黒い服を着た男が隣のビルの屋上から逃走しました。
橘(真木よう子)はその男の足音を聞いて、逃げた男が重藤雄二(増田昇太)であることに気づきます。
ECUと捜査一課の刑事たちは協力して重藤雄二の行方を追うのですが・・。
第8話は、樋口(唐沢寿明)にとって最悪の出来事が起こります。
銃で撃たれた石川(増田貴久)は無事なのでしょうか?石川を銃で撃った犯人として警察に追われる重藤雄二は、何をするつもりなのでしょう。
最後に驚くべき事実が分かります!
目次
ドラマ『ボイスⅡ110緊急指令室』前回第7話のあらすじと振り返り
石川(増田貴久)は、事件当時のわずかな記憶とボイスレコーダーの記録から、すでに亡くなっている二代目班長・重藤雄二(増田昇太)の存在に気づきます。
そして、その存在を確かめるために一人で捜査をしていました。
一方、警察は小野田(大河内浩)を撃った被疑者として石川を追っていました。
樋口(唐沢寿明)は薬局の薬剤師から石川の病状を聞き、石川が事件当時の記憶を失っている事に気づきます。
樋口、石川、橘(真木よう子)の3人は、京介がいる大学病院に向かうのですが・・。
屋上で踊る京介が石川たちに手を向けて撃つ動作をすると、石川が何者かに銃で撃たれてしまうのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『ボイスⅡ110緊急指令室』第8話ネタバレ・あらすじと感想
屋上から逃走する男
橘(真木よう子)は、隣のビルの屋上から逃走する人物の足音に耳を傾けます。
その人物が階段を下りる足音は聞き覚えのある足音でした。
橘に追われている事に気づいた男は、マスクを外して「来るな」と言います。
その男は、橘の恋人だった二代目班長・重藤雄二(増田昇太)でした。
重藤雄二は橘を振り切り、マンホールから下水路に入って逃げて行くのでした。
ミルトモ 編集部
皆から信頼されていた重藤雄二が、白塗りの男・久遠京介(安藤政信)に協力するなんて信じられません。
白塗りの男に捕まった後、重藤雄二に何があったのでしょう。
重藤雄二(増田昇太)をそそのかす久遠京介(安藤政信)
警察は京介がいたビル周辺を捜索しましたが、京介を見つけることは出来ませんでした。
警察の手から逃れた京介は、エンバーミング処理した母親と一緒に車の中にいました。
ECUは捜査一課と協力して今回の事件を捜査することにします。
そんな中、ECUに「今から人が殺される」と通報があります。
その通報は京介からで、さらに京介は橘にある動画を送り付けました。
その動画には、体に包帯を巻いた重藤雄二が「俺が奴を殺す」と言っている姿が映っていたのでした。
ミルトモ 編集部
重傷を負っていた重藤雄二は、普通の精神状態ではなかったかもしれません。
重藤雄二(増田昇太)の復讐
重藤雄二は、1年半前に亡くなった妹の元交際相手・佐野に銃を向けて拉致しました。
重藤雄二の妹は事故死とされていましたが、実際は事故死ではなかったのです。
その当時、佐野は重藤雄二の妹だけではなく別の女性ともつき合っていました。
逆玉の輿を狙っていた佐野は、自分の子供を妊娠した重藤雄二の妹が邪魔になり暴力を振るって崖から突き落としたのです。
京介からその事実を聞いた重藤雄二は、妹の復讐をしようとしていたのでした。
ミルトモ 編集部
重藤雄二が復讐したくなる気持ちも分かります。
石川(増田貴久)から離れられない樋口(唐沢寿明)
銃で撃たれた石川は生死の境をさまよっていました。
「すいません。俺、弱くて。兄貴、必ず・・」
石川は樋口(唐沢寿明)にそう言って静かに目を閉じました。
樋口は、動かなくなった石川を見つめたままその場から動くことが出来ませんでした。
橘が声を掛けても、樋口は何も反応しません。
その時、部屋の外から「落ち込んでいるんだって。元気出せって」と言う石川の声が聞こえます。
その声は、大樹(鳥越壮真)が見ていたスマホの動画から流れている石川の声でした。
大樹はその動画を見ながら涙を流していたのでした。
ミルトモ 編集部
まさか亡くなってしまうとは思いませんでした。自分の弱さと向き合い、元気になった石川の姿を見たかったです。
現場に復帰した樋口(唐沢寿明)
石川を撃った人物を捕まえるため現場に戻った樋口。
発砲場所を探った樋口は、重要な手掛かりを見つけました。
・屋上には重藤雄二以外に別の人物がいた
・捜査員の中に京介の協力者がいる
その頃、京介は海が見える家を母親にプレゼントし、スマホに掛かってきた非通知の電話に出て「そうか、動き出したか」と言うのでした。
ミルトモ 編集部
久遠京介(安藤政信)の内通者
重藤雄二が佐野に銃を向けている所に橘が駆け付けます。
重藤雄二が佐野を撃とうとした時、橘が撃った弾が重藤雄二の肩に当たり、橘は銃を向ける重藤雄二の前に立ちふさがりました。
重藤雄二は銃を落とし、橘はそんな重藤雄二に手錠をかけて「生きていてくれて良かった」と言います。
重藤雄二は、妹が殺された証拠を受け取るためビルの屋上にいたことが分かりました。
さらに、白塗りの男・京介の内通者が片桐優斗(中川大輔)であることも明らかになるのでした。
ミルトモ 編集部
ドラマ『ボイスⅡ110緊急指令室』第8話ネタバレ・感想まとめ
第8話は怒涛の展開でした。
樋口のバディだった石川が亡くなり、二代目班長だった重藤雄二が妹の復讐のため人を殺めようとします。
樋口のような刑事になろうと頑張っていた石川が、志半ばで亡くなってしまったのが悲しかったです。
重藤雄二の復讐は橘によって阻止されましたが、新たな内通者の存在も明らかになりました。
片桐は初めから怪しい動きをしていましたが、だからこそ内通者でないと思っていました。
片桐が京介の内通者になった理由は何なのでしょう。
樋口たちを傷つけようとする京介の目的がこれ以上達成されないことを願っています。