サバゲ―が趣味でミリタリー通でもある丸山(時任勇気)は、射撃の予習訓練で教官たちから褒められます。逆に注意を受けた宙(町田啓太)は悔しさをバネにトレーニングを重ね丸山を見返します。
ショックを受けた丸山はかつて上司から「お前の代わりなんていくらでもいる」とこき下ろされていた時のことを思い出してしまいました。
そんな時、元同僚から引き抜きの話を持ち掛けられた丸山は・・・。
目次
ドラマ『テッパチ!』 前回振り返り
陸上自衛隊の自衛官候補生の宙(町田啓太)や馬場(佐野勇斗)ら第一班メンバーは、同じ班の武藤(一ノ瀬颯)が少年刑務所あがりだという噂を聞きます。
父親を刺し殺したのだといいますが、武藤は普段から無口で、何を考えているのかわからないキャラ。アイツならやりかねないとビビる候補生たち。
実は武藤は父親を刺してはいませんでした。でも、その育ちから人の役に立ちたいと思いながらも自分に自信が持てずにいました。
でも、今は宙たち仲間のおかげで孤独を感じることがなくなり、武藤は笑顔を取り戻したのでした。
【ネタバレ】ドラマ『テッパチ!』第4話あらすじ・感想
射撃予習訓練
宙(町田啓太)たち陸上自衛隊候補生は腕相撲大会で大盛り上がり。
いい歳をして八女教官(北村一輝)に「早く寝ろ」と怒られる始末。
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一班の仲が深まる中、ある日射撃予習訓練が行われました。
サバゲー好きでミリタリー通でもある丸山(時任勇気)は、その姿勢の良さを教官たちから褒められます。
桜間(白石麻衣)から指導を受け、訓練に集中出来ていなかった宙は、逆に注意を受けてしまいます。
悔しがる宙に、「懸垂を毎日100回ぐらいやれば、彼のようになれるかも」と桜間は憎まれ口を叩きます。
宙はその言葉を真に受け、それから懸垂のトレーニングを重ねていきます。
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実弾訓練
実弾射撃訓練の日。
桜間は候補生たちに訓練前に語りかけます。
何故自分たちに武器を貸与されているのか。
それは、国民、仲間、自分たちを守るためです。
「銃は人をあやめるためのものではなく、人を守るためにある。それを胸に刻んで訓練に臨んでください」
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実弾射撃訓練が始まりました。
予習訓練と変わらない精度で照準を合わせた丸山。
それに対し、宙はさらに的の中心近くに寄せてきました。
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宙に負けたことで、丸山はショックを受けます。
そして、かつての上司に「お前の代わりなんていくらでもいる」とこき下ろされたトラウマを思い出してしまい、さらに落ち込んでしまいました。
その後も丸山はミスが続き、さらに落ち込んでしまいます。
束の間の休日
丸山の様子が気になった馬場(佐野勇斗)は、休日に皆でどこかに出かけようと提案しました。
皆でカラオケに行くことになりましたが、その時に丸山は元同僚から誘われ、そちらの方に行くことになりました。
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荒井(佐藤寛太)は、建設会社の社長である父親が駐屯地を訪ねて来たのでカラオケは欠席しました。
荒井の父親は、長男に会社を継がせることにしたから、荒井の持っている株を長男に譲って欲しいという話をしに来ていました。
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引き抜き
丸山の元同僚は、会社を辞めて起業するので、一緒にやろうと丸山を誘ってきました。
元同僚は丸山の能力を買っていて、それを埋もれさせるのはもったいないと言います。
「俺らはお前を必要としているんだよ!」
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しかし、創業メンバーは1人500万円ずつ出資することになっているとのこと。
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一方、宿舎では荒井が社長になるために自衛隊を辞めるという噂が出回っていました。
その事を聞いた宙は急に不機嫌になります。
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一週間後、丸山は再び元同僚に会いに行きました。
起業の誘いに乗る決意で待ち合わせ場所に行くと、元同僚が「丸山から金を受け取ったらトンズラする」と話しているのを聞いてしまいます。
誰にも認めてもらえない
丸山は元同僚に「一緒に頑張ろうと言われたから来たんだぞ」と詰め寄ります。
しかし、相手から出た言葉は「代わりならいくらでもいる。金がないなら用はない」ということでした。
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このことで完全に自信を無くしてしまった丸山。
自衛隊に入って、得意な射撃訓練も始まり自信をついていたところに、あっさり宙にも抜かれてしまいました。
「俺は誰にも認めてもらえない・・・」
八女は、そんな丸山をトレーニングルームに連れて行きます。
そこには必死で懸垂をする宙の姿が。
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「自信は、あるかどうかじゃない。つけるかどうかだ」
丸山は宙に勝ちたいと強く思います。
八女は、技術よりも、大切なのは強い精神力、人を守りたいと思う心だと言います。
「お前が勝たなきゃならないのはお前自身だ。自分に負けるな!」
ここに人生をかける
その後、八女と馬場の協力を得て、これまで以上にトレーニングをした丸山。
次の実弾射撃訓練で、宙と対戦した時、丸山は3発目でほぼど真ん中に当てることが出来ました。
「これで終わりだと思うなよ!」
宙は悔しそうにしています。
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丸山は自信を取り戻し、背水の陣で自衛隊にすがるのではなく、自衛隊に人生をかけてみることに決めました。
一方、勝手な噂が飛び交い困っていた荒井。
そんな時、宙がまた喧嘩を売って来ました。
「どっちが主席で卒業出来るか、俺と勝負しろ!」
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「上等だよ!勝負してやるよ!」
この喧嘩のおかげで、荒井は自分が会社を継ぐわけではないことを皆に伝えることが出来ました。
そしてその夜。
いつものように宙がランニングをしていると、また桜間とバッティングしてしまいます。
桜間は素直に宙が差し出した手を掴みますが、意識するあまり身体を離したことで車道に出てしまいました。
車とぶつかりそうになった桜間を、宙はすかさず引き戻します。
2人は、抱き合う形になったのでした。
ドラマ『テッパチ!』 第4話 感想&まとめ
駐屯地の中で、恋のきっかけを作るのはなかなか難しいだろうなと思ったラストシーンでした。宙と桜間の恋はどこまで進展するのでしょうか?
さて、今回はミリタリーオタクの丸山のお話でした。
宙に負け、元同僚に騙されそうになって落ち込んだ丸山に八女教官が伝えた「自信はあるかどうかではなく、つけるものだ」という言葉は胸に響きました。
次回は女っ気がない駐屯地で、女性候補生たちとの合同訓練が行われるようです。一体どんな波乱が待ち受けているのでしょうか?次週に期待です!