映画『アンタッチャブル』あらすじ・ネタバレ感想!打倒アル・カポネを掲げた公務員チームの活躍を描いたクライムアクション!

『アンタッチャブル』

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1987年公開の『アンタッチャブル』は、禁酒法時代のシカゴを舞台にした犯罪映画。

『スカーフェイス』のブライアン・デ・パルマ監督がメガホンを取り、最凶ギャングのアル・カポネと彼の逮捕を狙うアメリカ合衆国財務省の捜査チーム「アンタッチャブル」の戦いを描きます。

物語の原作者で捜査チームのメンバーだったエリオット・ネスをケビン・コスナーが演じ、彼らを手助けする老警官を演じたショーン・コネリーが第60回アカデミー賞で助演男優賞を受賞しました。

マルコヤマモト

それでは『アンタッチャブル』について、ネタバレありでレビューします。
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映画『アンタッチャブル』作品情報

作品名 『アンタッチャブル』
配信開始日 1987年10月3日
上映時間 119分
監督 ブライアン・デ・パルマ
脚本 デヴィッド・マメット
出演 ケビン・コスナー

チャールズ・マーティン・スミス

アンディ・ガルシア

ロバート・デ・ニーロ

ショーン・コネリー

音楽 エンニオ・モリコーネ

映画『アンタッチャブル』あらすじ【ネタバレあり】


打倒アル・カポネ!「アンタッチャブル」結成

1920年〜1933年までアメリカで施行された「禁酒法」によって消費のためのアルコールの製造・販売・輸送が全面的に禁止されたことで闇酒場が横行。

アル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)をボスとする犯罪組織は酒の密造とカナダからの密輸によって、莫大な利益をあげていました。

『アンタッチャブル』

出典:IMDB

地元の警察や裁判所を買収しているギャングたちが市民たちを殺害する状況が続くなか、アメリカ政府はシカゴに財務省のエリオット・ネス(ケビン・コスナー)を派遣します。

ネスはシカゴ警察たちを率いて密造酒摘発の手柄をあげようとしますが、ギャングに買収された警官により情報が漏れて失敗。

さらにその様子を新聞記者に取材されたことから世間の失笑を買いますが、帰り道に出会った老警官のジム・マローン(ショーン・コネリー)から「警官の仕事は手柄を立てる事ではなく、無事に家に帰る事だ」と声をかけられ手を組むことに。

警察学校の生徒の新米、ジョージ・ストーン(アンディ・ガルシア)、財務省から応援に来た簿記係のオスカー・ウォレス(チャールズ・マーティン・スミス)という信頼できる仲間たちを集めてアル・カポネを検挙するために「アンタッチャブル」を結成して立ち上がりました。

『アンタッチャブル』

出典:IMDB

マローンは全員に銃を持たせ、見事密造酒の製造現場を摘発!

成果をあげたネスの元にギャングから賄賂が届きますが、ネスは受け取りを断ったために家族に危険が迫り、妻子と離れて暮らすことになります。

アンタッチャブルとアル・カポネ一味の戦い

ネスはウォレスのアドバイスをもとに、カポネを脱税の罪で訴える方針を固めます。

そしてマローンの情報を元にカナダ警察と協力して、激しい銃撃戦の末にカポネ一味の密造酒密輸現場を押さえ、カポネファミリーの帳簿係と帳簿を手に入れることに成功。

『アンタッチャブル』

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しかし報復としてウォレスがカポネ一味によって殺害され、さらにカポネは部下にマローンも殺害するよう命令を下します。

証人を失った検察側は及び腰になり起訴を取り下げようとしますが、ネスとストーンはマローンの死に際のメッセージを頼りに、逃亡を図ろうとするカポネファミリーの会計士を追ってシカゴ・ユニオン駅へ向かいました。

列車の発車時間間際に現れたカポネファミリーとの銃撃戦の末に、ネスとストーンは会計士の確保に成功。

『アンタッチャブル』

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検察に予定通りカポネを起訴するように働きかけ、いよいよカポネの予備審問が始まります。

脱税の罪を認めたもののカポネが余裕の表情を浮かべていたことに疑問を感じたネスは、手下のヒットマンであるフランク(ビリー・ドラゴ)がカポネにメモを渡したことを不審に思い、身体検査と称してフランクを法廷の外へ連れ出します。

フランクの所持品の中からマローンの自宅の住所が書かれた紙のマッチが見つかり、ネスはフランクがマローンを殺したことを確信。

フランクを裁判所の屋上まで追い詰めて拘束しますが、ネスはマローンの死を侮辱されたことに激怒して、フランクを屋上から突き落としました。

『アンタッチャブル』

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法廷に戻ったネスはストーンからフランクがカポネに渡したメモは買収した陪審員のリストであることを聞かされ、「カポネの帳簿に判事の名前がある」と判事を脅して陪審員を入れ替えることに成功。

いよいよ追い詰められたカポネの弁護士は有罪を認め、起こったカポネは法廷で弁護士に殴りかかります。

その後、カポネに有罪判決が下ったという新聞記事を読み終えると、ストーンと別れの言葉を交わし、シカゴ警察を後にします。

裁判の後、奇しくも禁酒法の撤廃が決定。

『アンタッチャブル』

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新聞記者から声をかけられ「禁酒法が撤廃されたらどうしますか?」と尋ねられたネスは、爽やかな笑顔で「飲みにでも行くさ。」と答えるのでした。

映画『アンタッチャブル』感想【ネタバレあり】

豪華キャストで挑んだクライムアクション!

マルコヤマモト

禁酒法時代のアメリカ・シカゴを舞台にした映画『アンタッチャブル』。

今作の主人公で捜査官の1人であるエリオット・ネスの自伝『The Untouchables』を原作としたクライムアクションで、これまでにもテレビドラマ化などされ大ヒットしました。

アメリカ合衆国憲法修正第18条の下に酒の製造・販売・輸送が禁じられ、ギャングたちによる密輸や闇酒場の経営が横行した禁酒法時代。

その中で強力な勢力を誇っていたのが「暗黒街の顔役」でお馴染みのアル・カポネです。

『アンタッチャブル』

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今作でカポネを演じたのは名優ロバート・デ・ニーロで、カポネになりきるために自ら髪の毛を抜き、顔だけ太らせて挑むなど役作りもバッチリ!

デ・ニーロの素晴らしい演技力によって、今作でのアル・カポネは悪役ですがかなり魅力的なキャラクターに仕上がっています。

さらに注目すべきは、今作で老警官のジム・マローンを演じたショーン・コネリー

『007』以降ヒット作がなく低迷状態でしたが、今作での若者たちを率いる老警官という説得力ある役柄と完璧な死に際の演技などが高く評価され、第60回アカデミー賞で助演男優賞を受賞し、その後も長く活動を続けることになります。

『アンタッチャブル』

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エリオット・ネスを演じたケビン・コスナーは今作でハリウッドスターの仲間入りを果たし、当初はヒットマンのフランク役を演じる予定だったアンディ・ガルシアが、演技力の高さを評価され、ジョージ・ストーンを演じ、そのキャリアをスタートさせます。

このように、映画『アンタッチャブル』は多くの俳優たちの転機になった作品で間違いありません。

マルコヤマモト

ちなみに私のお気に入りキャラは簿記係のウォレスです。
『アンタッチャブル』

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訳もわからずショットガンを持たされたもののポテンシャルが高かったようで、インテリな見た目とは裏腹にギャングたちに果敢に立ち向かっていく姿に心を打たれました。

マルコヤマモト

その後の味を占めたような表情も可愛らしいのですが、なんせ、最初に殺されてしまったので残念すぎました。

驚くべき実話が映画史に残るエンタメに変化!

先述したとおりエリオット・ネスの自伝を元にした映画『アンタッチャブル』ですが、もちろんこの映画が全て事実というわけではありません

マルコヤマモト

というか、原作も晩年借金に苦しんだネスが自叙伝をドラマティックに仕上げたという噂もあり、映画の良さが崩れるので事実について調べることはあまりお勧めできません。

脚色されている部分も大いにありますが映画のネタとしては満点で、ハラハラドキドキ満載の2時間のエンタメ作品として見事に昇華しています。

『アンタッチャブル』

出典:IMDB

アル・カポネの恐ろしさを感じられる冒頭シーンから、「アンタッチャブル結成」に至るまでの流れのスムーズさ。

加えて、ギャング映画にはお馴染みの銃撃戦に、カナダ警察と協力しての奇兵隊による襲撃から最後の法廷シーン、そして晴れやかなエンディングまで時間配分もぴったり。

必要なものを全て見せてくれるので1人で観ていても勝手に盛り上がります

『アンタッチャブル』

出典:IMDB

特に『戦艦ポチョムキン』へのオマージュが詰まった大迫力のシカゴ・ユニオン駅での銃撃戦では、アンディ・ガルシアのナイスアシストに思わず「惚れてまうやろ!」。

マルコヤマモト

シカゴはアメリカの中でもあまり旅行先には選ばれさそうですが、いつか『アンタッチャブル』のロケ地巡りとして訪れてみたいものです。

SNSでのみんなの感想・評判

1920〜30年代のシカゴの街を舞台にした映画『アンタッチャブル』。

ブライアン・デ・パルマ監督による大胆なカメラワークをはじめ、物語以外にもエンニオ・モリコーネが手がけたスリリングかつ劇中を盛り上げる楽曲や、ジョルジオ・アルマーニが担当したクールな衣装など見どころがたくさんで、何度見てもシビれること間違いなし。

映画史に残る名作として「午前10時の映画祭」などのイベントでたびたび上映されています。

マルコヤマモト

こんな名作、大きなスクリーンで観れたら大興奮間違いなしでしょうね!

映画『アンタッチャブル』あらすじ・ネタバレ感想まとめ

『アンタッチャブル』

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マルコヤマモト

映画『アンタッチャブル』をネタバレありでレビューしました!
マルコヤマモトの評価(5点満点中)
  • 名作度…★★★★★
  • 物語…★★★★★
  • 男たちのカッコ良さ…★★★★★

よくぞこの内容を2時間でうまくまとめたな!」という、終わってからのスッキリ感がすごい。

「禁酒法」によって犯罪が増え、当時のギャングの平均寿命は55歳から38歳まで下がり、連邦捜査局の捜査官も500名以上が死亡、市民やギャングも合わせると2000人以上が亡くなったと記録されています。

大都市での禁酒法に対する反感が強まり、ついに1932年の選挙後に禁酒法が撤廃されました。

というように、禁酒法の歴史も少し知っておくと作品をより楽しめると思います。

マルコヤマモト

間違いなくこれから何度も見るであろう、他人にもおすすめしやすい名作です!
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