カリスマ的人気の雑誌『ストフリ』に撮影に参加することになった秋久(Q・髙橋海人)。初めてのことに戸惑いつつも、翔(中川大志)たち仲間に支えられながら撮影していました。
撮影終了後、秋久はチームに入ると決意。その後セイラ(松本穂香)とともに翔の豪邸に招待された秋久は、セイラの暗い過去を聞くことになります。
目次
ドラマ『95(キュウゴー)』 前回振り返り
翔(中川大志)からチームに入れと誘われたものの、踏ん切りがつかない秋久(Q・髙橋海人)。中学からの同級生・マルコ(細田佳央太)が勧誘しても、イエスとは言えません。
新学期になり2年生になると、不思議なことに翔とその仲間たちが全て秋久と同じクラスでした。そのため半ば無理やり翔たちと行動を共にさせられる秋久。
そんな中、秋久は雑誌のモデルにスカウトされます。
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雑誌デビュー
高校生にカリスマ的人気を誇る『ストフリ』の編集長にスカウトされた秋久(Q・髙橋海人)。
遂に撮影の日がやってきました。
撮影には翔(中川大志)の他、マルコ(細田佳央太)、レオ(犬飼貴丈)、ドヨン(関口メンディー)も参加します。
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最後に集合写真を撮る時、翔はQに言います。
「あのカメラの前には自分たちと同じくらいのガキが山のようにいる。お前がダセェ大人にならないための答えを出してやるんだ」と。
「答えは当てるものじゃない作るもんだ!」
戸惑いながらも仲間たちに支えられながら撮影を終えたQ。
これまで何の変哲もない人生を送ってきたQは、自分が何を求め、何に欠けているのか知らずに生きてきました。
それを、この日手に入れたのです。
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「入れてください、このチームに。」
Qの仮入部は終了しました。
翔は「法を疑え」というルールの他に「仲間を裏切るな」「今に悔いは残すな」というものも追加しました。
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翔は、マルコ、レオ、ドヨンと別れ、Qを連れて運転手の元へ。
車にはセイラ(松本穂香)が待っていました。
資本主義のなれの果て
翔はセイラと共にQを自宅に招いてくれました。
その家はまるでお城のようで、庶民ゆえに玄関でビビるQ。
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ダイニングでは、出張寿司屋が待ち受けていました。
そこへワイングラスを片手に現れた翔の母親(斉藤由貴)は、翔がオウム真理教が世界を変えてくれるかもしれないと考えてセミナーに参加したことがあり、それをもみ消すのに大変だったと明かしました。
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食事の後は自宅のプールでひと泳ぎする翔とQ。セイラは翔の母親と話をしています。
翔は、セイラとは幼稚園から小4まで一緒だったといいます。
ある日突然セイラが学校に来なくなったのは、父親が事業に失敗して夜逃げしたためでした。
しかし、高校でセイラはまた星城学院に戻ってきました。
戻って来られたのは、父親が自殺し、その保険金が入ったからです。
翔の記憶では、セイラの父親は優しくて真面目な良い人だったといいます。
そんな人が死ななければならないこの世を、どんな手を使ってでも変えたいと語る翔。
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Qは翔が世界が終わっても生き残りたい理由を知りました。
それよりも、Qには気になることが。
「翔とセイラって、付き合ってるの?」
翔は「おふくろが会いたがってたから呼んだだけだ」と笑い飛ばします。
Qがセイラを気にしていることを面白がった翔は、長く潜っていた方が、セイラをデートに誘う権利をゲットできるという勝負を持ちかけてきました。
2人が潜っていると、突然セイラも飛び込んできました。
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翌月、『ストフリ』が発売されると、周りのQを見る目が180度変わりました。
「その後セイラさんとはお付き合いできたんですか?」
2024年の秋久(安田顕)を取材する萌香(桜井ユキ)は尋ねます。
でも、秋久はこれ以上話す気にはなれませんでした。この先は後悔しかないからです。
「じゃあ、なんでここまで話してくれたんですか?」
萌香の目は、秋久を射抜くようでした。
秋久は、萌香の本当の目的は取材などではなく、別にあるのではないかと思い始めていました。
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暗い夜
数日後、Qはセイラに「渡したいものがある」と呼ばれて渋谷のメケメケで落ち合いました。
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セイラが渡してきたのは、かつてQが道玄坂でチーマーにカツアゲされた時に落とした『ノストラダムスの大予言』でした。
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「あと4年。本当に死ねるのかな」
そうつぶやいたセイラ。
Qは、翔が考える「終わっても生き残る」という選択肢があると知って納得したという話をセイラに語ります。
「終わる=死ぬじゃないんだよね」
すると、セイラは表情一つ変えずに「そういうのも洗脳だと思う」と言いました。
そう思いたいから思い込んでるだけで、生き死には自分では決められないと。
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その日の夜、Qは家の近くの公園で『ストフリ』の撮影で出会ったモデル常連の宝来(鈴木仁)と遭遇します。
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宝来はご近所のよしみと言って、無理やりQの家に上がり込みました。
『ストフリ』常連の宝来が家に来たことで、唖然とするQの姉・淳子(桜井日奈子)。
その日両親は終電を逃して家を留守にしていました。
しばらくして、Qは部屋でヘッドフォンをしてBOOWYを聴いていました。
隣の姉の部屋からは宝来と姉の声が聞こえます。
「やめて!無理!」
「ほら、弟に聞こえちゃうよ?」
Qは姉たちの異変に気づいていました。
しかし、Qはプレーヤーの音量を上げて、それを見て見ぬふりをしたのでした。
ドラマ『95(キュウゴー)』 第3話 感想&まとめ
すごく嫌な終わり方をした第3話。
1回目、2回目とテンション高めの感じで来ていましたが、今回から少し影が入ってきました。闇社会とつながりのある宝来の出現と、セイラの暗い過去。
そして2024年の方でも、萌香が秋久に近づいたのは取材以外に別の目的がありそうです。
令和の秋久は振り返ると後悔ばかりだと言います。平成のQは今後どんな行動を取るのでしょうか?