田舎町に引っ越してきたシングルマザーに惚れた新米警官。
そんな2人のほのぼのラブコメかと思いきや、なんと連続殺人犯も話に絡んできます。
果たして2人は無事結ばれるのか?
- ラブコメディと思わせながらサスペンスもあり内容は充実
- カン・ハヌル除隊後の初主演ドラマ
- コメディの女王コン・ヒョジンのさすがというべき演技に魅了されます
それでは『椿の花咲く頃』をレビューします。
目次
『椿の花咲く頃』キャスト
カン・ハヌル / 役:ファン・ヨンシク
- 新米警察官
- なんだか頼りない雰囲気ですが、ドンベクに出会い、恋をしてドンベクを守ろうと奮闘します
- ドンベクに拒否されても一歩引いて想いを素直に伝え続けます
- 笑顔がキュートで印象的
コン・ヒョジン / 役:オ・ドンベク
- シングルマザーでスナック“カメリア”を営んでいます
- ピルグという小学生の息子がいます
- 親に捨てられた暗い過去を生きながらも、ピルグのために必死で頑張っている姿が印象的です
- オンサン警察署のマドンナ的存在
キム・ジソク / 役:カン・ジョンニョル
- プロ野球のスター選手
- ドンベクの元カレ
- モデルのジェシカと結婚しているが、ドンベクと再会しピルグの存在を知りオンサン警察署に通い詰める
チョン・ペス / 役:ピョン署長
- オンサン警察署の署長
- ドンベクが目撃した事件の担当刑事でした
- やる気がなさそうにしているが、いざとなると暴走しそうなヨンシクの手綱を締めながら見守る
コ・ドゥシム / 役:ドクスン
- ヨンシクの母親
- 振興会の会長
- ヨンシクがドクスンのことを好きと知り、猛反対するかと思いきや好きにすればいいと見守るります
『椿の花咲く頃』あらすじ・感想【ネタバレなし】
小さな町のマドンナ
ドンベク(コン・ヒョジン)は小さな町オンサンにシングルマザーとして引っ越してきました。
小さな町では些細なこともすぐに噂になります。
そんなドンベクを好きになり追いかけるヨンシク(カン・ハヌル)のせいで噂の種は増える一方。
静かに息子と暮らしたいドンベクは徐々にヨンシクに惹かれるものの、拒むことしかできませんでした。
7歳で母親から捨てられたドンベクは、何事にも消極的でした。
しかし、そんなドンベクは前夫と出会い恋をしました。
Tomomo
夫の母親に“病原菌”と言われ別れることになるのです。
別れた時にはピルグがすでにお腹に宿っていたドンベクはシングルマザーとなり小さな町に越してきたのです。
Tomomo
しかしヨンシクに出会い、少しずつですがドンベクは変化していきます。
「いつも下を向いて歩いているのに、ヨンシクが上を向かせる」とドンベクは言っています。
Tomomo
ヨンシクの真っすぐな愛が、暗い過去を抱えるドンベクの心を開くことはできるのか、本編でぜひ確認してください。
連続殺人犯ジョーカー
冒頭、変死体が見つかり、その死体を確認するヨンシク。
変死体の腕にはドンベクと同じブレスレットが…。
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そしてドンベクはその殺人事件の唯一の目撃者です。
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そんなドンベクの店の落書きの中からジョーカーが犯行現場に残したメモの言葉と同じ言葉が見つかります。
ドンベクが狙われているのではないかと不安なヨンシクは5年前の事件のことを再調査し始めます。
しかし調査は何も進展はないのに、ドンベクの周りでは不審なことが次々と起こり始めました。
ヨンシクだけでなく、気丈に振舞っていたドンベクも徐々に不安になり始めます。
安心して身を置ける場所だったお店は怖い場所となり、追い詰められていくドンベクにヨンシクも不安が募ります。
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田舎町オンサンの住人達
町全体がドラマの舞台なだけに登場人物がかなり豊富です。
- 次期郡守を狙っている町の権力者ノ・ギュテ(オ・ジョンセ)
ただの気弱でスケベなオヤジですね。
恐妻家なのに、外では威張っていてイライラさせるキャラクターです。
- 離婚専門弁護士ホン・ジャヨン(ヨム・ヘラン)
権力者ノ・ギュテの妻です。
夫の浮気を疑い夫の行動に目を光らせている恐妻です。
- 商店街のおば様たち
噂好きで、特にドンベクの噂が大好物。
つい「いるいる」と言いたくなるようなおば様たちをキム・ソニョン、キム・ミファ、イ・ソンヒ、ペク・ヒョンジュが演じています。
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登場人物はかなり多いですが、それぞれ個性が強く存在感があります。
Tomomo
ただ、ノ・ギュテだけはドンベクに近づき蔑ろにされて、カメリアの従業員のヒャンミ(ソン・ダンビ)に手を出そうとして墓穴を掘り大騒ぎする一幕がありました。
また、ドンベクを巡ってヨンシクと争う場面もありました。
Tomomo
『椿の花咲く頃』まとめ
韓ドラ記録(netfilx)
『椿の花咲く頃』最高に温かい気持ちになれるドラマ
個人的に、愛の不時着.梨泰院クラスより好きです。
真っ直ぐすぎるカンハヌルの役柄に惚れない人はいない….#椿の花咲く頃 #カンハヌル#韓国ドラマ好きな人と繋がりたい#韓ドラ好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/1EQC6MCtFW— ちい🦋ARMY.韓国垢 (@ka_lulu741uu) May 8, 2020
ラブコメの女王コン・ヒョジンの最新作です。
コン・ヒョジンにはいつも驚かされます。
どんな役も自分のものにしてしまう女優で、ドンベクもコン・ヒョジンのために用意された役のように感じました。
除隊したカン・ハヌルも今までとは違う姿を披露してくれました。
Tomomo
監督は『むやみに切なく』『キミはロボット』などを手掛けたチャ・ヨンフン監督で、単純なラブコメディーではなく、サスペンス要素も含まれていて最初から最後まで退屈しない作品でした。
時間のある時におすすめです。