世界中で未だ熱狂冷めやらぬドラマ『ウォーキング・デッド』シリーズ。
シーズン8では、リックたちvs憎きニーガンとの戦いがついに決着します。
リックがニーガンに対して下した決断は、ファンの間で議論を呼びました。
- vs「救世主」との戦いが激化!誰が味方で誰が敵かわからない戦いにヒヤヒヤ!
- まさかの!あの人が命を落とします。
- リックvsニーガンの戦いに決着。議論を呼んだ結末とは…?
それでは、『ウォーキング・デッド』シーズン8で何が起こったかをネタバレありでレビューしたいと思います。
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『ウォーキング・デッド シーズン8』主要キャスト
アンドリュー・リンカーン / 役:リック・グリムス
- 『ウォーキング・デッド』シリーズの主人公で正義感の強い警官。
- 生存者たちを率いる絶対的リーダー!家族同然の仲間を守るためなら手段を選ばない。
- 独裁者ニーガンとの決着をつけるために仲間たちに呼びかけ、協力を募る。
チャンドラー・リッグス / 役:カール・グリムス
- リックとローリの一人息子。
- 反抗期を経て自分の意志で仲間のために動く頼りがいのある存在へ変化。
- リックの大きな心の支えであり、ジュディスを守る優しいお兄ちゃんだが…。
ダナイ・グリラ / 役:ミショーン
- リックへの信頼から時折厳しい意見も投げつける。
- 長年の絆が実り、リックと恋愛関係に。
- 幼い子供を亡くしているため母親を亡くしたカールの良き理解者でもある。
ノーマン・リーダス / 役:ダリル・ディクソン
- シーズン1からの生存者でリックの右腕的存在。
- 口数は少なくぶっきらぼうだが、仲間を守る気持ちと優しさは人一倍強い。
- 救世主への攻撃を巡ってリックと殴り合いの喧嘩をする。
- リックのニーガンに対しての決断にも納得していない。
ローレン・コーハン / 役:マギー・グリーン
- シーズン2からの数少ない生き残りでヒルトップの実質的リーダー。
- 医師のいるヒルトップへ向かったが、医師がニーガンに連れ去られてしまう。
- 夫のグレンを殺されたことからニーガンに対しては非常に深い恨みを持っている
ジェフリー・ディーン・モーガン / 役:ニーガン
- 救世主のリーダーで絶対的な権力を確立する残忍な性格の独裁者。
- 反抗するものには敵仲間問わず徹底的な制裁を加える。
- 愛用の武器は有刺鉄線が巻かれたバット「ルシール」
ジョシュ・マクダーミット / 役:ユージーン・ポーター
- 臆病者の性格も徐々にしっかり者に。
- 銃弾が作れることで救世主に捕らえられてしまうが、高待遇を受けエンジニアとして活躍。
- しかし自分の置かれた状況に混乱し、悩んだ末にある行動に出る。
メリッサ・マクブライド / 役:キャロル・ペルティエ
- シーズン1からの生存者で弱々しい主婦から女戦士へとたくましい変化を遂げる。
- リックとの価値観の違いからグループを追い出されるが窮地から救い再び仲間に加わる。
- 王国にいるヘンリーという少年を自分の子供のように思っている。
レニー・ジェームズ / 役:モーガン・ジョーンズ
- 聖域の包囲戦へ参戦、その後捕虜の処刑を主張しジーザスと争う。
- キャロルと共に救世主に捕らえられたエゼキエルを救出!
- 戦いの後はゴミ置き場へ行き、新たな旅の支度を始める。
【ネタバレ】『ウォーキング・デッド シーズン8』あらすじ・感想
『ウォーキング・デッド シーズン7』のおさらい
最凶の男で最凶の独裁者ニーガン率いる救世主の罠にハマったリックたちは、もっとも残虐な方法でエイブラハム、グレンを失います。
恐怖のあまりリックはニーガンに従うことを決意し、彼らのために物資を調達し供給することを誓ったのです…。
しかし、ただでは済まないリックは、ヒルトップ、海辺の女たち、王国、ゴミ捨て場の人々と協力してニーガンと戦う意思を固めましたが、人々は救世主からの報復を恐れてなかなか団結できません。
そんななか、エイブラハムを奪われたサシャとロジータが二人で救世主のアジトへ乗り込み、サシャが捕らえられます。
その間、リックたちは海辺の女たちから調達した銃と、ゴミ捨て場の人々の協力を得て、ニーガンとの戦闘準備を整えていました。
しかし!計画はすべてニーガンに筒抜け。
ゴミ捨て場の人々の寝返りにより、リックたちは絶体絶命の状況に陥ります。
ニーガンがアレクサンドリアに到着し、見せしめのためにサシャが入った棺桶を開けると、すでに転化したサシャが飛び出し、ニーガンに最後の攻撃を仕掛けたのです!
そして、ニーガンがカールに怒りの鉄槌を下そうとした時!
ヒルトップと王国の人々が加勢し、リックたちは窮地を脱したのです。
みんなの協力により、救世主を一時的に退散することができましたが、この後一体どうなるのでしょう…?
個人的にはサシャの捨て身の作戦はかっこよくて女泣きしました。
サシャ!ありがとう!!
それでは、宿敵ニーガンとの全面戦争が描かれている『ウォーキング・デッド』シーズン8の内容について解説します!
再び立ち上がったリックたち
救世主撤退後、再びニーガンに立ち上がるためリックたちは新たに準備を始めます。
「信念を持ち続ける限り、未来は私たちのものだ」
アレクサンドリアのリック、いつの間にかヒルトップのリーダーになったマギー、王国のエゼキエルが住民たちを鼓舞し、リックの一撃により再び戦いの火蓋が切って落とされました!
リックたちは救世主のアジトである「聖域」の入り口でキャンピングカーを爆破し、ウォーカーの大群で包囲しニーガンを追い詰めます。
作戦を立て用意周到なリックたちは救世主を次々に撃破!
ゲイブリエルも頑張って装甲車で突撃!聖域のフェンスを壊し車を爆破させます。
そしてフェンスの中に大量のウォーカーが雪崩れてこんできたところでリックたちは一斉退却をはじめます。
ゲイブリエルはヒルトップのグレゴリーを助けようとして出し抜かれ、ウォーカーに追われるままコンテナに逃げ込むと、その暗闇の中からニーガンが現れたのです…。
そう…!団結に勝る強さは無いんですよ…。
そのおかげでリックたちは救世主に大きな打撃を与えることができましたが、カールが作戦中に飢えた男性を見つけたこと、彼を後に助けたことでカールの運命が大きく変わっていくのです。
大切な人を奪われた者たちの葛藤
ヒルトップでは戦い後、投降した救世主たちを生かすか殺すかの議論が起こり、ジーザス、タラ、モーガンの間で主張が対立します。
ジーザスは救世主を捕虜として生かし、ヒルトップへ搬送すると主張しますが、モーガンが反対し彼らを殺そうとしました。
また銃撃戦により、アーロンの恋人エリックも命を落とし、アーロンの願いも虚しく転化、救世主による銃撃を受けた王国の戦士たちはエゼキエルを守り、側近のジェリー以外がみんな命を落としてしまいます。
また、救世主との決着をすぐに付けたいダリルとリックの間でも論争が勃発!
無実の救世主を殺したくないというリックの主張に、ダリルとボコボコの殴り合いに発展してしまいました。
銃弾を作れることで救世主に捕らわれ、いつの間にか寝返って幹部にまで成り上がってしまったユージーン。
ドワイトが裏切り者であることに気づき、ユージーン自身もかつての仲間のために正しいことをするべきか、ニーガン側につくかで心が揺れていました。
本当に登場からずっと盛り上げてくれるユージーン…。
こんなことしているけど、私は信じているよ!
グッバイ、カール…
カールは以前、作戦中に出会った青年セディクをアレクサンドリアへ連れて帰る途中にウォーカーに襲われます。
そしてセディクを助けるために身を挺したカールはウォーカーに噛まれてしまったのです…!
なに?カールが噛まれた…だと??
アレクサンドリアに到着したカールは傷口を確認し、包帯を巻きました。
そしてミショーン、リックにお別れの手紙を書いたカールはジュディスと最後の時を楽しんでいました。
マジで…?そんなカール…死亡フラグなかったじゃん…。
ユージーンの知恵で聖域から脱出した救世主たちがアレクサンドリア、王国、マギーを襲いにやってきます。
アレクサンドリアにやってきたニーガンに立ち向かったのは、なんとカールでした。
住民を避難させ、門の上で自らニーガンとの交渉に挑みます。
このときは全然わからなかったんですよね…。
カール、めっちゃかっこいいやん!て思っていたんですね。
カール大好きのニーガンも思っていたと思います。
救世主たちの攻撃が始まり、カールたちは地下道へ逃げ込みます。
リックはカールの傷口を見て言葉を失いました。
カールは研修医だったというセディクを紹介し、自分が噛まれた経緯も説明しました。
頭上では救世主たちの攻撃が続いています。
「こんなんじゃだめだ」
「もっといい方法で終わらせないと…」
カールはミショーンに語りかけました。
カールをヒルトップへ連れて行くことが困難なため、リックとミショーンは、ジュディスをダリルに託し、アレクサンドリアに残ることを決意します。
カールはジュディスに最後のお別れをし、自分のカーボウイハットを彼女に託しました。
「お前はこの世界に勝てる」
そして二人は別れました。
セディクも自分の存在は無意味ではないことをみんなに証明するとカールに約束し、リックたちの仲間に加わることになりました。
アレクサンドリアの家の中に運び込まれたカール。
人の命を奪うことがいかに簡単なことか、総督のとの戦いの後にウッドベリーの人々を受け入れた、あの頃のリックに戻って欲しいと最後の力を振り絞ってリックに語りかけます。
しかしリックは「以前の俺には戻れない」と言いますが、カールは「パパにも彼らにも未来がある」と返しました。
カールが理想の未来の夢を語りはじめました。
今よりも年を取ったリックが、ミショーンとジュディスと楽しく暮らしている。
アレクサンドリアには新しく家が建ち、作物が育っている…。
住人はみんな働いていて、お互いに助け合って生きている。
そして、最期の時が近いことを感じると、カールは銃を手に取り自身で頭を撃ち抜きました。
カールの夢のシーンには続きがあります。
「おはよう」と成長したジュディスに、にこやかに応えるニーガンの姿があったのです。
これが後のリックに影響を与えることになり、議論を呼ぶエンディングにつながるのです…。
私はカールの夢は理解できます。夢のとおりになってほしい。
むしろニーガンおじちゃんに改心してもらい、アレクサンドリアでちゃんと暮らしてほしいと心から願っています。
そしてカールは、リックやミショーンだけでなくニーガンにも手紙を書いていたのです。
リックvsニーガン、議論を呼んだ決着!
リック、ニーガン共に戦いの準備を着々と進めていきます。
ニーガンはユージーンに胎教の銃弾の製造を急かしました。
さらに、ニーガンがいない間にリーダぶっていたサイモンは反逆者として殺され、ドワイトが密通していたこともバレてしまいました。
リックたちは罠とも気づかず、ドワイトからの手紙を頼りに計画を進めます。
決戦の地。
救世主に追い詰められたリックたちは銃を向けられますが、救世主たちの構えた銃がいきなり暴発し始めたのです!
実はユージーンが、作った銃弾に細工をしていたのです!
やったぜユージーン!お前を信じていたぜ!
リックとニーガンのタイマン勝負で、リックがニーガンの喉元を切りつけ勝利。
しかし、リックはセディクにニーガンの治療をするように頼んだのです!
夫のグレンを失ったマギーは、ニーガンにトドメを刺さないことに泣き叫びました。
リックはカールの想いを尊重し、平和と公正の世界を作る決意をします。
それぞれの想いを胸に、世界は再生の道を進んでいくのです…。
いや、良いと思います。
マギーの立場だったらそりゃ許せないと思いますが、今後のストーリーを考えてもニーガンが生きていたら絶対おもしろいこと間違いなしだもの。
ということで、ニーガンは命拾いしまして…シーズン9へと続きます。
『ウォーキング・デッド シーズン8』まとめ
カールの想いを尊重し、ニーガンにトドメを刺さなかったことは仲間の間でも議論が巻き起こりました。
そしてこのことが原因で、人々に少しずつ溝ができてしまうのです。
特にリックとマギーの関係に注目!
シーズン9をお楽しみに!
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