未だ覚めやらぬどころか加速するばかりの『ウォーキング・デッド』旋風。
今回は『ウォーキング・デッド』シーズン4を簡単に解説します。
- 新たな生活を手に入れたリックたちを襲う伝染病の危機。
- 再び襲い来る総督の恐怖!バラバラになった仲間たち。
- みんなが目指す「終着駅」とは…?
それではさっそく、『ウォーキング・デッド』シーズン4をネタバレありでレビューしたいと思います。
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『ウォーキング・デッド』シーズン4主要キャスト
ウッドベリーでの戦いを後に街の人たちを刑務所に受け入れたリックたち。
シーズン4ではその中から新たな人物たちがリックの仲間に加わります。
アンドリュー・リンカーン / 役:リック・グリムス
- 『ウォーキング・デッド』シリーズの主人公で正義感の強い警官。
- 総督事件の後自分の行動を反省した様子だがすぐに元に戻った…。
チャンドラー・リッグス / 役:カール・グリムス
- リックとローリの一人息子。
- カッコよく成長しすぎ…。
スティーヴン・ユァン / 役:グレン・リー
- 韓国系の好青年。
- 伝染病で命が危うい状況に…。
ダナイ・グリラ / 役:ミショーン
- 黒人の女剣士。
- 年齢を超えカールとの友情を育む。
ノーマン・リーダス / 役:ダリル・ディクソン
- 調達、戦闘、捜索、何でもデキる男。
メリッサ・マクブライド / 役:キャロル・ペルティエ
- 見違えるほど強い女性に成長した。
スコット・ウィルソン / 役:ハーシェル・グリーン
- 元獣医。
- 伝染病蔓延時に活躍する。
ローレン・コーハン / 役:マギー・グリーン
- グレンを救えるのはマギーだけだ!
エミリー・キニー / 役:ベス・グリーン
- 一番可愛いキャラ。
- だんだんたくましく成長!
デヴィッド・モリッシー / 役:ガバナー(総督)
- しぶとく生き抜いた大悪党。
- 結局改心はせず。
【ネタバレ】『ウォーキング・デッド』シーズン4あらすじ・感想
リックたちを襲う伝染病の危機!
総督との戦い後、ウッドベリーの人々を受け入れた刑務所でリックたちは今までと比べて穏やかな生活を送っていました。
リックは農業に励んでいるようで、今までの自分の行動を反省している様子もありました。
カールも立派に成長しリックの手伝いをしていますが、刑務所の農場で飼育している豚の様子がおかしいことに気づきます。
リックはさらりと流すのですが、それが後々大変なことになるとは誰も考えていませんでした…。
案の定、その豚が原因で刑務所内に伝染病が蔓延します。
メインキャラクターだと、グレンが本当に死にそうな顔をしていて気が気でありませんでした…。
あんな演技よくできるな…と客観的に見て感心してしまったものです。スティーブン・ユァンすごい!
伝染病によっての犠牲もありましたが、ハーシェルら医師たちの活躍と、外部から無事薬が調達されたのでグレンは一命をとりとめます。
そんな中、伝染病の感染を防ごうとしたキャロルは感染者を焼き殺すという行動に出たのです。
早速リックにバレてしまい、一緒にはいられないということでキャロルは物資と車を渡され、刑務所から密かに追放されました…。
色々なことがあって強くなりすぎたキャロル…。
逆に何でもできるようになってきてちょっと怖いですね。
ですがリックに追放され、一人で行動を始めたことでキャロルはさらに強さを増していくのです。
今までの弱い自分も、今ではひとつの武器でしかありません。
実は『ウォーキング・デッド』最強キャラ説が浮上するキャロルの今後の行動は見逃せませんよ!
総督とリック因縁の対決に終止符
シーズン3で決着が着かず、シーズン4まで持ち越されたリックと総督の対決についに終止符が打たれます。
しぶとく生き抜いた総督は、マルティネスらかつての仲間たちが率いるキャンプにたどり着き、ある一家と出逢います。
チャンブラー家の長女リリーと次第に惹かれ合う仲になった総督は、娘のメーガンの存在も併せてかつての自分の幸せな生活を思い出していました…。
きっと世が世なら普通に良いお父さんだったであろう総督。
チャンブラー家との出会いで一旦改心したかな…?と見せかけますが、結局リックへの復讐は諦めておらず、想像の展開どおりマルティネスからキャンプの実権を奪います。
キャンプを乗っ取り、リックたちを悪者に仕立て上げた総督は、ハーシェルとミショーンを人質に取り仲間を連れて刑務所襲撃へ向かいます。
リックとの共生案に案の定応じることない総督は、奪ったミショーンの刀でハーシェルの首を娘たちの前で無残にも斬り落としました。
このことをきっかけにリックと総督の全面対決が始まります。
首をはねられる前のハーシェルの顔が今でも忘れられません。なんて優しい目をしているんだハーシェルよ…。
そして総督の残忍さにリックついにキレます。でも、これはリックでなくてもキレる展開でしたよ!!
まさかハーシェルがこんなにあっさり命を落とすとは思ってもいませんでしたが、これが『ウォーキング・デッド』シリーズの見せ所でもあるのでしょう。
思わぬところで重要キャラが死ぬ。ショックを受けないためにも、これはよくあることなので覚えておきましょう。
刑務所は戦闘で壮絶な状況に。
リックと総督の死闘にミショーンが参戦し日本刀で総督を一突きし、ついに決着が着きました。
戦場と化した刑務所に、さらにウォーカーがなだれ込み壊滅状態に陥ります。
その場を逃げ出した仲間たちは、生死もわからないままに散り散りになってしまうのです…。
その後は「ある場所」を目指し、それぞれのグループでの行動が描かれます。
終着駅の謎
総督たちとの死闘の後、散り散りになった仲間たち。
それぞれのグループでの行動を簡単にまとめてみました。
リック&カール
- 民家に避難
- あまりの死闘に生死をさまようリックの姿を見て、カールに不安が募るが、回復したリックの前にミショーンが現れ再開を果たす。
- 線路に出て「終着駅」を目指す。
マギー、サシャ、ボブ
- 線路沿いに「終着駅」の看板を発見する。
- マギーは看板にグレンへ「終着駅」へ向かうようにメッセージを残す。
- しかしグレンはなかなか見つからない。
- ボブが離脱しようとするが、なんだかんだサシャに引き止められてみんな仲良し。
タイリース、リジー、ミカ、ジュディス、キャロル
- 刑務所での戦闘中に子供たちに命を救われたタイリース。
- 赤ん坊のジュディスも連れて彷徨っている所を一人で放浪中のキャロルと再会「終着駅」の看板を発見するが、森の中の民家に一旦避難する。
- 生きている人間とウォーカーに違いはないと主張するリジーは妹のミカを殺して転化させる。
- 危険を感じたキャロルは涙ながらにリジーを撃ち殺した。
- タイリース、ジュディス、キャロルの三人で「終着駅」を目指す。
グレン、タラ
- 攻撃により気を失っていたグレンが目を覚ます。
- 総督の攻撃に違和感を感じており刑務所に残ったタラを仲間とし、旅を始める。
- ウォーカーに襲われるところをエイブラハムの一行に助けられ一緒に旅をすることに。
- 線路でマギーの残したメッセージを発見し「終着駅」へ向かう。
ダリル、ベス
- どん底に落ちていたダリルはベスの前向きな姿勢に影響を受け気を取り直す。
- 二人でお酒を飲んだり家を燃やしたりしながら中指を立てたりなんだか楽しそう。
- ウォーカーに襲われている最中にベスが何者かに連れ去られてしまう。
- ダリルは独りきりになった所を「クレイマーズ」に拾われ渋々一緒に行動する。
みんなが目指し始める「終着駅」。線路沿いの看板には地図が記されていました。
「万人の聖域」と謳われた「終着駅」は生存者達にとって、本当の安住の地になるのでしょうか??
エイブラハム一行の登場
ウォーカーに襲われていたグレンとタラを助けたのは、エイブラハム、ロジータ、ユージーンの三人でした。
登場するなりインパクト抜群の三人のルックスに『ウォーキング・デッド』をこれからも観続ける決心をしました…。
この三人は『ウォーキング・デッド』にとって、これから絶対に良いエッセンスになると思ったからです。
『ウォーキング・デッド』は元々が漫画の原作ですが、ここまでビジュアルが漫画のようなキャラクターが登場するとは思いませんでした。
しかし、エイブラハムたちには大切な使命がありました。
彼らが守っている変わった髪型の男「ユージーン」は、この惨劇の原因を知るという科学者だというのです!
惨劇を止めるためにワシントンDCへ向かうエイブラハムたちでしたが、ユージーンは一体何者なのでしょうか??
物語にとってのキーパーソンになるのでしょうか…?
そして、グレンとタラは暗いトンネルの中でウォーカーたちに囲まれ危機を迎えますが、マギーによって間一髪のタイミングで救出されました。
グレンとマギーもついに喜びの再会を果たしたのです。
そして、みんなで終着駅を目指すことに。
リックの狂気が目を覚ます
終着駅を目指していたリックたちは、ダリルが仲間入りしていたクレイマーズと対峙することになります。
カールが襲われそうになったので、リックはリーダーの喉を噛みちぎりました。
さらにはカールを襲おうとした男をめった刺しにしてしまいます。
家族を守るためとはいえ、シーズンを経るごとにリックの狂気が増しているのは間違いありません。
カールはリックの生きるための理由だとしても、観ている私達には理解ができないというか、想像の上を行く行動も多々出てくることでしょう…。
しかし、リックの仲間たちは優しいし理解力もあるので「家族を守ろうとしたんだよね!」ということで、先程の行動を受け入れました。
終着駅にて
先にたどり着いたマギーたちは「終着駅」の住民たちに温かく迎えられます。
リックたちも「終着駅」に到着し、リーダーのギャレスという男に歓迎されますが、すぐに不審な点を見抜くとさっそく銃撃戦が始まりました!
終着駅の住民たちは、なぜかリックたちの仲間が使っていたポンチョや懐中時計を身に着けていたのです!
追い詰められたリックたちはコンテナの中に閉じ込められてしまいます。
しかしそこには先に到着したグレンとマギーたちも捕らえられていました。
絶体絶命の状況の中で仲間たちは再会を果たしたのです!
「奴らは後悔することになる」
こんな状況ですが、リックは不敵な意味を浮かべます。
そしてこの自信はどこからやってくるのか!!
脱出の術はあるのか?そして終着駅に仕組まれた罠とは…??
シーズン4で去った人々
シーズン4で去った主な人々をまとめてみました。
完全なるネタバレなのでご注意ください!
- ザック→食料調達中に天井が崩壊し混乱のなか犠牲となる。
- パトリック→伝染病の発症者。血を吐いて絶命した。
- ライアン→ミカとリジーの父親。騒動中にウォーカーに噛まれた。
- カレン&デイビッド→伝染病に感染し、キャロルに焼かれた。
- ドクターS→伝染病で亡くなり転化した。
- デイビッド→末期がんで死亡し転化。トドメに総督に酸素タンクで頭を殴られる。
- マルティネス→総督に後ろから襲われ、ウォーカーの罠に落とされて死亡。
- ピート→総督に首を絞められて殺害される。
- メーガン→土をほって遊んでいたら埋められたウォーカーに噛まれてしまった。
- ハーシェル→人質になり、リックの説得に応じなかった総督に首をはねられて死亡。
- 総督→リックとの死闘の末、参戦してきたミショーンに胸を刺される。リリーによってとどめを刺され死亡。
- ミカ→サイコパスな姉のリジーに殺されてしまう。
- リジー→ミカのことで危険因子となってしまったのでキャロルに銃で撃たれる。
- ジョー→リックに頭突された末に喉を噛みちぎられ死亡。
- ダン→カールを襲おうとしたのでリックにめった刺しにされる。相手が悪かった。
『ウォーキング・デッド』シーズン4まとめ
シーズン4では仲間たちが別々に行動する最中にエイブラハムたちが加わります。
これから頼りになる3人の活躍が見逃せません。
さらに「終着駅」で大ピンチに陥ったリックたちを救うのは誰だ!?
シーズン5に向けてますます期待が高まります!
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