ドラマ『テッパチ!』 第8話 崖っぷちの35歳!最後の昇進試験!

テッパチ

出典:テッパチ公式ページ

宙(町田啓太)と馬場(佐野勇斗)が配属された南関東駐屯地の大木班には、クセの強いメンバーが揃っています。

その中の1人ギャンブル好きの金子(桐山漣)は、35歳でいまだに昇進できず、崖っぷちに立っていました。

ある日、金子は桜間(白石麻衣)から、次の試験がラストチャンスと勧告されてしまいます。金子は元妻と娘に良いところを見せようと、一念発起して勉強を始めます。

そして宙も同じ試験を受けることになって・・・。

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ドラマ『テッパチ!』 前回振り返り

厳しい訓練を乗り越え、晴れて自衛官になった宙(町田啓太)は、候補生の時にバディだった馬場(佐野勇斗)と共に普通科隊員として南関東駐屯地に配属されます。

そこには、異動になり宙の上司になった桜間(白石麻衣)がいました。

そして宙と馬場を待っていたのは、先輩自衛官たち。宙たちは手荒な歓迎でした。

宙は初出動でいっぱいいっぱいになり、結果住民を怪我させてしまいます。先輩たちの手荒な行動は、どんな状況にも冷静に対応出来るようにするための訓練の一環だったのでした。

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【ネタバレあり】ドラマ『テッパチ!』第8話あらすじと感想

南関東駐屯地祭り

ある日、宙(町田啓太)と馬場(佐野勇斗)は、班長の大木(久保田悠来)から『南関東駐屯地祭り』の話を聞きます。

これは、自衛隊が地域住民と触れ合うためのイベントで、演習の他花火や出店などもあると言います。
風間(工藤阿須加)や金子(桐山漣)によれば、出会いのチャンスもあるとのこと。

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宙や馬場は期待に胸膨らませます。

ところが、その祭りが突如中止になってしまいました。
落胆した宙たちは、せめて気分だけでも味わおうと、娯楽室でたこ焼きパーティーを始めます。

崖っぷちの金子

そこへ、金子の元妻である理恵(三倉茉奈)と娘の花音が「近くに来たから」と駐屯地にやってきました。

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半年ぶりに娘に会った金子はデレデレです。

3年前、金子のギャンブル好きが原因で離婚した2人。
とはいえ、今は仲睦まじい2人の様子に、宙たちは「復縁もあるのでは?」と期待します。

moyoko

そう言われた金子も少し期待し始めます。

一方、桜間(白石麻衣)は、副連隊長から、35歳でいまだ士長の金子は次の昇進試験の結果によっては指導が必要ではないかと言われます。

moyoko

37歳までがデッドエンドで、昇進できなければ切られてしまうとのこと。厳しい現実ですね。

桜間は金子に「再就職のことも考えた方がいい」と伝え、同時に宙に金子と同じ試験の模擬受験をするようにと命じました。

moyoko

宙にはまだ試験を受ける資格はありませんが、何故か受験することになりました。

もう後がない金子は理恵や娘に良いところを見せるためにも、「人生をかけて勝負する」と意気込みます。

試験勉強

初出動以来、訓練に精を出し力をつけていた宙でしたが、反対に馬場は伸び悩んでいました。

moyoko

宙が模擬試験を受けると知って、馬場は少し焦りを感じます。

モヤモヤした馬場が1人でトレーニングに打ち込んでいると、八女(北村一輝)からメールが入りました。

「お前の強みは人を思いやる優しい心だ。それを信じるべきだ」

moyoko

八女に励まされた馬場は、少し気持ちが落ち着きました。

金子と宙は試験勉強に励みます。
しかし、中卒の金子はすぐに勉強に行き詰ってしまいました。
それに気がついた宙は、優等生の馬場に、金子に勉強を教えてあげて欲しいと頼みます。

良かれと思い金子に勉強を教え始めた馬場ですが、10歳以上年が離れた後輩から教わっているという後ろめたさからか、金子は馬場に冷たく当たります。

moyoko

金子はすっかり自暴自棄になってしまいました。

投げ出すな、諦めるな!

「出来ないからって八つ当たりするんじゃねぇ!」

宙は、先輩とはいえ馬場への物言いが許せず、金子に噛みつきます。
一方、馬場は年下でも金子と付き合いの長い野村(結木滉星)なら言う事を聞いて貰えるかもしれないと、自分の代わりに勉強を教えてあげて欲しいと頼んでいました。

moyoko

なんて優しいのでしょう・・・。

野村は「放っておけ」と冷たく突き放しますが、馬場は諦めずに食い下がりました。
その時、娯楽室から大きな音が聞こえます。宙と金子が掴み合いの喧嘩を始めたのです。

moyoko

あ~、あ~・・・。

大木と風間が2人を止めました。
大木は、「俺はお前らと仕事がしてぇんだよ!」と訴えます。

そして金子に「ダメな自分を認めろ。家族の顔を思い出して歯を食いしばれ!」と背中を叩きました。

moyoko

金子は、素直に「力を貸して欲しい」と頭を下げました。

昇進試験

それから大木班は皆で力を合わせて金子の試験勉強と訓練に取り組みました。

試験の日の朝、金子は理恵に電話をかけ、「試験の結果が出たら話がしたい」と伝えます。
数日後、合格発表の時が来ました。

moyoko

皆で固唾を飲んで桜間の言葉を待ちます。

「おめでとう。転職の必要はなさそうね」

金子の合格を、大木班は皆で抱き合って喜びました。

その後、理恵が娘を連れて駐屯地にやってきます。
理恵は金子の合格を喜び、「これで安心して再婚出来る」と言いました。

moyoko

おう・・・あるあるですね・・・。

金子は内心ショックを受けますが、「おめでとう」と笑顔を作ります。
理恵は、「これからも娘のパパであることは変わりないから、素敵なパパでいて欲しい」と言います。

娘にとって、金子はみんなを守っているヒーローで、周りにいつも自慢をしていると言います。
金子は、娘のためにこれからもカッコイイ自衛官でいることを約束しました。

moyoko

そして、涙ながらに理恵と娘を送り出しました。切ないですね。

宙の欠点

その夜、金子は宙にライバルとなって奮起してくれたおかげで残れたとお礼を言い、馬場には八つ当たりしたことを謝りました。

moyoko

大木班の結束はより強くなってきました。

宙の試験も、合格ラインを越えていました。
桜間も、訓練生の時と比べての宙の成長ぶりを認めていました。

moyoko

模擬試験を受けさせたのは、宙の自衛官としての素質を確かめたかったのです。

「だけど、決定的な欠点があることも明確になった」

宙の欠点は、瞬間的に熱くなるとすぐに周りが見えなくなってしまうことでした。
先輩の金子に噛みついたことや、避難所での単独行動、止めるのも聞かずに怪我をした青年がいる病院へ行ってしまったこともそうです。

そういった行動は、いくら試験で良い点を取っても、桜間にとっては見逃せないことでした。

「熱くなると周りが見えなくなるのは、自衛官にとって欠点よ」

ドラマ『テッパチ!』 第8話 感想&まとめ

今回は、“ギャンブル好きオヤジ”の金子のエピソードが中心でした。

金子役の桐山漣さんは全くオヤジには見えませんが、実年齢は37歳で、役よりも年上というから驚きです。

たたき上げの自衛官は、昇進試験を受け続けないとリストラされてしまうというのは、厳しいですね。

さて、すぐカッとなる宙について、自衛官として致命的だと指摘されてしまいました。

宙はどんな行動を取るのでしょうか?次回必見です!

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