ドラマ『鉄ヲタ道子、2万キロ』第11話 猫推しな川根小山駅は、まるであの映画みたいで…鉄ヲタ(玉城ティナ)の大井川鐡道井川線おかわり旅。

出典:鉄ヲタ道子、2万キロ公式ページ

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最終回1つ前。第11話の舞台は、大井川鐡道井川線の川根小山駅。

ジブリ感半端ない“猫推し”な駅で、なぜか猿に怯える事態勃発!

思い通りにいかないハプニングが起こっちゃう…

いろんなハラハラ&ドキドキが詰まったおかわり旅がはじまります!

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ドラマ『鉄ヲタ道子、2万キロ』前回第10話のあらすじと振り返り

出張帰り。

道子(玉城ティナ)とひかり(髙石あかり)は肥薩おれんじ鉄道に乗っています。

後輩も一緒なのでバレないよう鉄ヲタは封印…道子にとってはちょっと鉄分我慢旅。

車窓を見ながら急に泣きだしたひかりを落ち着かせるため、薩摩高城駅で途中下車。

ひかりが失恋で落ち込んでいると知った道子は、駅そばのビーチに連れていきます。

鉄道員たちが2年かけて整備したビーチ。

そこには、“縁切りの鐘”と“幸運を呼ぶハートのくぼみ岩”が、観光スポットとして横並びにあります。

はじめは鐘を鳴らすのを躊躇するひかり。

しかし、ラブラブカップルを見て吹っ切れ、鐘をかき鳴らしますw

今度は逆に夕日の絶景を見ながら道子に「鉄、もう隠さなくていい!」と告げるひかり。

先輩と後輩、お互いの気遣いに救われた2人旅となったのでした。

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会社で鉄バレしていたなんて…衝撃のラストでした。
何が起こるか分からない…第11話もまた、違う驚きの結末を迎えます!
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【ネタバレあり】ドラマ『鉄ヲタ道子、2万キロ』第11話あらすじと感想

鉄ヲタ(玉城ティナ)の井川線おかわり旅!となりのトトロやもののけ姫みたいな世界観の秘境駅へ…

緑の中をゴトゴト走る真っ赤なボディーのトロッコ電車。

大井川鐡道井川線に乗っている大兼久道子(玉城ティナ)。

車体が小さくコンパクトな作り。

年季の入ったサスペンションが生み出す振動と、ビンテージ感のある音がたまりません!

以前、奥大井湖上駅(第3話)に来たとき、他にも気になる駅があり、つい“井川線おかわり”をしにやってきてしまったのです。

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改札ラッチに取り付けられたSL動態保存のための募金箱が第11話のファーストカット。
箱には“汽笛よ永遠に”と…たくさんの人の鉄道愛を感じるすてきな冒頭!
森の中のトンネルを抜けると、やっぱりそこは森…

列車は目的地の川根小山駅に到着します。

「ここ、どこだよ…。森の中に川の音…私、いま1人だ。」

そこはかとなく感じるジブリ感。

鳥のさえずりと木々の風の音にまみれながら目を閉じます。

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これは“癒し回”か…と思ったら大間違い。
この後、身が縮むようなスリルが待っているのでご用心!

猫推しor猿推し?不思議な川猫山駅に心躍る道子(玉城ティナ)。

出典:鉄ヲタ道子、2万キロ公式ページ

出典:鉄ヲタ道子、2万キロ公式ページ

道子は、狭くて低いホームの端まで行きさっきくぐったトンネルを熱心に写真に収めます。

川根小山の駅看板を見て、立ち止まらずにはいられなかった道子。

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“川猫山”と書かれた小看板付きで、ふりがなの“ねこ”部分にも猫の足跡が!
よく見ると、看板だけじゃない!

待合室の壁には、こんな内容の張り紙が…

「駅名にねこと入っていますが、残念ながら駅猫はいません。そこで、みなさまご自慢の“うちの子(猫)”の写真・イラストをお貼りください。」

そう、川根小山は“猫推しの駅”なのです。

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ジブリ感&猫、最強!飽きずに何時間もいられるタイプの駅だ。
猫推しだけど、猿が描かれた看板もある川根小山駅。

それを見て、「いや…どっちよ?」道子は思わずツッコミを入れます。

木漏れ日に照らされながら、猫に会えるのでは?と期待しつつ探検に出発します。

ジブリ感再び!天空の城ラピュタみたいな水力発電所跡地へ…黒羽(六角精児)からの意味深な電話。

旅と鉄道編集部の黒羽則夫(六角精児)から電話がかかってきます

「川根小山駅なら、うちでも前に特集した。たしか駅からちょっと歩くとすっごい揺れる吊り橋が…すっごい怖いよ!ものすんごい揺れるよ!」

黒羽は何か大事な話があったようなのですが…その話はせず。

旅行中の道子を気遣い、後でメールで送るといいます。

興味が湧いた道子はおすすめの吊り橋へ行ってみることに!

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黒羽がYUIに言いたかった大事なこと…ラストに判明!
山道から見えたのは、整った美しい茶畑とみかんの木。

「ザ・静岡の景色!」と道子は感嘆の声をあげます。

「森の中の秘密の駅みたいだったけど、ここに暮らす人たちにとって大事な生活の足なんだろうな。」

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道子のこの言葉。
最後まで見ると心にジワってきます。

いまはもう使われていない水力発電の跡地を見つけます。

明治43年に建設され昭和11年まで使われていた発電所。

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石垣や苔の生え方…まさにあれ!
「ジブリ感…2。天空にあった城みたい!」

道子は嬉しそうにシャッターを切ります。

猿だらけで道子(玉城ティナ)がお弁当おあずけ…地元住民(枝元萌&松木大輔)との出会い

急に動物のけたたましい鳴き声が聞こえ、道子はビクッとします。

「猿だに!」と、そこにいた地元の住民(枝元萌)が鳴きマネをして猿に対抗。

陽気に笑う彼女は、猫推し駅には暫く行っていないといいます。

「ここらの人間は鉄道は使わん、車が早え!」

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鉄道は使わない…寂しい言葉ですが、現実。
やっと辿り着いた吊り橋、恐る恐る渡ってみましたが全然平気。

「揺れない…編集長盛り過ぎ!」

小山橋の上から撮る景色は、どこを切り取っても絵になります。

シャッター音がやむことはありませんでした。

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このとき、道子は後に待ち受ける恐怖の試練を知る由もなく…
吊り橋下の河原でランチ。千頭駅で買った東海軒の“大井川ふるさと弁当”。

茶畑から撮ったSL写真のポストカード付き!

道子は記念に自分への手紙を書いて送ることにします。

旅先に自分から手紙が届く密かな愉しみにワクワクしながら食べようとしたその瞬間…

再び、猿たちのけたたましい鳴き声が!

「…他で食べよう」道子は慌てて荷物を持ってその場から逃げます。

今度は、草刈作業中の地元住民(松木大輔)に声をかけてみる道子。

「この辺にポストは?」

「いま、ペーパーレスで使わん。この先、ちーっと行ったところにあったと思ったが…」

道子はお礼を言ってその場を後にします。

怖すぎる八木の吊り橋と仕切り直しの“大井川ふるさと弁当”ランチタイム!

出会う風景を撮りながら歩き進むともりのコテージという所の入口で「吊橋」という看板に遭遇!

どうやら黒羽編集長が言っていたのはこの吊り橋のことだったみたい。

「編集長のちょっと歩くって…不動産屋か!」

定員7名と書かれた八木の吊り橋。

渡りはじめた道子は、この橋が木造であることに気づき驚きます。

古いもの好きな道子でも「この橋に関してはNO!」と細すぎる足場を怖がります。

風をもろに受けてめちゃくちゃ揺れます。

「編集長疑ってごめんなさい!」思わず心の中で陳謝。

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この状況でも、ワンハンドでカメラを構える道子のカメコ魂に感服!
やっとの思いで渡りきります。

八木の吊り橋を見ながら、改めてランチタイム再開!

里いもの田楽、竹の子の煮物…達成感もいいスパイスになって、うまさ倍増です。

ヤマメの甘露煮は、頭から尻尾まで丸ごと1匹。

ふと、道子はお母さんが“頭から食べると頭がよくなって、尻尾から食べると足が速くなる”って言っていたのを思い出します。

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帰りははやく渡れるように…願いを込めて尻尾からガブリw

何が起こるか分からない旅に出よう!

「河原に腰掛けておむすびをかじる。これぞ、日本の幸せ!」

…からの、ポリ茶瓶に入った静岡緑茶を1杯。

最強すぎる流れに、思わず気持ちのいい声が漏れます。

ここで、道子は黒羽編集長から届いたメールを読みます。

内容は「不定期投稿ではなくレギュラーで誌面を担当してみない?」というお誘い。

黒羽はYUIをこう評価します。

「YUIさんの写真と文章からは、鉄道への愛が伝わってくる…行っていただきたい駅がたくさんあります。我々と共に「旅と鉄道」を盛り上げてください。」

そして、ゆくゆくは社員登用も見据えていると書かれていました。

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YUIはどう決断するのか…最終回に期待!
ゆっくりと携帯電話をポケットにしまった道子は、この旅を振り返ります。

お昼ご飯は猿に邪魔され、吊り橋は思ったより遠く、ポストは結局見つからなかった…

けど、思い通りにいかなくっても…楽しかったのはなぜだろう?

「思わぬ方向に進む旅。それが旅の醍醐味かもしれない…な。」

ドラマ『鉄ヲタ道子、2万キロ』の次回に期待するもの

ちょっとだけ、日常でも思わぬ方向へと進むのを楽しめそうな気がしてきました。

旅で人生を教えてくれる素敵なドラマ。

最終回は、内房線・竹岡駅。“線路は続くよ、どこまでも”というサブタイトル。

終わっちゃうのが切ない!

甲斐(栗原類)と道子の旅情感半端ない鉄旅でクライマックスを迎えます。

甲斐にYUIバレするのか、しないのか…さあ、どっちだ!?

ラストまで、見逃せません!

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