『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?~』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想!チョ・ジョンソク主演ラブコメ

出典:韓ドラデラックス

チョ・ジョンソクが初の一人二役にチャレンジ!

ネクストブレイク確実と言われる期待のキム・ソノがキャスティング!

今回は、みどころ満点のラブコメディ『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?~』をレビューします。

ポイント
  • 硬派な刑事と軟派な詐欺師が最高のパートナーに!
  • チョ・ジョンソクの演技が光っています!
  • とてもスカッとする結末です!

それではさっそく内容紹介に入っていきたいと思います。

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『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?~』主要キャスト

チョ・ジョンソク / 役:チャ・ドンタク

  • 正義感の強い熱血刑事。
  • テコンドーや柔道など合わせて20段の肉体派。
  • 兄のように慕っていた先輩ハンジュンを殺した犯人を必死に探す。

イ・ヘリ(Girl’s Day) / 役:ソン・ジアン

  • NBCニュースの社会部記者。
  • 同期に出し抜かれて焦り、スクープをものにしようとドンタクに付きまとう。
  • 二重人格のようなドンタクに戸惑いを隠せないが…。

キム・ソノ / 役:コン・スチャン

  • 口のうまい詐欺師。
  • ハンジュン殺害犯に仕立て上げられて、ドンタクに逮捕される。
  • しかし警察に連行される途中で昏睡状態となり、目覚めるとドンタクの体に憑依していた。

【ネタバレ】『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?~』あらすじ・感想


刑事の体に詐欺師の魂が入り込む!

ソウル中央署強力課2班の刑事チャ・ドンタク(チョ・ジョンソク)は、武道の有段者で腕っ節が強くとても硬派な刑事です。

数週間前、張り込み中に相棒の先輩刑事チェ・ハンジュン(キム・ミンジョン)が殺害され、その犯人を必死に探し回っています。

そんなドンタクに、ハンジュンが賄賂を受け取っていたのがバレたために自殺したという理由で、捜査を辞めるよう警察上層部から圧力がかかります。

なんとしてでも事件を解決したいドンタクは、圧力には屈せず、犯人逮捕までは警察署に寝泊まりして捜査する!と躍起になっています。

そんな時、容疑者として以前ハンジュンに宝石詐欺で逮捕された詐欺師コ・スチャン(キム・ソノ)が浮上します。

その頃、ハンジュンの納骨堂を訪れていたスチャン。

自腹で保釈金を払ってくれたハンジュンを思い出し「出所したら面倒をみてくれると言ったのに!」と涙ぐんでいました。

実は、スチャンを犯人に仕立てたのはソウル中央署のマ署長(チョン・ヘギュン)で、ドンタクを警察上層部から守るためでした。

そんなことは知らないドンタクは、スチャンの詐欺現場の情報をつかみ逮捕に行きます。

捕まるスチャンは罪名に驚きます。詐欺ではなく殺人だったからです。

「詐欺はしても、殺人なんかするわけない!」と必死に釈明するスチャン。

ドンタクも連行している間にスチャンが犯人であることに違和感を感じます。

そんな中、謎のバイク集団にドンタクの車が襲撃されます。逃げ場がなくなったドンタクとスチャン。

とっさにドンタクはスチャンを連れ、橋から漢江に飛び込みます。

病室で目覚めたドンタクは、鏡をみて腰を抜かします。

「なぜ俺がチャ・ドンタクに!」というスチャンの声。

なんと中に入っていたのは、スチャンの魂だったのです。

それでは自分はどこにいる?と焦ります。

スチャンは意識不明の重体となり、ICUで治療を受けていたのです。

ドンタクになってしまった自分が元に戻るにはどうしたらいいのかわからず…スチャンは途方に暮れます。

ドンタクの体に入り込んでしまい驚くスチャン。これを演じるチョ・ジョンソクの演技が光っていました。

魂が入れ替わったり、乗り移ったりする話はよくありますが、役者が上手に演じないと成り立ちません。

チョ・ジョンソクはそういった意味で演技が上手く、安心して見ることができました。

1つの体に2つの魂が入れ替わり、協力し合うように!

スチャンはドンタクの体を使って、自分が殺人犯ではないと示す証拠をつかみます。これで汚名返上するスチャン。

なんとかドンタクの体からも抜け出せましたが、自分の体に戻れず魂のままうろつきます。

自分が他の人に見えるわけもなく、魂なので人や建物などをすり抜けてしまいます。

そんな時、自分を見つめる謎の女性ミス・ボン(リュ・ヘリン)にどうしたら自分の体に戻れるのかを尋ねます。

ミス・ボンは「ドンタクとスチャンは共に解決しなければならない宿題を持っている運命のパートナー」だと教えます。

そして49日以内に、もつれた因縁を解決しないとスチャンは体に戻れず死ぬことを告げます。

解決のためスチャンはドンタクに会いに行きます。

ドンタクはスチャンの声は聞こえますが、そんな話は信じられないと初めはスチャンの魂がうろついているのを否定していました。

しかし、姿まで見えるようになりスチャンが自分の体に乗り移ること、2人で解決しなくてはいけない事件があること、スチャンには時間がないことを理解します。

こうして2人は1つしかないドンタクの体に、2つの魂を入れ替えること(必要に応じスチャンが憑依すること)で事件を解決していきます。

ドンタクとスチャンが手を組みはじめると、物語はどんどんおもしろくなってきます。

刑務所に潜入捜査する場面では、スチャンがドンタクに乗り移り、話術で囚人たちと仲良くなります。さすが詐欺師のスチャン。

人付き合いが苦手で、話下手なドンタクではできないことをスチャンが補ってくれるわけです。

それに対して、けんかの弱いスチャンにはできない格闘の場面はドンタクが行います。

体は1つで2つの魂がお互いの短所を補っていく、という設定が『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?~』の魅力なのです。

2人は本当にいいパートナーになります。

硬派で堅物の刑事と、軟派で人懐っこい詐欺師の入れ替わりを、主役のチョ・ジョンソクは目つきや仕草、話し方などを巧みに変え素晴らしく演じていました。

このドラマはチョ・ジョンソクの演技あってのものです。

スチャン役のキム・ソノも舞台出身俳優だけあって安定した演技力です。

幽霊のスチャンをコミカルに演じていて楽しく見られます。

ドンタク(チョ・ジョンソク)とスチャン(キム・ソノ)の因縁の事件とは!

ドンタクとスチャンが解決しなければいけない事件とは、16年前に起こった交通事故でした。

スチャンは父親とトラックに乗っていたときに交通事故に遭い、父親を亡くしています。

さらに、亡くなった父親が加害者ということで事件が片付き汚名を着せられてしまうのです。

スチャンは真犯人を見つけられないままなのが心残りで成仏できず、幽霊になっていたのです。

その事件に偶然にも居合わせ、スチャンを助けたのがドンタクだったのです。

そしてスチャンは、ドンタクに真犯人であろう人物が残していった証拠のネックレスを預けていました。

ドンタクは預かったネックレスを担当刑事に渡していましたが、それでも解決しなかった事件。これが2人を繋げていました。

ドンタクがネックレスを預けた刑事とは、このドラマのヒロインであるソン・ジアン(イ・ヘリ)の父親で、彼もまた汚職刑事として自殺していたのです。

スチャンの交通事故を起こしたのは、検事タク・ジェヒ(パク・フン)でした。

当時10代だった息子を守るため、検事長のタク・ジョンファン(チェ・イルファ)が隠蔽工作をします。

スチャンの父親に罪をかぶせ、ジアンの父親を自殺に見立て殺害していたのです。

その証拠を掴んだとされるハンジュンの殺害を教唆していたのもジョンファン。

すべての黒幕がジョンファンだと明かされます。

黒幕が物語の途中で判明してくるのですが、なかなか証拠が掴めず逮捕ができません。

しかし、最後は捕まりハッピーエンドで終わるので、スカッとする結末です。

韓国ドラマには、悪者が最後にいい人になる話が結構ありますが、『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?~』の黒幕タク・ジョンファンは最初から最後まで悪いです。改心しません。

なので、なおさら捕まえたときにスカッとします。

ドンタク(チョ・ジョンソク)、スチャン(キム・ソノ)の協力者アベンジャーズ!

スチャンがアベンジャーズと呼ぶ集団が、やくざのヨンパル(イ・シオン)一味です。

ハンジュンの事件で、ドンタクが最初に逮捕してくるのがヨンパル。

後に、スチャンが味方につけろとドンタクに助言し、協力関係になります。

ことあるごとにドンタクやドンタクに憑依するスチャンに呼び出されて、仕事をさせられます。

カーレースの応戦だったり、当たり屋だったりと体を張らされることが多いです。

刑務所に潜入捜査したいドンタクに頼まれ、ドンタクを暴行罪で告訴したヨンパル。

ドンタクの刑事仲間やジアンに告訴を取り消せ!とからまれて迷惑を被っていました。

ヨンパルたちがこのドラマのコメディ要員です。

偉そうな態度のドンタクになぜ協力しなければいけないのか?と疑問をもちながらも、いつも手伝ってくれるヨンパル一味はドラマに不可欠な存在なのです。

『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?~』まとめ


ドンタクとスチャンの因縁の事件。

その黒幕であるタク・ジョンファンが最後にちゃんと捕まるのでスカっとする終わり方です。

最初から最後までテンポがいいので飽きずに視聴できます。

もちろんスチャンも元の体に戻れてハッピーエンドで終わります。

チョ・ジョンソクの演技が光るのと、キム・ソノが好演しているので、イ・ヘリ(Girl’s Day)のいまいちさが目立ってしまいます。

ジアン役を最初にオファーしたのが、女優ハン・ジミンだったということなので、個人的にはジミンで見てみたかったとすごく思います。

ですが、ヒロインと言ってもそもそも恋愛の要素が重要なドラマではないので、ハン・ジミンでは勿体ないのかもしれませんね。(ヘリちゃんごめんなさい…。)

何度も言いますが…。

このドラマはチョ・ジョンソクの演技に支えられています。

チョ・ジョンソクが好きな方には本当におすすめです!

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