授業参観のために友引高校へとやって来たあたるの母ですが、そこで彼女は面堂の母とラムの母の揉め事を目の当たりにしてため息。
いつものようにラムを煙たがっていたあたるですが、突如彼女が姿を消したことで変化が…ラムはあたるを見限って?
ついに登場したラムの母。その声は、過去の『うる星やつら』を見ていた人なら良く知っている懐かしのあの人です。
目次
アニメ『うる星やつら』第9話のあらすじと振り返り
しのぶとクラス委員の会議をするはずが、彼女が大きな虎牛を連れてきたことで事態は急変。虎牛が人間の姿になると、非常なイケメン。その上彼がラムの元婚約者・レイだと聞いてさらに騒ぎが広がります。ラムと結婚するためお金を貯めてきたレイでしたが、彼女は食べ物に卑しい彼の姿にうんざりしています。怒りの矛先はあたるに向き、レイは人の姿と虎牛の姿に変身しながら、あたるとラムを追いかけて友引町を駆け回り、多くの人に迷惑をかけて歩きます。
学校にレイが突如として現れると、男は顔だと豪語していた面堂があっさりと敗北。学校の女子から食べ物を分け与えられるレイは黙々とこれを食べ続けていると、となりのクラスのランちゃんまでもがやってきてご飯を差し入れ。そしてレイはランの気持ちなど気づくことなく、お腹を満たして宇宙へと帰っていくのでした。
【ネタバレあり】アニメ『うる星やつら』第10話あらすじと感想
戦慄の参観日
あたるの母が授業参観のために友引高校にやってくると、牛車で現れた謎の保護者に出会います。ご近所は愚か、世界中に迷惑をかけるあたるの母だからこそ、あまり人と接しないようにと思っていたのですが、牛車の上に宇宙船が着陸し、中から出てきた一人の女性が彼女に握手を求めてきました。
KAMUI
牛車に乗っていた女性は面堂の母。そして宇宙船から降りてきたのはラムの母でした。面堂の母は牛車を潰された苛立ちを息子の終太郎を通じ、ラムに通訳してもらって彼女の母に伝えます。しかし、ラムの伝え方が悪く、牛車は面堂母の仇。潰してくれてありがとうと伝わってしまいます。喜ぶラムの母が面堂に抱きつくと、彼も「奥さん!」と言って背中に手を回しはじめます。これを見た面堂母は息子に向かってセンスを投げつけ、手に付けていたハンカチをラムの母に投げつけるのでした。
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面堂母としては決闘を申し込んだつもりですが、ラムはこれを「結婚」と勘違い。家族がいるからと断られた面堂母は、気分がすぐれないからと帰宅します。気づけば授業終了のチャイムが鳴り、保護者は教室に入ることなくそれぞれ帰っていくのでした。
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「バイバイ」
いつものようにあたるを起こして学校へと行くラム。あたるの側について回り、いつもと変わらない生活を続けますが、落ちてきた紅葉が来週には色が変わると言われ、浮かない顔をし始めます。
学校に到着すると、あたるに上げるため、ラムは裁縫をしているのですが、その間もあたるはガールハント。その内ラムに飽きられるぞと面堂に言われると、彼女は自分がいない間、あたるはちゃんとした生活が出来るのか心配だと言います。
明日はちゃんと起きるんだよとラムはあたるに気を使いますが、迷惑と言われて少し腹を立てます。ラムのありがたみが分からないどころか少しうんざり気味のあたるは何か言いたそうな彼女の言葉をさえぎって就寝。
翌朝、ラムがやって来なかったことを良いことに、あたるは存分にガールハントを楽しみます。結局、その日ラムの姿を見ることもなく、机に置かれたラムの姿のぬいぐるみを見つけると、「バイバイ」と言われた彼女の言葉が気になり始めるのでした。
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君去りし後
ラムがいなくなってしまったために、元気を失ったあたるは、あろうことか面堂がラムをさらったのだと誤解し始めます。そして、ラムが行方不明になったと分かるや否や、面堂は家の全精力をあげて、ラムを探しに世界中を駆け回ります。
ラムが自分を見限って故郷に帰ってしまったのではと言われると、これを受け入れたくないあたるは自分の足でラムを探しに回ります。ラムを見つけることが出来ないあたるは、人形を抱きしめたまま、布団の中で泣きじゃくるのでした。
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ラムがあたるの前からいなくなった理由…それは地球に滞在するためのパスポートの申請手続をする必要が出来たからです。実家へと帰ることが決まっていたラムは、人形に自分の髪の毛を入れ、あたるの様子を盗聴していました。両親からあたるとの関係を続けていていいのかと言われるラムですが、盗聴器から聞こえてきた泣きじゃくるあたるの声を聞いてにっこりするのでした。
紅葉が赤く染まった頃、ラムがあたるの元へと戻ってくると、「いなくなってせいせいしていたのに」とあたるは嘘をつきます。しかし、あたるの真意を知っているラムは、彼の胸元にある泥だらけになった自分の人形を見て、笑顔でくっつき続けるのでした。
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アニメ『うる星やつら』第10話まとめ
ひとつ前の胸キュン回は、第5話の『君待てども…』でした。その時はラムってこんなに可愛かったんだと、あたるの彼女に対する見方の変化が伺えました。そして今回はあたるの本心。うんざりしていると思いきや、ラムーラムーと彼女を求める声が聞こえてきたってことは、本当にうんざりしているわけじゃない証明…これ、フツーに羨ましいって思うレベルでキュンってしちゃいました。
ラムの前ではそんな姿を一切見せないあたるですが、ラムはすでに知っている…この感じが本当に素敵です。
その上今回は初代ラムの声を担当されていた平野文さんの声が聞けたというのがとにかく大きいです!この声で「ダーリン」って言ってたんですよね!って思うと、うっすらと残る昔のラムの姿を思い出してしまいます。
お願いだからどこかであたるの父と会話するシーンが欲しいです!お願いしますと願うばかりです。