脳を解き、元の姿に戻しました。

マルコヤマモト

どうやらクイック・シルバーの登場は『X-MEN』シリーズとの関連性はないようで、製作陣が視聴者を惑わすための演出だったようです…。本当かな?
『ワンダヴィジョン』

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また、家の中から外の様子を見ていたビリーとトミーは、両親たちの苦戦する姿を見て思わず外に飛び出します。

ワンダの元に駆けつけた子供たちでしたが、六角形の世界が裂けたことで消滅しかけてしまいます。

街を戻すか、家族を守るかの究極の選択を迫られることになったワンダは、家族を守る選択を取り、消えかけた3人は復活。

六角形の外ではウーが呼んだFBIが到着しましたが、すでにヘイワードが兵を送り込んだ後でした。

ワンダ対アガサに決着!

アガサの攻撃からビリーとトミーを守ったワンダは力を奪われてしまいます。

しかし、そこにS.W.O.R.D.の兵士たちとホワイト・ヴィジョンが姿を現し、家族は総力戦で挑みます。

ヴィジョンを殺すようにプログラムされたホワイト・ヴィジョンでしたが、ヴィジョンから「テセウスの船」を例に出した話をされ、元の素材を持たない自分とマインド・ストーンと記憶を持たないホワイト・ヴィジョンは、どちらも元の船でありどちらも元の船ではないという結論に達します。

マルコヤマモト

日本でもドラマになった『テセウスの船』という題材ですが、もともとはギリシャ神話で「部品を入れ替えてもテセウスの船と言えるのか?」「部品が全て入れ替わた船は姿形が全て同じでもテセウスの船といえるのか?」という2つの異なる考えがある状態のことを説明した物語です。
『ワンダヴィジョン』

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するとヴィジョンはホワイト・ヴィジョンの中に眠っていた記憶を呼び覚まし、2人の戦いは集結。

マルコヤマモト

ここでワンダとヴィジョンに関する記憶が走馬灯のようにブワーーーっと映し出されて感動!『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』から『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで一気に見返したくなるような映像です。また、ホワイト・ヴィジョンとの戦いを力でなく論理的な方法で終わらせたこともヴィジョンらしいな、と思いました。

街の中心部ではアガサとワンダ、子供たちが対峙していましたが、高速移動の能力を習得したトミーと兵隊の能力を制御する力を得たビリーの合わせ技で武装を解除。

ヘイワードが子供たちに銃を向けますが、特殊能力を得たモニカが盾になって2人を守りました。

『ワンダヴィジョン』

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さらにアイスクリームのトラックを運転してきたダーシー(カット・デニングス)がヘイワードの車両に突っ込み、ヘイワードは敢えなく御用となったのです…。

ワンダはアガサの隙をついて彼女のセイラムでの魔女狩りの記憶を呼び覚まします。

しかし、それを逆手に取ったアガサは、ワンダを捕らえて仲間の魔女たちに魔女狩りをさせようとしました。

ワンダの額にはスカーレット・ウィッチの冠が現れ、アガサはワンダが全ての力を自分に渡すことで欠陥を埋めるという取引を持ちかけます。

『ワンダヴィジョン』

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全ての力をアガサに向けて解放させたワンダでしたが、実は六角形の壁に「ルーン文字」を刻んでいたのです。

マルコヤマモト

第8話で、アガサはワンダにルーン文字の結界の中ではそれを作った魔女だけが魔法を使えるということを話していましたが、まさかワンダがルーン文字の結界を使いこなせるようになっていたとは思ってもいなかったようです。原作ではアガサはワンダの魔法の師匠ということですが、MCU版ではこのような形でアガサから魔法を学んだということになります。

そして、ワンダはついにスカーレット・ウィッチとして覚醒!

『ワンダヴィジョン』

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ワンダは敗北したアガサをウエストビューに住む詮索好きの隣人として生きてもらうことに決めます。

嫌がるアガサはワンダに「必ず私が必要になる」と主張しますが、ワンダはそれに対し「必要になったら会いにくる」と応じて、アガサをアグネスに変身させました。

マルコヤマモト

アガサに対してとどめを刺すことなくアグネスとして街に残したワンダ。これで今後のシリーズにアガサが再登場することは間違いないでしょう。

『ワンダヴィジョン』第9話(最終回)の結末

ヴィジョンとの約束通りにワンダは六角形の世界を解除し、ウエストビューは元の姿を取り戻しつつありました。

しかし、それに伴いワンダが作り出したヴィジョンと双子の息子たちは消滅しなければなりません。

『ワンダヴィジョン』

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ワンダは寝室でトミーとビリーを寝かしつけ、「家族は最後まで離れない」「ママに選んでくれてありがとう」と愛の言葉を伝えました。

マルコヤマモト

ワンダはまた大事なものを失わなければいけないのか…と思うと涙が止まりませんでした。今回は特に子供っていうのがつらいです。

リビングで別れの時を待つワンダとヴィジョン。

「僕は何?」というヴィジョンからの質問に対して、ワンダは「私の哀しみであり、希望であり、愛する存在」と答えます。

声として生まれたヴィジョンは今では本当の記憶を持つように。

愛する者同士はまた会えると最後に言葉を交わし、ヴィジョンはワンダに「さよなら、ダーリン」と告げると消滅。

『ワンダヴィジョン』

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ウエストビューの街は全て元通りになり、ワンダとヴィジョンの家が建っていた場所はただの土地に戻っていました。

街の中心部に戻ったワンダは、モニカに対し街の人々を苦しめたことを謝罪します。

街の人々はワンダに対して冷たい視線を浴びせますが、モニカは「自分が同じパワーを持っていたら母親を生き返らせた」と言ってワンダを庇いました。

スカーレット・ウィッチの姿になってウエストビューを後にしたワンダ。

『ワンダヴィジョン』

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街では到着したFBIがウーの指揮のもとで捜査を開始、ヘイワードが逮捕される姿が映し出されます。

マルコヤマモト

ヘイワードは視聴者の中でも何か裏がある人物として噂されていただけあって、あまり何もなかったことが期待外れでした。でも、結局はそんなもんか…。

事情聴取のために映画館に連れて行かれたモニカは、そこで思わぬ人物からの指令を受ける事になります。

彼女を映画館に連れ込んだのは、なんとFBIの捜査官に擬態したスクラル星人だったのです。

マルコヤマモト

スクラル星人は『キャプテン・マーベル』で初登場した、擬態が得意な異星人です。
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スクラル星人は「彼が会いたがっている。」と、何者かがモニカのことを待っていることを告げました。

マルコヤマモト

その後「どこで?」と問うモニカに対して、スクラル人のエージェントは上の方を指さしました。これはつまり『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の後に宇宙へ旅立ったニック・フューリーがモニカのことを待っているということを示唆しています!これはワクワクの展開ですね!

エンドロール後のポストクレジットシーンでは、雄大な自然に囲まれた土地で小さな小屋に暮らすワンダが映し出されます。

1人で穏やかに暮らしていると思われたワンダですが、部屋の奥ではスカーレット・ウィッチがアガサから奪った禁断の書「ダーク・ホールド」を読んでいました。

『ワンダヴィジョン』

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ビリーとトミーの「ママ!助けて!」という声に反応したスカーレット・ウイッチの姿を映し、物語は終わります。

マルコヤマモト

ダーク・ホールドを読んでいるワンダの姿は、まるで映画『ドクター・ストレンジ』で主人公のスティーヴン・ストレンジが魔術を体得した時のような、実態と幽体が別になっている姿を彷彿とさせました。また、最後に子供たちの声が聞こえたことから、ビリーとトミーの再登場の可能性は大いにありそうです!

海外ドラマ『ワンダヴィジョン』第9話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ

マルコヤマモト

『ワンダヴィジョン』最終回の第9話について、ネタバレありでご紹介しました…。 

なんと配信開始時にはアクセスが集中しすぎてディズニープラスが一時視聴できなくなるというトラブルも発生し、『ワンダヴィジョン』の人気が圧倒的であることを最後まで見せつけてくれました。

要点まとめ
  • 『ワンダヴィジョン』→『ドクター・ストレンジ2』への繋がりは確か!
  • 『ワンダヴィジョン』→『キャプテン・マーベル2』への繋がりも!
  • ワンダが悪役になる可能性やキャタクターたちの再登場も期待できる

マルコヤマモト

第1話からのシットコムの雰囲気が懐かしくなるくらい最終回は見ていてしんどい物語だった反面、MCUらしいラストはゾクゾクしました。

兼ねてから噂されていた『ドクター・ストレンジ』続編への種もしっかり蒔いてくれたわけですが、原作通りワンダが悪役になってしまう可能性はあるのでしょうか?

どうなるにせよ、ワンダが今後のMCUを引っ掻き回す存在になることは間違いありません。

そして、全ての記憶を呼び覚ましたホワイト・ヴィジョンや、ビリー&トミー、アガサ・ハークネスの再登場も期待できそうです。

『ワンダヴィジョン』

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また、モニカが新たな能力を得たことで『キャプテン・マーベル2』への期待値も上がります。

MCUの次回作品として、2021年3月19日からは新ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』が配信開始!

さらに劇場版では4月29日に『ブラック・ウィドウ』が公開予定です。

マルコヤマモト

止まることを知らない2021年のMCU!これからも引き続き追っかけていきますのでお楽しみに!
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