【主演:石原さとみ】『アンナチュラル』キャスト・あらすじ・感想!豪華キャストで送る法医学ミステリー

『アンナチュラル』

出典:『アンナチュラル』公式ページ

『アンナチュラル』は、2018年1月〜3月期の金曜夜10時枠で放送されていたドラマです。

本作は、私個人的にとても感動するドラマでした。

『アンナチュラル』は、全話を通して現代の問題や過去に起こったことなど、とても分かりやすく簡潔に描かれています。

最終回の裁判シーンは本当に泣けます…。

そして、スカッとすること間違いなしのストーリーなのです!

それではさっそくドラマ『アンナチュラル』について詳しくまとめていきたいと思います。

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『アンナチュラル』主要キャスト

三澄ミコト(石原さとみ)

  • 物語開始の4ヶ月前からUDIラボの法医解剖医で、三澄班の執刀医。解剖実績は1,500件。
  • 「法医学は未来のためのもの」という意識で仕事をしている。
  • 元の名前は雨宮美琴で「雨宮総合病院」院長夫妻の娘。
  • 「生きていくこと」に強くこだわり、最大の敵は「不条理な死」としている。

中堂系(井浦新)

  • 物語開始の1年前からUDIラボの法医解剖医で、中堂班の執刀医。解剖実績は3,000件ほど。
  • 8年前、殺害された恋人・糀谷夕希子の解剖を担当したが、関係性を明かさずに解剖したことで、証拠隠滅を疑われて殺人容疑で逮捕されるものの、証拠不十分で不起訴処分となった。
  • 「クソ」や「バカ」を多用するなど言葉遣いと態度が悪いため、組んだ者は長続きせずに辞める。

久部六郎(窪田正孝)

  • UDIラボ三澄班の新人記録員。
  • アルバイトとして雇われて、解剖時の写真撮影や解剖記録の整理業務を担っている。
  • 『週刊ジャーナル』編集部の末次にスカウトされ、UDIラボの内部事情を探るために送り込まれている。

東海林夕子(市川実日子)

  • UDIラボ三澄班の臨床検査技師。
  • ミコトとはUDIラボ在籍以前の監察医務院時代からの気の合う同僚。
  • 合コン好きで、自らは「異性間交流会」と呼称している。

三澄夏代(薬師丸ひろ子)

  • ミコトの養母かつ実父の妹。
  • ミコトを放任気味で育てたと思っているが、母子仲は良い。
  • 「坂の下法律事務所」で離婚問題・労働問題を主に扱っている弁護士。

『アンナチュラル』主題歌は米津玄師「Lemon」

『アンナチュラル』の主題歌は、今や知らない人はいないであろう米津玄師さんの「Lemon」です。

Youtubeでは再生回数が3億回を超える大ヒットを記録している曲なので、聴いたことがない方はこの機会にぜひ!


『アンナチュラル』あらすじ・感想【ネタバレなし】


三澄ミコト(石原さとみ)の過去

三澄ミコトさん(石原さとみ)は、UDIラボにやってきて数ヶ月が経ち、久部さん(窪田正孝)や東海林さん(市川実日子)と共に運ばれてくる遺体の死因を徹底的に調べていました。

対立はしていませんが、もう一人の法医解剖医である中堂系さん(井浦新)とはコミュニケーションがなかなか取れずにもがきます。

そんなミコトさんにも過去があり、それは自分の本当の家族を失ってしまったという重いもの。

三澄という苗字は、養子に入れてくれた家族の名前であり、彼女は幼いころに母親に練炭自殺を手伝わされて睡眠薬を飲むように促されていたのです。

苦しくなり、自分の部屋に逃げたものの目が覚めた時には、弟や父親、母親を一気に亡くしてしまっていました。

その過去は自分の中で封印しており、誰にも話そうとはしませんが、ある事件をきっかけに久部さんに話すことになってしまいます。

ミコトさん自身の過去にあったことから経験を積み、本当の死をきちんと見極めないと未来のための法医学医にはなれないという信念を抱いています。

そのためミコトさんは、どんなご遺体にでも一生懸命に立ち向かい、久部や東海林と共にいろいろな事件を必死に解決していくのです。

養子に入れてくれたミコトさんの母や父、そして弟のことをとても大事にしていて、母親(薬師丸ひろ子)とは友達のような関係で、困ったことがあるとお互いに相談し合っています。

ミコトさんの事件に向き合っている姿勢や、少し天然なところも『アンナチュラル』のおもしろさのひとつでもあり、見どころなのです。

UDIラボの結束

UDIラボというのは、「アンナチュラル・デス」という意味で、不可解な死の真相を突き止めている研究施設のことを言います。

最終回まであまり結束という点については焦点を当てていませんでしたが、最後の最後にある事件で一致団結したような感じがしました。

その事件は、中堂系さんの婚約者が亡くなったことから始まります。

二人の出会いは突然でしたが、結婚する前に急に存在を失ってしまいます。

その死には不可解な点が多数あり、中堂さんがいた法医学研究所に解剖に回されてきましたが、そこで自分の彼女とは語らずに解剖をしてしまったことで中堂さんは逮捕されてしまいます。

この事件には大きな特徴があり、それを手がかりにいろいろなご遺体を調べてきましたが、最後の最後にUDIラボ全員が協力して犯人を探し出しました。

犯人は、逃げよう・罪を軽くしようともがいていましたが、ミコトさんの言葉によって、中堂さんの目の前でその犯人を罪に問うこともできました。

感謝の言葉は出さなかったとしても本当にこの事件は感動しましたし、実績だけではなく、今後もどこかで不可解な死があったとしたら、必ず調べられるという場所を作ってほしいです。

そう願いながら『アンナチュラル』を視聴しましたが、中堂さんの事件をきっかけにして、久部くんの秘密も分かってくるのです。

久部くんは、自分は本当に最低な人間と言っていましたが、そんな秘密を抱えたとしても、ミコトさんや東海林さん、いろいろな人が最後に認めてくれました。

UDIラボは、これから先なにも分からないという死因ではなく、ちゃんと分かった上で理解してほしいということを伝えてくれたのではないでしょうか。

気になる犯人や久部くんの秘密については、ぜひ『アンナチュラル』のドラマ本編でご確認ください!

各回の事件

各回の事件には、それぞれにサブタイトルがつけられています。

最後には、サブタイトルの持つ意味が分かるようになっていますが、アンナチュラルとは不自然な死を解明していくということです。

各回で見えてきたのは、亡くなった人だけではなく、その周囲の人にも理由があったり、背景を描いているのも本作の特徴になっています。

この事件はもう調べなくてもいいと言われても、ミコトさんは納得できければ秘密で調査を進めていくけど、その行動で救われる人もたくさんいます。

そして、現代の問題も取り入れているところがすごいと思いました。

いじめや、過重労働、行方不明者、など色々な課題がこの日本にはあります。

それを客観的に捉えて、ドラマに反映させているので、とてもドラマの中に引き込まれていくような内容になっています。

そして、どこか涙してしまうような寂しい感じや、事件が解決した時の安堵感などが、『アンナチュラル』でとても魅力になっているところであると思います。

『アンナチュラル』まとめ

全体を通して、現在日本の中にある誰にも言えない悩みや、悩んで相談したとしても自分だけではどうにもならないという疑問を反映しているのかと思いました。

総合的は、最後はとてもスッキリしましたし、私が見てきたドラマの中でも本当にお気に入りのドラマと言えますし、一度はみなさんにも見てほしいドラマです。

少し期待していたのは、久部くんとミコトさんが恋愛関係になるのかと期待していた所はありますが、今後もし続編などがあった時には注目していきたいと思います。

以上、今回はドラマ『アンナチュラル』をご紹介いたしました。

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