小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載された江口連によるファンタジー小説を原作としたアニメ『とんでもスキルで異世界放浪メシ』。
ムコーダの実践の場としてフェルが連れてきたのは、不気味な洞窟のダンジョン。
「ネットスーパー」で取り寄せた元の世界の料理を食べ、ステータスアップして万全の準備でダンジョンに挑むムコーダでしたが……。
早速、第6話「成長は突然やってくる」をレビューしていきます。
目次
アニメ『とんでもスキルで異世界放浪メシ』前回5話のあらすじと振り返り
大きな湖に辿り着いたムコーダとフェルは、魚を捕りいつものように食事をしていました。
魔物が来ないよう結界を張ってご飯を食べていたはずが、そこには生まれたてのベビースライムが……。
ムコーダがスライムを可愛がっていると、スライムもムコーダを気に入ったようで、いつのまにか従魔となります。
こうして「スイ」と名付けられたスライムが旅の仲間に加わりました。
【ネタバレあり】アニメ『とんでもスキルで異世界放浪メシ』第6話あらすじ・感想
いざ、ダンジョンへ!
フェルがムコーダを連れてきたのは、不気味な洞窟のダンジョン。
火魔法を使えるようになった時と同様に、土魔法の実践訓練を行おうというのです。
フェルの提案から逃れられないムコーダは、ダンジョンに入る前に「ネットスーパー」で惣菜を大量に購入。
異世界の食材を摂取することで、一時的にでもステータスを上げようという魂胆です。
フェルとスイにもシェアしながら食べ進めたムコーダはお腹が膨れるほどになり、ステータスを確認すると2割増しくらいになっていまいた。
一緒に食事をしたフェルもステータス値が上がり、容器などを食べるスイはレベルも上がっています。
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準備万端になったところで、いよいよ初めてのダンジョンへ……。
フェルのスパルタ教育
ダンジョン内で最初に遭遇したのはスライムでした。
普段スイを可愛がっているムコーダとしては少々心苦しさもありますが、剣を抜いて戦おうとします。
すると、ムコーダよりも先にスイが攻撃を仕掛け、自分よりも大きいスライムを酸液のようなもので倒してしまいました。
これを褒めたフェルは、スイは特殊個体なのかもしれないと言います。
その後も、着実に魔物を倒していくムコーダたち。
ムコーダは魔物に襲われると咄嗟に剣での攻撃や火魔法を繰り出してしまい、なかなか肝心の土魔法が使えません。
そんな中、ダンジョンの下層でコボルトの大群に遭遇。
弱気になるムコーダとは逆にスイはやる気で、「戦闘狂だったの?」とムコーダを怯ませます。
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今回もフェルによって戦場へ放り込まれたムコーダは、魔物を倒しまくるスイに負けじと、土魔法を駆使し始めました。
ムコーダの「ストーンバレット」とスイの酸液で群れを掃討した頃、奥から大きな影が……。
初めてのラスボス戦
群れを倒されたことに怒ったのか、親玉のコボルトキングが現れました。
ムコーダは何とか攻撃を躱しながら必死に「ストーンバレット」を連発しますが、効果は今ひとつのようです。
窮地に追いやられたその時、渾身の「ストーンバレット」が命中!
……したものの、コボルトキングは再び起き上がります。
ここでムコーダは魔力が切れてしまい、間一髪のところでフェルの結界に助けられました。
さらに、スイの強烈な酸液がキマり、コボルトキングは溶けて消滅します。
一方、スイがほんのりと光を帯びているのを見つめていたムコーダは、その場に倒れ込みました。
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ベビースライム卒業!
ムコーダが目を覚ますと、ダンジョンの外まで運び出されていました。
そばにいたスイは両手をムコーダに伸ばし、心配そうにしています。
自分は大丈夫だとアピールしたムコーダがスイにも問いかけると、「大丈夫だよ~」と返事が聞こえました。
キュンキュンと鳴き声しか出さなかったスイが、ついに喋り始めたのです。
驚くムコーダに「あるじ……」と話しかけるスイ。
おしゃべりするようになったスイがますます可愛く見えてくるムコーダは、スイのステータスを確認します。
すると、スイはベビースライムではなく、スライムに成長していました。
しかも、ムコーダと同じレベルでありながら、ステータス値は追い越されています。
少し落ち込みながらもスイの成長を喜んでいると、出掛けていたフェルが帰ってきました。
メンバーが揃ったところで食事にしようと「ネットスーパー」を開いたムコーダは、魔力切れでだるいこともあり、滋養のあるものがいいと卵を選びます。
ロックバードの肉と、炊きたてのお米も準備すれば……半熟トロトロなロックバードの親子丼が完成しました。
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食事を終え腹ごなしをしていると、スイがフェルを「フェルおじちゃん」と呼んでいることに気付き、からかうムコーダ。
フェルがうなりながら「おじちゃん」呼びを注意すると、スイは泣き出してしまいました。
ムコーダに「心が狭い」と言われたことと、スイの涙に罪悪感をおぼえたのか、フェルは「おじちゃん」呼びを渋々許すことに。
顔を赤らめるフェルを傍目に、泣き止んだスイを愛でるムコーダなのでした。
アニメ『とんでもスキルで異世界放浪メシ』第6話まとめ
いかがだったでしょうか。
初ダンジョン攻略で、進化したスイがおしゃべりをするように!
スイがフェルを「おじちゃん」と呼ぶのには、年長者への尊敬のようなものがあるみたいですね。
「強くて、かっこよくて、優しくて……」とスイに褒められ、まんざらでもないフェル。
主のいないところでお話しする従魔たち……どちらも可愛い!
話せるようになったから次回予告を任された、と言ってスイが登場する次回予告もメタ的で面白かったですね。
次回、第7話も楽しみです。