所長・香澄今日子(戸田恵子)の指示で、山崎慶太(松尾諭)が担当している裁判員裁判を手伝うことになった天野杏(平手友梨奈)。
山崎は、被告人・木原健太(戸塚純貴)の傷害致死を主張しようとしていましたが、杏は強盗致死で減刑してもらう方がいいと提案し‥。
2人で臨んだ裁判員裁判は、勝つことが出来るのでしょうか?
第4話では、山崎がどんな弁護士なのかを知ることが出来ます!
目次
ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』前回第3話のあらすじと振り返り
10歳の少年・樋口翔(三浦綺羅)が天野杏(平手友梨奈)に頼んだ仕事は、母・明乃(野村麻純)に怪我をさせて捕まった父・徹(永岡佑)を弁護する事でした。
元プロ野球選手だった徹は、宅配便のドライバーと深夜の工場の清掃をしながら、もう一度プロに戻ろうと頑張っていました。
3か月前、翔を連れて居なくなった妻・明乃から、離婚と親権を渡すよう言われた徹は、思わず明乃を突き飛ばしてしまいます。
その後、徹の傷害罪は不起訴になり、徹と明乃は親権を争うことになり‥。
【ネタバレあり】ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』第4話あらすじと感想
タッグを組む山崎(松尾諭)と杏(平手友梨奈)
所長・香澄今日子(戸田恵子)に呼ばれ、山崎慶太(松尾諭)が担当している裁判員裁判を手伝うことになった天野杏(平手友梨奈)。
香澄は、「裁判員裁判は、見栄えのいい方が有利」と言い、法廷では杏がメインで立つよう指示しました。
しかし杏は、山崎とタッグを組むのを嫌がり‥。
同じ事務所に居る仲間たち(香澄は除く)の名前を、全く覚えていない杏。
蔵前勉(ムロツヨシ)は杏にメモ帳を渡し、杏はそのメモ帳に仲間の名前と特徴を書き始めました。
ミルトモ 編集部
傷害致死と強盗致死
山崎と杏は、被告人・木原健太(戸塚純貴)(派遣労働者。30歳)の弁護をすることになりました。
-事件の詳細-
・木原は、被害者・後藤と肩がぶつかったことで口論となり、もみ合ううちに後藤が階段から落下
・通行人の通報で後藤は病院に運ばれ、後藤の死亡が確認される
・木原は現場から逃げたが、後に警察に自首
・後藤のスマホと財布が見つかっていないことから、検察は強盗致死で木原を起訴
山崎は、量刑が軽い傷害致死を主張しようと考えていました。
しかし杏は、罪を認めて強盗致死で減刑してもらう方がいいと提案します。
木原との打ち合わせに参加した蔵前は、木原は悪い人には見えないと言い‥。
ミルトモ 編集部
弁護士は最後まで諦めちゃダメ
木原に悪い噂はありませんでしたが、後藤には良くない噂がありました。
法廷に立った山崎は、「先に手を出したのは、被害者の方だったかもしれない」と言います。
しかし、検察が新たに提出した証拠は、木原には不利な証拠で‥。
木原と杏は、罪を認めて裁判を早く終わらせようと考えます。
そんな杏に山崎は怒り、「被告人が諦めても、弁護士は最後まで諦めちゃダメ」と言いました。
ミルトモ 編集部
木原健太(戸塚純貴)が真犯人を庇った理由
杏は、山崎が集めた資料をもとに、後藤の財布を見つけました(ホームレスが後藤の財布を拾っていた)。
蔵前は、木原のアパートで声を掛けた女性と、アパートと裁判所の前で見かけた女性の正体を突き止めます。
実は、犯人は木原ではなく、後藤の元交際相手・花村藍子(木原の隣人)でした。
後藤は、大手レコード会社からデビューが決まっていた花村を、スマホに保存していた写真で脅していたのです。
花村の才能を目の当たりにした木原は、花村の夢を守りたいと思い‥。
木原の妹が証言台に立ち、花村は自分の罪を認めます。
その後、香澄たちは、最強のタッグが生まれたことを祝っていました。
山崎が入れたコーヒーに、砂糖とミルクをたっぷり入れて飲む杏。
外に出た杏の前に、天野さくら(江口のりこ)が現れ‥。
ミルトモ 編集部
ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』第4話まとめ
犯人は木原ではなく、大手レコード会社からデビューが決まっていた花村でした。
才能がある花村の夢を、守ろうとしていた木原。
しかし、強盗致死で裁かれたら、死刑の可能性もあり‥。
「あなたは、自分の人生を彼女に背負わせようとした。でも、誰かの人生は、自分のものになったりはしない」という蔵前の言葉が、印象に残りました。
一方、被告人が諦めても、最後まで諦めずに仕事を続ける山崎。
そんな山崎の姿から、弁護士がどうあるべきかを教えられた気がします。
第5話では、パラリーガルとして香澄をサポートする杏の姿に注目したいです!