色男を求めて宇宙を飛び回るクラマは、カラスたちの手でとある男と“まっちんぐ”しました。
その相手とは、地球に来ていたあの人。
面堂が父から見合いを進められるのですが、それは飛麿の妹。彼に妹がいたことなど聞いたことがない面堂は、トンちゃんこと飛麿に危機に行きますが、なんと本人も知らない様子。
水乃小路家と仲直りするため、そして妹の了子と飛麿の結婚を阻止するために見合いを承諾した面堂ですが、果たして飛麿の妹は本当に存在するのでしょうか?
目次
アニメ『うる星やつら』第26話のあらすじと振り返り
あたるとのデートの待ち合わせをしている最中、ラムはヒョウ柄の腰巻のみの男・真吾に嫁候補として声をかけらます。電撃で追い払おうとしましたが、電気野菜を食べて育った真吾に電流は効きません。助けてくれないあたるに腹を立てたラムは真吾の元へと行き、迎えに来てくれるまで帰らないと豪語し始めます。
ラムと真吾の祝言が迫って来たその時、あたるはラムの救出に成功。電気野菜はかつて面堂家の庭師・菜造じいの手で行われ、頓挫した研究であり、真吾は行方不明になっていた菜造じいの孫だと発覚。テレビに映る祖父がテレビの故障によってなくなったショックから立ち直らせるため、しのぶは真吾と菜造じいを再開させます。菜造じいは面堂を孫と勘違いし、真吾は菜造じいの部屋にあるテレビと感動の再会を果たして号泣。そしてラムはあたるの隣で静かにほほ笑むのでした。
【ネタバレあり】アニメ『うる星やつら』第27話あらすじと感想
恋人泥棒
夫は自分が求める色男が良いと断言し、宇宙を飛び回るクラマ姫したが、未だその相手に出会えていません。いつになったら色男は見つかるのかとカラス達を怒鳴りつけると、彼らはコンピューターでマッチング相手を探していると嘘をつきました。宇宙一の色男を検索した結果、1人の男がまっちんぐ。その男とはレイでした。
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色男との子供を授かるため、クラマは地球でランから鯛焼きを食べさせてもらっているレイを捕獲。クラマにレイを取られたランは激怒し、ラムに協力要請するのでした。
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色男・レイを巡る女のバトルになぜかあたるがまとわりつく。
レイにたんまりご飯を食べさせて良い思いをさせようとするクラマ。宇宙船にあるだけの米が底をついてしまったため、カラス達は地球で米の買い出しに向かうのですが、その際あたるに遭遇。クラマが地球に来ているならと着いてきてしまいました。
その頃宇宙船ではレイを取り返すためにランがラムを連れて乗り込んできました。食べ物にしか目がないレイですが、ラムを見るなりオニウシとなってしまいます。クラマとの間に子どもを作ってもらいたいと考えるカラスたちは、クラマがオニウシの姿になったレイを見せないようにごまかし始めます。レイがラムに反応したことでいささかショックを受けるクラマ。そしてあたるはそんなクラマに寄り添いますがあっさりと突き飛ばされ、レイがやっぱりラムやクラマたちから差し出されるおにぎりに目がくらんでいる光景をみてショックを受けるランにも寄り添い、ラムに怒られる始末。
騒動の末、ランが大量のおにぎりを持ってレイの元へとやってくると、彼はオニウシの姿になってこれを頬張り、クラマを失望させるのでした。
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面堂のお見合い
そろそろ婚約者を決めるためにも見合いをしないかと父から話を持ち掛けられた面堂終太郎。相手はかわいい子で、スケベが出来るぞと聞いて鼻の下を伸ばしていると、あたるが見合いを受けると乱入し、さらには了子が黒子を使い「お兄様不潔よ」と言ってハンマー殴ってきました。
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相手は水乃小路家の娘。今までいがみ合ってきた仲だが結婚を機に仲直りをしようと思い立ち、父は今回の話を持ち掛けてきました。最初こそ全力で拒否した面堂ですが、兄が見合いをしないなら、自分が飛麿と結婚をすると言い出します。妹をトンちゃんにあげたくないという想いから、面堂は改めて水乃小路家との見合いを決意するのでした。
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水乃小路の娘
飛麿から妹の存在など聞いたことがなかった面堂は、密偵を水乃小路家に忍ばせて探ろうとしましたが、ほぼ全員返り討ちにあってしまいました。そこで面堂は飛麿に直談判。あたるとともに妹の素性を聞き出そうとします。しかし、飛麿自身も妹の存在などしらんと言いきります。
本当に妹の存在を知らない飛麿は、妹の部屋に侵入した密偵を片付ける水乃小路家の者達の話から見合いの日まで自分にも秘密にされていると聞かされてショックを受けるのでした。
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面堂、あたる、飛麿が水辺に隠れていると、大きな甲冑を来たものがやってきました。密偵を始末した女性たちが「お嬢さま」と呼んだことから、これが面堂の見合い相手であり、飛麿の妹なのかと確信して驚愕。自分はこれと見合いをするのかと、面堂はなんで自分は鉄の嫁をもらわねばならんと言い、飛麿に刀を振り下ろします。そして飛麿自身も突然自分に甲冑の妹がいることを知り、ショックを受けるのでした。
甲冑の中身を見たいと考えたあたるはこっそり彼女達のあとをつけて行きます。すると、競技場と思われるところで甲冑を付けたままは走る姿を目撃。水乃小路の娘は、200㎏の甲冑をつけたまま100mを12秒で疾走します。
走り高跳びで一瞬甲冑の隙間から顔が見えると、あたるはにっこりとして彼女に並走。100m7秒で走って娘に飛びつくと、面堂たちの元まで吹き飛ばされます。
突然飛びつかれたことに驚いた娘は、あれが男だと聞かされるのでした。
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アニメ『うる星やつら』第27話まとめ
妹の姿を見ると、さほど年も離れていない様子。知らされていないとはいえん、逆になぜ気づかないのでしょう…。飛麿が鈍感なのか、水乃小路家が息子に隠すのが上手過ぎたのか…。散々絶望していた面堂も、妹を見たらあたると同じような態度を取りそうな光景が目に浮かびます。
男を知らないこの妹、このあとどんな風にかかわっていくのか楽しみです。しかし、今のところラムちゃんの出番は前半の恋人泥棒だけ。水乃小路家の騒動の中で出てきてくれるのでしょうか。…出てきてくれないとあたるが駆け回り続けるだけなので、電撃お願いしますと言いたいです!