映画『トゥモロー・ウォー』あらすじ・感想!愛する人と人類の未来を守るために戦え!クリス・プラット主演のSFアクション

『トゥモロー・ウォー』

出典:Amazon.co.jp

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ジュラシック・ワールド』のクリス・プラット主演のSF大作『トゥモロー・ウォー』が、2021年7月2日よりAmazonプライムビデオで独占配信開始!

『レゴバットマン ザ・ムービー』のクリス・マッケイ監督がメガホンを取り、テレビドラマ『CHUK チャック』のイヴォンヌ・ストラホフスキー、『セッション』のJ・K・シモンズが共演を務めました。

現在と未来を舞台に、人類存亡を脅かす未知のエイリアンと人々が繰り広げる「運命を変える戦い」に大興奮間違いなし!

マルコヤマモト

それでは『トゥモロー・ウォー』についてレビューします。
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映画『トゥモロー・ウォー』作品情報

『トゥモロー・ウォー』

(C)2021 SKYDANCE PRODUCTIONS, LLC AND PARAMAUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

作品名 『トゥモロー・ウォー』
配信開始日 2021年7月2日
上映時間 138分
監督 クリス・マッケイ
脚本 ザック・ディーン

ビル・ドゥビューク

出演者 クリス・プラット

イヴォンヌ・ストラホフスキー

ベティ・ギルピン

エドウィン・ホッジ

J・K・シモンズ

音楽 ローン・バルフェ

映画『トゥモロー・ウォー』あらすじ・感想【ネタバレなし】


人類滅亡寸前の2051年からのSOS

2022年12月。

元軍人の生物学教師、ダン・フォレスター(クリス・プラット)は研究所への転職に失敗。

家族揃ってテレビでサッカーの試合を見ていたところ、2051年からやってきたという兵士たちが突然姿を現し、30年後の地球はホワイト・スパイクというエイリアンに侵略され人類が滅亡寸前であるという事実を訴えたのです。

『トゥモロー・ウォー』

出典:IMDB

未来からやってきた彼らは現代人たちに助けを求め、彼らに応えるべく世界各国は軍人たちを未来へ送り出すも、その生還率は20%にとどまるなど非常に厳しい状況に陥ります。

反戦運動が激しくなるなか、政府は民間人からも徴兵を開始。

そこで、7年後には死亡しているダンにも白羽の矢が立つことに。

疎遠になっていた父親・ジェームズ(J・K・シモンズ)の元を訪ねたダンは逃亡を試みますが、妻のエミー(ベティ・ギルピン)と娘のミューリに別れを告げ出頭。

ダンの腕には未来への転送装置が固定されました。

『トゥモロー・ウォー』

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マルコヤマモト

2051年には亡くなっている人ということが徴兵の前提らしいですが、訓練も無しに武器だけ持たされて未来へ行かされるという不安さが半端ない。それだけ未来は人手不足なのか…!!既にやる気満々の人や怖がる人など様々ですが、ヨガで心を落ち着かせようとする人々の描写が印象的でした。

ダンは、ジョージア工科大学の学科長・チャーリー(サム・リチャードソン)や3度目の徴兵を迎えるドリアン(エドウィン・ホッジ)とともに2051年の未来へ転送されますが、転送先の座標位置が誤って高所に設定されていたために多くの新兵たちが死亡。

マルコヤマモト

これ、ほんと勘弁してよ。エイリアンと戦うために転送されたのに、空から落下して死ぬなんて無駄死にマジでごめんですよ。座標きちんと確認してください。
『トゥモロー・ウォー』

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無事ビル屋上のプールに落下し一命を取り留めたダンたちは、司令官から軍の爆破攻撃前にラボに残っている研究員たちを救い出すミッションを与えられます。

ラボの研究員たちはすでに全滅していたものの、その研究成果を持ち出したダンたちは軍による爆撃を逃れるためにホワイト・スパイクと戦いながら戦場を駆け抜けました。

『トゥモロー・ウォー』

出典:IMDB

マルコヤマモト

やったー!ミッション成功〜!の笑顔からの突然のホワイト・スパイク襲撃による絶望。この落差が面白すぎてたまりません。

時を超えたダンとミューリの絆とホワイト・スパイクの襲撃

ドミニカ共和国のキャンプで目を覚ましたダンは、面会した軍の司令官が成長した自分の娘・ミューリ(イヴォンヌ・ストラホフスキー)であることを知り驚きます。

『トゥモロー・ウォー』

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生物学の研究者で対ホワイト・スパイクの武器開発担当者であるミューリは、ダンとともに参加した捕獲作戦で希少なホワイト・スパイクの雌を捕らえ、さらに父娘は協力してホワイト・スパイクに有効な毒の開発に成功!

しかし雌の咆哮を聞きつけたホワイト・スパイクの雄が基地に大挙し、戦闘の末に基地は崩壊。

ミューリは動けないほどの重傷を負ってしまいます。

さらにもう少しでミューリを助けられる…というところで転送装置が作動し、ダンは2023年に戻されてしまったのです。

マルコヤマモト

このシーンは映像が本当にすごいです。悲しいけど美しいシーンと、その表現の仕方に感動してしまいました。
『トゥモロー・ウォー』

出典:IMDB

ホワイト・スパイクに有効な毒を持ち帰ったダンですが、転送装置のリンクが切れてしまったことにより再び未来へ向かうことは不可能に…。

どうしてもミューリのことが諦めきれないダンは、運命を変えるべくチャーリー、ドリアンとともに調査を開始し、1000年以上前からロシアの氷河の地中深くに潜んでいたホワイト・スパイクたちが地球の温暖化とともに解凍されたことを推測。

毒を大量生産し、精鋭たちを集めたダンは父の助けを借りて全ての始まりの地であるロシアへ向かったのです!

『トゥモロー・ウォー』

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果たして、調査の通りホワイト・スパイクたちは氷河の下に眠っているのか!?

ダンたちは、ホワイト・スパイクの覚醒を防ぎ、未来を変えることができるのか…。

マルコヤマモト

「もう誰も死なせない!」とダンが決意してからが本番!迫力満点の雪上アクションにご期待ください!

映画『トゥモロー・ウォー』感想

既視感の中にある意外性に面白さを感じた

マルコヤマモト

予告編を見た時点では、「はいはい、未来にタイムスリップしてエイリアンと戦うのね…」と、あまり惹かれなかったのが正直な感想。

しかし蓋を開けてみると、タイムスリップだけではなくエイリアンとの戦いや戦争アクション、さらには家族愛まで描かれたボリューム満点の内容と、未来だけで終わらない意外性のあるストーリーに驚かされました。

『トゥモロー・ウォー』

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未来と行き来することが不可能になり、「もう打つ手なし」からの打開策がすごい。

マルコヤマモト

オタク(=天才)の知識を舐めちゃいけないことが証明される瞬間にも震えます。わからないことはその道のプロに習うことが1番ですよ!

疎遠だった父に頭を下げれば誠意は伝わり、家族や仲間をはじめとするたくさんの人々の協力を得たクリプラが愛する娘と人類のために精鋭部隊を率いてエイリアンに立ち向かう人情劇に胸を打たれること間違いなし。

てっきり未来で問題が解決する物語だと思ったので、答えが現代にあったことには良い裏切られ方をされました

『トゥモロー・ウォー』

出典:IMDB

また、さまざまなSF映画やアクション映画をオマージュしたシーンも満載で、「◯◯っぽい」シーンを見つけるのも面白いかもしれません。

マルコヤマモト

『エイリアン』『ターミネーター』『エイリアン VS プレデター』『オール・ニード・ユー・イズ・キル』『エンド・オブ・ステイツ』…など、挙げればキリがないですが、それらをうまくミックスさせたうえで、家族愛というエッセンスをプラスした愛らしい物語に仕上がっていると思います。

作品を引っ張るクリス・プラットの人柄

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のスター ・ロード、『ジュラシック・ワールド』のオーウェン・グレイディ、そして義父はあの『ターミネーター』のシュワちゃんでお馴染みのクリス・プラット待望の新作となった『トゥモロー・ウォー』。

主演のクリス・プラットは、今作の製作総指揮も務めています。

『トゥモロー・ウォー』

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マルコヤマモト

今作を楽しみにしていた方のなかには「クリス・プラットが出ているから見ようかな?」と思っている方も多いはず。

どことなく「気さくなお兄さん」という印象が強かったクリプラが今作で演じるのは、愛する娘を守るために未来で未知のエイリアンと戦う父親、ダン・フォレスター。

元軍人の高校教師という経歴をつダンは、未来では一個隊をしっかりと率いるリーダーシップを発揮しエイリアンに立ち向かう、とても頼りになる存在です。

人類の未来という責任重大な任務を担うダンですが、重くならずに観ていられるのはクリス・プラットから滲み出る人柄があってこそ

『トゥモロー・ウォー』

出典:IMDB

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でも証明されたように、クリス・プラットと仲間や家族というテーマの相性の良さは抜群で、今作でもその設定はじゅうぶんに発揮されていたと思います。

ですので、『トゥモロー・ウォー』は、今までのクリプラ作品のファンの方も期待してOK!

マルコヤマモト

シリーズものでのキャラクターが板についているクリス・プラットですが、これからは単体作品でも製作に携わり、ガシガシ爪痕を残して欲しいです!

SNSでのみんなの感想・評判

クリス・プラットのファンだけでなくSF映画ファンからも概ね好評の『トゥモロー・ウォー』。

マルコヤマモト

観終わって、上映時間が2時間20分もあったことに驚き!

確かに内容は盛りだくさんでしたが、次から次へと何かが起こる息もつかせぬ展開とテンポの良さで、体感はもっと短かったように感じました。

これまでに登場する地球外生命体の弱点を克服したような今作のエイリアンの造形も恐ろしく、「気持ち悪い」という点で製作者側には嬉しい賛否両論を生んでいます。

映画『トゥモロー・ウォー』あらすじ・感想まとめ

マルコヤマモト

クリス・プラット主演の『トゥモロー・ウォー』についてご紹介しました!
要点まとめ
  • クリス・プラットが主演を務めたタイムトラベルSFアクション
  • タイムリープ、エイリアン、戦争アクション、家族愛などボリューム満点のエンタメ大作
  • シンプルだけど意外性のある物語と気持ち悪いクリーチャー造形も好評

本来ならば劇場公開されるはずだった今作ですが、新型コロナウィルスの影響を受けて配信へ移行されたものの、2021年7月2日の配信開始から「公開48時間で最も視聴された映画」の記録を塗り替えるなど、幸先良いスタートを切っているようです。

今までのSF作品へのオマージュもふんだんに取り入れており、SF映画ファンにはたまらない仕掛けも盛りだくさん!

マルコヤマモト

やっぱり最後は素手で勝つ!じめっとした夏の夜に雪山でのクリプラの一発が気持ちいいくらいに効くスカッと爽快、そしてじんわり心が暖かくなる作品でした。
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