全世界中に旋風を巻き起こしているゾンビ・サバイバルドラマ『ウォーキング・デッド』。
シーズン6のラストで、ついに姿を現した救世主のリーダー“ニーガン”。
今まで百戦錬磨のリックでさえも、ついにひれ伏すその相手の正体は…。
そしてニーガンによって長きに渡り作品を支えてくれた「あの人」が犠牲になってしまいます。
リックたちはこの局面をどう乗り越えていくのでしょうか…?
- ついにニーガンの鉄槌が下る…頼りになる仲間が犠牲に。衝撃の第1話。
- 虎を操る王様エゼキエルが登場!キングダムの秘密とは?
- 新たなコミュニティと団結してリックたちは救世主との戦争を始める!
今からでも間に合う!
それではさっそく『ウォーキング・デッド』シーズン7をネタバレありでレビューしていきます。
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『ウォーキング・デッド シーズン7』主要キャスト
アンドリュー・リンカーン / 役:リック・グリムス
- 『ウォーキング・デッド』シリーズの主人公で正義感の強い警官。
- みんなが引くほどの強烈なリーダーシップを発揮し、事実上アレクサンドリアのリーダーに。
- 今まで百戦錬磨だったが、ニーガンの恐怖を見せつけられ初めて震えるほど怯んでしまう。
チャンドラー・リッグス / 役:カール・グリムス
- リックとローリの一人息子。
- シーズン6で右目を撃たれたが奇跡的に回復!
- 成長したカールに徐々にリックの面影を感じるようになる。
スティーヴン・ユァン / 役:グレン・リー
- ダリルと共にリックの片腕的存在で頼りになる。
- いつでもピンチの韓国系の好青年は今シーズンで本当に大ピンチ…。
ダナイ・グリラ / 役:ミショーン
- 日本刀でウォーカーを切り倒す頼りになる女性。
- 冷静な判断力を持ち合わせる。
- リックとは仲間以上の親密な関係になり、リックの心の支えでもある。
ノーマン・リーダス / 役:ダリル・ディクソン
- リックとの間に信頼関係があり、リックが一番頼りにしている副官的存在。
- 犬猿の仲のドワイトに捕らえられて救世主のアジトの廊に入れられてしまう。
メリッサ・マクブライド / 役:キャロル・ペルティエ
- 『ウォーキング・デッド』最強姐さんで、泣き虫主婦から女戦士へと華麗な変貌を遂げた。
- 自我が強くなってきたせいで極端な行動を取ることが増える。
- モーガンと共に「王国」へたどり着く。
ローレン・コーハン / 役:マギー・グリーン
- シーズン2からの数少ない生き残り。
- グレンとの子供がお腹にいるが激しい腹痛のため医者のいるヒルトップへ向かう途中に、ニーガン率いる救世主に捕らえられてしまう。
レニー・ジェームズ / 役:モーガン・ジョーンズ
- 人を殺すことに抵抗があるため、たまにリックと意見が合わないことも。
- キャロルと共に「王国」へたどり着く。
【ネタバレ】『ウォーキング・デッド シーズン7』あらすじ・感想
シーズン6のおさらい
ようやくアレクサンドリアに腰を据え、落ち着いた生活を始めたリックたち。
しかし、それもつかの間。
アレクサンドリアの食料が尽き始めたところで、リックたちはジーザスという男に出会い、ヒルトップというコミュニティがあることを知ります。
しかし、ヒルトップの豊富な食料は「救世主」と名乗るグループによって搾取されていたのです…。
そんな横暴を繰り返す救世主たちのアジトを一掃したリックたち。
しかし、それは救世主のメンバーの一部に過ぎませんでした。
そのせいあって、リックたちは目をつけられることに…。
ダリル、ミショーン、グレン、ロジータが救世主に捕らえられ、激しい腹痛に襲われたマギーをヒルトップの医者に見せるため、移動し始めたリック、カール、エイブラハム、サシャ、ユージーン、アーロンも同じく救世主に捕らえられます。
追い詰められたリックたちはひとつに集められ、彼らの前についに救世主のリーダーであるニーガンが姿を現したのです!
有刺鉄線が巻かれたバットを手にしたニーガンは、これまでの制裁として、リックたちの仲間の「誰か一人」を叩きのめすことを告げ「ある人物」に向けて鉄槌を振り下ろしました!
という衝撃的な内容で終わった『ウォーキング・デッド』シーズン6。
間違いなく誰か一人は犠牲になってしまったことでしょう…。
しかし、それ以上の衝撃がシーズン7の第1話では待ち受けていたのです。
観たくなかった!衝撃のシーズン7第1話
※衝撃的なネタバレがありますので、知りたくない方はご注意を…。
ニーガンのルシールによる鉄槌が下された相手。
それはエイブラハムでした。
その時の私「マジか…」
酷いですねぇ…。
でも、さすがエイブラハム。
1発食らっただけでは倒れなかったのですが、その後も殴打され、最後は言葉では言い表せないような姿になってしまいました。(これを書いている時の私の表情は硬直している)
有刺鉄線が巻かれたバット「ルシール」に打たれたエイブラハムの頭は、跡形もない状態でした。
エイブラハムの赤毛が残っているのが妙にリアルで、すごく嫌だったのを覚えています。
そして、さらに悲劇は続きました。
『ウォーキング・デッド』のことがだんだん好きになってきて、インターネットで情報を調べていたときに私は「ある衝撃的な画像」を見つけてしまったのです…。
「グレンの目、飛び出てない…??」
あのグレンが、あの死線を何度もかいくぐってきた俺達のグレンが、死ぬわけない…。
と、信じていました。このときまでは。
ニーガンがルシールをロジータに向けた時、思わずダリルが殴りかかろうと、飛び出してしまいました。
「今のはダメだ」というニーガンはいきなりグレンの頭を殴打!!
や、め、て!
それはダリルじゃん!ダリルが死んでも嫌だけど!
誰も死なないのが良いんだけど!
そして「マギー…君を探すよ…」と生死の境をさまよい息絶えるグレン。
ねえ!マギーそこにいるじゃん!(涙)
そしてニーガンは、再びグレンの頭をエイブラハム同様、形もないくらいに殴り潰しました。
その時の私「おわった…」
さ、ら、に!
リックに「カールの腕を切り落とせ」というニーガン。
切り落とさなければ仲間を全員撃つともいうニーガン。
鬼!
さすがのリックも従うしか無く、カールの「いいよ、やって」によって、カールの腕を切り落とす寸前まで斧を下ろしましたがニーガンに止められます。
「俺に従え。供給しろ。俺がボスだ。」
とうとうリックも受け入れるしかなくなってしまったのです。
主要人物が、この上ない残酷な状況で2人死んでしまうという展開は、世界中のファンに衝撃を与えました。
そして救世主が去った後、グレンを失ったマギーは準備をして戦うと決意したのです。
新たなコミュニティの登場
仕方なくニーガン率いる救世主への供給を強いられたリックたち。
しかし、リックたちの住むアレクサンドリアやヒルトップの他にも、ニーガンの恐怖に怯えるコミュニティがいくつか登場するので簡単に紹介します!
王国(キングダム)
「王国」の名の通り「エゼキエル王」が率いるコミュニティ。
防具をつけた兵士たちが馬に乗り出向き、街を護る姿はまさにできあがった「王国」。
シーズン6で救世主に襲われ気を失ったキャロルと、一緒にいたモーガンを助けたのは王国の兵士たちでした。
2日間眠った後に目を覚ましたキャロルは、まるでお芝居みたいなエゼキエルのふるまいと王国の様子を見てちょっと小馬鹿にした様子。
キャロルは王国と少し距離をおいた小屋で、一人で生活することになります。
また、王国の住人に不安を与えるとして、救世主と取引していることは王国の一部の人間しか知りません。
エゼキエル王は以前動物園の飼育員だったこともあり、虎のシヴァもなついています。
また、離れて住むキャロルに差し入れをするなど人間としても心優しい人物です。
オーシャンサイド
ヒースと物資調達中に倒れ、波打ち際に打ち上げられたタラを助けたのは「オーシャンサイド」(海辺)に住む少女シンディー。
タラのために水、食料、武器を置いていってくれる優しい少女だ…。
さっそくシンディーの後をつけるタラは、追いかけた先で女性ばかりが住む村を発見します。
女性たちは武装し、タラに襲いかかってきますが、またもやたらを助けたのはシンディーだったのです。
捕らえられたタラは素性を隠して嘘をつきます。
通常ならばオーシャンサイドでは、よそ者を見つけたら撃つという決まりだったのですが、シンディーがタラを助けたことで、リーダーのナタニアは処遇を決めかねていました。
村には男性が一人もおらず、皆救世主に処刑されたと言います。
それから海辺に移り住んだ女性たちは、警戒してよそ者を見つけたらすぐに撃ち殺すことで自分たちの身を守っていました。
嘘を見抜かれたタラはアレクサンドリアのことを話し、共に救世主と戦うためにオーシャンサイドの女性たちに協力を申し出ます。
アレクサンドリアの様子を見に行くことで合意したが一悶着あり、タラはシンディーとオーシャンサイドのことは誰にも話さないと約束をし、アレクサンドリアへの道を戻ります。
その後タラは、オーシャンサイドの存在をリックに明かすかどうかで葛藤することになります。
廃品置き場の人々
何かとリックたちを監視していた人物。
ゲイブリエルをさらい、食料を奪っていったのはリーダーのジェイディス率いる廃品置き場に住む人々でした。
ゲイブリエルの後を追ってやってきたリックとアーロンはこの人々にあっという間に取り囲まれてしまいます。
さらにリックはジェイディスの命令で、刃物が突き出たウォーカーと戦い勝利しました。
そして、戦利品の3分の1とアレクサンドリアから盗んだ食料の半分を条件に、共に救世主と戦う協力を得ることができましたが…。
いよいよ全面戦争だ!
ニーガン暗殺を目的に、共に行動していたサシャとロジータ。
しかし、ロジータを置いて一人救世主のアジトへ乗り込んだサシャは捕らえられます。
ニーガンに捕まったサシャは独房でユージーンに「死にたい」と告げて、ユージーンが作った毒薬を受け取ります…。
リックたちはタラが葛藤の末打ち明けたオーシャンサイドヘ向かいました。
そして村を占拠し、誰も傷つけること無く村の女性達から武器を確保します。
アレクサンドリアでも動きがありました。
ロジータが連れて帰った救世主のドワイトが「ニーガンを殺したい」とリックたちに協力を申し出たのです。
元妻シェリーが救世主のアジトから姿を消した今、ニーガンを殺したいという真意は一体…!?
ニーガンも人質のサシャを棺に入れ、アレクサンドリアへ向かい始めていました。
仲間の命を三人奪うといったニーガンに対して、サシャは「死ぬのは一人だけ」と約束させ、出発しました。
そしていよいよ、リックとジェイディスたちが揃い、ニーガンたちとの戦闘準備が整ったのです!
アレクサンドリアには、サシャを連れたニーガンたちも到着しました。
しかし仕掛けた爆弾が起爆せず、リックが状況を飲み込めないでいるとジェイディスたちに銃を向けられたのです。
この計画はすべてニーガンにバレており、ジェイディスたちはすでに取り込まれていたのでした。
そしてニーガンが棺を開けると、ユージーンから受け取った毒薬を飲んで転化したサシャが飛び出し、ニーガンに襲いかかります!
なんとか命拾いしたニーガンは怒りの余りカールに鉄槌を下そうとしたその時!
王国とヒルトップの仲間たちが加勢し、共に戦ってニーガンたちを撃退したのです。
リックとカールは傷ついたミショーンと再会します。
そして、これからも生きていくことを誓い合い、仲間たちと戦争の準備をはじめました。
救世主のアジトに戻ったニーガンも、また大勢の人々の前でリックたちの戦争を宣言したのです…!
ここでシーズン7が終わります。
いよいよ、シーズン8で描かれるニーガンとの全面戦争。
そして、まだまだ悲劇は終わらないのです…。
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