薫の弟・優太がピエロの格好をした塚田に連れ去られた場所はセメントを扱う工場でした。
実は、塚田は白塗りの男と繋がっていたのです。
樋口(唐沢寿明)は捕まえた塚田から白塗りの男のことを聞こうとするのですが・・。
夜勤明けの小松知里(藤間爽子)を赤い車で迎えに来た男性がいました。
2人はつき合っているように見えましたが、小松はその男性に「今から弁護士に相談に行くところだから」と言っています。
防犯カメラには、弁護士事務所があるビルに入っていく小松と小松を追ってビルに入る男の姿が映っていました。
小松は男から暴力を振るわれているようですが・・。
第3話では、児童連れ去り事件に続いて警察官傷害事件が発生します。そして、白塗りの男の正体を知るためのヒントも散りばめられていました。
目次
ドラマ『ボイスⅡ110緊急指令室』前回第2話のあらすじと振り返り
橘(真木よう子)は、樋口(唐沢寿明)と石川(増田貴久)の無線から聞こえる足音から白塗りの男たちの居場所を突き止めました。
しかし、石川はやむを得ない事情で純名(片山友希)を銃殺し、大樹(鳥越壮真)は再び白塗りの男によって連れ去られてしまいます。
3日後、白塗りの男から解放された大樹の腕には焼き印が押されていました。
樋口と石川はECU戻ることになり、白塗りの男を捕まえるために橘たちと協力することになりました。
そんな中、ECUに少女拉致事件を知らせる通報があり、樋口と石川は被疑者・塚田の元に急行します。
しかし、その通報は7年前の性犯罪被害者からの虚報だったのです。
事件は無事解決したと思われたのですが、塚田の目的は別にあったのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『ボイスⅡ110緊急指令室』第3話あらすじと感想
優太が描いた絵
優太が描いた絵には、蛇の指を持つピエロの絵が描いてありました。
それを見た薫は、塚田の蛇のような手の動きを思い出し、優太の新しい友達が塚田であることに気づきます。
橘(真木よう子)は塚田がマンションを出た時の服装と足取りを調べ、塚田が派手な衣装が入った袋を持ってどこかに出かけたことが分かりました。
橘の指示で防犯カメラをチェックした緒方(田村健太郎)は、ピエロの格好をした塚田を見つけました。
一方、塚田の靴にセメントの砂が付いていたことを思い出した樋口(唐沢寿明)は、石川(増田貴久)と一緒にセメントを扱う工場に向かいました。
ミルトモ 編集部
優太の変身ベルト
塚田は箱の中から優太を出して「遊ぼー」と言います。
そして、優太にドレスを着せてカツラを被せ、さらに優太の爪を切ろうとしていました。
すると、優太を呼ぶ石川の声が聞こえたのです。
石川は優太がいる方に向かっていましたが、壁にさえぎられて離れてしまいました。
橘は樋口と石川の無線から聞こえる音に耳を澄ませますが、音を捉えることが出来ません。
樋口は優太が声を出せない状態だと考え、変身すると音が出る変身ベルトを使わせることにします。
変身ベルトの音を捉えた橘が指示した場所は壁に遮られていましたが、樋口と石川は壁を壊して優太を助け出します。
そして、優太は姉・薫に「お姉ちゃん、僕、悪者をやっつけたよ」と言うのでした。
ミルトモ 編集部
塚田の取り調べで分かったこと
石川は逃げた塚田を捕まえようとしますが、塚田の血で純名を思い出し、体が動かなくなってしまいます。
塚田はその隙に逃げてしまいますが、樋口が塚田を追いかけ捕まえます。
児童連れ去り事件は発生から15分で解決することが出来ました。
しかし、塚田には反省の色がなく、また同じことを繰り返すつもりでいます。
樋口はそんな塚田を階段から蹴り飛ばし、塚田が犯した罪状を次々に言っていきました。
そして、塚田の取り調べで以下の事が分かったのです。
・塚田は花まるが書かれた箱をもっていた
・その箱の中に優太の写真が入っていた
・塚田は大樹(鳥越壮真)を連れ去った車を運転していた
そんな中、小野田(大河内浩)が電話で誰かと話しており、部屋の外では誰かが小野田の様子を窺っていました。
ミルトモ 編集部
港東署に忍び込む白塗りの男
樋口は、大樹を乗せた車を運転する塚田の画像を公開した上で、塚田を無罪放免にしようとしていました。
樋口の狙いは、塚田が警察と取引したと白塗りの男に思わせることです。
「出て行くか、知っている事を全て話すか」
樋口は塚田に選択を迫り、塚田は樋口に全てを話すことに決めました。
しかし、樋口が重藤通孝(藤本隆宏)と言い争っている間に、塚田は窓から忍び込んだ白塗りの男に殺されてしまうのです。
港東署の防犯カメラには白塗りの男らしき人物は映っていません。
樋口は港東署内に内通者がいるのではないかと推理するのでした。
ミルトモ 編集部
鑑識結果を見る橘(真木よう子)
塚田の胸には、大樹の腕にあるのと同じような焼き印が押されていました。
重藤通孝は小野田に塚田が死亡したことを報告し、橘は塚田の鑑識結果を見ています。
石川は処方箋を持たずに薬を貰おうとし、樋口は大樹の枕元に野球ボールとグラブを置きました。
ミルトモ 編集部
警察官傷害事件発生
夜勤明けの小松知里(藤間爽子)を赤い車で迎えに来た男性がいました。
橘の耳には「今から弁護士に相談に行くところだから」という小松の声が聞こえます。
そんな小松から橘に電話がありました。
電話から聞こえる小松の声は怯えているようです。
小松と一緒にいる男性は小松が体調を崩していると言っていますが、その声は興奮しているように聞こえます。
橘は、小松が言った「コンディションが0」が「CODE0」を指しているのではないかと思い、小松の携帯の位置情報を調べました。
すると、小松が弁護士事務所のあるビルに入る姿と小松の後を追う男性の姿が防犯カメラに映っていたのです。
そして、小松が予約していた弁護士事務所は主にDV相談を扱っている事務所でした。
ミルトモ 編集部
ドラマ『ボイスⅡ110緊急指令室』第3話ネタバレ・感想、まとめ
児童連れ去り事件は無事解決しましたが、その犯人である塚田が白塗りの男と通じている事が分かりました。
白塗りの男が簡単に警察内部に侵入できたことから、白塗りの男の内通者が警察内にいるか、白塗りの男自身が警察内の人間と考えられます。
しかし、自分が罪を犯すだけでなく、人にも罪を犯させようとしている白塗りの男が警察内の人だとは思いたくないですね。
そして、第4話に続く警察官傷害事件は意外な展開を迎えるようですが・・。
警察内で怪しい動きをしているのが誰なのかにも注目したいと思います。