アニメ『天地創造デザイン部』12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!デザイン部の最高傑作とは?

アニメ『天地創造デザイン部』12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!デザイン部の最高傑作とは?

出典:『天地創造デザイン部』公式Twitter

神様からの依頼に応えて、今日も仕事に励む天地創造社のデザイン部。

地獄社のパーティーへの贈り物として、デザイナーたちは神様から「地獄のアトラクションに使えて、下界にも送れる動物」を依頼されます。

「天使を驚かせるようなものがいい」という横田の意見も取り入れ、全力で取り組みますが…。

前回から引き続き、地獄社社員・横田との創作が描かれる第12話。

またもや難しい依頼が飛び込んできましたが、デザイナーたちが力を合わせることによって最高傑作誕生の予感!

さっそくアニメ『天地創造デザイン部』第12話をレビューしていきたいと思います。

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アニメ『天地創造デザイン部』前回第11話のあらすじと振り返り

地獄社のパーティーに参加するため、ドレスアップしたデザイン部の面々。

皆が浮き足立っていますが、海原だけは「ふわふわなのに尖っている動物」というオーダーに悩まされてスランプに陥っており、パーティーには参加しないと言います。

しかし、他のメンバーたちの後押しを受けて、体調不良を理由に締め切りを延ばしてもらい、息抜きとしてパーティーへ参加することにしました。

全員揃って地獄へ向かうと、地獄社社員の横田が盛大に出迎えてくれます。

デザイナーたちはお土産として、それぞれが考えた横田が喜びそうな生き物の骨を持ってきており、大いに喜んだ横田は次のオーダーの話を持ち込みました。

骨の形状からデザインを考えてみるのも面白いと考えた一同は、横田が描いたイラストをもとにデザイン案を出してみることにします。

地獄の連絡係となる予定の使い魔で、声を介さず意志疎通ができ、地下で活躍する小型の生き物…。

さらに、業務連絡の内容がお客様にバレないよう素早く、お客様に使い魔がサボっているように見えないよう睡眠やトイレを済ませる姿が目立たないことが理想です。

こうして作成したベースデザインは、速さ特化のために膝下の骨を一本にしたり、コアラのように糞を自分で食べたりと、独特で怖いイメージのものになりました。

すると、みんなで楽しく考えたデザイン案を見た海原は「物づくりって、本当は楽しいものだったなって…」と、涙を流します。

海原がスランプに陥っていると知った横田は、先ほど考えた骨の動物のデザインを考えてみてはどうかと提案しました。

自由に楽しくやってみることを勧められると、海原は持つことすら苦になっていたペンを自ら握ります。

そして、海原が自由に楽しく描いたデザインは、あの怖い骨のイメージからは想像できないほど可愛らしいものとして生まれ変わりました。

小さな丸いしっぽに長い尾のような骨を収納させ、長い耳を放熱板として機能させ、可愛らしい見た目とは裏腹に目を開けたまま眠り、自分の糞を食べる…。

にわかに信じがたいですが、海原は「楽しかったー!」と満足そうな様子です。

声を介さず、足音や振動を感知できるという点も優れており、なかなか上出来なデザインとなりました。

これを見た土屋は、海原が抱えていた「ふわふわなのに尖っている動物」というオーダーにぴったりなのではないかと指摘します。

すると、横田は「先約があるなら仕方がない」と言って、地獄の使い魔ではなく神様への納品物とするよう認めてくれました。

すぐにでも神様に連絡したいところですが、地獄は通信圏外。

どうしようかと頭を悩ませる下田に、横田は「大丈夫です」と呟きます。

なんと、地獄のパーティーには神様本人も呼んでいるというのです。

一同は海原が仮病を使ってパーティーに参加していることがバレてしまうと焦りますが、「そろそろ到着するのでは」と横田が言った瞬間、部屋の扉が神様らしき光で覆われました。

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声だけしか登場してこなかった神様…ついに姿を見せるのでしょうか?

【ネタバレ】アニメ『天地創造デザイン部』12話(最終回)あらすじ・感想

神様降臨?

地獄社のパーティーに参加していたデザイン部一同。

横田から神様も招待していると聞き、海原を仮病で参加させた手前、焦りを隠せません。

そんな彼らをよそに、扉は光を帯びていきます。

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これは神様がやって来る時の光…!

眩しくて細めた目を開くと、そこに現れたのは上田でした。

神様が乗り物として使役しているド派手で勇猛果敢なトリ、“ガルーダ”も一緒です。

上田によると神様はすぐ近くまで来ていたそうですが、天界で急用ができたらしく帰っていったとのことでした。

一瞬ホッとしたデザイン部の面々でしたが、ガルーダが神様からの伝言を預かっているそうで、デザイン部には再び緊張が走ります。

その内容は、地獄社のパーティーへの祝いの言葉と、プレゼントを贈るという事実でした。

そして、そのプレゼントはこれからデザイナーたちがこの場で造らなければならないようです。

パーティーを楽しんでいたデザイナーたちは突然飛び込んできた仕事に少しショックを受けますが、神様からの無茶振りはいつものことだと受け入れて作業に取りかかります。

海原は神様に体調不良を心配され「仮病だった」と白状しますが、特に咎められることもなく腕に抱いていた動物は採用されました。

名を“ウサギ”といいます。

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第11話で完成したウサギ、採用されて良かったです!

神様が地獄社にプレゼントしたいのは、「地獄のアトラクションに使えて、下界にも送れる動物」。

さらに、横田からの「天使を驚かせるようなものがいい」という意見も届き、デザイナーたちは頭を悩ませることになります。

神様の無茶振り

地獄にも下界にも送れる兼用の動物、天使も驚くとなると、なかなか難しいのが現実。

天地創造社に戻った一同は考えますが、冥土は「天使なら、下田を驚かせるのは簡単」だと言います。

そして、下田のもとへ向かうと、自らがデザインした生き物を渡しました。

下田は渡された生き物を見て、予想通り驚き悲鳴を上げます。

それは冥土が考えた大人になるにつれて身体が小さくなっていく“アベコベガエル”のオタマジャクシで、下田の両手からはみ出すくらい巨大なものでした。

一方、上田は口では「驚いた」と言っていますが、実際にはびくともしていません。

「天使を驚かせる=上田を驚かせる」という構図が出来上がり、デザイナーたちは次々に生き物を連れてきます。

続いて土屋が連れてきたのは、かの有名な恐竜“ティラノサウルス”。

下田は驚愕して逃げ惑い、いろいろな場所に身を隠しますが、嗅覚が鋭いティラノサウルスにすぐ見つかってしまいます。

またしても上田は驚かず、再び訪れた予想通りの展開に頭を悩ませていると、突然鐘の音が鳴り響きました。

その音から神様の存在を察知した上田は「神様?」と驚きの声を上げます。

鐘の音に続けて神様の声が聞こえてきますが、その台詞はどこか聞き覚えのある内容でした。

それは地獄社のパーティーでガルーダが持ってきた伝言の録音と、同じものだったのです。

すると、金森が「大成功よ」と言いながら嬉しそうに部屋へと入ってきました。

実は先程の神様の台詞は、声真似が得意なトリが伝言を覚えて真似していたものでした。

機械音まで完璧に真似るトリに一同は感心し、上田を驚かせることにも成功します。

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「神様がいらしたのかと…」と驚く上田に、満足そうな金森が微笑ましいです。

次の瞬間、下田は天啓を受けました。

地獄にも下界にも送れる動物として、採用されたのです。

名を“コトドリ”といいます。

「さて、なんでしょう?」

ある日、下田がデザイン部を訪れると、デザイナーたちは過去作のデザイン画を整理していました。

その中で偶然拾い上げたデザインを見て、下田は驚きます。

何かのマスコットキャラクターのような、ファンシーで可愛らしいデザインだったからです。

これはある作品のボツ案だそうですが、デザイナーたちが懐かしそうにしていたので、下田は気になって何のベースになったものなのか尋ねました。

すると、デザイナーたちは顔を見合わせてニヤリと笑い、「なんでしょう?」「当ててみたまえ」とクイズ形式にしてきました。

ヒントは「今も(まぁまぁ)可愛い」「残念だけど食べられない」「ウマじゃない」「ヘビじゃない」と、あまり参考にならないようなものばかりです。

追加ヒントの「デザイナーたち、みんなが気に入っている」「愛されキャラ」「体長170cmくらい」を聞いて、下田は何とか「ライオン」という答えをひねり出します。

しかし、これは不正解。

ちなみにライオンは「見た目だけは立派なオス」というオーダーから誕生し、最初のオスは今よりもさらに大きな身体で、車輪のような足がついていたそうです。

ただ、これは勝手が悪かったために見栄えだけを重視して、たてがみをふさふさにした現在の完成形へと変更されました。

ライオン誕生秘話を聞いた下田は、クイズの答えを導く参考にしようと試みます。

マスコットのようなデザインを見直すとツノが生えており、ツノの形状が似ている「シカ」が答えではないかと推測しました。

しかし、これも不正解。

シカは初期案ではツノの代わりに木が生えていたのですが、簡単に折れてしまってモテなくなるオスが現れたことから、年周期で生え変わるツノに変更したそうです。

再び答えを外してしまった下田は、さらにヒントをもらいます。

そして、「二足歩行」という大ヒントを得て、マスコットには羽根が生えていたことから、トリではないかと予想し始めました。

しかし、これも見当違いだったため、トリの発案者である金森に怒られてしまいます。

urara

一方で金森は下田の勤勉っぷりを褒めてくれましたね、ほっこりします。

明かされる誕生秘話

いよいよ答えが思い付かなくなってきた下田ですが、今までに教わってきたことをよく思い出しながら考える姿にデザイナーたちは感心します。

しかし、ここから立て続けに飛び出すヒントを聞いて、下田は余計に混乱してしまいました。

「目からビームが出る」

「そのビームでデザインをスキャンする」

「そのデザインを口からプリントアウト」

「ツノはWi-Fiアンテナ」

どう考えても複合機のような特徴です。

慌てる下田に、デザイナーたちは答えを明かします。

実は、このマスコットは上田の補佐役として生み出されたキャラクターでした。

つまり、クイズの答えは「下田」だったのです。

下田は天使なのでもちろん神様製ですが、このマスコットキャラの失敗を受けてやって来たため、デザイナーたちにとっては下田こそが完成形でした。

デザイナーたち、みんなに愛されている存在…。

「僕の誕生に大好きな皆さんが関わっていたなんて、嬉しいです」

下田はデザイナーたちの言葉を噛み締めて、喜びの言葉を口にしました。

そして、デザイナーたちは下田のやる気と熱意に、いつもサポートされていることを改めて認識します。

urara

チームみんなで支え合っているような、そんな信頼関係が素敵ですね。

そこへ神様からの新たなオーダーが届きました。

「卵を産まないトリ」という無茶な内容を受けて、一同はさっそく会議を始めます。

下田は意気揚々とデザイナーたちに告げました。

「どんな生き物が誕生するか、楽しみです!」

アニメ『天地創造デザイン部』12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ


いかがだったでしょうか。

下田の誕生秘話が明かされた、微笑ましい最終回でしたね。

様々な生き物が出来上がっていく天地創造社のデザイン部。

今後もたくさんの生き物が誕生することでしょう。

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