樋口(唐沢寿明)と石川(増田貴久)は、血を流して倒れている前薗と怪我をした小松(藤間爽子)を発見しました。
どうやら、前薗は突然やって来た2人組の女性に刺されたようです。
その女性たちには小松と同じ共通点がある事が分かり・・。
樋口は警察の上層部によって揉み消された前薗の罪を暴き、償わせることにしました。
そんな中、白塗りの男の犯行と思われる遺体が発見されます。
第4話では白塗りの男の顔が明らかになり、さらに、警察内の人間関係を少しだけ知ることが出来ます!
目次
ドラマ『ボイスⅡ110緊急指令室』前回第3話のあらすじと振り返り
樋口(唐沢寿明)と石川(増田貴久)は優太が監禁されている工場に向かいました。
橘(真木よう子)は無線から聞こえる変身ベルトの音で居場所を突き止め、優太を助けることが出来ました。
優太を連れ去った犯人・塚田が白塗りの男と通じている事が分かり、樋口は塚田から白塗りの男の情報を得ようとしますが、その前に塚田は白塗りの男に殺されてしまいます。
そして、警察官傷害事件が発生しました。
被害者はECUのメンバー・小松知里(藤間爽子)、被疑者は小松の元交際相手・前薗です。
橘たちは小松の行方を探すのですが・・。
【ネタバレあり】ドラマ『ボイスⅡ110緊急指令室』第4話あらすじと感想
元交際相手・前薗に連れ去られる小松(藤間爽子)
小松(藤間爽子)の元交際相手・前薗は、前薗グループの御曹司でした。
小松はそんな前薗に暴力を振るわれ、前薗の別荘に連れて来られました。
小松は前薗に自首を勧めますが、前薗は怒って小松の首に手をかけます。
別荘に到着した樋口(唐沢寿明)と石川(増田貴久)は、ナイフで刺されて血を流す前薗を発見しますが、小松の姿は見当たりませんでした。
ミルトモ 編集部
前薗を刺した犯人
樋口たちは、警察官傷害及び逮捕監禁事件に続き殺人未遂事件を捜査することになりました。
前薗に付き添っていた石川は、前薗の血を見てフラッシュバックが起こります。
別荘の階段の手すりに血痕を見つけた樋口は、橘(真木よう子)に現場の音を拾ってもらうことで小松の居場所を突き止めました。
発見された小松は怪我をして気を失っていましたが、樋口たちの呼びかけで目を覚ましました。
そして、前薗を刺して車で逃げた犯人が2人組の女性であることが分かるのでした。
ミルトモ 編集部
24分で解決した殺人未遂事件
前薗の車で逃げている2人組の女性を緊急出動班の刑事たちが追っています。
実は、犯人の女性たちは前薗のデートDVの被害者だったのです。
そのうちの一人、元ホテルのフロントクラークだった眼帯の女性は、前薗に刺されて多量の出血をしています。
もう一人の足を引きずった女性は元客室乗務員でした。
2人は前薗の暴力のせいで体に障害を負ってしまったのですが、警察が前薗に罪を償わせることはありませんでした。
犯人の2人は車を乗り捨て逃走しますが、橘が無線から聞こえる足音を聞いて居場所を特定し、樋口たちは事件発生から24分で犯人たちを捕まえることが出来ました。
ミルトモ 編集部
3人目の共犯者
樋口は元客室乗務員の証言に違和感を覚え、もう一人共犯者がいるのではないかと考えます。
小松は前薗があるゲームにはまり、フロントクラーク、客室乗務員、警察官、看護師のコスプレをしたフィギュアを集めていたことを思い出します。
小松から話をきいた樋口は、もう一人の共犯者が看護師だと考えます。
前薗のDV被害者だった看護師・上野は自殺していましたが、上野の母親が2人に協力していたのです。
上野の母親は、命を取り留めた前薗の病室に入って薬を投与します。
しかし、前薗は病院に駆け付けた樋口たちに助けられました。
絶望した上野の母親は屋上から飛び降りようとしますが、上野と同じ境遇の小松が上野の母親を説得します。
「死ぬ覚悟があるなら娘さんの為にも生きて戦うんだ」
樋口の言葉に気が緩んだ上野の母親は屋上から落ちそうになりますが、樋口によって助けられました。
樋口は昔なじみのネタ元・はやみみを使って、前薗が起こした事件を上層部がもみ消せないようにしました。
山城(宮本茉由)は、謝罪会見をする小野田(大河内浩)を見て「保身だけの人じゃない」と言っています。
ミルトモ 編集部
心の傷
橘は、途中で無線が繋がらなくなった石川を気にかけていました。
石川は捜査中に意識を失っていたのですが、そのことを橘と樋口には打ち明けませんでした。
石川は、樋口の「事件の傷は事件を解決することでしか癒えない」という言葉を胸に刻んで、トラウマを乗り越えようとしていたのです。
一方、ECUに戻ってきた小松をみんなが温かく迎えています。
緒方(田村健太郎)は小松に「男がみんな前薗のようだとは思わないで」と言って自分をアピールしますが、あっけなく振られてしまいます。
ミルトモ 編集部
露わになった白塗りの男の犯行
山林で二代目班長・重藤(増田昇太)と同じ焼き印が付いた男性の遺体が発見されました。
橘はその遺体・刈谷の携帯から小野田の発信履歴を見つけます。
樋口は事件に白塗りの男が関わっていると考え捜査しようとしますが、重藤通孝(藤本隆宏)たちがやって来て樋口たちを捜査から締め出そうとします。
片桐優斗(中川大輔)は「一番怪しいのは石川巡査部長じゃないですか」と言いますが、樋口は捜査一課に仕事は任せられないと思っています。
石川が調べたところ、重藤通孝は亡くなった二代目班長・重藤とは血が繋がっておらず、仲も悪かったことが分かりました。
樋口は目を覚ました大樹(鳥越壮真)の元に駆け付けますが、大樹は樋口の顔を見た途端怯えて悲鳴を上げます。
そんな樋口に近づき、「スマイル」と言って樋口に注射を打つ男の顔は白く塗られていました。
そして、樋口は枯れた井戸の底に閉じ込められてしまうのでした。
ミルトモ 編集部
ドラマ『ボイスⅡ110緊急指令室』第4話ネタバレ・感想まとめ
白く塗られた顔と「スマイル」という言葉から、樋口を襲った男が白塗りの男で間違いないようです。
第3話では塚田の死亡所見を橘に渡し、第4話では大樹がいる病院に出入りしていました。
白衣を着ているので、医師の資格を持つ人だと考えられますが・・。
今回一番驚いたのは、重藤兄弟が血の繋がらない兄弟で仲も悪かったという事です。
さらに、山城も小野田に世話になったことがあるようです。
警察内に怪しい人が多すぎて、共犯者なのかそうでないのか判断がつきませんでした。
第5話では、枯れた井戸の底に監禁された樋口とトラウマを抱えた大樹がどうなっていくかに注目したいです。