ドラマ『95(キュウゴー)』 第2話 法を疑え! 決めるのは自分だ。

95(キュウゴー)

出典:U-NEXT 95(キュウゴー)

翔(中川大志)からチームに入れと誘われたものの、踏ん切りがつかない秋久(Q・髙橋海人)。中学からの同級生・マルコ(細田佳央太)が勧誘しても、イエスとは言えません。

新学期になり2年生になると、不思議なことに翔とその仲間たちが全て秋久と同じクラスでした。そのため半ば無理やり翔たちと行動を共にさせられる秋久。

そんな中、秋久に人生を変える大きな転機が訪れます。

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ドラマ『95(キュウゴー)』 前回振り返り

「音楽産業の30年」について取材を受けていた広重秋久(安田顕)は、質問を受ける中でずっと見ないフリをしてきた29年前の出来事と向き合うことになります。

1995年3月20日地下鉄サリン事件が起き、優等生だけど冴えない高校生活を送っていた秋久(高橋海人)は、人は簡単に死ぬということに衝撃を受けます。

何とも言いようのない思いを抱えている秋久に、これまで話したことのなかった同級生・翔太郎(中川大志)から声をかけられたことで、秋久の生活は一変します。

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【ネタバレあり】ドラマ『95(キュウゴー)』第2話のあらすじと振り返り

かけっこ

“カッコイイ大人になるために”活動をしていきたい翔(中川大志)と、そんなことよりも、震災やテロで人がたくさん死んだことをまず悲しみ、現状維持を考える秋久(Q・髙橋海人)とどちらの考えを取るか「勝負をしよう」と提案した翔。

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ところが、いつまで経ってもQは何で勝負をするのか決められません。

皆が飽きて来たところに、Qは「かけっこならいけるかもしれない」と思いつきました。
「かけっこ」という言葉に「ダサい」と笑う仲間たち。
しかし翔は「面白い!」と言ってその案を飲みました。

ところが、翔が考えた「かけっこ」は、わざわざチーマーを刺激して、追いかけてくるチーマーから逃げるというものでした。

「思ってたのと違う!」

必死に逃げる2人。
途中で翔が遅れ始めました。翔は煙草をくわえながら、近くにある雑居ビルに皆がいるからそこに行けと言います。
戸惑っているQに翔は叫びます。

「キュウ、ゴー!!」

ハッとして駆け出すQ。指定された「アルファビル」には、マルコ、レオ(犬飼貴丈)、ドヨン(関口メンディー)が待ち受けていました。

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マルコとレオはどちらが勝つか賭けをしていたようで、Qが到着したことで騒いでいます。

Qが「助けないと・・・」と言うと、3人は状況を察して外に出ていきました。
Qは戦力にはなりませんが、人として一緒に行かないわけにはいきませんでした。

現場に到着すると、チーマーはいなくなっていました。
翔が絡まれている間に、自称実業家の牧野(三浦貴大)が現れてチーマーたちを散らしたのです。

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牧野は今で言う反社っぽい雰囲気です。

なんで僕?

翔は、Qをたまり場にしている“小屋”へ連れて行き、チームに入るか辞めるかを問いました。勝負に勝ったのはQなので、Qが決めたことに文句は言わないといいます。

だけど、ここでもQははっきりとした答えを出しませんでした。
正直、誘われたことはとても嬉しいことでした。喫茶店に呼び出された時、全身が湧きたつ感覚がありました。

「ただ・・・なんで僕?」

ふさわしい人間は他にもいそうな気がします。
翔は急に白けたようになり、「もう帰れ」と言ってQにタクシー代を渡しました。

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翔はとにかく金持ちなのです。

「変わろうとしないのは楽だよな。じゃあな、広重君」

その日、Qは結局朝帰りをしました。
家に帰っても、一晩で自分と同い年なのに金も経験も色んなことが桁違いな人がいることを知ってしまったので、勉強する気も失せてしまいました。

しばらくして、Qは渋谷のカラオケボックスのバイトを始めます。
その時バイト先で翔たちと一緒にいたエリカナとばったり会います。

2人からQが渋谷でアルバイトをしていると聞きつけたマルコは、Qを説得しにやってきました。
Qは、皆が何故こんなにも自分にこだわるのか意味が分かりません。

「翔がそう決めたから」

マルコは、翔が何か大きなことをやってくれるのではないかと期待していると言います。

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マルコは平凡な人生から抜け出したいのですね。

イメチェン

新学期になり、2年生になると、なんと翔とその仲間たちが全員Qと同じクラスでした。

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星城学院は私立なので、どうやら翔のお家パワーが働いたようです。

ドヨンは、何故Qにこだわるのかと聞いてみました。
翔は、「チームの真ん中に立てるやつが必要」なのだと答えました。

戦隊ものなら赤のメンバー。普通に考えれば翔がその立場にありそうですが、翔は自分は黒だといいます。

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納得。

放課後、Qは無理やり渋谷に連行され、美容室で髪の毛をセットされ、古着屋で洋服を見立ててもらいました。

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もちろん費用は翔持ちです。だんだん雰囲気が変わって行くので、Qの家族はぽかんとしています。

ある日Qはドヨンからポケベルを渡されます。
Qが受け取れないというと、ドヨンは何故ここまでされて決められないのか理解できないと言いました。

ドヨンはQが花を持って地下鉄サリン事件の現場に行ったことを聞いています。
そんなことは野次馬なら出来ないと思いました。

「あの時動けて、何故今は動けない?」

あの時、Qは世の中で大変なことが起きているのに、何故みんな笑っていられるんだろうと思いました。自分だけ違う世界にいるのではないかと思ったのです。

moyoko

ドヨンは「お前もそうか」とつぶやきました。何か思うところがあるみたいですね。

スカウトサレタ

ドヨンは、Qのポケベルを預かる代わりに、メンバーの番号を渡しました。

学校終わり、Qが喫茶店「メケメケ」で翔のチームについて考えていると、ソバージュヘアの女性に声をかけられます。
困ったQは、急いでドヨンのポケベルにメッセージを送りました。

「スカウトサレタ」

Qは“小屋”へ向かいました。
レオやマルコはQが若者に大人気の一流雑誌にスカウトされたことに沸いていますが、翔は気に入らない様子でした。

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チームには入らないのに、困った時だけ自分たちに頼って来たのが気に入らないのです。

「Qちゃんは自信がないんじゃない。自信があるんだよ」

翔たちといることで、テストの点数で必死に稼いだなけなしのプライドがへし折られるのが怖いのだろうと推測する翔。

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存外、的を射てるかも・・・。

「だから仮入部はどうだ?」

そうすれば、取材をフォローしてくれると翔は言います。
ただし、チームのルールは守らなければいけません。

「法を疑え。決めるのは自分だ。」

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至極真っ当なルールです。

2024年の秋久(安田顕)は、その時のことをこう振り返ります。

「その日、何度も描いていた淡く儚いイメージが、現実になったんです」

気が大きくなったQは、道玄坂で援助交際をする女子高生を、妄想ではなく本当に救い出しました。しかし、女子高生はカモを失ったことで大激怒。
Qの決断は見当違いだったのです。

ドラマ『95(キュウゴー)』 第2話 感想&まとめ

大きな影響力と財力を持つ翔によって、見た目はもちろん環境がどんどん変わって行くQこと秋久。

そのことによって遂に雑誌にスカウトされるまでに。これが2024年に秋久が見せられた雑誌ですね。この取材によってQにどんな変化が訪れるのでしょうか?

ちなみに、今回流れたのはWANDSの「世界が終わるまでは」でした。懐かしかったです!

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