『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』あらすじ・ネタバレ感想!酒好きのためのおバカSFコメディ!

映画『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』あらすじ・ネタバレ感想!

出典:dTV

みなさんは、一晩でどれだけのお酒を飲んだことがありますか?

私は…えーと、正直よく覚えていませんが、昼の開店から夜の閉店までずっと同じお店で飲み続けたことはあります…。

お酒を飲んでいるときは楽しいのですが、その後やってくる二日酔いや後悔たるや…。

ただ、酔っ払って世界を救うなんてことはなかなかないでしょう!

ポイント
  • サイモン・ペッグ×ニック・フロスト×エドガー・ライトの最強トリオによる作品!
  • 酒好きに超オススメできる映画。
  • 後半待ち受ける超展開に驚くこと間違いなし!

今回は、サイモン・ペッグ、ニック・フロスト出演、エドガー・ライトが監督を務める『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』をネタバレありでレビューします!

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『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』作品情報

作品名 ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!
公開日 2014年4月12日
上映時間 109分
監督 エドガー・ライト
脚本 エドガー・ライト
サイモン・ペッグ
出演者 サイモン・ペッグ
ニック・フロスト
パディ・コンシダイン
マーティン・フリーマン
エディ・マーサン
ロザムンド・パイク
ピアース・ブロスナン
音楽 スティーヴン・プライス

【ネタバレ】『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』あらすじ


高校時代の悪友たちが再集結!

主人公のゲイリーはアルコール中毒で治療中。

治療施設で高校時代に「仲間たちと一晩で12件のパブをはしご酒した」(ゴールデン・マイル)という武勇伝を話していました。

しかし、残念ながら9軒を回ったところでみんなギブアップし、記録を達成することはできなかったのです。

ゲイリーは12軒の記録に再挑戦するため、かつての悪友たちを誘って再び「ゴールデン・マイル」を達成することを決意します。

かつての悪友たちは、今はみんなまともな職に就いており、家庭を持っている者もいました。

みんなはゲイリーの半ば無理やりな誘いに仕方なく乗るのですが、ゲイリーの一番の相棒で、今は法律事務所に勤めているアンディだけはその誘いを頑なに断ります。

さらに、アンディは高校時代の「ゴールデン・マイル」の後、酒を辞めていたのです。

しかし、ゲイリーが自分への借金を全額返済したことで折れたアンディも「ゴールデン・マイル」に参加することになります。

故郷の町ニュートン・ヘイヴンにたどり着いたかつての悪友たちは、待ち合わせに遅刻してきたゲイリーの車に乗って街へ向かったのです…。

今作は『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』に続く「スリー・フレーバー・コルネット3部作」の3作目。

文章では伝わりにくい部分もありますが、今作でサイモン・ペッグが演じているゲイリーは、ひどい部類のアル中患者です。

『ショーン・オブ・ザ・デッド』のショーンとは正反対の性格でキレキレでイケイケ!

ゲイリーは中年ですが、いつまでも「あの頃の自分」と同じだと思っています。

なので、言動も行動も高校時代から何も変わっていません。

今では落ち着いた生活を送っているかつての悪友たちは、いつまでも変わらないゲイリーの姿に苛立ちすら覚えます。

「ゴールデン・マイル」スタート!

「ゴールデン・マイル」とは、5人の故郷の町ニュートン・ヘイヴンにある12軒のパブをはしご酒をしながら巡るというものでした。

ゴールの12軒目は「ワールズ・エンド」という名のパブです。

1軒につき1パイント(イギリスは約568ml)のビールを飲み干すのがルール。

懐かしい街でパブ巡りを始めた彼らですが、1軒目と2軒目のパブが改装されて同じような内装になっていたことに驚きます。

酒を辞めているアンディは、ゲイリーにブーイングを喰らいながらも水を頼みます。

3軒目のパブでは、ゲイリーが出禁(出入り禁止)を喰らっていたのでアウト…かと思いきや、店のテラスで飲み残しを見つけ、それを飲み干してセーフ。

4軒目のパブでトイレに入ったゲイリーは、鉢合わせた街の若者と取っ組み合いの喧嘩になってしまいました。

しかし、ゲイリーが掴んだ若者の頭が抜け、身体から青い液体が噴き出したのです!

なかなか戻らないゲイリーの様子を伺おうと、トイレにやって来た4人も異様な光景を目にして驚きます。

そして、後から入ってきた街の若者軍団との大乱闘が始まったのです。

中年の5人は悪戦苦闘しながらも若者のロボット(?)軍団を倒しました。

「何かがおかしい」と観る者には気づかせておいて、映画の登場人物たちはなかなか気づかないのはエドガー・ライト作品ではお馴染みです。

物語が進行していく中で「明らかに町の人たちの様子がおかしい!」と分かるのは必然で、主人公たちがそれに気づいていないという動きを取ることで、笑いを生むことができます。

街は何者かに支配されていた!

さすがに「何かおかしい」と気づいたゲイリーたち。

街に異変が起きていることを感じ、早めに街を出ようとする4人に対してゲイリーは「逆に怪しまれないようにこのままゴールデン・マイルを続ける!」と言い張ります。

偶然居合わせたオリヴァーの妹サムも引き連れて、再びゴールデン・マイルが始まりました。

街の人たちがゲイリーたちに敵意を表しているのは確実。

危険を感じたゲイリーは、サムだけを街から逃します。

ロボットになってしまった街の人たちと戦いながら、ゲイリーたちは飲み進めていきました!

オリヴァー、ピーターが途中で犠牲になっていまいますが、それでもゲイリーはゴールのパブ「ワールズ・エンド」を目指して走り続けました。

街の人々が突然目から青いビームを発し襲ってくるという恐怖!

宇宙人なのか?ロボットなのか?はたまた別の何かか…全く見当がつきません。

街の広場にある「現代アートのオブジェ」も冒頭でサラリと触れていたと思ったら、敵側の凶悪兵器だったという伏線回収もバッチリ(笑)

「街全体がなんかおかしい…」という設定も「スリー・フレーバー・コルネット3部作」あるあるです。

「ゴールデン・マイル」達成なるか?気になる結末

激闘の末?ゲイリーとアンディはゴールのパブ「ワールズ・エンド」にたどり着き、最後の1杯を飲み干します。

すると「ワールズ・エンド」の床が下がり始め、謎の地下室が現れたのです。

そこには、20年前に街に落下した隕石によって現れた「ネットワーク」によって、中身がすり替えられたからっぽの人間たち「ブランク」でした。

ネットワークの正体…それは私たちが普段使っている「あのネットワーク」です。

90年代初頭の隕石落下により飛来したネットワークは、地球を支配しました。

ネットワークは人間のDNAを採取し、そっくりなロボット=ブランクを作り出し、人間とすり替え、すり替えられた人間は地球の役に立つように肥料にしていたのです…!

そして、ネットワークはゲイリーにブランクになるように諭し始めました。

現れたのは高校時代のゲイリーのブランク。

自我を捨てて仲間になれば、君の望むものが手に入る…。

ネットワークの仲間になれば、若い頃の自分や都合の良い記憶、仲間の全てが手に入るのです。

若い頃の自分のブランクを見たゲイリーは一度は感動するものの、「ゲイリー・キングは俺だけだ!」と言って自分のブランクの首を引っこ抜きます。

そしてゲイリーは、ネットワークに対し喧嘩をふっかけるのです。

ゲイリーは真面目に語りかけるネットワークの揚げ足を取り、結構残っていた人間の生き残りたちと共に想いをぶちまけます!

「バカをやることは人間の基本権利だ!」

酔っ払い共の勢いに論破されてしまったネットワークは、しょんぼりと地球を去るしかありませんでした…。

しかし!ここからもうひと展開!

人類は救われた…!そう思われた瞬間、世界を支配していたネットワークが炎上し、文明が崩壊してしまうのです。

ゲイリー、アンディ、スティーヴンはサムの助けにより生き延びました。

文明が崩壊してから、残されたロボットたちは人間のように生きる方法を覚えます。

アンディは家族のもとに戻り、スティーヴンはサムと暮らしていました。

ゲイリーは?

若かりし頃の仲間4人のロボットを連れて、彼らを憎む集団に立ち向かっていました。

『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』感想

『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』に比べたら、スケールが大きすぎる超展開に驚きました!

なかには超展開すぎて頭がついていかない…という人も現れるほど、このエンディングにはびっくりしましたね(笑)

自分、もしかしたら酔っているのかもしれない…と思うくらいが丁度いいかもしれませんね。

ネットワークを論破して倒すなんて、ドクター・ストレンジもびっくり!

そして今作が映画『ボディ・スナッチャーズ』(日本未公開)を元ネタにしているのも納得。

しかし後半になるにつれ、ゲイリーの人間性に深みが出てくることは間違いなしで、結局最後まで楽しんで見ていました。

イケイケだったゲイリーは過去の自分を変えることができず、自分を取り巻く恐怖から逃れるために、結局は酒に逃げるしかない姿は悲しいものがありました。

物語はもちろん、エドガー・ライト作品特有のスピード感、音楽の演出はもちろん、ボケツッコミが交代したサイモン・ペッグとニック・フロストのコンビが超最高です!

3部作で皆勤賞のマーティン・フリーマンや、ビル内など英国の名優たちが活躍するのも見どころ。

今作は、何をやってもダメ、いつも飲んでばっかりのダメダメな私たちに、とっても元気と勇気を与えてくれる作品です。

とにかく、観た後はビールが飲みたくなりますね!

この映画を観て、私も久々に友だちを集めて木屋町のBARを一晩で12軒巡る「ゴールデン・マイル」をやろうと決めましたよ!

ただし、ゲイリーのように飲み過ぎは注意です!

『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』あらすじ・ネタバレ感想まとめ

以上、ここまで映画『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』について紹介させていただきました。

要点まとめ
  • ビール片手に楽しみたい!サイモン・ペッグ×ニック・フロストコンビはやっぱり最高!
  • ゲイリーの行動や言動はダメな人間にほど染み渡る。ダメなヤツらへの人間賛歌である。
  • ラスト予想以上の展開にびっくり!もしかしたら酔っ払っているのかも?と思ったほうが良い。

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