面堂家のプールにやって来たあたる達。セクシーな水着のさくらの胸に飛び込もうとしたあたるは、いつものように殴り飛ばされてしまいます。プールへと真っ逆さまに落ちたあたるですが浮かんで来ず、気になったラムがプールに潜ると、そこには謎の妖怪に接待されるあたるの姿がありました。
立ち退きを命じられた妖怪は渋々面倒家のプールから去るのですが、次に住み着いた場所は諸星家。妖怪はこのまま諸星家の一員となってしまうのでしょうか?
目次
アニメ『うる星やつら』第6話のあらすじと振り返り
年に一度、自宅ですき焼きが食べられる日に、鬼族と福の神軍との節分に参加することとなったあたるは、ラムに連れられて押し入れの異空間から人間界を飛び立ちます。ただの玉入れに付き合わされるだでやる気がなかったあたるですが、ラムの幼馴染を見つけてメロメロに。嫉妬したラムが玉入れのカゴから手を離してしまったがために鬼軍は敗北。全責任はあたるにあると判断したラムの父は、罰男として彼を節分の豆責めの生贄とするのでした。
ラムが異空間と繋げた入り口はその後も繋がったままとなり、今度はここからお雪が登場。海王星の女王である彼女についていくと、面堂たち男子生徒たちは雪かき要因として使われます。ラムもいる中でお雪があたるを誘惑。乗り気になったあたるですが、B坊という巨大な雪男に捕まり、とんでもない目に遭うのでした。
1学期の終業式が終わると、あたるは教壇に立って引退を表明。誰もが『うる星やつら』の主役の座を引退するのかとおもい、次期主役争奪戦が始まります。しかし、彼が引退するのは主役の座ではなく、クラス委員長の座でした。
【ネタバレあり】アニメ『うる星やつら』第7話あらすじと感想
住めば都
面堂家が経営する豪華なプールにやってきたあたるには、女子は麗しく、男子は野菜にしか見えなくなっていました。そんな中、水着のさくらが美しく、興奮したあたるはいつものように彼女に飛び掛かろうとします。するとさくらもいつものように彼を殴り飛ばしてしまいます。プールに墜落したあたるですが、いつまでたっても浮かび上がってこないため、心配になったラムがプールにダイブ! するとプールの底であたるは謎の妖怪を受けていました。
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久しぶりにお客さんが来たと思った妖怪は喜び、プールの中でお茶を出して手厚い振る舞います。が、息が限界に達したあたるは、自分を探しに来たラムにタッチしてプールの外へ。接待はラムが受けることとなりました。いきなり可愛くなったと喜びます。
地上ではさくらがパフェを大食いし、大量のパフェグラスを積み上げて仰天。そんななかあたるがプールの下に妖怪が棲んでいると大騒ぎ。チェリーとさくらが潜って確認しますが、妖怪はお茶菓子を求め、入れ違いで上陸。戻ってくると多くの人がそこにいたため、妖怪は大喜び。一緒に潜った面堂は妖怪の存在を確認すると立ち退きを命じるのでした。
妖怪はプールの底で静かに暮らしていたのですが、ホテルの評判が落ちると言われ、強制的に立ち退きを受け入れます。そしてたどり着いた先は、諸星家の風呂場でした。
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さくらとつばめのムフフな時間
ラムとあたるが海へ遊びに行こうとした時のことです。あたるの母は1ヶ月もお風呂場に住み着いた妖怪を網に入れ、海に行くならついでに捨ててこいと言います。
渋々これを受け、お引越しすることになった妖怪は、自分のちゃぶ台などはどうなるのか質問。新しく済むところが決まったら送ってあげるから手紙を頂戴と返されて一安心。奥さんはいい人だと喜び、妖怪は諸星家を去っていくのでした。
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妖怪を連れて海へとやって来たあたるは、しのぶ、面堂と合流すると、早速妖怪を捨てる場所を探しに行きます。しかし、かれらはさくらが見知らぬ男性と2人きりになっているところを目撃し、物陰からじっとふたりの様子を見つめ続けます。
さくらには婚約者がおり、名前はつばめ。さくらの大食いっぷりに引くことなどなく、ただ一心に彼女を愛します。岩陰で2人きりで良い雰囲気になるさくらとつばめ。手を握り、肩を抱き寄せるつばめ。やっとゆっくりできるねとムードは高まりますが、つばめがさくらに口づけしようとした時、妖怪がゼロ距離で2人をみつめていたために、あたる達の存在がさくらにバレてしまうのでした。
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生ごみ、海へ出て「ポチ」となる
あたる達が海へと向かっているその時、一人の少年が段ボールを持って海へやってきました。「ポチ」と書かれた段ボールを抱え浜辺を歩いている少年は、あたると妖怪が楽しそうにしている光景を見て羨ましがります。
ポチのように小柄な妖怪と仲良くしているあたる達。自分もポチを飼って仲良くしたいと思っていたのに、親に反対されてこれが叶わないと分かった少年は、あたるの近くに段ボールを置いて、幸せになってねと言って去っていきました。
同じころ、妖怪との別れを惜しみつつ、一緒にお弁当を食べて和気藹々とするあたる達は、捨てることに罪悪感を抱き始めます。そこであたるは身近にあった段ボールに妖怪を入れ「拾ってください」と書いてその場に放置。少年はこの光景を目にした瞬間、ポチがあたる達にすぐに拾われたと勘違いします。最初は良かった、幸せになってねと思った少年ですが、やっぱり譲れない! 捨てられないと思い直し、妖怪が入った段ボールをあたるの手から奪って逃亡してしまいます。そして、近くに置かれていた「ポチ」と書かれた段ボールをあたるが見つけて開封すると、中にはするめを食べながら横たわるチェリーが入っていました。新たに拾ったものが妖怪だとまた捨てられてしまうのではと危惧したあたる達でしたが、チェリーを飼っていたところを見ると、妖怪は幸せに暮らせそうだなと考えます。そして数日後、あたるの元には妖怪から絵ハガキが届きます。妖怪はポチと名付けられ、少年の家で幸せに暮らしていくようです。
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アニメ『うる星やつら』第5話まとめ
いつものようにドタバタな回ではありましたが、ハートフルな終わり方をしたなという印象です。プールに住み着いた妖怪は静かに暮らしたいと思い、面堂家が経営するホテルのプールの底にいたわけですが、どこか寂しそうでした。きっとあたるの家にいた時には、風呂場に誰か彼か苦し、お母さんはご飯を作ってくれるしと幸せを味わっていたのではなんて想像が。しかしラムの電撃によるあたるの悲鳴も1ヶ月あったなら聞いたことでしょう。そこから少年との生活は、シンデレラストーリーかというくらい良い展開だったように見えます。妖怪は明らかにチェリーより可愛い。今後ちょっとしたカットでまた登場してくるのではないかと思っています。
そして次回です!予告の段階で「おまえのダーリン、取ったるんじゃ」という可愛らしい声が聞こえてきたことから、ラムのもう一人の幼馴染、ランちゃんが登場すると思われます。これはまたひと段階面白くなる気しかしません!来週は一気にドタバタしそうで楽しみです。