「運命の出会い」って本当にあるのでしょうか！？
韓国ドラマ『運命のように君を愛してる』は、なんともありがちな最悪な第一印象から、気づけばこの人は運命の人？という設定ですが、その「運命の人」と気づくまでの過程が優しく癒される、そんな心温まる展開なのです。
それではさっそく『運命のように君を愛してる』をレビューしたいと思います。
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目次
『運命のように君を愛してる』主要キャスト
出典:BS日テレ
チャン・ヒョク / 役:イ・ゴン
出典:ホームドラマチャンネル
- チャンイル化学社長で、全州李氏第22代当主
- 代々父親はじめ男衆が「とある病」で短命であるため、自分もいつ発病するか心配
- 高笑いで傲慢で自分勝手だが、本当は心底温かく優しい人
チャン・ナラ / 役:キム・ミヨン
出典:ホームドラマチャンネル
- 法律事務所の派遣社員で働く平凡女性
- 大きなメガネが特徴で、もどかしいほどお人好し。職場でのあだ名は「付箋」。
- 本当は強くて勇敢な一面も持っていて、イラストを書くのが得意
チェ・ジニョク / 役:ダニエル・ピット
出典:ホームドラマチャンネル
- 若くして成功を遂げた世界的デザイナー
- 幼い頃に妹と生き別れた過去を持ち、未だに妹を探し続ける
- 偶然出会った妹と同じ名前の「ミヨン」に心惹かれ、影ながら支え続ける
ワン・ジウォン / 役:カン・セラ
出典:ホームドラマチャンネル
- ゴンの恋人で世界的プリマを目指すバレリーナ
- 幼い頃からプリマになるために母の厳しい指導を受ける
- ゴンとの結婚か、プリマを目指すかで心が揺れてしまっている
【ネタバレ】『運命のように君を愛してる』あらすじ・感想
2002年以来、12年ぶりの共演！チャン・ヒョク＆チャン・ナラ
2014年の演技大賞では、ベストカップル賞を受賞するほどドラマ内では本当に素敵なカップル役を見せた、チャン・ヒョクとチャン・ナラ。
実は、2002年の『明朗少女成功記』以来、12年ぶりの共演ということで注目を集めた2人。
久々のラブコメで爆笑のアドリブが全開だったチャン・ヒョクと、その爆笑加減をしっかりとキャッチして最高のカップルを演じたチャン・ナラのコンビネーションは、本当に素晴らしいものがありました。
しかも、爆笑かと思いきや、しっかり泣かせてくれる！まさに、「最強のコンビ」だと思いますね。
チャン・ヒョクの高笑いはイ・ゴンのキャラにピッタリで、そしてミヨンの大きなメガネは童顔美女のチャン・ナラの顔にちゃんと合っていて、本当に2人の演技力にも感服です。
あなたはイ・ゴン（チャン・ヒョク）派？ダニエル（チェ・ジニョク）派？
この2人のイケメン、どちらがお気に入りですか？
日本で不動の人気の韓流スター、チャン・ヒョク演じるイ・ゴンか、このドラマで一躍スターダムに乗り、日本でもファン急増中のチェ・ジニョク演じるダニエル。
この2人どちらが好き？と巷で話題になったほど、2人のイケメンがミヨンを愛する姿が素敵だったのです。
ゴンとダニエル、愛し方は違えども、どちらもミヨンを男らしく優しく、世の女性たちみんながコロっといってしまうような演技だったのでこのような話題にもなったようです。
ちなみに私は…どちらかと言えば「イ・ゴン派」ですが、みなさんはいかがでしょうか？
「笑い」も「涙」も「キュンキュンさ」も、全てが「癒し」
ラブコメにはよくありがちな「最悪な出会い」からの始まりですが、冒頭にも書いた通り、「運命の人」になっていいくまでの過程が、本当に心が温まり、ときめいて、涙することが多くなり、それでも全てに「癒され感」があるのです。
苦肉の契約結婚を決断したゴンが、お腹の子どもとミヨンに心から気を配り、そして心からの優しさが溢れ出していく姿に癒されます。
そしてミヨンがゴンと出会い、人間としても女性としても、そして「母」としても、素敵に成長していく姿にも癒されます。
ドラマ途中、ゴンの持病が発覚し、すでに大切な人となっていたミヨンを悲しませたくないと冷たくあたるゴンにショックを受け、ミヨンは事故に遭い最愛のケットン（お腹の子供）を亡くしてしまう場面や、ゴンの部屋で本心を知ったミヨンがゴンの部屋で大号泣する場面なども、なぜか心から泣ける癒しの涙な気がするのです。
そして何よりも、爆笑な場面も忘れてはならない癒しです！
チャン・ヒョク演じるゴンの高笑いもそうですが、なんと言っても個性的なベテランキャストのみなさんの力ですね。
ミヨンの母や、ワン会長、そしてこのドラマで流行語にもなった「ハモハモ」おじさんや、タク室長など、本当に個性的な「笑い」が勢ぞろいしたのも、『運命のように君を愛してる』の素晴らしいところです。
全てにおいて、「癒される」感覚のあるドラマは初めてかも！？と、私の個人的な感想です。
ドラマとあわせて聴いてほしい主題歌や挿入歌
ドラマには、そのドラマに合った主題歌や挿入歌がありますが、『運命のように君を愛してる』の曲はどれを聞いても本当に素晴らしいですし、とてもマッチしているのです。
なので、この曲を聞くと「あっ、あの場面だ！」とすぐに思い出せるくらい、全ての曲にインパクトがあります。
とはいえ、これまた主題歌や挿入歌にも、「癒されてしまう」んですよね…。
本ドラマで、ぜひあわせてどの曲もじっくり聴いて頂きたいです。
『運命のように君を愛してる』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想まとめ
ラブコメ系って本当に色々な形で表現されますし、ドラマ内には誰か「この人、本当にイヤっ！ムカツク！」ってキャストが必ず1人はいるはずなのですが、『運命のように君を愛してる』は「全てのキャストがいい！」って思えたのです。
そんなドラマはなかなか出会えないと…私が豪語しすぎてるだけ？かもしれませんが。
最後は、本当に素敵なハッピーエンドで終わるのですが、それまでの過程が幸せになったと思いきや、辛く悲しいときもありと韓国ラブコメらしく、そわそわされられることも多いです。
それでも全てが「癒しの気持ち」で見れるのはなぜだろう？と思うのですが、やはりチャン・ヒョク＆チャン・ナラの息の合った最高の演技に尽きるのではないかと思います。
とにかく笑いあり、涙あり、キュンキュンしまくりの、ゴンとミヨンの作り出す最高の癒し系ラブコメディを、ぜひ楽しんでください！
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