今や世界的な大ヒット作となったドラマ『ウォーキング・デッド』。
今から観始める人も大丈夫!
観ていた人も各シーズンをおさらいしていきましょう!
- ゾンビの世界に生きる子供たちが危なっかしくてハラハラしっぱなし。
- 今後の物語の中心となるキャラクター「ハーシェル」「マギー」の登場。
- リック対シェーン、因縁の戦いに決着!
それではさっそく、ゾンビ世界でのリックたちに転機が訪れるシーズン2をネタバレありでレビューしたいと思います。
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『ウォーキング・デッド シーズン2』主要キャスト
アンドリュー・リンカーン / 役:リック・グリムス
- 『ウォーキング・デッド』シリーズの主人公で正義感の強い警官。
- 一人で旅をしていたが、無事に妻のローリと息子のカールと再会。
- だんだんとリーダーとしての頭角を現してくる。
サラ・ウェイン・キャリーズ / 役:ローリ・グリムス
- リックの妻。無事に再会。
- リックの警官時代の相棒シェーンと不倫していた。
- シーズン2では妊娠が発覚する。
チャンドラー・リッグス / 役:カール・グリムス
- リックとローリの一人息子。
- 鹿に見とれていたところ銃で撃たれてしまう。
ジョン・バーンサル / 役:シェーン・ウォルシュ
- リックの警官時代の相棒だが、現在は全く意見が合わない様子。
- リックが死亡したと思い、リックの妻のローリと男女の関係を結んでいた。
- アンドレアとも身体の関係を持つし、実はとてもずる賢くて悪いやつだった。
スティーヴン・ユァン / 役:グレン・リー
- 韓国系の好感度高い青年。
- シーズン2で脱童貞を果たす。
ノーマン・リーダス / 役:ダリル・ディクソン
- 追跡が得意で、ソフィア探しに尽力する。
メリッサ・マクブライド / 役:キャロル・ペルティエ
- よく泣くし、弱音もよく吐く。
マディソン・リンツ / 役:ソフィア・ペルティエ
- キャロルの娘。
- シーズン2で行方不明に。
ローリー・ホールデン / 役:アンドレア
- 銃を持つことに異常な執着を持つ。
ジェフリー・デマン / 役:デール・ホーヴァス
- グレンの父親的存在
【ネタバレ】『ウォーキング・デッド シーズン2』あらすじ・感想
『ウォーキング・デッド シーズン2』事件簿
『ウォーキング・デッド』は、ゾンビによる世界終末後のアメリカで生き残った人たちの物語が描かれています。
迫りくるゾンビの恐怖だけでなく、登場人物たちが繰り広げるリアルな人間ドラマが見どころです。
追い込まれた時に現れる人間の本性はもしかしたらゾンビより恐ろしいかもしれません。
主人公のリックはシーズン1で生き別れていた妻と息子と無事に再会することができました。
しかし、シーズン2では様々な事件が起きリックを悩ませます。
それでは、シーズン2で起こる主な事件をご紹介します。
- カール撃たれる事件&ソフィア行方不明事件
- シェーンの本性現れる事件
- ローリが妊娠事件
- ソフィア見つかる事件
- フィラデルフィアの生存者事件
- 農場に大量ウォーカー事件
と、全12話のシーズン2にも私たちを飽きさせないほど、たくさんの事件が発生します!
そしてシーズン2では、今後のメインを張るキャラクターであるグリーン農場のハーシェルやマギーが登場します。
ますます登場人物も増えますが、ついてきてくださいね!
増えれば減ることもあるのが『ウォーキング・デッド』ですが…。
次は、シーズン2で起こった各事件について解説していきます。
カール撃たれる&ソフィア行方不明事件
『ウォーキング・デッド』シリーズは、登場人物にきちんと子供がいる点が素晴らしいと思いました。
今作のように際どい表現もあるドラマだと、キャラクターがすべて大人で描かれることがありがちですが、ゾンビの世界にも子供がいることを忘れてはいけません。
子供の存在は癒しそのものですが、このゾンビが蔓延する世界ではどうしても厄介なものになります。
しかし、どんなときでも子供を守るのが親の努めです。
無事カールと再会できたリックですが、シーズン2が始まって早々に衝撃的な事件が起こります。
森で生きている鹿に見とれていたカール。
次の瞬間、銃声がしてカールが撃たれ、倒れてしまったのです!
幸い銃弾は貫通していて、誤ってカールを撃ってしまったオーティスも善人でした。
オーティスはカールを連れたリックを、元獣医師のハーシェルがいる農場へ連れていきました。
すぐにハーシェルにより手術が行われ、カールは命を取り留めます。
しかしこの事件がきっかけで、カールが回復するまでリックたちが安全な農場の一部を間借りできることになったので、カールはみんなを守るために一役買ったのかもしれません。
また、キャロルの娘ソフィアも、序盤でキャンプがウォーカーに襲われた際に脇道に入ってしまい、そのまま行方不明になってしまいます。
一旦リックに発見されたにもかかわらず、また行方不明になり、ついにはシーズン中盤まで見つかりません。
子供が撃たれるショッキングな描写もしっかり描かれており、この世界で子供は危なっかしい存在ということが明確になったと思います。
シェーンの本性が現れる事件
シーズン2ではついに本性が現れ、色々とやらかしてくれるシェーンです。
シーズン1ではローリと関係を持って幸せでしたが、リックが生存していたことによりシェーンの計画は崩れ始めたのでしょう。
リックの存在こそがシェーンにとってはもっとも邪魔だったのです…。
そんなシェーンは、リックにだけでなく、優しい農場の人までも出し抜く悪いやつだったのです!
カールが被弾し手術が始まりましたが、道具が足りません。
シェーンとオーティスは農場から少し離れた場所にある高校の緊急避難所まで、足りない道具を取りに行くことにしました。
カールを撃った自分にも責任があるというオーティスは、実は救命士の経験もあり、人として正しい行動ができる本物の善人だったのです。
しかし、二人は荷物を手にした後、大量のウォーカーに取り囲まれてしまいます。
その後、銃声がし、シェーンのみが農場へ戻りました。
シェーンはオーティスがウォーカーにやられたと言いましたが、実は大量のウォーカーから自分だけが助かるためにオーティスの脚を撃ち、彼をおとりにしたのでした。
これだけでも悪いヤツだとわかりますが、さらに坊主にイメチェンして悪役度が増すシェーン…。
ここまで来るといい感じですね!!
さらにアンドレアとまで関係を持ってしまう本当の意味で「罪な男」です。
シーズン2の最後まで、リックともまったく意見が合わず、本当に相棒同士だったのか疑わしいほどの仲になっていますが、いよいよ二人の最終決着。
シェーンは残念ながらリックに敗れ、残念ながら野望は叶わずでした。
嘘、嘘、嘘に嘘を重ねた、ねちっこいシェーンがいなくなってホッとしたような、寂しいような。
誰かこの気持ちに名前をつけてください。
ローリが妊娠事件
ローリは物資調達に出かけるマギーとグレンに、薬局で「ある物」を取ってきてほしいと頼みます。
お察しかと思いますが、それは「妊娠検査薬」でした。
しかも童貞のグレンに品物を書いたメモを渡すという、デリカシーのない行動…。
まぁ、そのおかげでマギーとイイ感じになったグレンは、薬局で無事童貞を卒業します。(グレンおめでと~)
検査結果は陽性でした。妊娠しているということです。
ローリはリックの子だと言い張りますが、実際のことはわかりません…。
グレンは、ローリの妊娠とハーシェルが納屋にウォーカーを隠していた事実を知って、秘密を2つも抱えて胃が痛い状態に…。
ゾンビだらけの世界で子供を産むことは、とてもリスクが高いことは皆わかっていました。
ローリは苦悩しながらも中絶するという選択肢を取り、グレンとマギーに中絶薬を取りに行かせたのです。
妊娠のことも隠していましたが、テントにある中絶薬をリックに見つけられ、あっけなくバレてしまいした。
しかも運転している車が派手にすっ転ぶなど、ローリさんには妊娠中なのにハラハラさせられっぱなしです。
こんな世界でも生命の力は強く、感動すらしましたけどね。
普通では描かれないであろう、妊娠や出産など、きちんと物語に盛り込んでいることも素晴らしいと思いました。命は繋がる。
ソフィア見つかる事件
そういえば、キャロルの一人娘であるソフィアはどこへ行ったのでしょう?
ずいぶん長い間見ていない気がしますが…。という謎も第7話でついに明らかになります。
シーズン2第1話で行方不明になったソフィアを、ずっと探していたのはダリルです。
実はダリル、追跡が得意で、足跡からどこへ逃げたかもわかってしまう究極の嗅覚の持ち主だったのです。
そして、どんな動物も平気で食べちゃう野生児でした…。ワイルドだぜ~。
さらに、ソフィアを探しているうちに、ソフィアの母である弱っちいキャロルとイイ感じに…。
そこがくっつくのか、意外でした。
ずっとずっと、探していたソフィア。
グレンが見つけたハーシェルの農場の納屋に閉じ込められていたウォーカーの中にいました。
自分の娘がウォーカーになったキャロルは絶望しますが、ウォーカーに転化してしまったら仕方がありません。
しかし、この出来事が、泣き虫キャロルの今後を大きく変えるきっかけになるのです。
フィラデルフィアの生存者事件
シーズン1には老人介護施設の人々が登場しました。
一触即発状態でしたが、実は善人だということがわかり、リックたちは武器を半分渡したのです。
このように、この世界はリックたちだけではなく、他にも生存者がいるということを忘れてはいけません。
そして、その人物たちがリックたちにとって脅威になる可能性もあるのです。
シーズン2で登場したのは、フィラデルフィアでの生存者たちでした。
ベスが高熱を出したので、街のバーに外出したというハーシェルを探しに出かけたリックとグレン。
ハーシェルのいるバーで、いかにもアウトローという感じで悪そうなデイヴたちと出会います。
デイヴたちが農場の存在を知ると、乗っ取ろうなどと言い始めたため、リックは初めて自分の仲間以外の人間に危険を感じ、緊張が高まります。
その時、相手方が銃を手にしたため、リックは先に引き金を引きました。
自分たちの身を守るためとはいえ、作中でリックがウォーカー以外を殺した初めての出来事になるでしょう。
そして、フィラデルフィアの男たちの仲間で、この時ウォーカーに襲われそうになったところを助けられたマギーの同窓生ランダルが、リックとシェーンの関係を引っ掻き回す存在になるのです…。
農場に大量ウォーカー事件
シーズン2一番の見どころとなった戦闘シーンです。
助けたランダルを処刑するか、見逃すかと言い争いの末、ランダルは処刑されることになります。
しかし、現場に子供のカールが来てしまったために、リックは思いとどまり、ランダルを殺さずに拘束することにしました。
処刑反対派だったアンドレアは、同じ想いを持つデールを探しに行きますが、デールは農場の外でウォーカーに襲われていました…。
農場の近くにもウォーカーが迫っていることは事実でした。
銃声に導かれ、ウォーカーにはどんどん農場へ迫ります。
リックとカールは納屋にウォーカーを追い込み、火をつけました。
ダリルはバイクで、グレンとマギー、Tドッグとアンドレアは車に乗ってウォーカーを倒していきますが、数が多すぎてキリがありません。
ここでの人々の動きを簡単に説明すると…
- グレンとマギーの車は農場を脱出
- ハーシェルはリックに助けられカールと3人で車を脱出
- アンドレアはキャロルを助けようとして車を降りて置き去りにされた
- Tドッグはローリとベスを救出
- キャロルはダリルに助けられる
オーティスの妻のパトリシア、ベスのボーイフレンドのジミーは残念ながらウォーカーの犠牲になってしまいました。
ソフィアを探していた時に目印にしていた車で、みんな無事に再開を果たします。
東へ向かいますが、ガソリンが残り少ないため野宿をすることに。
野宿をするにあたり、リックと他のメンバーの間で行動の決定についての衝突が起こります。
そしてリックは言うのです「俺がいないほうがいいか?行きたいなら行け、はっきりさせよう。でももし残るなら、ここにデモクラシーはない」と。
こんなことがあった後なので気が立つのは仕方がないことですが、ついにリックの政権が誕生します。
リーダーは俺だと言わんばかりの演説です。
他のメンバーに統率力はなさそうなので、リックに従うしか無いこともわかりますが、このままだと独りよがりな感じがしますね…。
しかし、農場で出会ったメンバーは、これから長い付き合いになります。
そして、一人はぐれてしまったアンドレアは森の中をさまよっていました。
ウォーカーに襲われながら銃弾も体力も尽きてしまったアンドレアはついに倒れます。
しかしその時!アンドレアを助ける何者かが現れたのでした…!
『ウォーキング・デッド』シーズン2まとめ
シェーンの死、ローリの妊娠と、たくさん事件が起こったシーズン2!
グループ内での意見の食い違いなども出てきましたが、彼らが生き延びるためには団結するしかありません。
いよいよリックがリーダーの頭角を現してきました。
そしてシーズン2のラストでは、リックたちのグループからはぐれてしまったアンドレア。
アンドレアはシーズン3以降でメインにのし上がってくるキャラクターですので楽しみにしていてください!
アンドレアを助けた人物についても謎が解けます。
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