ドラマ『転職の魔王様』 第10話 来栖が大阪に転勤!? さらに二人の過去が明らかに!

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シェパードキャリアの大阪支社設立が決まり、立ち上げを来栖(成田凌)が任されることになりました。千晴(小芝風花)は、これを機に独り立ちすることに。

不安を抱えつつも、憎まれ口を叩く来栖を見返したい千晴は、気合を入れて面談に挑みますが、なんだか空回り・・・。

求職者・矢吹健一(高橋光臣)の希望はなんと年収を2倍にすること。妻には内緒で転職を決め、喜ばせたいと言いますが、待っていたのは“嫁ブロック”でした。

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ドラマ『転職の魔王様』 前回振り返り

洋子(石田ゆり子)が担当する唯一の求職者・五十嵐君雄(金子ノブアキ)は、10年間引きこもりで、かつて洋子の恋人でした。

小学校教師だった君雄はある日突然仕事を辞め、引きこもってしまったのです。

洋子は恋人の異変に気づけなかった自分を責め、一人でなんとかしようとしていました。

自分に何か出来ないかと考え始める千晴(小芝風花)。それは、来栖(成田凌)らシェパードキャリアの社員たちも同じでした。来栖たちは社長のために君雄が引きこもりの原因になった人物を探し出し、君雄の再出発の手伝いをしました。

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【ネタバレあり】ドラマ『転職の魔王様』第10話あらすじと感想

独り立ち

シェパードキャリアの大阪支社設立が決まり、洋子(石田ゆり子)は、立ち上げを来栖(成田凌)に任せると指名。来栖は2週間大阪に行くことになりました。

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来栖が大阪に転勤になるかもしれないと、少し動揺してしまう千晴(小芝風花)。

千晴は、これを機に独り立ちすることに。
「やっとお守りから解放される」と憎まれ口を叩く来栖を見返すために、千晴は気合を入れて初の面談に挑みます。

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ただし、天間(白洲迅)さんがサポートについてくれています。

千晴が担当するのは、システムエンジニアの矢吹健一(高橋光臣)。

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矢吹は、緊張する千晴を前に少し不安そうな顔をしています。

そんな矢吹の希望は職種問わず年収を2倍にしたいということです。
家族の今後を自分なりに考えて、どうしても収入を上げたいといいます。

「残業もハードワークも覚悟の上です」

矢吹は38歳。未経験業種の転職には限界があります。しかも収入を2倍にするとなると、相当なハードルです。
天間は千晴を手伝おうとしますが、独り立ちにこだわる千晴は自分一人で答えを見つけると言いました。
しかし、難題を前にして千晴はすぐに行き詰まってしまいました。

そんな肩肘を張っている千晴を見て、洋子は「周りの人に正しく頼れるのも必要なスキル」だと話しました。

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それが本当の独り立ちですね。

反省した千晴は、天間や営業の横山(前田公輝)を頼ります。
その結果、色んな資格を持っている矢吹にあるベンチャー企業を紹介することに決めました。
本人も乗り気で、すぐに面接を受けることに。しかし、矢吹はまだ妻に転職のことを話していないと話します。

「決まったら喜ばせようと思って」

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ちょっと気になる発言です。

嫁ブロック

すると、千晴のもとに大阪にいる来栖から電話がかかってきました。

「そろそろ弱音を吐いている頃ですか?」

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千晴を心配しているみたいですね!千晴もホッとしたようですが、本人は気づいていません。

矢吹は、なんと2社目で内定をもらうことが出来ました。
祝福モードに包まれる社内。早速、来栖にも報告することに。
すると来栖は「もう俺のお守りは必要なさそうだ」と、厳しい態度を見せませんでした。

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来栖さんはむやみに厳しい魔王様ではないのです。

その時、矢吹から千晴に電話がかかってきます。
内定をもらえたことを妻に報告したところ、反対されてしまったというのです。

「嫁ブロックね」

“嫁ブロック”とは、夫の転職や独立を妻に反対され、話が進まなくなってしまうことを言います。

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こういうことはよくあることだといいます。

あいにく天間は面談中。千晴は一人で矢吹家に向かい、話をすることにしました。

矢吹の妻・江美里(大西礼芳)は、ただ「転職には反対です」と言うばかりでした。
矢吹が家族のために転職を選んだのだと説明すると、江美里は「私の気持ちなんかわからないでしょう」と怒りだしてしまいました。

二人が喧嘩をし始めたので、千晴はオロオロしてしまいます。
江美里は千晴に「帰って!」と怒鳴りつけます。その瞬間、床に倒れ込んでしまいました。

江美里は、ストレスから来るめまいだと診断され、一晩入院することに。
千晴は矢吹家の娘たちに、「パパの仕事、今のままでいいです」「パパとママに意地悪をしないで」と泣かれてしまいました。

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これは辛いですね・・・。

来栖の恩人

「何やってんだろ私・・・」

千晴はすっかり自信を失っていました。
雨の中、ベンチで佇んでいると、傘を差し出す人物が。
千晴が顔を上げると、それは大阪出張から戻ってきた来栖でした。

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天間さんが来栖さんに連絡をしてくれたのです!

会社に戻り、千晴は来栖に「私には無理なんです」と今の気持ちを吐露しました。

人生の一大事に関わる仕事など、上手くやれない。幸せにしたいとは思うけれど、自分には向いていない。

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千晴は、完全にネガティブモードになってしまっています。

「君は少なくとも一人の人生を変えてますけどね」

来栖は、千晴と初めて出会った時のことを語りだしました。

3年前。
怪我をしたことで夢を失い、自暴自棄になっていた来栖。
ある雨の日、駅の階段でバランスを崩して転んでしまい、もう自分には何の価値もないと痛感した朝。

一人の若い女性が「大丈夫ですか!?」と助け起こしてくれました。

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それが、就職したばかりの千晴です。

千晴は、来栖を背負って階段を上がり切り、二人は雨宿りがてらベンチで休むことに。
午後から新人研修だと嬉しそうに語る千晴に、来栖は「いいですね、夢があって」と少し皮肉を込めて言いました。

すると、千晴は明日は今日より誰かの役に立ったり、幸せにできるかもしれないと考えると、仕事をするのが楽しみだと語りました。

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働くことを本当に楽しみにしていたんですね。

「止まない雨はないです。いつか必ず晴れる時が来ますから!」

千回晴れると書いて「千晴」と読む自分は最強の晴れ女だと千晴が自信満々に語った後、雨は本当にすぐに止みました。
来栖は、そのささやかな奇跡を目の当たりにしました。

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その後再会した時の千晴の変貌ぶりに、来栖は驚きます。

千晴は、だから来栖が自分を見放さないでくれたのだと気がつきました。

「君は、俺の恩人ですから」

向いてないというのは千晴の勝手な思いこみです。
来栖は、千晴が何人もの求職者に気づきや希望を与えてきたのを見てきました。
そうでなくとも、来栖自身が千晴に救われているのです。

「それは俺が断言します。俺の人生は君に救われた」

来栖は、明日の晴れを信じろと言い、「君にはまだ出来ることがある」と言います。
千晴は来栖に励まされ、「泣き言は言わずに一人でやってみると言いました。
すると来栖は、「勝手に誤解しないでください」と千晴をたしなめます。

「弱音くらい吐けばいい。大阪にいようが、独り立ちしようが、困ったら頼ればいい」

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来栖さん、ツンデレ・・・。

夫婦の絆

千晴は「勝手に誤解する」という来栖の言葉で、矢吹夫妻と自分にある問題に気がつきます。
そしてすぐに矢吹夫妻とアポを取り、来栖と共に再度話をすることになりました。

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天間さんはもう来栖さんに任せることにしました。

矢吹と千晴が抱えていた問題。それは、「家族を見ていないこと」でした。
矢吹は家族のためにと言っていましたが、家の中のことが全く見えていませんでした。
江美里は「家のことにも目を向けて欲しい」と何度か話そうとしましたが、矢吹が聞く耳を持っていなかったということです。

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となると、残業もハードワークも覚悟の上という矢吹の転職は、妻の希望とは真逆になってしまうことになります。

千晴は、転職は家族に内緒にするものではないし、家族は敵ではなく仲間なのだから、きちんと話をするべきだと訴えました。

矢吹は自分のことしか見ていなかったことを反省します。
江美里もきちんと話さなかったことを反省し、矢吹に少し家庭に目を向けてもらい、自分も働きに出たいと申し出ました。

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そうすれば、矢吹が無理をして働かなくてもいいし、子供たちとの時間も取れます。

来栖は、転職の正解は求職者の数だけあるから、話し合ってしっかりと答えを出して欲しいと伝えました。

「それまでは彼女が寄り添ってくれると思います」

今回のことで、千晴はやっぱり来栖がそばにいないとダメだと思いました。
しかし、よくよく聞いてみると、来栖は大阪支店の立ち上げに協力するものの、転勤が決まっているわけではないと言います。

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思わずホッとしてしまう千晴なのでした。

しばらくして、矢吹の転職が決まり、江美里も仕事をする目途が立ったことで、シェパードキャリア一同はホッと一安心。

そんな時、来栖の前に一人の男(小関裕太)が現れます。

「久しぶり」

来栖は、彼は商社にいた頃の同期だと説明しました。
元同期は言います。

「俺と一緒にアフリカに行こう」

ドラマ『転職の魔王様』 第10話 感想&まとめ

来栖さんや天間さん、様々な人の力を借りて、千晴が無事独り立ちし、来栖さんが大阪に行かないということもわかった矢先、今度は来栖さんに転職の話が舞い込んできました。

来栖さんはキャリアアドバイザーとして生きていく道を選んだはずですが、アフリカで働くことは来栖さんの夢でもありました。
果たして、魔王様が出す答えとは!? 次週で最終回です!

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