教師たちによる生徒の買い食い取り締まり強化週間が始まると、昼休みにあたるたち生徒は町に飛び出します。教師に捕まらないように買い食いを試みますが、ところどころから教師が出現!商店街を巻き込んだ仁義なき戦いが始まります。
女性陣が喫茶店でサクラの婚約者の話で盛り上がってると、運命の結婚相手は本当にその人とは限らないものだとテンが言い出します。サクラはこれを否定。そこで、テンが通信販売で購入した「らぶらぶキャッチボール」で運命の人を確認。するとそこに映ったのは…?
目次
アニメ『うる星やつら』第12話のあらすじと振り返り
年が明け、ラムの晴れ着姿に大盛り上がりの諸星家に彼女のいとこのテンがやってきました。幼くて可愛らしい少年ですが、あたるに対しては敵意をむき出しにし、木に喰わないことがあれば火を噴きます。
さくらの家に新年のあいさつに行ってもそれは変わらず。ついにあたるの怒りが頂点に達すると、フライパンを持ってテンを追いかけまわします。結果、あたるはサクラに投げ飛ばされて敗北。あたるがラムからやきもちを焼いているだけだと説得される傍らで、テンはサクラに密かな恋心を抱くようになりました。
この恋を成就させるため、テンはサクラにラブレターを出してデートのお誘いをします。恋のアドバイスと言ってあたるはテンに助言をしますが、ラブレターからデートスポットまで嫌われる要素しかないところばかり。自分のプランが崩されれば泣きわめくテンに頭を抱えながら、サクラはこのデートに付き合うのですが、すでに彼女には婚約者の存在が。失恋し、潔く身を引くことを決意したテンは、憂さ晴らしにあたるに火を噴き、お前のせいだと大騒ぎするのでした。
【ネタバレあり】アニメ『うる星やつら』第13話あらすじと感想
買い食い大戦争
昼休みになれば生徒たちは学校を飛び出し買い食いに走ります。これを良しとしない教師たちは、生徒の買い食いを阻止するため、近隣を見回り取り締まることを決めました。この情報を聞きつけたあたるたちは、昼食まで弁当を残しておくことなどできるかと豪語し、昼休みのチャイムが鳴ると共に校外へと駆けだしていきます。
しかし、校門の前には面堂をはじめとした影の生活指導部が網を張って待っていました。あたるたちは塀を飛び越えて外へと飛び出し、さっそく店へと入るのですが、担任が招き猫に入って潜伏していたりと、教師達は手を緩めることなく生徒達を捕まえようとします。
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商店街の人も巻き込んだ仁義なき戦いに発展?
買い食いしようと商店街を駆け回る生徒達とこれを追いかける教師の攻防が激しさを増す中、招き猫に扮した担任が警察に補導されていきます。通報したのは商店街の人。彼らは生徒の味方をし、彼らを教師から逃がすために手を貸してくれました。
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教師サイドについていた面堂も、最初こそは生徒たちの動きを封じるために奮闘したものの、女子生徒に甘い顔をし、ラムに道を譲ったおかげであたるたちもあっさり見逃してしまいます。
安全地帯ともいえるお好み焼き屋さんにやってきたあたる達はやっとここで昼食にありつくことに成功します。しかし、あたるが従業員の女の子を口説こうとしたため、ラムは自身が注文した唐辛子大盛のお好み焼きをあたるの口の中に!辛さに耐えられないあたるは店を飛び出し、商店街を暴走し特別講師の老先生に激突。教師たちは先生の弔い合戦と称し、生徒たちはこれ以上空腹に耐えられるかと言って衝突。
こうして昼休み買い食い取り締まり週間の1日目は痛み分けで終わりました。明日は負けないと互いに言い合う中、このお祭り騒ぎが1週間続くのかと、サクラは唖然とするのでした。
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テンからの贈り物!!
ある日テンはラム、ラン、しのぶ、サクラの4人と喫茶店でお茶を楽しみます。サクラの婚約者の話で盛り上がると、婚約したからと言って運命の結婚相手とは限らないとテンは言い出します。そしてテンは銀河系通信販売センターから「らぶらぶキャッチボール」というアイテムを取り寄せ、サクラにプレゼントします。
ボールにある目を覗き込めば、その人の運命の結婚相手がわかるというアイテムなのですが、サクラはこれを受け取りません。しのぶが興味本位で覗き込んでみるとギョッとし、本当にこの人と結婚をするのかと疑います。
運命には逆らえないと豪語するテン。そして今度はラムがこれを覗き込みます。あたるの顔が出てくると思いきや、浮かび上がって来たのはレイ。そしてランが覗き込めばあたるが浮かび上がってきたことで空気はどんよりとし始めます。
サクラの婚約者のつばめがここに来ると聞くなり、しのぶは帰ろうかとソワソワし始めます。というのも、しのぶがらぶらぶキャッチボールを覗き込んだ時、つばめが出てきたのですから…。これを聞いたサクラはついに自分も覗き込むことに…現れたのはあたると面堂の2人でした。ショックを受けたさくらはボールを落としてして真っ白に。そして気づくと、そのエロガキ2人をテーブルの下に発見するのでした。年の差を考えろ、重婚は犯罪だと説教すると、あたるがサクラとランの所に映ったと知ってラムが激怒。ランに誰が映ったのかと聞かれ、ラムが目をそらしたため、レイが映ったと発覚して大騒ぎ。事態を読み込めずにやって来たつばめはしのぶから「運命には逆らえない」と言って彼にメロメロ。大変な修羅場になってしまい、テンは人知れずその場を去っていきます。
銀河系通信販売に問い合わせると、テンに送られてきたのは「らぶらぶキャッチボール」ではなく、不幸になる結婚相手が映る「トラブルキャッチボール」だということが発覚します。本物のらぶらぶキャッチボールがテンの元に届きますが、すでに修羅場となった喫茶店を外から眺めるテンはココに介入する勇気などありません。
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アニメ『うる星やつら』第13話まとめ
テンちゃん、どうも通信販売が好きなようで。ED終了後には妄想フーセンガムという新しいアイテムをポチっていたのですが、これもまた今後のトラブルのきっかけになっていくとしたら楽しみですね。
しかし、レイとラムが結ばれればやっぱりラムは不幸に…というのがこれで発覚。サクラは何がなんでも高校生2人は避けなくてはいけないということがわかりますね。で、本当の運命の相手は誰だったのかというのも謎のまま終わったのがまた良いですね。多分どんな運命を見せられても、ラムはあたるだと信じるでしょう。
テンちゃんが来てからまたさらにトラブルの火種のレパートリーが増えた『うる星やつら』。次のお話がまた楽しみです。