大手食品会社に勤める笹川直哉(渡邊圭祐)は、体育会系のノリの良さを生かして営業マンとして働いていました。
上司のご機嫌を伺いながら、接待でも場を盛り上げるために身を削る日々。しかし上司は自分を正当に評価してくれないと考え、転職の相談に。
明るく前向きな笹川に千晴(小芝風花)は好印象を抱きますが、来栖(成田凌)は「なかなかやっかいだ」とため息をついていて・・・。
目次
ドラマ『転職の魔王様』 前回振り返り
キャリアアドバイザー見習いとして働くことになった千晴(小芝風花)。
指導係の“魔王様”こと来栖(成田凌)と共に臨んだ面談相手は、新卒から10年間派遣社員として働いてきた宇佐美由夏(早見あかり)でした。
来栖は由夏の担当を任せることに。由夏は恋人に振られたことをきっかけに一刻も早く正社員になりたいと言い出します。
来栖は妥協する由夏に「自分の価値は自分で決めろ」と発破をかけ、由夏は妥協せずにキャリアアップが臨める転職を決めたのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『転職の魔王様』第3話あらすじと感想
笑顔の仮面
笹川直哉(渡邊圭祐)は、大手食品メーカーの営業部で働き始めて4年目を迎えていました。
体育会系のノリを生かして、パワハラ上司の理不尽な要求にも笑顔で返し、接待では太鼓持ちを買って出て身を削る日々。
それでも笑顔は忘れないできました。
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千晴(小芝風花)は、来栖(成田凌)から突然ランチに誘われたのでビクビクと怯えていました。
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来栖はただの求職者とのミーティングだと言います。相手が忙しいので、ランチミーティングになったのです。
来栖は適当な喫茶店に入って求職者のために先に注文しておくことにしました。
しかし、そこはグルメサイトでかなり評価の低い店。
千晴は心配になりますが、ナポリタンを3つ注文しました。
そこにちょうど求職者の笹川が店に入ってきました。
ナポリタンを注文したと伝えると、笹川は満面の笑顔で「大好物です!ちょうど食べたいと思っていました」と答えました。
ミーティングが始まり、千晴が転職の理由を尋ねると、来栖が「とりあえず3年が過ぎたからっていう顔をしていますね」と口を開きます。
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笹川はこの3年間それなりにうまく仕事をやってきた自負があるが、それが正当に評価されていない気がするので、実績を適切に評価してくれる職場に移りたいと話します。
千晴はしっかりしていて、好印象のため、すぐに転職先が決まるだろうと思いました。
間もなくナポリタンが運ばれてきました。
それはお世辞にも美味しいとは言えないもので、来栖はすぐに「美味しいとは言い難い」とコメントします。しかし笹川は「俺はこの味好きです!」とフォローしました。
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帰り際、来栖は笹川に尋ねます。
「その仮面、いつまでつけているおつもりですか?」
笹川は上司に受けのいい人間を演じていて、その癖が抜けていないようです。
来栖は「彼はなかなかやっかいかもしれない」とため息をつきました。
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自分の評価
次のミーティングで笹川はもらったリストの中には気になる企業もあったが、ネットでの口コミ評価が低かったのが気になると言いました。
その時、喫茶店で笹川は元同期に声をかけられます。
同期が店を出た後、笹川はこの3年間で同期は皆逃げ出してしまい、会社に残っているのは自分だけだと語りました。
来栖はスマホを取り出し、こっそり千晴にメールを送ります。
メールを見た千晴は慌てて店の外に飛び出していきました。
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会社では、笹川は相変わらず上司から無理難題を押し付けられ、「接待の場を盛り上げるのがお前の一番の仕事」と言われていました。
そんな時、先日喫茶店で会った同期から同期会に誘われます。
店に着くと、あの日千晴から笹川がどうしても辞めた同期たちと飲みたがっているという話を聞いたと言われました。
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辞めた同期たちは、今や会社を立ち上げた者、eスポーツで夢を追いかける者、既に転職2回目で重要ポストを任されている者と、皆成功していました。
当の笹川は、今何をやっているのかと聞かれても誇れるようなものは何もなく、うまく答えられませんでした。
とりあえず3年は死語
店を出て同期たちと別れると、目の前に来栖と千晴が待ち受けていました。
以前笹川は「同期たちは逃げ出した」と話していました。しかし実は全く逆でした。
「その間あなたは何をしていたんですか?」
来栖は「とりあえず3年」はもはや死語で、積み上げた実績も強みも何もなければ、時間を無駄にしたも同然だと厳しい言葉をぶつけました。
笹川はなんとか笑顔を作り、その場を去ろうとしました。
しかし千晴は笹川を追いかけ、飲み直そうと誘います。
打ちのめされる笹川に、千晴は自分は3年も続かなかったので、3年続いただけでもすごいとフォローします。
そして広沢(山口紗弥加)や周りの人は、笑顔が絶えず、周りに気が配れる人は仕事が出来る人だと言っていたと、励ましました。
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笹川はもう少し仕事を頑張ってみようと、ある日の接待の席で「よりよい内容にするために」と提案書を相手側に差し出しました。
取引先は、「無粋だ」と言ってそそくさと帰ってしまいました。
笹川は次で挽回しようとしますが、上司には「お前はもう来なくていい」と言われてしまいます。
来栖の過去
その後、笹川は来栖に会いに行きました。
そして、自分の3年間には何もなかったと嘆きます。
そして、転職のことは白紙に戻して欲しいと伝えてきました。
「俺には仕事で誇れるものなんて何もないですから」
すると、来栖は「自分も仮面をつけていました」と自分の過去のことを話し始めました。
来栖は前の仕事に夢中で打ち込んでいて、ある時事故に遭い思うように動けなくなってしまいました。
それでも自分を認めてもらいたくて、「いらない」と言われるのが怖くて、笑顔で自分をごまかしていたと言います。
「偽りの日々でした」
そんな日々を続けているうちに、自分の居場所を見失い、なんのために働いているかもわからなくなって、遂に心が壊れてしまいました。
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でも、笹川はまだ間に合います。
来栖はある企業の資料を渡し、面接を受ければ何か見つかるかもしれないと言いました。
笹川は自分を変えたいと、面接を受けることにしました。
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笹川の過去を知った千晴は、何もわかっていなかったと思いました。
洋子(石田ゆり子)は、来栖は会社に入った時から求職者に厳しく、クレームが絶えなかったと言います。
さすがにかばい切れないと思ったときに、来栖は
「合わない仕事は人を殺しますから」
と話したといいます。
合わない仕事は自分の心を殺し、誰かを殺すこともある。だから見過ごせないというのが来栖の信念なのです。
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トラブル発生
笹川の面接は終業後の夜に指定されていました。
しかし、その日上司のミスでトラブルが発生してしまいます。
朝までに納品を済ませるために、笹川は面接を辞退することに。
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来栖は「もう次はない」と忠告しますが、笹川の意思は固いものでした。
その頃、笹川の上司は、以前と同じ店でお詫びの接待中でした。
すると、そこに取引先の部長が好きな酒が用意されます。それは、店にはない銘柄なので笹川が前もって持ち込んでいたものでした。
笹川は夜通し作業をし、リカバーすることが出来ました。
同僚たちは、絶対に投げ出さない、責任感が強い笹川の頼みでなければここまでやらなかったと笑顔で帰っていきました。
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すると、そこにも来栖と千晴がやってきました。
なんと、面接を朝8時半に変えてもらえたというのです。
ですが、笹川は徹夜明けで身なりもボロボロです。
「丁度いいじゃないですか。仮面も剥がれて。」
来栖は「本当の自分のままぶつかってきてください」と笹川を送り出しました。
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自分の強みは自分では気がつかないもの。だからこそしっかりと自分と向き合うべきだと来栖は言います。
続けて、笹川を導けたのは「君のおかげでもある」と千晴を見ます。求職者に対して自分事のように考えられるのは千晴の強みだというのです。
なんと、来栖が千晴を褒めてくれました。
千晴はニヤニヤが止まりません。それを見て来栖は一言。
「気持ち悪いですね」
ドラマ『転職の魔王様』 第3話 感想&まとめ
今回は若手フレッシュマンの張り付いた笑顔の仮面をはがすという物語でした。
来栖は相変わらず厳しい言葉を投げかけていましたが、実は自分の過去に重ねていたということがわかりました。
今回は千晴も活躍しましたね!次回は来栖の元カノがやってきて、さらに来栖の過去のことが明らかになりそうです。次回も要チェックです!