「駅の記憶は“あの子”の記憶」ラストワードがジワる…旅の出会いは尊い!
第2話は、4日に1人来るか来ないかの人里離れた秘境駅へ。
栃木県日光市にある“男鹿高原駅”が舞台。
鉄ヲタ美女(玉城ティナ)と鉄ヲタ美少女(佐々木告)が2人で辿る美しい旅。
栃木&福島の恵みが詰まった“とち福駅弁”やポツンと一軒店の“田舎みそきのこ汁”など、なかなかお目に掛かれない秘境グルメに胸アツ!
さらには息を飲む絶景も…目で耳で心で喜べる、癒しのひとときがはじまります!
ドラマ『鉄ヲタ道子、2万キロ』前回第1話のあらすじと振り返り
家具メーカー勤務の28歳、大兼久道子(玉城ティナ)。
実は道子、専門雑誌「旅と鉄道」で1コーナー持つほどの“鉄ヲタ”。その歴なんと10年!
周囲にヲタ活を隠しながら、休日にこっそりエンジョイしています。
ある日、北海道・函館本線に乗った道子。
日本で唯一泊まれる全鉄ヲタ憧れの駅・比羅夫駅へやってきました。
民宿ひらふで、「旅と鉄道」への写真掲載で小銭を稼ぐフリーターの鉄ヲタ・甲斐(栗原類)と出会った道子。
このときなぜか道子は、同じ雑誌に関わっていることを甲斐に明かさず。
相部屋の関口由美子(青坂章子)の亡き夫を偲びながら人生を楽しむ生き方に触れた道子。
自分でも思いがけない自分に出会える旅の良さを改めて感じたのでした。
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人との出会いの他にも、“道子たび”には絶品グルメや名所との尊い出会いも。
第2話に登場する秘境駅でも、奇跡的な出会いが幾つも待っています!
【ネタバレあり】ドラマ『鉄ヲタ道子、2万キロ』第2話あらすじと感想
息を飲む絶景三昧!鉄ヲタ美女(玉城ティナ)は、野岩鉄道に揺られて…
大兼久道子(玉城ティナ)はいま、野岩鉄道・会津鬼怒川線に乗車中。
栃木県の新藤原駅から福島県の会津高原尾瀬口駅までを結ぶ鉄道です。
沿線の壮大な山間の麓には数々の温泉があり、別名ほっとスパ・ラインと呼ばれています。
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鬼怒川橋梁や川治ダムを臨むコンクリート橋を列車が走る姿に眼福…
通過音が響きにくいコンクリート橋の“優しい走行音”にも注目!
途中、中三依温泉駅ですれ違った会津鉄道車両には赤べこ由来のご当地マスコット“赤べぇ”のステッカーが!
この地に来ないと出会えない…ワクワクを煽られる道子の鉄道秘境旅がはじまろうとしていました。
秘境駅ファン溺愛の男鹿高原駅に道子(玉城ティナ)降臨!ついに、鉄ヲタ俳優(六角精児)登場!
トンネルに吸いこまれていく列車をレンズ越しに追う道子。
ここは、年間利用者100人もいない伝説の秘境駅…男鹿高原駅。
澄みきった空気を大きく吸いこんで「ここどこだよ?」と満足げに呟きます。
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すると、「周辺歩けばなんかあるでしょ…写真よろしく!」と道子は丸投げされます。
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東京から出雲への乗車券を机上に置く編集長は、道子の鉄ヲタ力を信頼しています。
駅内で“冒険の書”と表紙に書かれた男鹿高原駅ノートを見つけます。
その中にはここを訪れた勇者と呼ぶべき人々の“想い”が自由に記されていました。
その想いに背中を押され、道子は冒険に出ることを決意します。
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旅恋しい者たちの心を激しく揺さぶってきます。
尊すぎるひととき…日光仮面に見守られて栃木と福島の合作“とち福弁当”ランチ!
「何もない」の限界値を目で確かめたく、いつか来たいと思っていた場所なのですが…。
それにしても困った…マップ検索しても周辺情報は皆無w
道子は、本当に何もない場所だということを実感します。
絶望の境地で振り向くと、駅のベンチに救いのメッセージを発見!
ゆるきゃらな日光仮面がグットサインをして「ちょっと一福」と訴えかけてきます。
日光仮面に促されるまま、ベンチに座りランチタイム。
栃木と福島をつなぐ、とち福弁当1200円(+税)。
日光霜降高原豚のミルフィーユかつ、栃木名物かんぴょうの混ぜご飯!
1口1口ゆっくりと…何事にも邪魔されることのない食事を堪能します。
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年間100人しか降りない駅での奇跡!鉄ヲタ美少女・花蓮(佐々木告)との出会い!
話しかけてみるも、少女は軽く会釈をするのみ。
1人時間を楽しむ花蓮は、嬉しそうにカメラで駅風景を撮っては興味深げに細部までホームを観察しています。
終始クールなその子が気になった道子は、彼女の行く方へついて行くことに。
花蓮は変わらずのちょい塩対応。
しかし一転、道子のバックパックに視線を向けた花蓮のテンションが急に爆上がりします。
「養鉄…センロク!」
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キーホルダー見せ合いっこで、すこしだけ打ち解けた2人。
一緒に秘境駅周辺探検へ繰り出します。
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実は、彼女にはある事情が…後半、明らかとなります。
ポツンと一軒店・百姓屋の女将(椿鮒子)の手作り…田舎みそ香る“心身温まるきのこ汁”
美しい男鹿川にて、写真を撮りまくる道子&花蓮。
「こんなにきれいな景色なのに誰も来なくなっちゃったんだ…日本にはこういう場所がたくさんあるんだろう」道子は思います。
やがて、2人は“百姓屋”という店に辿り着きます。
真っ先に視界に入ったのは“お会計は痩せてて可愛いお姉さんまで”という手書き看板。
女将さん(椿鮒子)が嬉しそうに駆け寄ってきます。
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道子はご馳走になり「お土産物を買う!」と申し出ます。
しかし、「サービスだからいいの!今度来るときはご飯持っておいで」と女将。
女将の温かさに、より一層心が温まります。
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そして、振り向きざまにシャッターを切ります。
今撮ったばかりのインスタント写真をプレゼントすると、感激する女将。
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「新しいカメラ持って、またおいで!」女将さんと約束します。
彼氏にしたい鉄道ゲームと鉄印と花蓮の隠し事(佐々木告)…ラスト、黒羽(六角精児)が唸る!
「彼氏にしたい鉄道は?」
「特急いなほ!」と渋めの地道系男子チョイスは花蓮。
対して、「JR相模線!」と都心まで繋がることを見据えて将来有望な大器晩成型男子を選んだ道子。
帰りの車窓はすっかり日が暮れ、仲良く鉄ヲタゲームをしながら2人は過ごします。
「鉄印ください!」
新藤原駅に着くと、真っ先に駅員の元へ行った2人。
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「はい…親が迎えにきたので代わります」電話相手は、塾講師。
花蓮は「お願い」と声を発さずに懇願し、電話を道子へ渡してきます。
本当は受験が終わるまで両親から“鉄道禁止令”が出ていたのに…
鉄道愛強めな花蓮は、塾合宿を抜け出し秘境駅に来ていました。
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今度は道子が「下にペンネーム書いて…滝の写真もらっていい?」と花蓮にお願いします。
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彼の目の前には、道子の写真と花蓮の写真が…
2人の写真を見比べながら「どっちもいいな!」と唸る黒羽がいました。
ドラマ『鉄ヲタ道子、2万キロ』の次回に期待するもの
花蓮が新カメラを持って、再び百姓屋へ向かう未来を想像してほっこり。
エンディングのスキマスイッチ「されど愛しき人生」が異常に胸に響いた回でした。
観た者の琴線に触れてくるストーリーが堪りません。
癒しと静かな興奮が同居する稀有なこのドラマにすっかりドハマり!
第3話は、秘境駅のメッカ・大井川鐡道の井川線で…乾杯しておもいっきり叫ぶーー!
道子が一体何を叫ぶのか、気になります!