韓国ドラマ『ヴィンチェンツォ』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想!イタリアマフィアの顧問弁護士が韓国で大暴れ!

ヴィンチェンツォ

出典:Netflix公式 ヴィンチェンツォ

Netflixで独占配信されている韓国ドラマ『ヴィンチェンツォ』のご紹介です!
韓国では2021年に放送され、平均視聴率は15%とかなり好評でした。
主演は絶対的な演技力がある『太陽の末裔』のソン・ジュンギです!
イタリアマフィアの顧問弁護士VS韓国の大企業という斬新な設定で、若干のやり過ぎ感はありますが、作品としてとても面白い作品になっています。
裁判や政治など難しい話の中に、程よく笑えるシーンやキャラクターが含まれていて、最初から最後まで飽きずに楽しめました。
それでは早速韓国ドラマ『ヴィンチェンツォ』のあらすじをネタバレありでご紹介します!

ポイント
・頭のいい主人公の次は何をするのかというワクワク感
・2PMのテギョンが演じたサイコパスは最強
・悪党が最後まで負けっぱなしで気分がいい!

『ヴィンチェンツォ』の主演・注目キャスト

【ソン・ジュンギ】(役:【ヴィンチェンツォ・カサノ】)

・イタリアマフィアの顧問弁護士コンシリエーレ
・残忍で冷徹、銃を使いこなし喧嘩も強い
・笑顔の裏で何を考えているのかわからない
・やると決めたらトコトンやる

【チョン・ヨビン】(役:【ホン・チャヨン】)

・ウサン法律事務所のエース弁護士
・無鉄砲に見えるが正義感は強い
・言いたいことはハッキリ言い、権力者にも怯まない

【オク・テギョン】(役:【チャン・ジュヌ】)

・ウサン弁護士事務所に所属している若手弁護士
・チャヨンを”先輩”と呼び、手伝っている
・実はバベルグループの真のオーナー

【クァク・ドンヨン】(役:【チャン・ハンソ】)

・バベルグループの会長
・前会長の長男であるハンソクの操り人形
・ハンソクが怖いため従っていたが、だんだん離れていく

【キム・ヨジン】(役:【チェ・ミョンヒ】)

・検事から弁護士に転身しウサン弁護士事務所へ
・裁判に勝つこと、権力者の名誉、このためなら殺人もいとわない

【ネタバレ】『ヴィンチェンツォ』あらすじ・感想


ヴィンチェンツォとクムガプラザの住人

イタリアマフィアの顧問弁護士、コンシリエーレ。
“カサノファミリー”のコンシリエーレだったヴィンチェンツォ・カサノ(ソン・ジュンギ)は、とある目的を持って韓国にやって来ます。
韓国に到着するなり酷い目にあったヴィンチェンツォでしたが、クムガプラザに急ぎました。
彼が韓国を訪れたのは古びた外観のそのビルの地下に隠された15トンの金塊を回収するためだったのです。
このクムガプラザはヴィンチェンツォのパートナーであるチョ社長の名義で、バベルグループから再開発のために売却を迫られていましたが、地下の金塊を取り出すまで売ることなどできません。
しかしバベルグループからチョ社長は脅迫されビルを奪われてしまいます。
このことがきっかけでヴィンチェンツォVSバベルグループは法廷で争うことになっていきます。

Tomomo

なかなかのイケメン弁護士、でもイタリア語で文句言ったりブツブツ言ったりする姿はちょっと滑稽でしたね。

バベルグループと争う中でヴィンチェンツォが出会ったくせ者感満載のホン・ユチャン弁護士(ユ・ジェミョン)。
このホン弁護士はバベル製薬が開発している新しい薬RDU-90の治験に関する裁判で原告側の代理人です。
しかもクムガプラザに事務所を構えていて、開発に反対する会を率いている人物です。
来韓しビルの中を見て回ったヴィンチェンツォは住人が揃いも揃ってくせ者ばかりで呆れて言葉を失ってしまいます。
そして更にくせ者は続きます。
バベル製薬側の弁護士がウサン法律事務所のホン・チャヨン弁護士(チョン・ヨビン)なのですが、実はホン・ユチャン弁護士の娘なのです。

Tomomo

序盤で主要なキャストは出揃いましたね。ビルの住人に加えてホン・チャヨン弁護士がくせ者過ぎて笑いどころが多いスタートでした。

バベル製薬との裁判についてホン・ユチャン弁護士にアドバイスをするようになったヴィンチェンツォ、次第に2人は一緒にお酒を酌み交わす仲になります。
この日もヴィンチェンツォはホン・ユチャン弁護士とお店で向かい合って呑んでいました。
そこにトラックが突っ込みヴィンチェンツォは大怪我をし、ホン・ユチャン弁護士は亡くなってしまいます。

過激になっていく戦い

ウサン弁護士事務所に在籍していてホン・ユチャン弁護士の娘であるチャヨンは、父の死を機に弁護士事務所を辞めて父の事務所を継ぐことにします。
なんせ父の命を奪ったのが、検事から弁護士に転身したチェ・ミョンヒ弁護士(キム・ヨジン)だからです。
一命を取り留めたヴィンチェンツォが全面的にチャヨンに協力します。

Tomomo

このチェ弁護士が・・・それはもう悪魔でしたね。

バベルと戦っていくうちにバベルグループのチャン・ハンソ会長(クァク・ドンヨン)が操り人形であることに気が付いたヴィンチェンツォとチャヨンは、真の会長を表に引きずり出そうと画策しますが、チェ弁護士がくせ者で上手くいっていないように見えました。
しかしヴィンチェンツォはバベル製薬の次にバベル化学を攻撃、見事に打ち砕きます。
やっとウサンとバベルがヴィンチェンツォの調査に乗り出しますが、実は情報院の職員がヴィンチェンツォが来韓した時から張り着いていて、ヴィンチェンツォの味方になっていたため簡単に”良い人だ”と報告書を渡しました。

Tomomo

冷たくて人情の欠片もないような雰囲気で、本当は金塊を守るための行動なのに良い人と思われて次第に味方は増えていきましたね。

ここまで来て、やっとバベルの真のオーナーが正体を現します。
なんとウサンでチャヨンのアシスタントをしていたチャン・ジュヌが、チャン・ハンソクでバベルの現会長ハンソの兄だったのです。
自信満々で望めば何でも手に入ると思っていて、それが叶わないと暴れる、プラスしてサイコパスなハンソクの反撃が開始されます。

エンディングに向けての加速

まずはハンソがヴィンチェンツォ側に寝返ったことが大きかったですね。
しかし、そのせいで怒りを買ってしまい、30年ぶりに再会したヴィンチェンツォの母が殺されてしまいます。
実行犯を捕まえてハンソクとチェ弁護士の元へ復讐に向かったヴィンチェンツォ、何人もの警護を倒し、2人の目の前で実行犯の頭を銃で撃ち抜き殺します。
そして怯えるハンソクの耳にも一発撃ち込みました。

Tomomo

この時のヴィンチェンツォの狂気は半端なかったですね。怖いのはもちろんですが、鳥肌ものでした。復讐を終えて母の遺体の傍で泣く姿もしかり・・・。

もう一つ大きな要因となったのが政治家や起業家など重要人物たちの不正を記録した”ギロチン・ファイル”です。
このファイルの存在、そしてこれをヴィンチェンツォが握っているとわかると、ヴィンチェンツォの味方は増えていき、逆にハンソクとチェ弁護士は追い詰められていきました。
追い詰められたチェ弁護士は守る為だと言い、ハンソクは少しの間拘置所に入ることに。
しかし実はこれはヴィンチェンチョの策略でした。
その後、チェ弁護士を身代わりにしてハンソクは誰にも知らせずに出所します。
そしてハンソの裏切りを知っていたハンソクはチャヨンとハンソを拉致、弟にも関わらずハンソを殺し、チェヨンに大怪我を負わせて逃走します。

Tomomo

ヴィンチェンツォに見守られながら、「ありがとう」と言い息を引き取ったハンソ。
このシーンは涙なしでは観られませんでした。

正直、結末はエグいです

逃走したハンソクはまずウサンの元代表でこの時地検長となっていたハン・スンヒョク(チョ・ハンチョル)を標的にして大勢が見ている中、殺します。
ヴィンチェンツォの最初の標的はチェ弁護士でした。
ハン地検長に出所させるように仕向けていたためチェ弁護士が出所。
チェ弁護士の自宅で待ち構え拉致し、残忍な方法で殺しました。
ハン地検長を殺したハンソクは密航で国外へ脱出する予定でしたが、ハンソがハンソクの腕時計に残した追跡装置により脱出する直前でヴィンチェンツォに捕まりました。
チェ弁護士と同様に残忍な方法でヴィンチェンツォに殺されます。

Tomomo

殺され方があまりにも残忍すぎて・・・やり過ぎ、やり過ぎと思わず声に出ましたね。

ハンソクを殺害後、秘密裏にイタリアに戻ったヴィンチェンツォ。
バベルグループは崩壊したものの、クムガプラザの面々が寂しがる中、ヴィンチェンツォは長い間韓国に戻ることはありませんでした。
しかし、1年が経ってやっとチャヨンに会いに1日だけ来韓します。
ヴィンチェンツォとチャヨンのキスシーンで2人の気持ちはわかりましたね。
ヴィンチェンツォと共に戦っていたクムガプラザの人達はカサノ・クムガ・ファミリーとして、正義のために戦っていました。
騒動の中金塊はすでに取り出されており、取り出し移動する手伝いをした面々には金が分けられていて、みんなが幸せそうでした。

Tomomo

ヴィンチェンツォはイタリアに戻り島を購入して、カサノファミリーのボスになったようでしたね。

『ヴィンチェンツォ』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想まとめ

ここまで韓国ドラマ『ヴィンチェンツォ』をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
全体を通して一言感想を言うなら、面白いけど人が死に過ぎですかね。
その点があまりにも現実離れしていて現実味はほぼゼロでした。日本でいう”ヤクザ映画”のようでしたね。
サイコパスを演じたテギョンには驚きました。
しかしソン・ジュンギはそれを超える怖さでしたけどね。
終盤に何の感情もないロボットのように銃口を向けるシーンが何回も登場しますが、この演技はソン・ジュンギならではだと思いました。
『太陽の末裔』のような役もいいですが、彼はいわゆるダークヒーローもとても似合うと思います!
とにかく内容が詰め込まれていて最初から最後までハラハラ、ドキドキしながら観られました。
イッキ観はおすすめしません!ゆっくりじっくり観ることをおすすめします!

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