ドラマ『ボイスⅡ110緊急指令室』第9話あらすじ/ネタバレ感想!絶体絶命の緒方拓海(田村健太郎)と久遠京介(安藤政信)の選択

出典:『ボイスⅡ110緊急指令室』公式ページ

出典:『ボイスⅡ110緊急指令室』公式ページ

片桐(中川大輔)は、久遠京介(安藤政信)が関わっている殺人事件をダークウェブ上で実況中継していました。

それを見つけた緒方(田村健太郎)は、片桐のサイトを削除します。

しかし、緒方は片桐と京介に捕えられ指を切られてしまいました。

樋口(唐沢寿明)たちは緒方を傷つけた京介の行方を探すのですが・・。

第9話は、京介の不遇な生い立ちと自殺した小野田(大河内浩)の罪が明らかになります。

第4話と5話で見つかった遺体が京介とどう繋がるのかにも注目です!

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ドラマ『ボイスⅡ110緊急指令室』前回第8話のあらすじと振り返り

橘(真木よう子)は二代目班長・重藤雄二(増田昇太)の後を追いかけましたが、途中で見失ってしまいます。

さらに、警察は久遠京介(安藤政信)も取り逃がしてしまいました。

一方、樋口(唐沢寿明)は銃で撃たれて亡くなった石川(増田貴久)の傍から離れる事が出来ません。

その頃、重藤雄二は妹の復讐のために動き出し・・。

重藤雄二の復讐は橘によって阻止することが出来ましたが、京介の新たな内通者の存在が明らかになるのでした。

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【ネタバレあり】ドラマ『ボイスⅡ110緊急指令室』第9話あらすじとネタバレ・感想


久遠京介(安藤政信)を苛立たせる樋口(唐沢寿明)

片桐(中川大輔)は捜査一課長・重藤通孝(藤本隆宏)に銃を突き付けて、石川(増田貴久)を撃った犯人が自分である事を告白しました。

樋口(唐沢寿明)は、重藤通孝を生きて解放することを条件に片桐を逃がします。

海が見える別荘で踊りながら樋口たちのやり取りを聞いていた久遠京介(安藤政信)は、思い通りに動かない樋口に苛立ちました。

一方、重藤通孝は片桐ともみ合いになった時に足を撃たれますが、警察に無事保護されるのでした。

ミルトモ 編集部

当初、重藤通孝は樋口を嫌い、小野田(大河内浩)には逐一事件の成り行きを報告していました。小野田が京介と繋がっていたことから、もしかすると重藤通孝も何らかの繋がりがあるのかもしれないと思っていましたが・・。今回のことで、重藤通孝が実直で真面目な警察官である事が分かりました。

久遠京介(安藤政信)と5人の遺体

橘(真木よう子)たちは、京介の本名が川村琢磨、母親が川村由紀子であることを突き止めます。

由紀子は17歳で京介を産んでおり、その当時、小野田は由紀子と同じ地区に住んでいました。

さらに、山林で見つかった遺体と井戸で見つかった4人の遺体も由紀子と同じ地区に住んでいた男性たちでした。

片桐の父親は、その5人の男性たちの中の1人であることも分かりました。

ミルトモ 編集部

京介の母親は分かりましたが、父親は誰なのでしょう。片桐が、自分の父親を殺した京介の側にいるのも不思議です。

絶体絶命の緒方(田村健太郎)

片桐のパソコンを調べていた緒方(田村健太郎)は、京介が関係した殺人事件がダークウェブ上で実況中継されていたのを見つけます。

片桐のサイトは京介の資金源だったのです。

緒方は、片桐のサイトにウイルスを仕込んでサイトを削除しました。

サイトに侵入されたことに気づいた片桐と京介は、緒方を捕えて問い詰めます。

緒方は京介が110番した電話から助けを求めましたが、緒方の悲鳴が聞こえた後、その電話は切れてしまうのでした。

ミルトモ 編集部

緒方は、自分を認めてもらいたいがために警察官になったと言っていましたが、承認欲求は誰もが持つ感情だと思います。少なくとも、緒方は事件解決に重要な役割を担ってきました。緒方のおかげで救われた人はたくさんいると思います。

久遠京介(安藤政信)の生い立ち

「あなたの努力が足りない。努力出来ていないのはお仕置きが足りないから?理想の息子になりなさい」

京介は幼い頃に母親から言われた言葉を思い出していました。

久遠京介の母親・由紀子は有名な舞踊家の娘として生まれました。

39年前、由紀子は叔母の塾の男子生徒5人に乱暴され、京介を妊娠しました。

小野田の罪は、由紀子が乱暴されているのを知りながら見て見ぬふりをしていたことです。

由紀子は子供には罪はないと京介を産み、はじめは幸せな日々を送っていました。

由紀子が変わったのは、由紀子の母親が亡くなって実家から追い出されてからです。

由紀子は幼い京介の顔を白く塗り、上着を脱がしてタバコの火を押し付け、その後泣きながら京介に謝るのでした。

ミルトモ 編集部

京介は恵まれない環境の中でも前向きに努力してきたことが分かりました。京介が暴走してしまったのは、唯一の支えだった母親が亡くなってしまったからのようです。

久遠京介(安藤政信)の選択

京介は自分と同じような境遇の人達を煽ることで、一線を越えさせようとしていました。

京介が樋口にこだわるのは、樋口が何をされても一線を越えないからです。

樋口たちは京介がいる海の近くの別荘に駆け付けました。

そして、京介を煽るように、京介の母親がいる別荘に火をつけたのです。

別荘から逃げた京介は、「人生は選択の繰り返し。何を選ぶかで人間の価値が決まる」と言いました。

そして、報道機関に自分が関わった殺人事件の証拠を送り、緒方の指が入っていると思われるクーラーボックスを持って警察に出頭したのでした。

ミルトモ 編集部

京介がもっと恵まれた環境で育っていたら、違う人生を歩んでいた気がします。京介は逃げずに出頭してきましたが、自分がしたことを悔やんでいるのでしょうか?それとも・・。

ドラマ『ボイスⅡ110緊急指令室』第9話ネタバレ・感想まとめ

京介と京介の母親・由紀子は、憎しみと愛情、相反する感情を抱いていました。

それは、京介の不遇な生い立ちのせいでした。

自分の子供を傷つけている由紀子の姿を見て、由紀子自身も傷を負っているように見えました。

京介が優秀な解剖医になったのは、愛する母親に認めてもらう為だったのかもしれません。

心の中にくすぶっていた憎しみが爆発してしまった京介。

憎しみは誰もが抱く感情だと思いますが、それをどう処理するかは人によって違います。

京介は自分たちの元凶となった人達に復讐する道を選び、一線を越えてしまいました。

京介はこれからどうするつもりなのでしょう。

最終回の結末がどうなるか予想できません!

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