“好き”を見つけた瞬間を覚えていますか?
あの日、あのとき…心動かされたものはいつまでも人を勇気づけてくれます。
主人公が鉄道好きになったきっかけが、ついに語られる第6話!
舞台は、神奈川県箱根町を走る箱根登山鉄道・塔ノ沢駅。
日本一の急勾配を登る列車が、クリスマスに素敵な出会いを運びます。
“ハピネス”あふれるストーリー…
寒さなんて吹き飛んじゃうあったかい愛がここに詰まっています。
ドラマ『鉄ヲタ道子、2万キロ』前回第5話のあらすじと振り返り
世界一ロマンチックな列車に揺られ中の大兼久道子(玉城ティナ)。
道子は今回、西村家具の営業マンとしてこの福島県を走るJR只見線に乗っています。
降り立ったのは、早戸駅!
本数が少なく辿り着けるチャンスが限られる幻の駅、ここどこ感が溢れ出まくり。
しばし仕事を忘れて写真を撮っていると、そこへ家具注文の依頼をくれたつるの湯の主人・鶴峰(黒田大輔)が迎えにきます。
鶴峰にオススメスポットを尋ねると、「ここには何もない…」と申し訳なさそうにします。
仕方なく、打ち合わせを終えた道子は只見川沿いを散策。
すると、幸運なことにキャンセルが出た霧幻峡の渡し舟に乗船できることに!
和船に乗って川に浮かびながら、道子は「何もないのも最高だ」と実感するのでした。
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第6話も、このドラマらしいあったかさ!
待ちに待った“鉄ヲタ道子誕生秘話”が明かされる重要回、お見逃しなく!
【ネタバレあり】ドラマ『鉄ヲタ道子、2万キロ』第6話あらすじと感想
クリぼっち箱根旅で鉄分チャージのはずが…道子(玉城ティナ)、うっかりヲタバレのピンチ!?
クリスマスイヴ、大兼久道子(玉城ティナ)は箱根へ。
東京からのアクセス抜群の温泉地・箱根。
小田原駅から強羅駅をつなぐ箱根登山鉄道は、日本で最も急勾配を通る列車です。
宮ノ下駅のNARAYA CAFEギャラリーで展示をゆっくり愛でていた道子。
1組のカップルに目が留まります。
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よく見ると、カップルの1人は見覚えのある顔…道子が声をかけます。
舞香(森田想)が驚きながら、優作(青木瞭)に「大学の友だち!」と道子を紹介。
何年ぶりかに再会した舞香は、クリスマスプレゼントで温泉旅行に来たと話します。
自分は電車に乗りにきたと説明した道子。
舞香は、道子が1人で来ていると知ると気まずそうにします。
「スイッチバック、有名っすもんね!俺、女性の鉄オタさん初めて!」
優作からオタ疑惑をかけられた道子は「違う」と否定し、急いで2人のそばを離れます。
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終点の箱根湯本までスイッチバックは3回。
この旅で道子はスイッチバックと同じ回数「鉄道好き(鉄オタ)ですか?」と問われます。
1回目は思わず否定して逃げちゃった道子。あと2回の答えは…!?
宮ノ下駅で、子鉄くんたち(安藤瑛大&安藤陸人)との出会い!
逃げるように宮ノ下駅に向かった道子は、ホームを走り回る子供2人に出会います。
「連結!」
楽しげに、箱根登山鉄道の中で最も古い“モハ1形”のNゲージを連結させています。
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1950年代頃の青色×黄色のツートンカラーが再現された車両!
子鉄の成瀬春真(安藤瑛大)は、車掌モノマネを披露。
続きを促された母のかおり(高野志穂)が、英語アナウンス版をスラスラと語ります。
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ママ鉄サンタが子鉄くんに用意したクリスマスプレゼントは“箱根登山鉄道のフリーパス”!
駅に車両が到着すると「逃げちゃだめだ…」とエヴァの名シーンを演じながら、はしゃぐ子鉄たち。
道子は「エヴァにもモハ1形でてきたもんね!」と心の中で頷きます。
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実は道子、子鉄たちに負けず劣らず“モハ1形カラーネイル”にしてきていました。
「すてき!もしかして…ネイル、車両に合わせて?」
ママ鉄に見つけてもらうと、道子は照れます。
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ついに明かされる過去…鉄ヲタ道子(玉城ティナ)が誕生した日のこと!
最初のスイッチバック地点。
道子とおなじような眼差しで、食い入るように見る子鉄くんたち。
ママ鉄的には、子鉄くんたちのカメラ目線ショットが欲しいのですが…
車窓に夢中すぎて全然撮れませんw
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本日2回目…ママ鉄から鉄道好きを問われても嬉しそうに肯定した道子。
行先はないという道子を、フォローするママ鉄。
本当は行先があった道子ですが、行く気持ちにはなれず…
まださっきのヲタバレ騒動が尾を引いていました。
やがて、大平台駅に到着!上まで戻るという親子とはここでお別れ。
「ここどこだよ…ではない」と思いつつ、道子は駅周辺探検を開始。
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その日はクリスマスで…気づいたら遠くの知らない駅で下車。
そのとき、道子は思わず「ここ、どこだよ…」と口にしていました。
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スイッチバックカフェで起きた奇跡!ママ鉄サンタ(高野志穂)との再会!
「なーんにもない寂れた駅にすごく癒され、心がふわっと軽くなって…また頑張ろって思えたんだよな。」
なにもないけどなんかいい感じな路地を散策しながら、大学時代を思い出します。
当てもなく辿り着いたのは“スイッチバックカフェ”。
テラスからスイッチバックが見られるカフェ、店員さん(橘ほの花)の案内で特等席へ。
「いい眺め、線路のそばで最高か!」
カメラを構えてスタンバイOK…すると電車にはさっきの親子の姿が!
「あ…カメラ目線!」道子に向かって手を振ってくれています。
さっき来たお客さんに頼まれたと言って、道子の横で店員さんも写真を撮っています。
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店員さんに問われ、道子は曇りなき眼で「はい、好きです!」と答えます。
この瞬間、目的地に行くことを決めました。
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道子(玉城ティナ)、秘境・塔ノ沢駅で“甘いと酸っぱいのスイッチバック”に感激!
やって来たのは、塔ノ沢駅…誰も降りないから秘境駅と呼ばれています。
「ここ、どこだよ…」真っ暗な駅ホームに降りた道子。
聞こえるのは山水のせせらぎ音だけ。
道子はベンチに座ると、しばし目を閉じて聞き入ります。
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「あの日…知らない駅であんぱんを買って食べた。それから、クリスマスといえばあんぱん。」
手には、宮ノ下の渡邊ベーカリーで買った梅干あんぱん。
「あんこと梅干し。日本代表ツートップはどんなコンビネーションを見せてくれるのか?」
期待値高めに大きな口を開けて頬張ります。
「甘いと酸っぱいのスイッチバック。やみつき!」
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鉄道は相棒!好きは続くよどこまでも…
塔ノ沢の駅中にいる弁天様。
深澤銭洗弁天の前に立ち、道子は列車が近づいてくる音に耳を澄ませます。
「大学生のクリスマス…あの日まで、私にとって鉄道はただの移動手段でしかなかった。」
再び目を明けた道子、鉄道に語りかけるような心の呟きが聞こえます。
「だけど、いまは違う。相棒よ…」
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ドラマ相棒好きとしては見逃せないくだり!
「箱根のスイッチバックの写真…読者からも反響大きかった。あのお母さん「家宝にする」って。YUIさん、クリスマスにすてきな出会いをされましたね。」
「はい。なんというか…ハピネスです。」
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お母さんとして、そして鉄ヲタとしてのママ鉄さんの愛情を感じる1枚。
ドラマ『鉄ヲタ道子、2万キロ』の次回に期待するもの
最後の写真に詰まった“愛”にグッときました。
第7話は、函館本線の渡島沼尻駅へ。
2021年11月30日に取り壊された木造駅舎が…
もう見ることができない貴重な映像は必見!
そして、久しぶりに甲斐(栗原類)が登場します。
とうとうYUIの正体がバレちゃうかも…見どころ満載で、待ち遠しい!