ドラマ『テッパチ!』 第2話 荒井との体力勝負で宙が脱退!?

テッパチ

出典:テッパチ公式ページ

陸上自衛隊の候補生になった国生宙(町田啓太)は、同じ班の荒井(佐藤寛太)とトラブルを起こし、教官の桜間(白石麻衣)から「輪を乱す人間は必要ない」と叱責され、自衛隊を辞めようとします。

それを知った教育隊長の八女(北村一輝)は、荒井と決着をつけたいのなら喧嘩ではなく訓練でつけろと言われ、近々行われる体力検定で白黒つけることになりました。

荒井はその勝負を受け、「負けた方が自衛隊を辞める」という賭けを持ち掛けてきました。

果たして、2人の運命は!?

ドラマ『テッパチ!』 前回振り返り

国生宙(こくしょうひろし・町田啓太)は、高校時代はラグビー部のエースとして活躍しましたが、強引なワンマンプレーが元で怪我をしてしまい、孤立したまま引退。

卒業した宙は、1人暮らしを始めますが、定職に就かずその日暮らしの生活を送っていました。

ある日、仕事も家も失った宙の元に陸上自衛隊教育中隊長の八女(北村一輝)に声をかけられ、衣食住が確保され、訓練中も給料が出ると聞いて、“とりあえず”の中途半端な気持ちで自衛官候補生に。

しかし、途中で投げ出すクセが抜けず、ちょっとしたトラブルがきっかけで宙は自衛隊を辞めようとしてしまうのでした。

【ネタバレ】ドラマ『テッパチ!』第2話あらすじ・感想

受けて立ってやる!

同じ班で因縁がある荒井(佐藤寛太)とトラブルを起こし、教官の桜間(白石麻衣)から「輪を乱すような人間はいらない」と言われた宙(町田啓太)。

へそを曲げた宙は、駐屯地から出て行こうとします。
すると、教育隊長の八女(北村一輝)が現れ、「また逃げ出すのか」と宙を煽って来ました。

moyoko

実際、宙は仕方がない場合も含めて、なんでも途中で投げ出すクセがありました。

そして八女は、荒井と決着をつけたいのなら、訓練でつけろと言い、来週行われる体力検定で決着をつけるように告げます。

「勝負すりゃいいんだよ!勝負すりゃ!」

moyoko

こういう単純なところは宙の良いところかもしれませんね。

負けた方が辞める

宙が荒井に勝負を受けて立ってやると言うと、荒井は表情一つ変えず「ここを辞めた方がやめるってどう?」と賭けを持ち掛けてきました。

「上等だよ!」

moyoko

そんなことまで引き受けちゃって・・・。

それから1週間、訓練に気合が入る宙と荒井。
走り込みや筋トレ、トイレ掃除にいたるまで、何をするにもお互い張り合っています。

moyoko

周囲は2人を“悟空とベジータ”と呼んで、盛り上がっています。

しかし、2人が賭けをしている事を知っている馬場(佐野勇斗)は気が気ではありません。

さらに、宙と荒井が勝負をすると聞いた桜間に「あなた自身はどうしたいの?訓練続けたいの?」と言われ、痛いところを突かれた宙は「勝っても辞めてやるよ!」と啖呵を切ってしまいました。

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バディの馬場はその言葉も聞いてしまい、さらに焦ります。

背水の陣

そのことを聞いた八女は、宙と話しに行きます。
そして、馬場は全てを捨ててここに来たから、お前みたいに簡単には辞められないと話します。

八女は自衛隊音楽隊を見つめる馬場に声をかけ、馬場はその誘いに乗って会社を辞めて入隊しました。

他のメンバーも、厳しい現実の中でくすぶっていた中で、八女に声をかけられ現状を変えるために入隊してきていました。

moyoko

皆何かしら抱えて来ているのですね。

八女は「お互い潰し合わずに、支え合ってくれ」と宙に伝えます。

moyoko

でも、宙にはいまいちピンと来ていない様子です。

体力検定

いよいよ体力検定の日がやってきました。

moyoko

皆、固唾を飲んで見守っています。

まずは腕立て伏せ対決。
こちらはタッチの差で荒井の勝ち。

続いての腹筋対決は宙の勝ち。

moyoko

これでドローになりました。

勝負は、最後の3000m走で決まることに。
デッドヒートを繰り広げる2人。仲間たちはどちらも応援します。

最後の直線。
少しだけ優勢だった宙ですが、最後の最後でつまづいて転んでしまい、結局荒井が先にゴールしてしまいました。

moyoko

宙の負けが決定してしまいました。

辞めるな

馬場は、宙を追いかけ「辞めるな」と訴えます。

「俺はどんなに辛くても、途中で逃げたりしない。自分で決めた道だから」

moyoko

そうですね。いくら誘われたといっても、入隊を決めたのは自分です。

宙が喫煙所にいると、荒井がやってきました。

宙が金持ちの息子のお前が何故こんなところにいるんだと、素朴な疑問を投げかけると、荒井は煙を吐きながらこう言います。

「愛人の子供に居場所なんてなかったからな」

moyoko

OH・・・。

荒井は、本妻の元へ引き取られましたが、本妻は荒井を認めず、かなり辛い思いをして育ってきたようでした。

moyoko

グレるのも無理はありませんね。

「ここで頑張るしかねぇ。他にいる場所ねぇしな」

荒井は、宙からタバコを奪い取り、勝負については「これでチャラにしてやる」と言いました。

一人前になってやる!

その日眠れぬ夜を過ごした宙。

朝、1人でランニングに出ると、桜間と正面衝突してしまいます。

moyoko

すごくベタな展開!

宙が慌てて桜間を抱き起こすと、桜間は素直に「ありがとう」と言いました。

moyoko

前回は「助けはいらない」と突っぱねられていますからね。

桜間は密かに悔しい思いを抱えている宙に、「だったら一人前になってよ」と言います。

「仲間と家族のようになれたら、一人前の自衛官になれるかもよ」

桜間の言葉に触発され、宙は自衛隊に残ることを決心し、朝の号令場所に向かいました。

moyoko

遅刻したので、グラウンド30周のペナルティをつけられてしまいましたが・・・。

「俺はやめねぇぞ!絶対一人前の自衛官になってやる!」

武藤の噂

訓練後、宙のいる一班は連帯責任でさらなるペナルティを課されますが、それをサボって皆で隊員クラブにお酒を飲みに行くことになりました。

moyoko

真面目な馬場と、無口な武藤(一ノ瀬颯)だけはちゃんとペナルティを完遂していました。

馬場は後からクラブに合流しましたが、馬場は未成年だからと参加しませんでした。

すると、他のテーブルから「少年刑務所上がりの候補生がいる」という噂が聞こえてきました。

その人物は父親を刺し殺したのだと言います。

「確か、武藤って言ってた」

moyoko

なんと、今唯一、飲みの席についていない武藤のことではありませんか!

そういえば、八女が一班の事情を宙に話した時、八女は武藤のことは何も言っていなかったことを思い出しました。

「あいつ・・・殺人犯なのか?」

ドラマ『テッパチ!』 第2話 感想&まとめ

何やら物騒な話で終わった第2話。
ただ、宙たち候補生は少しずつ距離が縮まり始めました。

実は、八女には宙たちを候補生にして、全員卒業させることが出来れば、上司に希望を聞いてもらえるという約束をしています。
私情のために候補生たちを利用してるとも取れますが、何か問題が起きなければいいのですが・・・。
宙と桜間の関係にも注目です!