警察に捕まった今福梅(木野花)は、証拠不十分で釈放されます。
入院していた加賀美圭介(町田啓太)は、病院から居なくなり‥。
最終話で、梅と加賀美の関係と、加賀美の両親が亡くなった理由が分かるのですが‥。
結末は、謎が残る終わり方でした!
目次
ドラマ『unknown』前回第8話のあらすじと振り返り
世々塚幸雄(小手伸也)が落ちた屋上の壁には、殺害予告の落書きがありました。
実は、世々塚は、犯人が吸血鬼を狙っている事に気づき、伊織(麻生久美子)と一緒に事件を調べていたのです。
世々塚だけでなく、五十嵐まつり(ファーストサマーウイカ)も吸血鬼だったことが分かり‥。
一方、こころ(高畑充希)は、加賀美圭介(町田啓太)が子供の頃に過ごした児童養護施設に来ていました。
血が足りなくなったこころに、「これ探してた?」と言って血液タブレットを取り出す加賀美。
アイスピックを持った加賀美が、こころに襲い掛かろうとして‥。
【ネタバレあり】ドラマ『unknown』第9話(最終話)あらすじと感想
梅(木野花)と加賀美(町田啓太)の関係
警察に逮捕された今福梅(木野花)は、自分が犯人だと自白します。
病院に運ばれた加賀美圭介(町田啓太)の体から、コロッケと毒物が検出されました。
加賀美に毒を盛ったのは梅でしたが、梅が吸血鬼殺人事件の犯人とは考えられず‥。
伊織(麻生久美子)は、梅がわざと捕まろうとしたのではないかと考えます。
「もし私が、すごい罪を犯したとして、このままじゃ捕まっちゃうどうしようって言ったらどうする?私を警察に突き出す?」と伊織に聞かれた海造(吉田鋼太郎)は‥。
一方、加賀美のアパートにやって来た朝田虎松(田中圭)とこころ(高畑充希)は、加賀美が児童養護施設で撮った写真を見つけました。
その写真から、梅が児童養護施設の先生だったことが分かります。
ミルトモ 編集部
絵本の話が現実に‥
加賀美が病院から居なくなり、証拠不十分で釈放された梅は、「あの子を止めて」と虎松に言います。
25年位前、両親を亡くした加賀美は、梅が働いていた児童養護施設にやって来ました。
梅は、両親の死を悲しむ加賀美に、ある嘘をつきました。
それは、絵本の中の架空の話だったのですが‥。
うめぼし堂で火事があった日、梅と加賀美は再会します。
「子供の頃、吸血鬼の絵本、よく読んでくれたよね。びっくりしたよ。吸血鬼なんて架空の生き物だと思っていたけど、本当にいたんだね」
加賀美はそう言って、自分が吸血鬼の親友を手に掛けた事を告白しました。
さらに加賀美は、両親を殺した吸血鬼が何処にいるか教えて欲しいと梅に迫り‥。
梅は、吸血鬼殺人事件の犯人が加賀美だと知りながらも、警察に突き出すことが出来ず、証拠を隠滅(血が付いたハンカチやレインコートをクリーニング店に運んだ)していたのです。
ミルトモ 編集部
本当の死因
闇原家では、虎松、こころ、加賀美の3人が食事をしながら話をしています。
そこに梅が現れ、加賀美の両親の本当の死因を説明し‥。
事実を知った加賀美は、ショックを受けて逃げ出します。
吸血鬼を悪者にしたい加賀美と、そんな加賀美を救いたいこころ。
虎松は「加賀美、離れろ」と言い、加賀美に銃を向けます。
死を覚悟した加賀美は、「ありがとうございます」と言ってアイスピックを振り上げ‥。
ミルトモ 編集部
最後の結末
伊織がニュースキャスターをする朝の番組では、加賀美が起こした連続殺人事件を扱っています。
漣(井上祐貴)は、虎松が働く春陽三丁目交番に異動になりました。
春雨出版では、月間『unknown』を創刊することが決まります。
梅は、アンチョビコロッケを加賀美に差し入れしますが、受け取ってもらえず‥。
こころは、父・海造の60歳の誕生日に、赤いマントをプレゼントしました。
虎松とこころは、お互いの愛を確認し合い‥。
1か月前、春陽町の仲間たちが、披露宴の余興動画を撮っています。
机には、“虎松&こころの結婚披露宴~春陽町のゆかいな仲間たち~”と書かれた余興台本が置かれていました。
ミルトモ 編集部
ドラマ『unknown』第9話(最終話)まとめ
人を愛するという事は、愛する人の事を全て知っているわけではないのを前提に、長い時間をかけて相手を知っていく事‥。
虎松とこころのように、愛する人がどんな秘密を抱えていても、相手を受け入れられる人はどれくらいいるのでしょう。
個人的に、愛する人が自分の理解を超える秘密を持っていたら、受け入れられるか分からないと思いました。
吸血鬼が実在することを知った加賀美は、絵本の世界が現実になってしまいます。
加賀美とって吸血鬼は、成敗しなければならない悪者‥。
しかし、本当の悪者が自分だったことを知り、ショックを受ける加賀美。
吸血鬼殺人事件の犯人が加賀美だったことが分かりますが、20年前の事件の犯人は誰だったのでしょう。
彪牙の秘密が解明されずに終わってしまったのが残念でした。
ところで、吸血鬼や地底人は、人間が考え出した架空の生物ですが、それが実在するとしたら‥。
そう考えると、いろいろな物語が作れそうです!