＜歴史の改変を防ぐため、
未来から来た人は、過去人（現代人）に影響を及ぼしてはいけない！＞
2253年には、こんな“鉄の掟”があるらしい。
なのに、これは現代人（吉岡里帆）と未来人（永山瑛太）がガチで恋しちゃうお話です。
SFモノで、恋愛モノで、くすくす笑えて、とびきり切ない…
秋の夜長にぴったりの“心ふるえるドラマ”！
禁断の恋に落ちる2人の出会いが描かれる第1話では…
しょっぱなから、未来人の横井大知（泉澤祐希）による違法渡航事件発生！
未来の警察的な組織に捕獲された大知は、もう1日だけ時間がほしいと懇願します。
彼が、令和で“あと1日”を欲した理由に胸がきゅんとします…
エンディングで起こる“小さな奇跡”にほっこりしちゃう第1話が、はじまります！
目次
ドラマ『時をかけるな、恋人たち』のあらすじ
これは、上田誠（ヨーロッパ企画）が紡ぐ…
ロミジュリばりの禁断の恋物語。
広告代理店の敏腕アートディレクター・常盤 廻（吉岡里帆）と、
未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦 翔（永山瑛太）。
令和のいま、違法タイムトラベラーが横行しているらしい。
それを取り締まるためにやってきた翔と、
大失恋したばかりでヤケ酒を煽るどん底の廻…
2人はある夜、運命の出逢いをします！
なんと、この2人はかつて恋人同士だったらしい…
突如、廻と翔の“恋の超展開”スタート！
…時を超えて“禁断の恋に落ちた2人”の結末はいかに！？
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時間と想像をはるかに超えたラブストーリー！
奇抜な設定なのにスルッと楽しめちゃう、
不思議で魅力的なドラマがはじまります！
ドラマ『時をかけるな、恋人たち』登場人物
常盤 廻（吉岡里帆）
広告代理店「アド・アモーレ」のアートディレクター
井浦 翔（永山瑛太）
タイムパトロール隊員
広告代理店「Ad Amore」の仲間たち
・広瀬 航（西垣 匠）
廻の後輩で、広告代理店「アド・アモーレ」の営業さん。
・梓 若菜（田中真琴）
広告代理店「アド・アモーレ」の受付美女。
キャラ強なタイムパトロール隊員たち
・天野りおん（伊藤万理華）
オペレーター
・八丁堀 惣介（シソンヌ・じろう）
メカニック担当
・リリリー（夏子）
タイムパトロール隊員の少年課職員、
そして、翔のフィアンセでもある。
・和井内 秀峰（石田剛太）
隊長！
【ネタバレあり】ドラマ『時をかけるな、恋人たち』第1話あらすじと感想
つじつま合わせが上手な女子（吉岡里帆）が、密かに大失恋！
2253年7月21日の新宿。
無数の空飛ぶ車が走ってて、未来感半端ない景色が広がります。
そんなもの凄く進化した未来から、2023年10月6日の新宿へ…未来人襲来！
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アートディレクターの廻は、12月22日に新発売予定のゆずこしょうキャラメルのポスターデザインとにらめっこ中。
ようやくイイ感じに仕上がった所へ…後輩の営業くん・広瀬 航（西垣 匠）が、“コピーが再検討になった”と悲しげな表情で報告しに来ます。
ここにきてのコピー再検討は、作業が滞る致命的なやつ。
だけど、廻は動じずに頼もしいキリッ顔で後輩に告げます。
「大丈夫。私がつじつま合わせるから！」
ホッとした航は、ニコッと可愛いい笑顔をします。
その直後でした…廻が長めにわずらった片思いで密かに大失恋したのは！
航から、受付の梓 若菜（田中真琴）と婚約したことを報告されます。
廻は、2人がつきあってたことも知りませんでした。
大好きだった後輩男子へ…
何事もなかったように、廻は祝福の言葉をかけます。
路上ライブ女子（吉澤 嘉代子）の歌が沁みる…失恋夜散歩。
あのミスコンくさい受付と？
あの名字か名前かわかんないような女と？
それになびくなよ～！
その夜、1人自宅で、くだを巻きながらヤケ酒を煽る廻。
急激に、後輩くんに見せた今日の昼間のはにかみドヤ顔（キリッ顔）が恥かしくなります。
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居たたまれなくなった廻は、ふらっと散歩へ。
路上ライブ中のシンガーソングライター・綿谷ジュン（吉澤 嘉代子）が歌に惹かれ、立ち止まります。
「いかないで…私まだ昨日を生きていたい～」
何度も繰り返される“いかないで”ってフレーズが失恋直後の胸に沁みます。
聴き入っていたら、ジュンのマネージャー横井大知（泉澤祐希）から、明日の夜のワンマンライブチラシを渡されます。
家に帰ろうとしたら、工事中でまわり道するハメに！
廻は仕方なく、公園に寄り道してベンチに座ります。
ゆずこしょうキャラメルの受注を祝し、航と公園のベンチに座って缶コーヒーで乾杯したのを思い出します。
先輩と後輩の一線を踏み越えるのをためらいました…
そのせいで、片思いのままこの恋は誰に知られることもなく終わりを告げました。
いつもそうです。
廻は、少女時代にも同じような感じでラブレターを渡せなくて…
諸星くんとの恋が終わってしまった過去があります。
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公園のベンチ下は…時空管理局パトロール部 令和5年世田谷基地だったw
「あ～ぁ、恋に落ちたい…」
真っ暗な夜空を見上げながら、廻が呟きます。
直後、地面に穴が開き…廻はベンチごと地下に吸い込まれます！！
痛ッ！
ドスンと落ちて目を開けたら、基地みたいな場所にいました。
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未来人・井浦 翔（永山瑛太）が目をうるうるさせながら近づいてきます。
ここはどこ？あなたは誰？状態の廻は、ポカンとします。
そんな廻を置き去りにして、4人の未来人たちはどんどん説明しだします。
ここはタイムパトロール基地であること。
正式には、時空管理局パトロール部 令和5年世田谷基地。
未来では違法タイムトラベラーが横行し、この時代にもきているとの事。
彼ら4人は、その取締りをしているタイムパトロール隊員らしい。
この時代のコーディネーターに廻を指名したいと言うんです。
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バグで気持ち悪い喋りになっちゃう翔w
オペレーターの天野りおん（伊藤万理華）がマジな顔で廻に訴えかけてきます。
まだポカン中の廻。
翔は「隊長、協力してくれそうです！」と勝手に決めます。
隊長の和井内 秀峰（石田剛太）も「じゃ、早速講習を！」と勝手に進めます。
まずはじめに、メカニック担当の八丁堀 惣介（シソンヌ・じろう）から、廻にゲートオープナー（基地のゲートが開閉する腕輪）が渡されました。
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君にまた、つじつま合わせてほしいんだよ！
廻は、ゲートオープナーを使って即基地を脱出！
すぐにそれを公園のゴミ箱に捨てます。
「待って！ギャラも出る、副業でもいい…宇宙の運命が懸ってるんだ！」
追ってきた翔が必死に頼みます。
でも、廻は「私にもゆずこしょうキャラメルの運命が懸ってる！」と拒否。
すると、隊員たちはゆずこしょうキャラメルについてヒソヒソします。
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誰も買わない食べないヤツじゃない？とヒソヒソ。
ゆずこしょうキャラメルは未来（歴史上）で存在していないと。
「おいしいですから、意外にも！」
激おこで帰って行く廻の背中に、翔が言います。
「君にまた、つじつま合わせてほしいんだよ！」
和井内隊長は、廻を断念しようと言います。
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意匠を凝らしたこの作品にピッタリ、
大変癖のある楽曲にしたというワクワク曲！
翌朝、廻はそうやって昨晩の不思議な出来事を解決します。
だけど、恋が終了したのだけは夢じゃありません。
休みなので、ふらっと公園のゴミ箱を覗きに行きます。
捨てたゲートオープナー無し…やっぱ夢か！
ホッとしてベンチに座ると、またもや基地に吸いこまれますw
時間犯罪者発見か…廻（吉岡里帆）、タイムパトロールに加入！？
「戻ってきたー！腹くくったかい？」
拍手喝采で隊員たちが出迎えます。
昨夜のあれは、現実（リアル）でした。
まだ、廻がコーディネーターを引き受けるとは言っていないのに…
タイムボードという、未来で違法に出回っているタイムマシンが駐輪場にて発見！
許可を得ていないタイムトラベルは罪になります。
悪質な時間犯罪者の可能性もある…これは事件です！
さっそく、バットトラベラー（違法渡航者）を捕まえるミッション開始！
ネカフェに滞在中の23世紀人・横井大知の顔が巨大モニターにうつし出されました。
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綿谷ジュンに未来の歌を歌わせ、billboard狙いか？と罪を問われます。
彼はそれを否定し、純粋に彼女の歌に惚れたと話します。
2253年の未来で、昔のCDを掘るのが趣味だった大知。
平成や令和の音楽を生で聴きたい欲望に駆られ、思わず違法タイムトラベルをしたらしい。
そこで出会ったのが、路上でギターを弾きながら歌っていた綿谷ジュン。
思わず、彼は聞き惚れてチップを入れました。
ジュンから音源は作っていないと言われ、大知は毎日通って聞きました。
彼女の曲が未来に残らないのは、知っています…
だけど、すこしでも彼女の力になりたくて、彼はお手伝い（マネージャー）をするようになったのです。
違法トラベラー（泉澤祐希）は、今日だけ時間をくれと言った…
大知は、彼女を手伝いながらよく飲むゼリーを食べていました。
「大知、ゼリー好きだね。」
彼女はそう言ってほほ笑むのでした。
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メカニックに“剥がす”ように指令を出します。
剥がすとは、フォゲッターという機械を使ってお互いの記憶を消し、元の時代に戻す事。
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ジュンの初ワンマンライブは今夜、大知は必死に頭を下げてお願いします。
忘れるとしても聴きたい…と、彼。
過去人に影響を及ぼしてはいけない。
ましてや、恋に落ちてはいけない。
恋をしたら、航時法違反の罪に問われます。
隊長が指摘すると、大知は「彼女に想いは告げていない」と弁明します。
一線は超えちゃいけないけど、彼女の音楽は応援したい！
想いを聞いた翔は、今晩だけ待つことを許可します。
「あんたらSJ（未来語で杓子定規の意）かよ！」
翔は、渋る他の隊員たちをこの言葉でねじ伏せます。
「私、タイムパトロールのお手伝いしますから…お願いします！」
廻も、翔の意見に賛同します。
自分も一線を越えられなかった廻は、大知の気持ちが痛いほどわかります。
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未来人と過去人の許されない恋の結末は…？
「会えてよかった…ジュンの音楽に。」
ワンマンライブ直前の舞台袖にて…
大知はこう言って、彼女を舞台上に送り出します。
ライブの最後、ジュンは今日のために作った曲を歌います。
その曲は「ゼリーな恋人」というタイトルでした…
彼女が、ゼリーが大好きな大知のことを想って作った曲でした。
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そう廻にお願いして、大知は令和を去ろうとします。
「見送るよ…」
なんと、そこへジュンが見送りにきてくれました。
見たこともないお札を入れてくるし、聞いたことない年号言うしで…
彼女は薄々、大知のただならぬ素性を感じていました。
「記憶消されても忘れないから。好きでした。」
大知は、最後に彼女の目をまっすぐ見ながらこう言いました。
ジュンが「私も」って言います。
剥がされた大知は、ジュンを知らない人になりました。
時空境界線が開かれ、彼は未来へ帰っていきました。
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エンディングで流れるChilli Beans.の「I like you」。
大事な人を想う気持ちが込められた曲が流れる中、奇跡が起こる！！
なんだかビビッときて、彼はそれを買い求めるのでした。
えっ…廻（吉岡里帆）と翔（永山瑛太）が2人ずついる！？
こうして、未来人と過去人の許されない恋が終わりました。
あれでよかった？もっと私に何かできなかっただろうか？
こう感じた廻は、拒否していた未来人の服を着て基地で研修に励みます。
そして、彼女はゆずこしょうキャラメルを未来に残そうと決意したのでした。
公園のベンチで、廻は翔に決意表明をします。
翔はそれを喜びます。
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“また”と言った理由を問うも、翔は答えず。
「廻！」
いま呼んだ？って廻が聞いたら、翔はキョトンとした顔をします。
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自分は、廻に会うためにこの時代に来たと。
廻はまだ知りません…この先に待つ“恋の超展開”を！
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その様子を草陰から心配そうに観察中！
ドラマ『時をかけるな、恋人たち』の次回に期待するもの
フォゲッターでも消せない、
時空を超えた見えない恋の絆に胸が熱くなりました。
おそらく謎シーンが多かったこの第1話は伏線だらけのはず…
今後の展開が楽しみです。
第2話「10年先の彼女」では、はやくも廻と翔がかつて恋人同士だったことが彼女に告げられます。
そして、未来から恋のライバル・リリリー（夏子）もやってきます！
いろんな意味で複雑化する模様、来週も見逃せません。