宙(町田啓太)は、馬場(佐野勇斗)や風間(工藤阿須加)らと共に、広報活動の一環でお見合い番組に出演します。
収録の様子を見守っていた桜間(白石麻衣)は、何故か宙たちのことが気になってしまいます。
そんな中、馬場の音楽隊への道を本気で応援していると聞いた桜間は、馬場のためにオーディションのチャンスを与えます。
宙は、なんとしてでも合格したいと頑張る馬場を、心から応援します。
目次
ドラマ『テッパチ!』前回振り返り
ある日、班長の大木(久保田悠来)は、部下のことを知るために面接を行うと言い出しました。
その中で、大木は風間(工藤阿須加)が隊内の事件や事故を調査する警務隊に出入りするという噂を聞きます。
一方、宙(町田啓太)は桜間(白石麻衣)と一緒にラグビーの試合を観に行くことに。そこでまだラグビーへの想いがあることを実感させられます。
馬場(佐野勇斗)もまた八女(北村一輝)から音楽隊隊員を紹介され、音楽隊への想いを強くしていました。
【ネタバレあり】ドラマ『テッパチ!』第10話あらすじと感想
お見合い番組
宙(町田啓太)たち大木班は、広報活動の一環として行われたお見合い番組に駆り出されることになりました。
元来女性が得意な風間(工藤阿須加)以外は、緊張の面持ち。
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しかし、会が進むにつれて、宙や馬場(佐野勇斗)には気が合う女性が現れ、無事カップルになることができました。
楽しそうな宙の姿を見て、収録に立ち会っていた桜間(白石麻衣)は複雑な表情を浮かべています。
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馬場の夢を応援したい
収録が終わり、宙たちが片付けをしながら楽しそうに話をしていると、桜間が明らかに機嫌が悪いのを察した宙は、彼女を追いかけます。
なんとなくギクシャクしてしまった二人。
もじもじしているうちに倉庫に閉じ込められてしまいました。
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宙はそこで、馬場の音楽隊への夢を応援したいと熱く語りました。
それを聞いた桜間は、後日馬場にオーディションの話を持ってきます。
なんでも、トランペットの欠員が出た隊があり、そのオーディションが近日行われるということです。
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もちろん応募者はほぼ音大出身者という狭き門ですが、滅多にないチャンスに、大木班長も背中を押してくれ、馬場はオーディションを受けることになりました。
皆の期待
オーディションの話は、他の仲間はもちろん、両親もとても喜びました。
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ある日、一人カラオケ店で練習をしていると、お見合い番組で馬場とマッチングした葵という女性が、連絡をしてきました。
馬場がオーディションのための練習をしていると話すと、葵はどうしても聴いてみたいと、カラオケ店にやってきました。
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葵は、馬場のオーディションを応援していると言ってくれました。
葵からの電話
オーディション当日。
馬場は、皆に見送られ会場に向かいます。
あと数人で順番が回ってくるというその時、葵から電話がかかってきました。
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葵は、電話口で「辛い」「消えたい」と訴えます。
馬場は、オーディションだからと切ろうとしますが、「やっぱり私は一人なんだ」と言われてしまい、放っておくことができませんでした。
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その頃、宙はオーディションのために日々頑張る馬場の姿に触発され、怪我から復帰したアスリートについて調べ、その資料を渡しにスケボー青年の柴山(水沢林太郎)に会いに行っていました。
しかし、柴山は宙を見るなり「帰れ!」と言い、まだ宙を受け入れられる状態ではありませんでした。
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「こうなったのは全部お前のせいだ!」
馬場の失踪
夜。
宙が柴山に全く話を聞いてもらえず、落ち込んで宿舎に帰ると、まだ馬場が帰ってきていないといいます。
すると、風間が血相を変えてやってきました。
なんと、馬場が会場まで来たものの、オーディションを受けていないというのです。
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自宅に電話をしても、誰もいないのか通じませんでした。
宙はふと葵のことを思い出し、広報から彼女の連絡先を聞き出し、連絡してみます。
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葵は仲間たちと飲みの席で、馬場を呼び出したら来るかどうかという賭けに使ったというのです。
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騙されたと知った馬場は、その場を立ち去りますが、葵はどこに行ったかは知らないといいます。
宙は急いで馬場の自宅に向かいました。
家の中は真っ暗ですが、玄関の鍵は開いています。
中に入ると、リビングで馬場が倒れていました。
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合わせる顔がない
馬場は病院に運ばれ、一命をとりとめました。
目を覚ました馬場は、一連の出来事を話し始めます。
騙されたとわかって店を出た馬場は、急に現実に戻り、急いで会場に戻りますが、オーディションはとっくに終わっていました。
取り返しのつかないことをしたと気づき、絶望した馬場は、気がつくと酒と薬を大量に飲んでいました。
馬場は、人を助けて「自衛官ぶりたかったのだ」と言います。
その優しさが仇となり、伸び悩んでいた自分でも人の役に立ちたかったのです。
でも、そのことで自分を応援してくれた人たちを裏切ったと、馬場は泣き崩れました。
「皆に合わせる顔がない」「隊にはもう戻れない」という馬場に、宙はかける言葉が見つかりませんでした。
去る者は追わず
数日後、桜間の元に馬場からの退職届が郵送されてきました。
宙は馬場のタグを握りしめ、一人声を押し殺して泣いていました。
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桜間は、国民の命を守るため、感傷に浸っている暇はないと言います。
「そんなやわな気持ちでは、自衛官は務まらない」
そう言われても、宙は納得がいきません。
夢破れて去っていった仲間を簡単に切り捨てるような者が自衛官というのなら、自分は自衛隊にはいられないと思いました。
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桜間は、何も言わず、部屋を出て行きました。
ドラマ『テッパチ!』 第10話 感想&まとめ
前回、「まさかあんなことをするとは」とほのめかされていましたが、予想以上に辛い出来事が馬場を待っていました。
八女教官(北村一輝)も、桜間も馬場が優しすぎることは危惧していました。
でも、こんな終わり方あんまりです・・・。
そんな中次回は最終回となっています。
どうやって終わっていくのか、全く想像がつきません!最後まで見守りたいと思います!