「本橋さんのことがもっと知りたい」と壱晴(藤ヶ谷太輔)から告白され、晴れて付き合うことになった桜子(奈緒)。
実質的な初彼氏に浮かれまくる桜子ですが、何もかもが初めてで戸惑うこともしばしば。
壱晴は「ゆっくりやっていこう」と優しく接してくれます。
そしてお正月。桜子は突然、壱晴の母の実家へ招かれます。
緊張の中、壱晴のアルバムを見せてもらうと、ある写真に目が留まるのでした。
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目次
『やめるときも、すこやかなるときも』前回第2話あらすじと振り返り
桜子(奈緒)との打ち合わせの途中で、声が出なくなった壱晴(藤ヶ谷太輔)。
壱晴は『記念日反応』と呼ばれるもので毎年同じ時期に声を失っていました。
心配でたまらない桜子ですが、重いと思われたくなくて何もできないまま1週間が過ぎ、声が出るようになった壱晴に桜子は思い切って自分の家に招きます。
しかし、仕事に行っているはずの父(遠山俊也)が帰宅し、壱晴と鉢合わせしてしまいます。
桜子と付き合ってるのかと詰め寄る父に、壱晴は「付き合ってはないけど、付き合いたいと思っている」と、まさかの返答をしました。
果たして、壱晴の真意とは…?
【ネタバレ】『やめるときも、すこやかなるときも』第3話あらすじ・感想
あなたをもっと知りたい
桜子(奈緒)の家で、桜子が壱晴と一緒にいるのを見て怒り始めた桜子の父(遠山俊也)。
桜子と付き合っているのかと詰め寄る父に、壱晴はこう答えます。
「付き合ってはいません。今はまだ。でも、付き合いたいと思っています」
それを聞いて桜子父はさらに怒り始めたため、2人は家を出ます。
「からかわないでください!」
桜子も壱晴の言葉を本気だとは思えません。
しかし、壱晴は本気だと言います。
「からかっていません。本当に付き合いたいと思ってます」
でも、桜子は壱晴が女性にだらしがないことを知っています。
壱晴はそれを認めながらも、そういうのは終わりにしたいと言います。
「変わりたいんです」
壱晴はまだ桜子のことは知らないが、部屋に入り、父にも会ったことでもっと知りたくなったと言います。
「僕じゃダメでしょうか?」
「ダメじゃないです!」
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付き合う人は好きな人
桜子はその日以来、鼻歌を歌いながら結婚情報誌を開くなど、わかりやすく浮かれています。
「何その急展開」
「結婚式のスピーチよろしくね」
と、すでにプロポーズされたような気になっている桜子。
「でも良かった。須藤さんも桜子のこと好きだったんだね」
そう彩芽(金澤美穂)が安心したように言うと、桜子ははたと気がつきます。
「私…好きって言われてない」
そう、ただ桜子のことが知りたいと言われただけなのです。
壱晴は、優太(五関晃一)のお店に行き、彼女ができたと報告します。
そのことに優太は喜び、壱晴に確認します。
「つまり、好きな人ができたってことだよな?」
しかし、壱晴は即答することができませんでした。
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新しい家具
桜子はパンフレットの打ち合わせのために壱晴の工房を訪ねます。
作業中の壱晴に声をかけますが、壱晴は集中していて桜子に気がつきません。
パンフレットに載せる予定の新しい家具については、なかなかイメージが湧かないと壱晴は言います。
壱晴の工房は2年前に哲先生(火野正平)から譲り受けました。
その時に哲先生の家具を作り続けることを約束していると言います。
工房で家具を買うお客さんは、ほとんどが哲先生の代表作を選ぶとのこと。
壱晴は哲先生を超えられるとは思っていないけど、家具職人として生きていくためにはこの世にない新しい家具を生み出さないといけない。
でも、作れば作るほど自分の未熟さを思い知らされて苦しいと、その想いを吐露します。
桜子は「一人で世界と戦っていてすごいと、須藤さんにしか作れないものを作っていると思う」と壱晴を励まします。
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彼氏彼女として
桜子が工房を出る時、壱晴は今夜家に来ないかと誘います。
「仕事の話も敬語もやめて。彼氏彼女として」
桜子はもちろん快諾します。
じゃあ、また後でと別れた後、壱晴から声がかかりました。
「桜子!帰り気をつけてね!」
桜子は、名前で呼ばれた喜びをかみしめながら、スキップで会社に戻っていきました。
壱晴は工房に戻った後、桜子が座っていた椅子を見た時、突然インスピレーションが湧いてスケッチブックを開きます。
その夜、壱晴の部屋のキッチンでブリ大根を作りながら「新婚かよ」とほくそ笑む桜子。
壱晴は夢中でスケッチブックに向かっています。
集中しているため名前を呼んでも気がつきません。
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桜子(奈緒)の椅子
壱晴が描いていたのは、桜子の部屋に置くための椅子のデザインでした。
「作ってくれるの?」
「俺が作るのでよかったら」
デザイン画には『桜子の椅子』と書かれています。
「桜子のことがもっと知りたい」
壱晴はまっすぐな目でこう言います。
しかし、それはユーザーとしてのデータのことでした。
桜子はガッカリしてしまいますが、気を取り直して笑顔を作ります。
でも、壱晴はすぐに桜子の様子に気がつきました。
「いつもそうやって無理してるの?」
「お父さんにぶたれたの、あの日だけ?」
桜子は「父は昔は優しかったが、高校生の時に会社が潰れてしまい、それから酒が入ると暴れることがある」と説明しました。
「桜子の体はぶたれるためにあるんじゃない」
壱晴は桜子をソファに押し倒しますが、桜子はそれを押しのけてしまいます。
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桜子(奈緒)のペースで
桜子に押しのけられ、呆気にとられる壱晴。
桜子は恥を忍んで自分に経験がないことを告白します。
「重い…ですよね…?」
いたたまれなくなった桜子は帰ろうとしますが、壱晴はそれを引き止め桜子を抱きしめて言いました。
「ゆっくり進めていこう。桜子のペースで」
お正月、桜子が鼻歌を歌っていると、妹の桃子はすぐに姉に彼氏ができたことを見抜きます。
「でも、お姉ちゃんが結婚したら色々支障が出るじゃん。この家の生活のこととか」
それを聞いた父は、孫の前で誰かを殴るわけにも行かないので出て行ってしまいました。
その時、桜子の元に壱晴からメールが来ます。
明日母親に会いに行こうと言うのです。
彼氏の親に会うなど、桜子にとっては未知の領域すぎてどうしていいのかわかりません。
「宇宙人に会うのと一緒だよ!」
あまりに順調な交際に、桃子は彼氏に何か重大な欠陥があるのではないかと心配しています。
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壱晴(藤ヶ谷太輔)のアルバム
壱晴は5年前に父を亡くし、母は祖父の介護のために自身の実家で暮らしているということです。
壱晴は東京生まれですが、父の仕事の関係上小さい頃は日本を転々としていて、東京に戻ってきたのは大学入学してからとのこと。
高校時代は島根県の松江で暮らしていました。
高校生時代の話をした時、桜子は壱晴に少し違和感を感じますが、頭の奥へやってしまいました。
「壱晴がこの家に女の人を連れてくるなんて初めてなのよ」
壱晴の母は嬉しそうに言います。
ガチガチに緊張している桜子でしたが、壱晴と母が祖父の様子を見に行く間、母は壱晴のアルバムを出してくれ、小さい壱晴の姿に笑顔がこぼれます。
しかし、高校時代のアルバムに差し掛かった時、桜子はある写真に目を留めます。
それは、湖の前で女の子と壱晴が2人で写っている写真です。
その写真を見て、桜子は胸がざわつくのでした。
『やめるときも、すこやかなるときも』第3話まとめ
第3話ご覧いただきありがとうございます‼️
壱晴の昔の写真を見てしまった桜子😳壱晴は桜子に忘れられない過去を話す覚悟を決める…#やめるときもすこやかなるときも #シンドラ#UsForever #藤ヶ谷太輔#奈緒#新婚かよ#知りたいでも踏み込めない#踏み込まないのがルール❔#第4話は2月10日放送 pic.twitter.com/fglrkODSRQ— 【公式】やめるときも、すこやかなるときも (@tomoniikiru_ntv) February 3, 2020
桜子が壱晴のことをどんどん知る中で、どうしても避けては通れない壱晴のトラウマについてピースが集まってきました。
彼の声が出ないという症状が出るようになったのは7年前なので、高校時代は関係していてもおかしくありません。
しかし、壱晴はまだそのことを明かすことはなさそうです。
次回はその壱晴の過去について、2人の心が揺れ動く様子が描かれるようです。
不器用な2人を温かく見守っていきましょう!
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