盾の勇者として異世界から召喚された尚文が、召喚された世界で騙し裏切られ常に襲い来る絶望と闘いながらも、少しずつ信頼する仲間を増やしていきます。
シーズン4では、尚文の一番最初の仲間「ラフタリア」の生まれ故郷の問題を解決するため再び旅に出るところから始まります。
・獣人たちの町「シルトヴェルト」での白虎フォウルの成長に感動。
・「クテンロウ」の景観の美しさは見ごたえあり。
目次
『盾の勇者の成り上がり』声優・キャラクター紹介
岩谷尚文/声優:石川界人
・異世界から召喚された四聖勇者の一人「盾の勇者」
・真面目で根は優しく、子供たちに懐かれている。
・参謀・盾役として常に前線で支持を出しているリーダー役。
ラフタリア/声優:瀬戸麻沙美
・元奴隷の獣人。尚文に買われた。
・尚文を常に助け、傍で守り慕っている。
・刀と魔法を使用し戦うスタイルで、先鋒を担う。
フィーロ/声優:日高里菜
・卵から生まれ、尚文が育てた聖獣フィロリアル。
・尚文をご主人様と呼び、馬車を引くのが大好き。
・本来の姿は大きく丸い鳥型。強靭な足での攻撃と風魔法で敵を蹴散らす。
フォウル/声優:天﨑滉平
・白虎族の獣人。妹のアトラと常に一緒。
・尚文に助けてもらってから共に過ごし、今回シルトヴェルトへの旅に同行する。
・自分の力不足に悩んでいたが、決意と共に成長を遂げる。
サディナ/声優:小清水亜美
・シャチの獣人。ラフタリアのお姉さん的存在。
・お酒が大好きで、常に飲んで酔っ払っているが、戦闘に関しては実力者。
・ラフタリアの両親の護衛だった過去があり、「クテンロウ」にて水竜の巫女という過去ももつ。
『盾の勇者の成り上がりシーズン4』あらすじ・感想
ラフタリアの明かされた過去と確執
別世界から帰還した尚文一行。その際にラフタリアが着ていた巫女服がある国への宣戦布告として取られてしまう。それはラフタリアの両親の故郷「クテンロウ」からの刺客が現れたことで判明したのだった。
親が王族であった過去からラフタリアが王位継承者として命を狙われることになってしまい、一方的な敵意を向けられた尚文は怒りを覚える。更には世界を破滅へと導く鳳凰との戦いも控えていることから「クテンロウ」へ直接赴き問題を解決することを決意する。
「クテンロウ」へ向かうためには船を使用しなければならず、まず亜人の国「シルトヴェルト」を目指す尚文たち。そこで更なる困難に直面するのだった。
Mai
シルトヴェルトの盾の勇者の崇拝について
「シルトヴェルト」へ入国してから尚文は住民から過剰な歓迎を受ける。今まで盾の勇者への悪い扱いしか経験してこなかった尚文は戸惑いを隠せない。
国の住民総出での歓迎を受ける尚文一行。盾の勇者を敬うあまり、お嫁にしてもらおうとアピールしてくる女性たちの群れに恐怖を抱く尚文。事前に女王から忠告を受けていた内容を思い出し、深く納得していた。
上層部の獣人たちは尚文を「シルトヴェルト」の王として滞在してもらうようあらゆる策を講じ足止めをする。しかし、尚文は一刻も早く「クテンロウ」の問題を解決したかった為、説得を続けていた。
そんな中、上層部の中に尚文を王とすることを否定する獣人たちによって攻撃を受けた尚文は一つの提案をした。それは決闘をし、勝てば言うことを聞いてもらうことだった。
Mai
フォウルの成長
「クテンロウ」での決闘が決まり、相手はジャラリスというライオンの獣人。好戦的なアトラが意気揚々と迎え撃とうとしたが、そこに声をあげたのは兄のフォウルだった。
フォウルはずっと、自分の父親が亡くなった事に疑問を感じていた。強かった父が国を裏切り戦いの末敗れたと聞かされ信じられなかったのだ。しかし当時幼かったフォウルは一人で妹のアトラを守らねばならず、生きていくのが精一杯だった。
病気で寝たきりだった妹を尚文が助けてから、兄妹は尚文が治める村で修業を続けていた。瞬く間に回復したアトラは活発に動けるようになり、格闘術も習得しフォウルより強くなった。そんなアトラに振り回されつつも、フォウルは妹を守り続けていた。
ジャラリスとの戦いの中、フォウルは父親の真実を聞かされる。父を殺した相手が目の前のジャラリスであったことを知ったフォウルは仇を打つため決意を新たにし、尚文の力で進化を遂げる。
Mai
クテンロウという国
「クテンロウ」に到着した尚文一行。そこは鳥居やピンクの花を咲かせる木々で溢れ、お城が立つ島国だった。
入国の際他の仲間とはぐれた尚文・ラフタリア・サディナたち。
変装し町の様子を探っていくうちに、国の不穏な現状を知る事になる。その後町長の息子と名乗る男が尚文たちに接触してきた。それは悪政に対抗する革命軍の一人だった。
現在の「クテンロウ」のトップは「天命」と呼ばれ、ラフタリアはその天命の次期継承者として革命軍の長を任されることに。尚文の策により徐々に戦果をあげていく革命軍。しかし現在の天命側も次期継承者を抹殺すべく「封じされしオロチ」を復活させる。
Mai

©AnekoYusagi_Seira Minami/KADOKAWA/Shield Hero S4 Project
天命と水竜の巫女
「クテンロウ」の現在の天命はまだ幼い男の子だった。その傍で天命に意見しあらゆることを操る存在が「マキナ」という狐の獣人。「クテンロウ」の悪政の全てはマキナの策略によるものだった。
そんな幼い天命を守る水竜の巫女シルディナは、天命や民を守るために尚文たちに一騎打ちを挑む。シルディナが相手に選んだのはサディナだった。サディナはシルディナが自分の妹である事を知らなかった。水竜の巫女としての役割も、ラフタリアの両親とともに逃げたことでシルディナへと受け継がれていたことも知らなかったのだった。
無理矢理に受け継がされた巫女としての役割、サディナを恨み戦いを挑むシルディナにサディナも気持ちを受け止め応戦する。そして勝負はサディナの勝利で決着が着く。
しかし、再び立ち上がったシルディナは姿が変わっており、過去の天命が乗り移っていた。マキナへの制裁が終わった後、過去の天命は乗り移ったシルディナの解放を条件にラフタリアへ一騎打ちを迫る。
決闘に応じたラフタリアは力の限り戦い、ついに過去の天命を下したのだった。そして、ついにクテンロウの新たな天命となる。
Mai
『盾の勇者の成り上がりシーズン4』キャラ/声優・あらすじ・ネタバレ感想まとめ
・フォウルの成長と進化への感動と涙
・クテンロウの問題解決への安堵とこれからへの期待(シーズン5の情報含む)
早くもシーズン4まできた作品ですが、まだまだ問題は続きます。シーズンごとに新たなキャラクターや関係性も明かされていき、より複雑になっていきますが世界観が広がる楽しさも感じられる作品です。個性溢れるキャラクターたちや戦闘の描写も綺麗に描かれていて、見ていてとても楽しくもあります。ファンタジー世界ならではの魔法の描写も見どころの一つです。これからも続くこの作品を皆さん是非見てみてください。