『東京独身男子』第8話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!“あえて結婚しない”=AK男子が出した幸せの定義

ドラマ『東京独身男子』第8話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『東京独身男子』公式ページ

38歳にして人生の岐路に立った“あえて結婚しない”=AK男子の石橋太郎(高橋一生)。

しかし、太郎の決断は親友たちに大反対されて、喧嘩になってしまい、仲良しAK男子は解散してしまいました。

さらに、かずな(仲里依紗)への想いを告白した太郎でしたが、こちらもあえなく撃沈してしまいます。

悩めるアラフォー男子はどのような答えを見つけるのか?いよいよ最終回です。

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『東京独身男子』第8話(最終回)あらすじ

ドラマ『東京独身男子』第8話(最終回)あらすじ①

ドラマ『東京独身男子』第8話(最終回)あらすじ②

アラフォー独身ならではの様々な課題に直面してきた太郎(高橋一生)、三好(斎藤工)、岩倉(滝藤賢一)の3人。

太郎の転職、三好の審美歯科クリニック経営不振、岩倉の父との同居生活…それぞれが抱える悩みについて口々に想いをぶつけ合い、怒鳴り合った末、ついに解散宣言が飛び出す!

その直後、太郎はかずな(仲里依紗)に再び自分の想いを伝えるが、「これ以上、振り回されたくない」と去られてしまい…。

一方で、岩倉は同居を始めたばかりの透子(桜井ユキ)に出ていかれ、三好はクリニックの経営を改善すべく太郎が暮らす部屋の売却を迫られてしまう。

かつては“あえて結婚しない”=「AK男子」仲間として共に過ごしていた彼らは今、三者三様に人生の岐路に立たされていた。

そんな中、太郎の母親・石橋寿美代(萬田久子)が上京するとの知らせが…。

それぞれの試練を前に、AK男子3人が将来について真剣に考え、悩んだ末、最後に下した人生の決断とは…?

AK男子の物語、ついに完結!

ドラマ『東京独身男子』第8話(最終回)あらすじ②出典:『東京独身男子』公式ページ

【ネタバレ】『東京独身男子』第8話(最終回)の感想

太郎(高橋一生)、フラれる

「かずなが好きだ」

超〜今さら、かずな(仲里依紗)への想いに気づいた太郎(高橋一生)は、思いきってかずなに告白します。

しかし、かずなはこれ以上振り回されたくないとその告白を断ってしまいます。

今までのことを考えると、無理もありません。

太郎の転職のことで、三好(斎藤工)と岩倉さん(滝藤賢一)とも喧嘩別れしてしまい、いつものバーに寄っても避けるようになってしまいました。

太郎は1人だと料理をする気にもなれません。

そして銀行の方は正式に退職が決まり、太郎は前途多難です。

退職した日、とぼとぼと帰宅すると、しばらく鳴っていなかったインターホンが鳴りました。

現れたのは、かずなでした。

「どうしてくれんの太郎ちゃん!」

かずなはぷりぷりと怒っています。

平成ボーイからの告白は断ったそうです。

「太郎ちゃんは難しいし不器用だし、一緒にいると不安になるの」

だけど、太郎のことがどうしようもなく好きなのだと明かすかずな。

「俺と、付き合ってもらえませんか?」

「はい」

晴れて太郎とかずなはやっと本格的に付き合うことになりました。

…めでたしめでたし。

AK男子、仲直り

めでたしめでたしと思っていたら、そこへ三好と岩倉さんが慌てて太郎の家に飛び込んできました。

かずなからのSOSメッセージを受け取ったからです。

「いい大人が喧嘩してる場合じゃないってこと!」

かずなの計らいで3人は仲直りすることができました。抱き合う4人。

「久しぶり!」

「10日ぶり!」

短かいですね!w

3人はこの10日間、メールを打っては消し、打っては消しを繰り返していたそうです。かわいい人たちですね。

すっかり仲直りした3人でしたが、三好には太郎に言わなくてはいけないことがありました。

自身のクリニックを立て直すために、太郎がいる部屋を売ることになったからです。

「ごめん、太郎ちゃん」

「なんで早く言ってくれなかったんだよ!」

「いや、俺がもっと早く手を打っていればこんなことには…」

なぜかお互いペコペコと謝り合う3人。かわいい人たちです。

岩倉さんの方は、透子(桜井ユキ)が出て行ってから1人で父の面倒を見ていましたが、ヘルパーさんも頼めず、仕事も手が離せない瞬間もありました。

そんな時に、透子が岩倉父の様子を見に岩倉邸に訪れていました。

透子も透子で、岩倉父のことが気になっているのです。

しかし、岩倉さんは透子に無理をさせたくはありませんでした。

自分の足で立つ

かずなとの結婚は?と聞かれると、太郎はこれからの人生、どんな暮らしをして仕事がどんな風になるのか全く分からない中で、かずなを巻き込むことはできないと考えていました。

そんな時に、元カノ舞衣(高橋メアリージュン)から連絡が来ます。

かずなと2人で久しぶりに会った舞衣は、すっかり憑き物が取れた顔つきになっていました。

あの後、夫と話し合って、もう一度シドニーでやり直すことになったと言います。

彼女は、自分で旅行企画会社を始めたとのこと。

「自分の足で立てば彼を支えられる。あの時2人が助けてくれたおかげ。ありがとう!」

夫婦というものは、どちらかが寄りかかるのではなく、支え合っていくものなのでしょうね。

どちらの足も地につけるというのは大事なことだと思います。

一方、正念場を迎えている三好のクリニックに、近所に新しくできたクリニックの院長(星野真里)が偵察にやってきました。

「負けません!」

美人歯科医は三好に宣戦布告をします。

母・寿美代(萬田久子)、来る

太郎の転職の話を聞いて、噂の太郎の母・寿美代さん(萬田久子)が東京にやってきました。

太郎は親友の2人と彼女のかずなを紹介します。

寿美代さんは独特のお土産を彼らに渡します。

かずなには石橋家のレシピノートを渡した寿美代さん。

「重いよ!」

この独特の感性が、太郎に遺伝しているのは一目瞭然です。

太郎の転職に関しても、寿美代さんは外資のコンサルティング会社に行くものと勘違いをしていました。

太郎は転職するのは電機メーカーの方で、収入も今の6割程度になると説明し直しました。

「かずなさんはどうなの?あなたたち結婚するんでしょう?」

以前、2人が付き合うという話になった時、『結婚前提』を連呼したかずなだったので、太郎は一瞬言葉に詰まりますが、そこでかずながすかさず、

「結婚は考えていません」

とキッパリ。

かずなは、兄のクリニックを支えるために簿記の資格を取りたいのだと言います。

自分の足でしっかり立てるように、ちゃんと支えていけるようにです。

「まずは、自分自身しっかりとしたいんです」

誰かに依存をしていないというのは、モテにつながるのではないかと思います。

かずなや舞衣は、依存を断ち切ったことで素敵な人になったように見えます。

自立した考えを持ち、よく食べ、太郎を笑顔にするかずなに対して、母・寿美代は「良い人を見つけたわ」と合格点をあげました。

「この先どうするかはあなたに任せる」

母・寿美代も依存していない女性の1人ですね。

結論

太郎の部屋は無事に買い手がつき、太郎は部屋を引き上げることになりました。

そして三好は、ライバルの美人歯科医と経営について議論を交わすなど、新しい恋につながりそうな予感がします。

岩倉さんは料理上手の太郎母の料理をモリモリ食べているかずなに「どうするんだ?」と聞いたとき、

「できる人がやればいい」

というかずなの言葉で気づきを得て、自分が仕事を休んで透子を変えないでいるという大英断を下しました。

自分はキャリアがあるから休めるし、透子に無理をさせないで済む。

何より、そこまでするくらいに透子のことが好きだというのが岩倉さんの考えなのです。

それを聞いた透子は一瞬戸惑いますが、

「だったら結婚してください!」

岩倉さんの提案は、家族として支え合っていくべき提案だということで、逆プロポーズをした透子。2人らしい答えですね。

岩倉さんが主夫になるということで、驚きつつも祝福する太郎と三好。

岩倉さんは嬉しそうです。

新しいスタートを切った3人は、今までのアジェンダを振り返ります。

  • 女はその本質をSNSのアイコンに隠している
  • 相手が何考えてるかわからない時=お前に気がないだけ
  • ゴジラ女子に要注意
  • 男は、もともと「ナシ」の女からいくらアタックされても動かない
  • 尽くすと相手は戻ってくる恋のブーメラン現象
  • 結婚は過酷な長距離走 走らなきゃ、見えてこない景色もある
  • 恋愛する時は相手の良いところだけを見ろ。結婚するなら相手の欠点から目をそらすな

このアジェンダ、なんだか軽いなと思いつつ、なんだかんだで心に残るものがいくつかありました。

今後も心の中でメモを残したいと思います。

岩倉さんは大事なものが増えると不安も増えるのが少し怖いといいます。

太郎は、これと思ったことが失敗して取返しのつかないことになって後悔することが怖い。

三好は、今さら再婚する気はないけど、人生何も残らないんじゃないかと不安に思う。

どのみち、不安が無くなることなんてないということです。

三好は人生の岐路に立たされたことで逆にわかったことがあるといいます。

大事なものを失ったらどうしようと思った時に、本当に大事なものが見えたというのです。

「今抱えてる問題も、価値、基準、幸せの指標だと思えばいい」

「他人がこうだからではなくて、要は自分が納得しているかどうか」

本当にその通りですね。納得の結論です。

最後のアジェンダ

結婚してもしなくても、今の自分に納得することが幸せの始まり。

幸せは他人に決めてもらうものではなく、自分で決めるものだということですね。

太郎は、新居にかずなを連れていき、ここで一緒に暮らさないか?と再度告白します。

本当はプロポーズしなくてはいけないんだろうけど、自分が立てる自覚ができるまで結婚はできないと正直に明かし、

「こうじゃなきゃじゃなくて、こうしたいを選びたい。で、俺はかずなと一緒にいたい。だからここから始めてもらえませんか」

ブレブレだった太郎ちゃんも、ハッキリキッパリ意見を述べるようになりました。

もちろんかずなの返事はOKです。

めでたしめでたし。

『東京独身男子』第8話(最終回)まとめ

みんなが幸せな道を歩んでいけるようで良かったですね!

結局、家族であってもなくても、支え合って行ける人が側にいれば、人生やっていけるというお話でした。

それにはもちろんお互いのリスペクトや思いやりが必要です。

自分の周囲を改めて見直して、思いやりを持って支え合っていけたらと思いました。

自分の幸せは自分で決める。

このドラマの言わんとすることは、そういうことだろうと思います。

見ているこちらは、3人のスタイリッシュイケメンを毎週見ることができて幸せでした!

ありがとうございました。3人の次回作にも期待です!

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