『TARI TARI』声優/キャラ・あらすじ・ネタバレ感想!合唱と音楽が紡ぐ青春ストーリー

出典:dアニメストア

アニメ『TARI TARI』は、P.A.WORKS製作によるオリジナルテレビアニメ作品です。

オリジナルテレビアニメ作品ってどこかそそりますよね。

ポイント
  • リズム感よく進んでいく会話とストーリー
  • 恋愛要素のない青春劇
  • 絵がとても綺麗で、キャラクターに嫌味がない!

それではさっそく『TARI TARI』のレビューを書いていきたいと思います。

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『TARI TARI』作品情報

作品名 TARI TARI
放送年 2012年7月〜2012年9月
話数 全13話+OVA
原作 EVERGREEN
監督 橋本昌和
声優 高垣彩陽
瀬戸麻沙美
早見沙織
島﨑信長
花江夏樹
音楽 浜口史郎
主題歌 オープニング「Dreamer」
エンディング「潮風のハーモニー」

『TARI TARI』声優・キャラクター紹介

坂井 和奏さかい わかな(声優:高垣彩陽)

  • 白浜坂高校普通科3年1組。土産物屋の一人娘。
  • 合唱部に入部した当初は主にピアノを担当しており、歌うことには消極的。
  • しかし母親の他界と母親が病気のことを話さなかった真意を知り、歌と向き合うようになる。
  • 合唱部の活動に積極的に関わるようになってからは発声練習の指導に当たることが多い。

宮本 来夏みやもと こなつ(声優:瀬戸麻沙美)

  • 合唱部部長。歌うことが大好きな女の子。
  • 明るく前向きな性格だが、周囲を置き去りにして一人で物事を進めてしまうところがある。
  • 合唱部の活動に関して、ケーキと引き換えに和奏に頼みごとをすることが多い。
  • 声楽部に所属していたが、前年の発表会での失敗により、顧問の教頭から合唱へ参加する機会を与えられなくなったため、部を辞め新たに合唱部を作ることを決意。

沖田 紗羽おきた さわ(声優:早見沙織)

  • 来夏と仲の良い弓道部所属の女の子。
  • 世話好きなお姉ちゃん気質の持ち主で、相手が悩んでいるのを見過ごせないお節介焼きでもある。
  • 自宅の寺で愛馬のサブレを飼っており、流鏑馬に出場するべく乗馬の練習に励んでいる。
  • 身長が高く胸が大きいので、騎手志望の障害になっている。

田中 大智たなか たいち(声優:島﨑信長)

  • ただ一人のバドミントン部員で、高校で全国大会出場経歴を持つ。
  • バドミントン部が定員に満たないため廃部通知を受けるが、合唱部と合流して「合唱部ときどきバドミントン部」とすることで定員を確保し、バドミントン活動を継続することができた。
  • 両親の転勤のため、姉・晴香と二人暮らし。

ウィーン/前田 敦博ウィーン/まえだ あつひろ(声優:花江夏樹)

  • 12年ぶりにオーストリア・ウィーンから日本に転入してきた帰国子女。
  • 日本の文化・習慣は外国人向けに書かれた本で学んでいるが、多分に間違って覚えている。
  • 大智にバドミントン部に誘われたものの、バドミントン勝負の経緯から大智と一緒に合唱部に入ることになった。
  • 周囲の人間には「ウィーン」と呼ばれており、本名で呼ばれることは少ない。

【ネタバレ】『TARI TARI』あらすじ・感想


『TARI TARI』の世界観

『TARI TARI』は合唱をテーマにした青春物アニメで、江ノ島を舞台とした作品になっています。

ミルトモライター

綺麗に描かれた江ノ島の風景や現実の場所に忠実に再現されたシーンは、一度見たことがある人なら嬉しく感じてしまうと思います。

物語のメインキャラクターは坂井和菜、宮本来夏、沖田紗羽、田中太一、ウィーンの5人。

みんな真面目で本当に普通の高校生です。

彼女たちが通う白浜坂高校は音楽科・普通科と2つの学科からなり、昔はコンクールで優勝するほどの高校でした。

坂井和菜は元音楽科の生徒、最初は少しクールなキャラクターです。

宮本来夏は歌うことが大好き、天真爛漫でポジティブ。The ヒロインです。

沖田紗和はこの作品には欠かせないツッコミキャラ。

田中太一は理不尽にいつもボロクソにされてしまう可哀想な子。

ウィーンこと前田敦博はオーストリアから帰ってきた帰国子女。日本語が分からないということから、天然ボケキャラみたいな立ち位置にいます。

白浜坂高校の普通科に通う生徒。宮本来夏は声楽部に入ってます。

しかし、彼女は以前のミスから、コンクールで歌うことを許されないのです。

歌えないのなら、やめてやる!と顧問の先生に啖呵をきって新たに合唱部を発足したのはいいのですが…。

宮本来夏、そして名前を貸すだけと入った坂井和菜、そして来夏の親友である紗羽は合唱をすることはできるのでしょうか。

テンポが良い!

1クール13話という短さ故でしょうか。

ストーリー展開、話のテンポ全てにおいてかなり早い部類に入る作品だと思います!

ミルトモライター

回りくどい説明は全部省いていますね。

『TARI TARI』は擬音で表すとサラサラという言葉にあたると思います。

また、キャラクターたちのコントのような言葉の掛け合いには、思わず笑ってしまうものがあります。

注目してほしいエンディング

エンディングには、是非とも注目して見てもらいたいです!


ミルトモライター

私は基本的にはオープニング、エンディングを飛ばしてアニメを視聴しているのですが、『TARI TARI』は音楽も良いことから全て見てしまいましたね!

また、エンディング後には、1シーンボケみたいなものも流れるので要チェックです!

涙を流すヒマさえ与えない

これは個人的主観が強いのですが、まず『TARI TARI』には涙を流せる感動エピソードがいくつかあります。

そのうち1つを挙げると、沖田紗羽は馬を飼っており、気付けば彼女自身も騎手になることを夢見ていました。

しかし、紗羽の父親は、高校卒業後に騎手の専門学校に行くことを猛反対します。

紗羽はそれでもどうしても騎手になりたくて騎手学校に応募しますが、騎手学校は体重や身長の厳しい条件があり、面接さえ受けさせてもらえないのです。

娘が本気で騎手になりたいと分かった時、父親は騎手の専門学校に電話で猛抗議するんです!

「やってみなくちゃ分からないじゃないか!」

ミルトモライター

このセリフは、私の胸に響きました。

そして、さらに良いと感じたのは、あまりエピソードがドロドロとしていかないのです。

なので、涙腺がグイっとくるくらいの感動で程良いのです。

ミルトモライター

私にとってはすごく心地よく感動できました。下手な作品は「ここで泣け」っていう主張が強かったりしますから。それが、たまに鬱陶しく感じてしまうのは私だけではないはずです。

『TARI TARI』の場合、キャラクターたちもそこまで重い話を引っ張らず、次の話にはスッキリとしているので、そこは良い点だと思いました。

嫌味なキャラクターがいない

どんな作品も、キャラクターの人気を偏るものです。

『TARI TARI』の場合、メインの女の子である坂井和菜、宮本来夏、沖田紗羽の人気投票を取れば、ちょうど3分割に割れるのではないのでしょうか。

ミルトモライター

ちなみにですが、私の推しメンは、エピソードでもお話しした沖田紗羽ちゃんです。

何と言っても最カワです!!

声優の早見沙織さんともマッチしていて最高です!

全員が真面目で、素直で可愛くて、必死に頑張るその姿に、『TARI TARI』に出てくる大人や意地悪な子も彼女たちに動かされていくのです。

ミルトモライター

私もこの作品を見た後は、聖人みたいな清い心を持ちました。

『TARI TARI』まとめ

以上、ここまで『TARI TARI』について感想を述べさせていただきました。

要点まとめ
  • アニメ『TARI TARI』は絶対にあなたを嫌な気持ちにさせないし、スッキリとした気持ちにさせてくれます
  • 主人公は坂井和菜です。が、見る人によって変わるかもしれません。
  • 最後の合唱シーンは注目!あなたも心打たれること間違いなしです。

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