「大人の恋愛は長距離走」
「結婚は過酷な長距離走。でもしてみないと見えない景色もある」
と次々とアジェンダ候補が飛び出した第6回。
AK男子の3人それぞれに試練がやってきます。
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目次
『東京独身男子』第6話あらすじ
かずな（仲里依紗）から“太郎ちゃんが好きなのは、自分自身”と強烈な一言を浴びせられた太郎（高橋一生）。行き場をなくした舞衣（高橋メアリージュン）を部屋に泊めるも、舞衣に「友達じゃ嫌」だと切り出される。
一方、元妻・薫（野波麻帆）の訪問を受けた三好（斎藤工）は太郎と岩倉（滝藤賢一）にSOS招集!!
“相変わらず3人一緒…永遠の青春”と痛烈な皮肉を発する薫は、三好から夫婦時代に購入した墓が欲しいのだと告げる。
毎年の恒例行事、人間ドックを訪れたAK男子3人。そこでも話題は「三好家の墓」問題に。
「俺に任せろ」と敏腕弁護士・岩倉が本領発揮…と思いきや、薫の猛攻に苦戦。
そんな折、太郎は会社で手痛い目に遭い、ふと“仕事ほど報われないものはないのでは”という思いを抱く。
岩倉は恋愛に、三好は結婚生活に、三者三様ながら虚しさを共有。
そんな3人の中には「人間ドック再検査」の知らせが届く者もいて…。
心身ともに弱りまくりのAK男子たちに救いは訪れるのか!?
思いがけず分かる三好の元妻・薫の本心とは？
そして太郎とかずなの関係は…!?
出典:『東京独身男子』公式ページ
【ネタバレ】『東京独身男子』第6話の感想
元妻（野波麻帆）襲来
「友達のままじゃイヤ」とあられもない姿で待っていた舞衣（高橋メアリージュン）。
今までブレブレの行動を取っていた太郎（高橋一生）なので、どうなることかと思いましたが
「もう舞衣は俺じゃないし、俺も舞衣じゃない」
と言ってはっきりキッパリ別れることができました。
そこへ、岩倉さん（滝藤賢一）から連絡があります。
三好さん（斎藤工）の家に元妻（野波麻帆）が襲来したとのことで、三好さんからSOSがあったというのです。
慌てて三好さんの家に駆けつける2人。
元妻が怖い人だというのはよく分かっているので、3人ともビビリまくりです。
元妻の用事は、三好さんが結婚時代思い切って買った都内一等地の墓を貰いたいというのです。
離婚をするときに全部渡したつもりだったのに、墓まで取られてしまうのか…と暗い気持ちの3人。
なんとなくその予兆を感じていた三好さんは、自分の“元気問題”はそのストレスから来ているのではないかと推測します。
大人の恋愛は長距離走
3人は誰も面倒を見てくれる人がいない独身者の必須事項である人間ドックへ。
様々な検査を受ける中で岩倉さんと太郎は恋バナに花を咲かせます。
太郎は前回、かずな（仲里依紗）に「太郎ちゃんが好きなのは自分自身」と言われてしまいました。
あれ以来かずなとは会っていません。
「そういう時期じゃないんじゃないですかね。これからのことを考える時期。1人で」
「それもまた独身の特権」
と岩倉さんは言いますが、そんなのんびりしていて良いのでしょうか?
一方の岩倉さんは、透子（桜井ユキ）との関係について持論を展開します。
大人の恋愛は長距離走。
若ければ双方その気になったOKの短距離走で構わない。
自分たちの場合は、そこからどう維持するか。
お父さんのことがあるけれど、透子はそういう女性ではないので簡単にはいきません。
無理強いをするわけにもいかないし、確かに大人には感情だけではどうにもならない問題があります。
人間ドックの後は三好さんの正念場です。
元妻のことで不安定な三好さんのために、話し合いには弁護士の岩倉さんと経済アナリストの太郎が同席することになりました。
「あの墓地、いただきます」
そう主張する元妻に押される岩倉さん。
「任せろ」と言った割に押されています。
「財産全て分けてもらう」という元妻の言葉から結婚時代の不満をぶつけあう2人。
太郎と岩倉さんは三好さんの弁護士として間に入ろうとしますが
「独身のあなたたちに夫婦の何がわかるんですか?」
結局やり込められてしまい、2人は何も言えなくなります。
元妻の勢いに再び怯える3人ですが、彼女に勝てる気がしません。
虚無。
病気の同僚の代わりに請け負ったプレゼンが首尾よく進んだことで万事順調に見えた太郎ですが、部長に呼び出されます。
「外資からヘッドハンティング来てるって？」
そういう噂が出るのは組織では命とりだと釘を刺されてしまいました。
一方の三好さんは元妻のことで全く仕事が手につきません。
太郎はつぶやきます。
「ふと思ったんですけど、仕事ほど報われないものはないんですかね？」
「仕事だけは裏切らないと思ってきたけど…」
岩倉さんの意見は違います。
「それを言うなら恋愛だろ。時間のエネルギーだけ吸い取られ報われないこと、この上ない」
さらに三好さんは別の主張をします。
「それを言うなら結婚生活ですよ!不幸のどん底に落とされるのは間違いなく結婚」
三好さんは墓まで取られそうになっていますからね。
虚無。虚無。虚無。
3人に虚しい空気が流れます。
そんな中、かずなは舞衣の結婚式で知り合った平成ボーイに再会します。
人間ドックの結果
三好さんはA、岩倉さんはB、太郎は要再検査。
のほほんとした太郎とは裏腹に2人は大慌てで太郎を検査に向かわせます。
太郎ちゃん、大丈夫でしょうか？
一方、岩倉さんの部下の透子は岩倉さんの部屋で彼を待っていました。
そして一言。
「好きです」
でも、透子はボスのためでも自分を変えることは出来ないと言います。
それは岩倉さんも同じ。
「でも、初めてみるか」
こうして岩倉さんと透子は結ばれました。
さて、三好さんの“元気問題”に大きく影を落としている元妻の件。
三好さんは散々考えて、もうあげられるものは全部あげて、二度と関わらないで済むように墓をあげることにしました。
「安心してもう二度と現れないから。これっきり」
権利書を受け取った後、そう言って元妻は去って行きました。
そして太郎の再検査の結果が出ました。
太郎のことが気がかりで直接太郎に結果を聞きに来た三好さんと岩倉さん。
「セーフ」
まさかのセーフ。
三好さんは太郎を抱きしめて泣き出します。ついでに岩倉さんも2人を抱きしめます。
美しい男の友情です。
でも、さすがの太郎も今回は“墓”がよぎったといいます。
「人生の終値が見えた気がした」
「ごめん…もう入れてやる墓がない…」
元妻（野波麻帆）の本当の気持ち
そこへかずなが現れます。
かずなは三好さんの元妻に会いに行ったというのです。
なんで今さらお墓なのか。
なんで弁護士通して話さなかったのか。
元妻の様子がおかしいのは、太郎も少し感じていたことでした。
元妻は前に進めないと言っていたそうです。
お墓を見に行ったら、買った時のことを思い出したのだそうです。
必ずここに三好さんのともに一緒に入る、添い遂げると決めていたと。
2人のかみ合わない歯車の裏には、そういった真摯な思いが隠されていたのです。
彼女が関係修復のために行くはずだった最後のディナーの時に渡せなかったものがあるとかずなに託したものがありました。
三好さんが元妻と2人で行ったラスベガスで、心願成就のために探したものの結局見つけることが出来なかった水晶でした。
「多分別れたくなかったんだよ。でも離れるしかなかったんだと思う」
かずなが元妻の気持ちを代弁しました。
恐ろしいと思っていたのに、切ない話になりました。
これを伝え聞いた三好さんは「二度と会わない」と言った元妻を呼び出します。
そして、こう言って謝罪をしました。
「ごめん。幸せに出来なくてごめん。家族になれなくてごめん」
元妻は、少し吹っ切れたような顔で返します。
「そんなこと急に言われても、貰ったものは返さないから。全部背負って、前に進むの」
もしかすると、彼女は謝って欲しかったのかもしれません。
それが、正しい元妻・薫の乗り越え方だったのです。
今週のアジェンダ
舞衣の件から始まって、色々な夫婦を見てきた太郎が辿り着いた今週のアジェンダは
「結婚は過酷な長距離走。でも、それをしなければ見えてこない景色もある。」
「あれだけ言いたい放題言い合ってぶつかり合って、それでも幸せを願える相手がいるってすごい」
太郎にそう言ってもらえて救われた三好さん。
美しい男の友情です。
そして翌朝。三好さんの“元気問題”は無事解決の日を迎えました。
岩倉さんと透子は会社までの道を一緒に歩きますが、出社は時差で。
2人の関係も職場には秘密の約束です。
やっていけるか不安になる透子。
「君は変わらなくていい。変えようとも思わない。だから、一緒に暮らさないか？」
岩倉さんのお父さんを含めた３人で。
「え?3人?」
そう聞き返すのも無理はありません。
岩倉さん、いきなり何を言い出すのでしょうか。
太郎はかずなに「太郎ちゃんが好きなのは自分だけ」と言われたことが引っかかっていて、出勤前のかずなと直接話をしようとしましたが、話もそこそこで
「ごめん、もう行くね」
そう太郎をあしらったかずなが歩いていった先には、あの平成ボーイが!
なんだか仲が良さそうです。
もしかして、太郎ちゃん、本当にフラれてしまったのでしょうか?
ドラマ『東京独身男子』第6話まとめ
今夜『東京独身男子』、斎藤工が抱える“墓問題”にAK男子は苦戦 #東京独身男子 #AK男子 #高橋一生 #斎藤工 #滝藤賢一 https://t.co/dvxkZ5BXMK pic.twitter.com/cXuJsw4jvV
— クランクイン！ (@crank_in_net) 2019年5月25日
岩倉さんと三好さんの頭を悩ませていた問題は解決の日を迎えました。
一方で太郎とかずなの関係は新しい展開を迎えそうです。
次回はAK男子最終章に突入!
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