アニメ『アンデッドアンラック』第3話あらすじ・ネタバレ感想!バイカル湖で出会ったJKファッションの女性はなんと……?!

© 戸塚慶文/集英社・アンデッドアンラック製作委員会

© 戸塚慶文/集英社・アンデッドアンラック製作委員会

「週刊少年ジャンプ」にて連載中の戸塚慶文による人気マンガをアニメ化した『アンデッドアンラック』。

”否定者”と呼ばれる異能力者たちのバトル、数々の伏線が考察を呼ぶ壮大な物語と、怒涛の展開が人気を博し、連載開始の翌年には「次にくるマンガ大賞2020」のコミックス部門で1位を獲得した話題作です。

メンバーを殺せば、否定者10人で構成されたユニオンの特殊チームへ入れると知り、バイカル湖へ向けて出発したアンディと風子。

ユニオンの追手から逃れ、なんとかバイカル湖に着いた二人は、到着早々、別行動に。

風子はそこで、日本のJKファッションの女性と出会います。

水彩画を楽しむ彼女に誘われ、風子も一緒に絵を描くことになりますが……。

早速、第3話「私の不運の使い方」をレビューしていきます。

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アニメ『アンデッドアンラック』新たな登場人物・キャスト

シェン/CV.花江夏樹

・能力名:???
・ユニオンの一員
・武術を使って戦う筋肉質の男で、強い相手との戦いを好む
・アンディと風子を捕獲、処分するために現れたが、二人を気に入りユニオン加入を勧める

ジーナ/CV.悠木碧

・能力名:???
・ユニオンの一員で、バイカル湖にてUMA調査にあたっていた
・湖畔で出会った風子と意気投合するも、実は50年前にアンディを捕獲した人物
・趣味は絵を描くことと、JKファッション

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アニメ『アンデッドアンラック』前回第2話あらすじと振り返り

風子がもたらした隕石落下という大規模不運によって、何とかユニオンの追手を退けた風子とアンデッドの男。

風子は彼をアンディと名付け、ユニオンから逃れるため、行動をともにすることに。

過去にユニオンに捕まったことのあるアンディから「捕まれば研究所で体をいじられまくる」と聞かされ、恐怖で震える風子。

しかし、ユニオンから彼らと同じ否定者のシェンとボイドが送られてきて、二人の前に立ち塞がりました。

否定能力同士の緊迫のバトルは、思わぬ方向へ……。

アンディがボイドを倒したことを知ったシェンは驚きつつも自身の能力を使い処分、捕獲できるところまでアンディと風子を追い詰めます。

しかし、彼らの不思議な関係性を目の当たりにすると、二人のことを気に入り、ユニオンへの加入を勧めました。

アンディと風子はシェンに出されたユニオン加入の条件――メンバーの一人を殺すため、ロシアのバイカル湖へ向かいます。

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【ネタバレあり】アニメ『アンデッドアンラック』第3話あらすじ・感想

深夜のクルージング

――1970年、ユニオン隔離施設・1859号室。

自分の指を噛み、血で壁に文字を書くアンディ。

<Happy Birthday Gena>

彼を閉じ込めているガラスの向こうに駆け寄ってきたピンク髪の女性は、その文字を見て嬉しそうに笑っていました。

――2020年8月4日、深夜。

宇宙空間に浮かぶ人工衛星、そこから地球を見下ろすピンク髪の女性。

彼女はモニター越しに海を走るクルーザーを見て、口角を上げました。

同じ頃、そのクルーザーに乗っていたアンディと風子は、ロシアのウラジオストクを目指していました。

アンディが意気揚々と操縦する一方、風子がユニオンからの追手を恐れていると、上空から追手の航空機がやって来ます。

クルーザーの中から切り離した拳を発射し、さっさと追い払ってしまったアンディは、シェンが言っていたユニオンのメンバーが持つ金のマーク――エンブレムについて風子に教えます。

彼はエンブレムを持つという10人のうち、何人かに心当たりがあると言いました。

一人はアンディがパクッてきた壊れない刀の製作者で、”不壊(アンブレイカブル)”の能力を持つ技術者らしき男。

もう一人は、50年前にアンディを捕獲した見えない壁を作り出す女。

後者の女が相手なら、分が悪いといいます。

それでも、バイカル湖で出会う相手が誰であろうと殺す、その大目標は変わらないと語るアンディは、風子の”不運”の力をあてにしているようでもあり、風子自身は戸惑うのでした。

そんな彼らの姿を監視していたピンク髪の女性――ジーナ(CV.悠木碧)は、人工衛生の上で独り言ちます。

「そうよ、あなたは変わらない。 だってあなたは……私がこの世で唯一愛せた男だから」

そうしてジーナは、宇宙から攻撃を仕掛けました。

urara

アンディとのただならぬ関係を匂わせてくるジーナ。 敵にも味方にも見えますが……?

”不運”のコントロール

――8月5日。

いつの間にか日付は変わり、上空からの攻撃によりクルーザーは転覆していました。

アンディは海中で縦に長く伸びている空気を見つけ、船の下敷きになり意識を失っている風子を発見します。

窒息、心肺停止していれば命に危険が及ぶと考え、腕の切断と再生を利用して船を浮かせると、急いで風子を抱え込み海上を目指しました。

やがて、かろうじて浮かんでいるクルーザーの上に寝かされた風子は、水を吐き出して目を覚まします。

アンディは風子が意識を取り戻したことに気付くと、立って両手を挙げるよう指示しました。

二人が並んで両手を挙げた瞬間、上空に現れた航空機がパッと勢いよくライトを当てます。

追手に対する「降伏」だと油断させているうちに、アンディには確かめたいことがあったのです。

彼が仕掛けていた実験とは、風子の”不運”がコントロールできるのかということについてでした。

風子の”不運”の力は付近にあるものを利用しているという推測のもと、これまでに見てきた散髪をしたあとの落雷や、頬にキスをした時の隕石から考えられること。

それは、風子にとって価値の高い散髪や頬にキスに見合う大きさの”不運”が近くにない場合、どこからか呼び寄せているというものでした。

アンディは今回、その価値に見合った”不運”の素材をあらかじめ見つけていました。

読みが正しければ、これから大きめの”不運”が来るといいます。

しかし、風子はまだアンディから接触されていません。

風子が不思議に思っていると、自身のブラジャーが捲れ上がっていることに気が付きます。

アンディは意識を失っている風子に心臓マッサージをした際にブラを上げ、それだけでは目覚めなかったため、人工呼吸を施したと告げました。

その瞬間、風子の悲鳴とともに海中から船がせりあがって来ます。

船は風子を下敷きにしていたもので、アンディの予想通り訪れた”不運”でした。

爆発の衝撃を利用し空中へ飛び出したアンディは、風子を抱えたまま航空機に飛び乗ると背中に刺した刀を引き抜き、腕の再生が抜刀の速度を挙げる居合技を繰り出します。

操縦者だけを上手く倒したアンディは航空機を乗っ取り、風子に言いました。

「……お前の不運は事故じゃねえ。 状況を変える最高の切り札だ」

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いつも風子の不安を簡単に吹き飛ばしてしまうアンディ。 風子にとって好感度爆上がりイベントが発生しまくっている気がするのですが、今後の二人の関係性やいかに……!

バイカル湖で出会った彼女

しばらく航空機で移動していると、急に自爆機能が起動します。

どうやら航空機を乗っ取ったのがユニオンにバレたらしく、アンディと風子は急いで機内から離脱。

その勢いで辿り着いたのは、世界で一番透明で深く古い湖――目的地のバイカル湖でした。

世界って日本だけじゃないんだと目を輝かせる風子に、彼女が初海外だと知ったアンディは、せっかくだからと観光することを勧めます。

提案したアンディはというと、援護要員として現地の友人を呼んでくるといって、二人は別行動をすることに。

初めての海外で突然置き去りにされた風子は、自身の体質ゆえに長年引きこもっていたこと、人が集まる場所は楽しめないことを実感し、観光客の多いエリアから遠ざかりました。

urara

10年間引きこもり生活を送っていた風子にとって、突然の初海外、人混みはかなりハードルが高いですよね。 明るく元気に見える風子ですが、まだまだ繊細な心に傷を抱えています。

逃げ出した湖畔で出会ったのは、日本のJKファッションに身を包み、ピンク髪をポニーテールにしている女性……。

彼女は水彩画を描いていたところで、風子が日本の女の子、そして絵に興味があるとわかると、キャンバスをもうひとつ用意し、一緒に描こうと誘うのでした。

彼女は風子のことを「ラックちん」と呼び始め、「変わるものと変わらないもの、どっちが好き?」と尋ねます。

先に「変わらないものが好き」と答えた彼女は、変わっていく世界を変わらない絵として残せるから、絵を描くことが好きなのだと言いました。

風子は何と答えるか悩み、「少し考えていいですか」と返します。

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ユニオンの否定者・ジーナ

やがて陽が落ち、辺りは暗くなっていました。

完成した絵を恥ずかしそうに見せた風子に、ジーナは一瞬言葉を失います。

なぜなら、絵の中の月の周りに「キラキラ」が描かれていたから……。

「宇宙って月と太陽以外、何もないじゃないですか」

風子はそう言うと、「お月様が寂しそうだから、お友達です」と説明しました。

そして、先のジーナの質問に対し、アンディと出会ってからの4日間でいろいろなことがあったと話した風子は、「変えてくれる人がいるって、変わるっていいな」と感じたことを明かします。

ジーナは風子の言葉を受けて「きれいな言葉だね」と呟きながら、結った髪を解きました。

「若くって、青くて、甘い言葉……そんな言葉なのに正しく聞こえるのは、私が老けたからかな」

いつの間にか湖の上を歩いていたジーナは、そう語りながら振り返ります。

ジーナを乗せた湖が浮上していく様子に驚いていた風子は、背後からアンディが走ってきたことに気が付きました。

浮上した湖に勢いよく駆け出し、ジーナに斬りかかったアンディ。

ジーナは攻撃を防ぐと、「変わんないね、デッドちん」と笑いました。

アンディが「お前はだいぶ化粧が厚くなってんな、ジーナ」と軽口を叩くと、指摘されたジーナの目尻がピキッと小さくひび割れます。

地上から二人の様子を見ていた風子は、彼女こそがアンディにとって分が悪いユニオンの否定者――ジーナであることを知りました。

ジーナが「ベレーをちょうだい」と声を掛けると、どこからともなく大きなベレー帽が現れ、そこに金のエンブレムが輝きます。

浮上した湖から幻想的に創り出される水の階段……ジーナはゆっくりと段差を降りながら、自分の命を狙ってやって来たアンディと風子を見下ろします。

「私を変えないとね。 ”不死(デッドちん)”と”不運(ラックちん)”」

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湖上を歩いていくシーンのジーナは、徐々に声のトーンや話し方が落ち着いていきます。 少女から大人の女性へとグラデーションのように様変わりしていく悠木碧さんのお芝居にドキドキ!

アニメ『アンデッドアンラック』第3話まとめ

いかがだったでしょうか。

冒頭からジーナのいる宇宙空間を印象的に描き、水彩画に興じる風子とジーナを通して、空や太陽、月を描写……。

そして、風子の「宇宙って月と太陽以外、何もないじゃないですか」の台詞。

地球以外の惑星や星というものが存在していない世界だと判明し、一見して現代劇に見えるものの、現実世界とは一線と画した世界なのだとわかります。

それでは、第1話で風子が呼び寄せた隕石は一体どこからやって来たのか……など、気になることが浮かび上がる第3話となりました。

否定者やUMAといった設定のほかにも、どんどんSF要素が明かされていきそうでワクワクしますね。

次回、第4話も楽しみです。

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