マ・ドンソク主演の最新作『ザ・バッド・ガイズ』が満を辞して公開!
目には目を、歯には歯を、悪人には悪人を…とにかく容疑者を挙げるためにはどんな手を使っても構わないという無法地帯のアクションエンターテイメントです。
監督は『鬼はさまよう』でスリラー映画の形式を打ち破った気鋭のソン・ヨンホ。
「伝説の拳」と呼ばれるパク・ウンチョルをマ・ドンソクが演じ、数々の映画やドラマで活躍するベテラン俳優のキム・サンジュンや、モデルから女優に転身したキム・アジュン、そして今作が映画デビュー作となる若手実力派のチャン・ギヨンらが顔を揃えました。
マルコヤマモト
目次
映画『ザ・バッド・ガイズ』作品情報
作品名 | 『ザ・バッド・ガイズ』 |
公開日 | 2021年4月9日 |
上映時間 | 115分 |
監督 | ソン・ヨンホ |
脚本 | ソン・ヨンホ ハン・ジョンフン |
出演者 | マ・ドンソク キム・サンジュン キム・アジュン チャン・ギヨン |
音楽 | モク・ヨンジン |
【ネタバレ】映画『ザ・バッド・ガイズ』あらすじ
悪党ばかりの特殊捜査課が再結成!
刑務所で服役中のパク・ウンチョル(マ・ドンソク)は、自分が慕っていた兄貴分が内臓を摘出された上に遺体で放置されていたというニュースを知り、休暇を兼ねて知り合いの刑事であるオ・グタク(キム・サンジュン)の元を訪ねます。
そんななか、凶悪犯を含む囚人護送車の襲撃事件が発生し、囚人たちが脱走!
ウンチョルとも親交が深かった女性刑事のミニョン(カン・イェウォン)が重傷を負い、病院に運ばれてしまいます。
その中でも特に凶悪な3人の悪人を捕らえるために、警察上層部は元警察官であるオ・グタクに復職を求め、囚人を使った特殊部隊の結成を要請。
刑務所で服役中の囚人たちを集めた極秘プロジェクトである「特殊犯罪捜査課」のメンバーとして集められたのは、「伝説の拳」として恐れられる雇われヤクザのパク・ウンチョル、世界を股にかけて活躍する女性詐欺師のクァク・スノン(キム・アジュン)、そして過失致死罪に問われてしまった元エリート刑事のコ・ユソン(チャン・ギヨン)でした。
小物は3年、大物は5年という減刑と、逮捕するためにはどのような手を使っても構わないという条件のもと、3人は脱走した犯人たちを独自のルートで追跡し始めます。
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順調に凶悪犯を捕まえていたがその裏には!?
通称ジェシカの女詐欺師・スノンの直感を信じて1人目を捕まえた特殊犯罪捜査課一同。
しかし、リーダーであるグタクが肝臓癌を患っており体を壊して入院。
ウンチョルは単独行動を始めようとしますが、「チームワークを知らないのか?」と、ユソンとスノンが迎えに来て3人で捜査を進めます。
昇進を間近に控えたライバル刑事・ドンチョル(パク・ウォンサン)たちの邪魔を受けながら、次の標的である連続殺人犯をまさに力づくで捕らえることに成功!
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そして、ウンチョルの兄貴分を殺したと思われるヤクザの親玉をユソンが執念の追跡ののちに捕らえます。
全てを吐かせようとする特殊犯罪捜査課のメンバーに対し、親玉はこうなることがわかっていたのか、すんなりと事件の背景を話し始め、裏には韓国にまで勢力を広げる日本のヤクザ・ヨシワラ組の存在があることを明かしました。
ヨシワラ組の組長は韓国をテスト市場として、麻薬と臓器の密売を中国大陸まで進めていこうとしていたのです。
親玉が麻薬の販売ルートが書いてある手帳をウンチョルに渡そうとした時!
警察上層部のオム・ジョンハン(キム・ヒョンムク)が武装した警官たちとともに突入し、手帳を奪ったのです。
裏でヨシワラ組と繋がりを持っていたジョンハンは、ウンチョルたちを縛り上げ、彼らがアジトにしていた教会に火をつけました!
『ザ・バッド・ガイズ』のラスト結末
柱に縄でくくりつけられたウンチョル、スノン、ユソン。
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なんとウンチョルの強力な力で縄を引きちぎり、間一髪で燃え盛る建物を脱出したのです。
病院からグタクも駆けつけ、ドンチョルの協力を得た4人はヨシワラ組のアジトへ向かいます。
かつての仲間であった「幽霊の脚」も合流し、一気にヨシワラ組のアジトへ踏み込むザ・バッド・ガイズ。
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屋上からヘリで脱出しようとするヨシワラ組の組長に、ウンチョルが一騎討ちを挑みます。
拳に破壊力満点の武器をつけたヨシワラ組の組長を相手に素手で挑むウンチョル。
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今回も見事に巨悪を仕留めたザ・バッド・ガイズ。
肝臓癌を患っていたグタクに対し肝臓移植の提供者が現れたため、3人はグタクに「もう少し生きてみては?」と手術を受けることを勧めました。
スノンは詐欺師の経歴を生かして警察で若者たちに詐欺関係の指導を行い、ユソンは刑期満了まで再び刑務所に戻ることに。
死んだ兄貴分の弔いを終えたウンチョルも刑務所に戻る予定でしたが、「その前に狂犬を放つ」という指令が入り、再び任務に向かいました。
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映画『ザ・バッド・ガイズ』感想
良かった点
マ・ドンソクが主演を務めた『ザ・バッド・ガイズ』は、2014年に放送されたテレビドラマ『バッド・ガイズ -悪い奴ら-』の劇場版です。
巨悪に対抗するために結成された悪人集団「ザ・バッド・ガイズ」の活躍を描いた今作は、韓国のOCNチャンネルで歴代視聴率1位を獲得し、2017年には続編である『バッド・ガイズ2〜悪の都市〜』も製作されました。
マルコヤマモト
ドラマからはマ・ドンソク演じるパク・ウンチョルと、リーダーのオ・グタクを演じたキム・サンジュンが続投しています。
ドラマの続編でありながらも劇場版としてフレッシュな気持ちで観れる良作でしたし、逆に劇場版を見たからドラマも見てみたいという気分になる面白い作品です。
マルコヤマモト
ドラマでは準主役だったパク・ウンチョルが映画版では主役を張り、己の最大の武器である「拳」を使って大量の敵をなぎ倒していく姿は単純明快にして爽快です。
「武器など要らぬ!」というウンチョルの気合にもう痺れっぱなしの、最高のマ・ドンソク映画です。
さらに、今作ではお約束とも言えるマ・ドンソクの可愛らしい一面や、爆発を背景にした人工呼吸シーン、「玉ねぎは抜きにしてください」と謎の日本語を話してくれるファンサービスまで満載なので、一時も画面から目が離せません!
マルコヤマモト
映画初主演とは思えないくらいに、見た目通りの狂犬のような目つきが最高…!
彼をスカウトしたグタク班長の目に狂いはないと思いました。
残念だった点
確かに最高に楽しいマ・ドンソク映画だった『ザ・バッドガイズ』。
マルコヤマモト
せっかくマ・ドンソクのアクションが映し出されると思ったら、次のキャラクターに変わってしまうという展開が結構多かったような…。
多方面で多数のキャラクターが戦っているので場面が切り替わるのは仕方がないことなのですが、それぞれのキャラを生かした戦いをしているのなら、しっかりとした見せ場を作ってあげても良いかなと。
特に、マ・ドンソク意外だと「幽霊の脚」の蹴り技を生かした攻撃がめちゃくちゃかっこよかったので、もう少しじっくり観せて欲しかったです。
マルコヤマモト
SNSでのみんなの感想・評判
『ザ・バッド・ガイズ』ドンソクさんのワンパンチでブチのめすアクションも相変わらず素晴らしいけど、それ以外にも凄え蹴り技を連発する人とかも出てきて、アクションの満足度はかなり高かったです。 pic.twitter.com/USLyNw1ems
— 人間食べ食べカエル (@TABECHAUYO) April 9, 2021
『ザ・バッド・ガイズ』
悪人には悪人を放たれた狂犬が片っ端からこれでもかと殴る蹴るで成敗してくれる、脚本は二の次だけど関係ないって感じでアクションで魅せる思い切りがいい、世の中の鬱憤一発解消の痛快娯楽作品、ピンクが似合う可愛いマドンソクはもはやお約束やね、面白かった。 pic.twitter.com/s8BZIfjgF5— n。🌱🌷🌱🌷🌱 (@ele_love15) April 10, 2021
「ザ・バッド・ガイズ」観ました
超最高!最強で最狂の悪人4人が巨悪をぶちのめす!悪には悪をぶつけるぞ!暴力は全てを解決する事が証明されました。アクションも脚本も見事で、時々ユルめのギャグもあって楽しい!やったー!
困った時はマ・ドンソクさんの拳が頼りになるね。元気が出る映画でした! pic.twitter.com/1K3meaYMyM— 有機(ユウキ)@🎥 (@dieg0_y) April 10, 2021
#映画バッドガイズ観た
護送車が襲撃され凶悪犯たちが脱走する事件が発生!
かつて服役囚を集め立ち上げられた「特殊犯罪捜査課」が再始動する…
巨悪相手に殴る・蹴る・投げるの大暴れ👊
猛獣並に強くて笑いも可愛さも担当するマブリー愛が爆発🧸
悪くて強くて爽快な韓国版スーサイドスクワッドや~😆 pic.twitter.com/bM5vYJIiq4— コヤンイ (@koreakazoku) April 9, 2021
『ザ・バッド・ガイズ』は、間違いなくマ・ドンソクファンの心を満たしてくれるうえに、迫力満点のアクションで最後にはスッキリできる見事なエンタメ作品です。
立ち向かう相手が巨悪であればあるほどザ・バッド・ガイズの活躍がより爽快に感じ、映画を見た方も「スカッとした」「元気をもらえる」という感想が多かったです。
マルコヤマモト
映画『ザ・バッド・ガイズ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
#映画バッドガイズ
無法の検挙作戦、本日よりスタート🧨マ・ドンソク、キム・サンジュン、キム・アジュン、チャン・ギヨンからのコメントが到着しました🔥✊ https://t.co/CszPIOE3P3 pic.twitter.com/lfgNwnRNwY
— マ・ドンソク主演 映画『ザ・バッド・ガイズ』公式 (@THEBADGUYS49) April 9, 2021
マルコヤマモト
- かっこいい、可愛い、お茶目!様々なマ・ドンソクが味わえる作品
- 脚本は二の次…アクションがとにかく本気でかっこいい!
- 世の中の鬱憤を一発で晴らしてくれそうな、爽快なエンタメ作品
アクション満載で、安定のマ・ドンソク映画として評価が高い『ザ・バッド・ガイズ』!
マ・ドンソクのかっこいい面だけでなく、お茶目さや可愛らしさも感じられる、間違いなくファンの心を満たすアクションエンターテイメントでした。
マルコヤマモト
今後、マーベルの新作映画『エターナルズ』の公開も決定しているマ・ドンソク。
韓国だけでなく世界に活躍の場を広げるマ・ドンソクの活躍を見逃さないためにも、ぜひとも『ザ・バッド・ガイズ』を劇場でご覧ください!