アニメ『天地創造デザイン部』第11話あらすじ・ネタバレ感想!子供の姿になってしまったデザイナーたちに危機が迫る

アニメ『天地創造デザイン部』第11話

出典:『天地創造デザイン部』公式ページ

神様からの依頼に応え、今日も仕事に励む天地創造社のデザイン部。

生物時間加速器が爆発し、ガラパゴスへ吹き飛ばされてしまったデザイナーたちは、若返って子供の姿になってしまいました。

実験途中の動物に襲われそうになるなど危機的状況が続く中、下田は土屋、火口、虫部の面々と一緒に「SOSの匂いを察知できる虫」を使ってデザイナーたちを捜索することに。

まさに絶体絶命の大ピンチ!

デザイナーたちは無事に帰還することができるのでしょうか。

さっそくアニメ『天地創造デザイン部』第11話をレビューしていきたいと思います。

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アニメ『天地創造デザイン部』前回第10話のあらすじと振り返り

ある日、地下の王国に迷い込んでしまった下田。

下田の案内役をしてくれた213番と呼ばれる人物はとても物知りですが、それは「全て72番の受け売り」だと言います。

72番とは、213番が現在就いている役職に以前就いていた人物だそうです。

213番は、その72番が残した手記をもとに行動したり、部下に指示を出したりしていました。

立派な女王は王国の人々を労って栄養サプリのようなものを配布しているのですが、このサプリは人々を洗脳するために飲ませていたもので、213番は下田に渡してしまったので飲んでおらず、洗脳が解けてきた頃でした。

過去に王国から出て行った人々も、女王と会わず錠剤を飲まない期間が長かったために洗脳が解け、王国の違和感に気付いて出て行ったのです。

213番はそう気付くと剣を引き抜き、女王の支配から脱するため、自分が女王になるのだと宣言し、女王に斬りかかります。

次の瞬間、213番の剣が女王の胸を引き裂き、そこには「72」という数字が描かれていました。

213番が尊敬していた72番とは、現女王のことだったのです。

72番は前女王の支配に気付き、立ち向かった結果、自身が女王に成り代わっていました。

世襲制ではなく実力主義の王国で、こうして女王が変わっていくのだと判明した途端、下田は目を覚まします。

実は、下田は新たなシステムである「動物たちの巣や社会構造を体験することができる」機械の被験体となっていたのです。

冥土が取り掛かっていた今回のオーダーは、下田の体験を通して採用されます。

名を“ハダカデバネズミ”といいます。

今度はどんな生き物が誕生するのでしょうか?

【ネタバレ】アニメ『天地創造デザイン部』第11話あらすじ・感想

ジャングルでの救出劇

地獄への納品の最中、木村が生物時間加速器の設定を勝手に変えてしまったことで、加速器が爆発。

その爆風によってガラパゴスへ吹き飛ばされてしまったデザイン部の面々は、若返って子供の姿になってしまいました。

姿も変わらずに無事だった下田、そして元々の年齢の差分で青年の姿に落ち着いていた土屋は、子供の姿の火口、虫部の人たちと共に「SOSの匂いを察知できる虫」を使ってデザイナーたちを捜索することに。

ガラパゴスは冥土が取り掛かっているオーダーである“ピラニア”の実地調査のためにジャングル化しており、危険地帯となっています。

そんな中、子供の姿だろうと相変わらず生き物の味が気になる木村が、下田たちの目当ての植物を味見してくれたおかげで、見事に居場所を特定することができました。

枝に引っかかっていた木村を救出すると、他の面々はさらに飛ばされてしまい、この先の池にいるのではないかと言います。

その池は冥土がピラニアの実験用に設置していた池でした。

子供の悲鳴を察知した下田たちは、急いで救出に向かいます。

一方、子供の姿になった冥土、水島、金森、海原の4人は、予想通り池の中にいました。

ピラニアの群れが近付いてきて大ピンチ!

…かと思いきや、作者の冥土は両手でがっちりと捕まえて「大丈夫!」と宣言します。

このピラニア、もとい“メチニス”はベジタリアンだと言うのです。

他の肉食ピラニアと同じような見た目をしているため、敵からも勘違いされ、狙われにくいそうです。

他のメンバーが安心したのも束の間、冥土はメチニスのヒレに肉食ピラニアの噛み跡を見つけます。

つまり、肉食ピラニアも池の中にいるということです。

しかし、冥土によると肉食ピラニアは再生しやすいヒレだけを狙って食べることで、何度も同じ獲物を餌とする習性があるらしく、あまりヒラヒラした格好をしていなければ狙われることはないと言います。

urara

そんな冥土が一番ヒラヒラした格好をしていましたね(笑)

一同はひとまず“オオオニバス”という浮草に乗って、水中からの攻撃を回避しようと考えました。

子供の姿だからこそ取れた方法に安堵しましたが、ピンチは連続します。

水島が「ピラニアの実験をするなら天敵も必要だろうと…」と、池に“ワニ”を放っていたのです。

続く大ピンチ!

冥土と海原、そして海原が実験中の“カワウソ”が乗ったオオオニバスは無事なものの、水島と金森が乗っているほうにはワニが近寄ってきました。

必死に安全なほうのオオオニバスに合流すると、金森はポケットに入っていた“キャッサバイモ”をワニに向かって投げつけます。

金森は時間加速器が爆発する前にタピオカを持っていたので、タピオカが原料のキャッサバイモまで時間を遡っていたということです。

ナイスピッチングで見事にキャッサバイモが口に放り込まれると、ワニは気を失ってしまいました。

精製前のキャッサバイモにはシアン化合物が入っており、青酸カリと同じような神経毒としての働きをするのでした。

持っていたキャッサバイモ分のワニを倒し、残りはワニ投入の発案者・水島が倒す番です。

水島がワニの子供の泣き声を真似すると、母ワニが反応して近寄って来ます。

すると、母ワニを他のオスから守るために旦那ワニがやって来て、オスたちを勝手に追い払ってくれました。

残るは母ワニをどうするかですが、海原が悲しそうな顔で何かを決心したようです。

「さよなら、僕の可愛いカワウソ…」

そう呟くと、海原は連れ添っていたカワウソを「全然可愛くないラッコ」というオーダー通りに変化させました。

ワニに食らいつくほど大きく凶暴なカワウソ…。

ようやく助けに駆けつけた下田は、その場で天啓を受けました。

名を“オオカワウソ”といいます。

urara

可愛らしいカワウソにも、怖そうな見た目の種類がいるのですね。

こうして無事に社内へと帰還し、大人の姿に戻ることができたデザイン部一同。

虫部の人は、今回の一件を機に「悲鳴を上げて助けを呼ぶ虫」を思いついたそうです。

このアイデアは神様に採用されます。

これが“シジミチョウの幼虫”です。

地獄でのパーティー

地獄でのパーティーに参加するため、ドレスアップしたデザイン部の面々。

いざ集まってみると、海原だけ普段通りの格好をしており、パーティーを欠席したいと話しています。

「ふわふわなのに尖っている動物」というオーダーに悩まされていた海原はスランプに陥ってしまい、それでも何とかしなくてはならないという気持ちから、パーティーに参加する気分にはなれなかったようです。

しかし、木村の「地獄は神様の通信圏外」という言葉や、他のメンバーたちの後押しを受けて、体調不良を理由に締め切りを延ばしてもらい、パーティーへ参加することにします。

全員揃って地獄へ向かうと、地獄の社員である横田が盛大に出迎えてくれました。

デザイナーたちはお土産として、それぞれが考えた横田が喜びそうな生き物の骨を持ってきており、その発表会が行われました。

みんなで一通り見せ合うと、大いに喜んだ横田は次のオーダーの話を持ち込みます。

そして、骨の形状から考えてみるのも面白いと考えた一同は、横田が描いたイラストをもとにデザイン案を出してみることにしました。

地獄の連絡係となる予定の使い魔なので、声を介さないで意志疎通ができるような地下で活躍する小型の生き物が希望でした。

さらに、業務連絡の内容がお客様にバレないよう素早く、お客様に使い魔がサボっているように見えないよう睡眠やトイレを済ませる姿が目立たないことが理想です。

こうしてできたベースデザインは、速さ特化のために膝下の骨を一本にしたり、コアラのように糞を自分で食べたりと、独特で怖いイメージのものになりました。

すると、みんなで楽しく考えたデザイン案を見た海原は「物づくりって本当は楽しいものだったなって…」と、涙を流します。

urara

スランプに陥っている海原だからこその言葉でした。

スランプを乗り越えろ!

海原がスランプに陥っていると知った横田は、先ほど考えた骨の動物のデザインを考えてみてはどうかと提案しました。

自由に楽しくやってみることを勧められると、海原は持つことすら苦になっていたペンを自ら握ります。

下田はそんな海原の姿を見て、彼を奮起させた横田を先輩として心底尊敬するのでした。

そして、海原が自由に楽しく描いたデザインは、あの怖い骨のイメージからは想像できないほど可愛らしいものとして生まれ変わります。

小さな丸いしっぽに長い尾のような骨を収納させ、長い耳を放熱板として機能させ、可愛らしい見た目とは裏腹に目を開けたまま眠り、自分の糞を食べる…。

にわかに信じがたいですが、海原は「楽しかったー!」と満足そうな様子です。

声を介さず、足音や振動を感知できるという点も優れており、なかなか上出来なデザインとなりました。

これを見た土屋は、海原が抱えていた「ふわふわなのに尖っている動物」というオーダーにぴったりなのではないかと指摘します。

すると、横田は「先約があるなら仕方がない」と言って、地獄の使い魔ではなく神様への納品物とするよう認めてくれました。

すぐにでも神様に連絡したいところですが、地獄は通信圏外。

どうしようかと頭を悩ませる下田に、横田は「大丈夫です」と呟きます。

なんと、地獄のパーティーには神様本人も呼んでいると言うのです。

一同は海原が仮病を使ってパーティーに参加していることがバレてしまうと焦ります。

しかし、「そろそろ到着するのでは」と横田が言った瞬間、部屋の扉が神様らしき光で覆われました。

urara

まさか、本当に神様が…!?

アニメ『天地創造デザイン部』第11話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

いかがだったでしょうか。

若返って子供の姿になってしまったデザイナーたちが可愛い第11話でした。

前週と同じく、次回へ続く展開となりましたね。

今まで声しか登場していなかった神様は、ついにその姿を見せるのでしょうか。

第12話も楽しみです!

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