アニメ『うる星やつら』第32話あらすじ/ネタバレ感想！自ら望む未来を作って扉を開くあたる。そこに待っていたものとは…

自分の望む未来を探しても、破天荒な未来しか見つからずにげんなりするあたるたちは、ついに自分達で望む未来を作ることに。大好きな女の子たちを囲んで暮らす自分の未来を作り上げたあたるですが、納得がいかない様子。その理由とは…。

しのぶの作り上げた未来に因幡もニッコリ。運命製造管理局に追われながら辿り着く彼らの未来に注目！

アニメ『うる星やつら』第31話のあらすじと振り返り

変態に付きまとわれることに悩んでいたしのぶは、ウサギの着ぐるみを来た変態を助けたため、しつこくデートに誘われます。彼を突き飛ばして遠ざけた時、一本の鍵を発見。ラムが作った亜空間へとつながる扉にその鍵をさしたことで、しのぶはあたると結婚し、諸星こけるの母となった未来に辿り着きます。同じ世界であたるは面堂に雇われ、ラムはレイと結婚してランにしつこく恨まれる未来を目の当たりに、3人はこの未来を受け入れられずにいました。

本来一般人が入ってはいけない世界に迷い込んだため、3人は運命製造管理局の者達に処分されそうになりましたが、運命の鍵を落としたうさぎ・因幡はしのぶたちを連れ出し、自分が納得できる新しい未来を作り出そうと言います。

未来は決まっていない、自分が幸せだと思うみらいとはなんだろうと考えるしのぶをよそに、あたるとラムは自分が望む未来を探し、次々と扉に入っていくのでした。

【ネタバレあり】アニメ『うる星やつら』第32話あらすじと感想

望む未来がなければ作ればいい

自分の望む未来を探しに次々と扉に入っていくも、納得のいく未来を見つけるどころか、散々な姿を見るだけ。あたるたちは因幡に連れられ、運命向上へとやってきます。望む未来を想像しながらガラスを膨らませ、ドアノブとなったガラスをノブのついていない扉につけようとします。

しかし、管理局の面々がこれを妨害。因幡が亜空間の底に突き飛ばされると、しのぶは彼女を助けに走ってい、管理局の面々は油断したラムを突き飛ばし、ドアノブを消し去ってしまいました。

あたるが望んだハーレム未来を見たが、何か物足りない…

ハーレム未来を許してくれないラムの目を盗み、あたるは自分の望む未来の扉を開けました。そこは六畳一間。ランや弁天、しのぶやサクラ、竜之介やお雪など、自分が好きな女子たちに囲まれて幸せな生活を送っている様子でしたが、ラムの姿が見当たりません。

ラムが出て行ったと知らされた未来のあたるは、散歩といって外へ。ハーレム生活を夢見た結果、ラムはあたるに家財をすべて売られた上でアルバイトに出るよう言われたり、1人屋根の上で寝るように言われていました。その結果ラムは家出。どうしてだと嘆く未来のあたるに対し、今のあたるはハンマーで一撃。ラムが幸せになれないのは自分のせいかと思い始めます。

ハーレムが出来てもラムがいないのなら…。そう考えたあたるはドアノブを捨て、すし詰めハーレムの未来も捨ててしまうのでした。

しのぶの望む未来とは

因幡救出に成功したものの、管理局に捕まれば厳罰に処されることになります。そんな因幡を助けるため、しのぶは自分の作ったノブを扉につけて、自分が望む未来の中に逃げ込みました。

未来のしのぶはサクラと出勤。いつものように結婚してくれと言ってくるあたるをぶっ飛ばし、そんなあたるは面堂やラムから追いかけられるものでした。それはいつもと変わらない日々。失敗したとしのぶは考えますが、これを見た因幡は楽しそうだと言います。

ラムとあたるが結婚する未来

ハーレムの未来にラムがいなかったことにショックを受けるあたるですが、ハーレムを許したうえで好きだと言っているのじゃないかと声を上げます。これに対してラムは激怒。そしてあたるがこんなだから自分たちは結婚できない、結ばれることはないのかと思えば思うほど、電気を発せずにはいられません。管理局に追いかけられているのにも変わらず、電撃で扉を壊しての大暴れ。すると管理局のウサギたちは、未来の扉をすべて落としてしてなくそうとします。

こんな未来ならなくなって構わない。そうおもうあたるでしたが、一枚の扉に潰されて一緒に落下。不意にその扉の中に入ってしまいました。

その未来ではなんとあたるがラムと結婚式を挙げており、ラムを止める声とあたるを非難する声を浴びながら、自分達の幸せそうな姿がありました。

この未来だけは落としてはいけないと思ったあたるは必死に扉を守り、自分が下敷きになった状態で落下。こっそりと未来を見たラムは、2人が結ばれる未来を守ろうとしたあたるの姿に感激するのでした。

もしもまた会えたら…

扉がすべて落ちたのちも、管理局のウサギたちは追いかけてきます。因幡はしのぶのドアノブを拾い上げると、3人を元の扉まで連れて行き、自分のことを忘れないでと一言残したのち。しのぶにドアノブを渡し、扉を閉めて空間を遮断するのでした。

また会えたら一緒にお茶を飲んでくださいねと言われて別れた翌日、因幡は管理局から新しい未来を1人で作る様にと厳罰に処されたと報告。一晩泣いて損をしたとおもうしのぶでしたが、人知れずほほ笑むのでした。

涙の家庭訪問-禁じられた三宅家-

藤波家、面堂家での家庭訪問をボロボロになりながら終えた温泉まんじゅうは、その足でしのぶの家へとやってきました。今日の家庭訪問のオアシス的なものだと思ったのですが、玄関先で怪しく笑う温泉まんじゅうに、しのぶは警戒心を高めます。

家庭訪問が決まったのは今朝。しかししのぶの家族は昨夜から出かけているから意味がないと言って扉を開けません。水を一杯ほしい温泉まんじゅうは無理矢理にでもしのぶの家に入ろうとしましたが、しのぶは彼を変態認定し、扉を開けて遠くに突き飛ばしてしまうのでした。

アニメ『うる星やつら』第32話まとめ

しのぶがメインのお話しかなと思いきや、ラムとあたるのハートフルストーリーがしっかり盛り込まれた回でしたね。色々な未来を探し、作り出しもしましたが、結局2人が結婚をするみらいを見つけ出して安堵。ハーレムを望みつつ、やっぱりラムがいることが重要だというあたるがちょっとかわいく思えました。

あの扉、もしかしたらラムが管理局に落とされたドアノブが偶然ついたものだったりして…なんて思いもしましたが、ドアノブがトラ柄じゃないことから、ラムが願わずともその未来はきちんとあったのかなと。

自分ならどんな未来を作り出すだろう…そんなことを今は思いながら、ほっこりでしています。

さて、家庭訪問も次は諸星家。しかも「地獄の」がついています。

どんな家庭訪問になるのか楽しみです。