石川(増田貴久)は小野田(大河内浩)を撃った犯人として追われていました。
石川は防犯カメラを避けて逃げているように見えましたが・・。
一方、ビジネスホテルの防犯カメラを確認した橘(真木よう子)は、そこから聞こえる声に聞き覚えがある事に気づきます。
樋口(唐沢寿明)、橘、石川の3人が最後に行き着いた場所とは、何処だったのでしょうか?
第7話は石川にとって最大の危機が訪れます。記憶がない石川がどうやって自分の危機を乗り越えるのかに注目です!
さらに、橘たちを驚愕させる事実も明らかになります。
目次
ドラマ『ボイスⅡ110緊急指令室』前回第6話のあらすじと振り返り
白塗りの男の目的が親子の絆を壊すことだと気づいた樋口(唐沢寿明)は、25年前の事件を思い出していました。
25年前、母親に虐待されていた少年には、タバコの火を押し付けられた跡と化粧をされた痕跡が残っていました。
現在、あるマンションの403号室に住んでいる久遠京介(安藤政信)にも同じような火傷の跡があり・・。
成瀬チャンネルのXfileを見ていた視聴者からの通報で、事件現場に駆け付けた樋口たち。
樋口たちは成瀬とカメラマンを無事保護したのですが、被害者と思われた成瀬たちの方が加害者であることが分かります。
石川(増田貴久)は被害者の少女を助けることが出来なかったことを悔やみ、ECUを辞める決心をするのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『ボイスⅡ110緊急指令室』第7話あらすじと感想
事件現場から逃げる石川(増田貴久)
樋口(唐沢寿明)たちがやって来た事件現場には、銃で撃たれた小野田(大河内浩)が倒れていました。
防犯カメラの映像と目撃者の証言で、現場から逃げたのが石川(増田貴久)であることが分かります。
橘(真木よう子)たちは石川の位置情報を調べようとしますが、携帯も無線も電源が入っておらず、石川の居場所を特定することが出来ません。
その頃、石川は防犯カメラを避けて逃げていたのでした。
ミルトモ 編集部
豹変する久遠京介(安藤政信)
京介の部屋のベルを何度も押すのは、自治会長・美由紀です。
警察無線を傍受していた久遠京介(安藤政信)は、美由紀を部屋の中に招き入れました。
美由紀はベッドに寝ている京介の母親に近づき文句を言おうとしますが、ベッドにいる母親の姿を見て驚きます。
そんな美由紀に襲い掛かるのは、豹変した京介です。
京介は「二度と話が出来ないように黙らせる」と言い、怯える美由紀に焼きごてを近づけていくのでした。
ミルトモ 編集部
白塗りの男と通じていた人物
「透はやっていない。俺は信じている」
樋口はそう言いましたが、逃げ回る石川の行動が理解できませんでした。
そんな石川の部屋から、花丸が描かれた箱が見つかります。
さらに、花丸が描かれた箱から、小野田と白塗りの男が電話でやり取りしていた録音データも見つかります。
山城(宮本茉由)から話を聞いた橘は、小野田が白塗りの男と通じていたことを知りました。
一方、樋口が白塗りの男と目していた男は、医学部に入学した後、戸籍を何度も変えていたことが分かるのでした。
ミルトモ 編集部
二代目班長・重藤雄二(増田昇太)の存在
樋口は、石川が薬をもらっていた薬局で石川の病状を知ります。
石川は自分の記憶が飛ぶことを知り、自分の行動を記録していました。
そして、事件当時のわずかな記憶とボイスレコーダーの記録から、すでに亡くなっているはずの二代目班長・重藤雄二(増田昇太)の存在に気づくのです。
石川が樋口に何も言わずに行動していたのは、二代目班長・重藤の存在を確認するためでした。
ビジネスホテルの防犯カメラを確認した橘は、その映像から聞こえる声を聞き「ありえない」と言うのでした。
ミルトモ 編集部
白塗りの男を騙す石川(増田貴久)
樋口と橘と石川の3人は、事件の被害者を解剖した解剖医がいる大学病院に来ていました。
そこに捜査一課の刑事たちもやって来て、石川を探し始めます。
樋口は解剖医である京介を探しますが、見つけることは出来ませんでした。
さらに、京介が住むマンションの部屋には美由紀の遺体があるだけで、京介の母親は居なくなっていました。
屋上に追い詰められた石川は、橘を人質に取って樋口たちに拳銃を向けました。
しかし、それは白塗りの男・京介を騙すための演技だったのです。
ミルトモ 編集部
白塗りの男に撃たれる石川(増田貴久)
小野田が石川に会いに行ったのは、自分が白塗りの男の内通者である証拠を出さないで欲しいと頼むためでした。
小野田は、自分が犯した罪を命で償うため自殺したのです。
事件現場には、石川が小野田を撃ったように偽装した第3者(二代目班長・重藤?)がいました。
さらに、何者かが石川の部屋に忍び込んで花丸の箱を置いて行ったことも分かります。
京介は、石川が刑事たちに追い詰められる姿を隣のビルから観察していました。
「壊れかけた絆が信頼によって深まる。人生は予測できない。」
京介はそう言ってゴム手袋をはじき、屋上に現れ踊り始めます。
京介が石川たちに手を向けて撃つ動作をすると、石川が銃で撃たれて倒れてしまうのでした。
ミルトモ 編集部
ドラマ『ボイスⅡ110緊急指令室』第7話ネタバレ・感想まとめ
石川は自分の記憶を補うために、自分の行動をボイスレコーダーに記録していました。
そのおかげで、石川は二代目班長・重藤の存在に気づくことが出来たのです。
石川は樋口のようになりたい一心で自分の弱さと向き合わずにいましたが、石川は樋口とは違います。
樋口が言うように、弱さがあるからこそ、人の痛みが分かるのだと思います。
石川には自分の良さに気づいて、もっと自信を持って欲しいです。
今回一番驚いたのは、第1話で亡くなった二代目班長・重藤が生きていた事です。
重藤が自分の死を偽装してまでやろうとしている事は何なのでしょう。
重藤は、樋口が自分の後を引き継がせようと思ったほどの逸材だと思うのですが・・。
白塗りの男・京介と二代目班長・重藤がどんな関係なのかが気になりました。