クリスマスイベントで一緒にステージに立つ約束をした笙野(毎熊克哉)がお見合いすることを知り、動揺を隠せない田中さん(木南晴夏)。そんな時、三好さん(安田顕)から「俺が出ちゃダメかな?」とお誘いを受けます。
一方、朱里(生見愛瑠)は、老人ホームのメイクボランティアに参加しやりがいを感じていました。そしてついに小西(前田公輝)から「付き合って」と告白され・・・。
目次
ドラマ『セクシー田中さん』 前回振り返り
心無い言葉をかけた男たちから田中さん(木南晴夏)を守ろうとした笙野(毎熊克哉)は、靭帯を損傷してしまいます。田中さんは笙野のお世話をすることに。
田中さんがお弁当を持っていくと、突然やってきた笙野の母(市毛良枝)にバッタリ!
田中さんと笙野母は意気投合し、仲良しに。
ところが、笙野母に病気があることが発覚し、笙野は母の願いである「孫」について考え始めます。
一方、朱里(生見愛瑠)は田中さんを変身させようとメイクの研究にとりかかります。
【ネタバレあり】ドラマ『セクシー田中さん』第9話あらすじと感想
笙野のお見合い
笙野(毎熊克哉)がお見合いをすると知り、動揺を隠せない田中さん(木南晴夏)。
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三好さん(安田顕)は、そんな田中さんを優しくフォローします。
朱里(生見愛瑠)は、田中さんと笙野が案外お似合いだと思い、プッシュしていただけに「田中さんを傷つけてしまったのではないか」と落ち込んでいました。
しかし、小西(前田公輝)は、三好さんが田中さんとの距離を詰めて来ていることに気がついていました。
もちろん、本命と上手く行くに越したことはありません。しかし、三好さんは便宜上とはいえまだ既婚者です。
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そんな朱里は、通信でメイクのレッスンを始め、小西から紹介してもらった老人ホームでのメイクボランティアをすることにもなり自分の道を見つけ始めていました。
笙野のお見合い相手・文香は30代前半で、笙野の理想に近い古風な女性でした。
ホテルのロビーで待ち合わせ、ホテル内のレストランで食事をしようとすると、お酒が好きだと聞いていた文香がお酒を注文しませんでした。
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文香の不調にいち早く気がついた笙野は、予定を変更し文香が食べたいスイーツを一緒に食べることにしました。
恋愛向き、結婚向き
笙野の気遣いや料理好きなところにいたく感激した文香。2人は結婚前提で交際を始めました。
小西は笙野のお見合いがとんとん拍子に話が進んでいることに驚きますが、笙野が久しぶりに、しかも理想に近い女性と交際することを素直に祝いました。
その時、笙野は朱里を「結婚に向いていない人」と表現しました。小西は恋愛と結婚を分けて考えていないので、ピンと来ません。
「じゃあ、お前にとって田中さんは?」
小西にズバリ尋ねられた笙野は、考え込んでしまいました。
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笙野と田中さんは、『サバラン』のクリスマスイベントで一緒にステージに立つ約束をしていました。
しかし、笙野が練習に現れないので、田中さんは2人でやる曲も練習しつつ、もしもの時に備えて1人でも踊れる曲を追加で練習し始めました。
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笙野は文香との次のデートで、映画を観に行きました。
しかし、文香は「面白かった」と言うものの、あまり自分の意見を言いません。
笙野が次は文香のしたいことをやろうと提案すると、文香は以前笙野が話していたフェセンジュンの美味しいお店に行きたいと言いました。
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田中さんは、特売品を見つけても、なんとなく笙野に連絡が出来なくなっていました。
小西と朱里
一方、朱里はメイクボランティアに活路を見出し、日々が充実していました。
小西はそんな朱里に誕生日プレゼントとして朱里が欲しがっていたメイクブラシを渡します。
すると朱里は大喜び。小西が冗談めかして「惚れ直した?」と聞くと、朱里は満面の笑顔で答えました。
「うん。大好き!」
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その帰り道、小西は思い切って「正式に付き合ってくれない?」と告白をしました。
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朱里は、「そうしよっか」とOKしてくれました。まさか応じてくれるとは思わなかった小西は、涙目で朱里を抱きしめます。
2人が正式に交際することになったと報告を受けた田中さんは、大喜び。
お祝いにと、初めて2人で食べたパンケーキにロウソクをつけて、朱里に御馳走してくれました。
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大切な人
笙野母の腫瘍は検査の結果、良性だということがわかりました。
手術をすることが決まったので、笙野はこれを機に文香を宮城に連れて行き、両親に紹介するつもりでいました。
笙野は文香を自宅に招いてフェセンジュンをふるまいます。
その時、文香がダラブッカを見つけたので、笙野はダラブッカとベリーダンスについて熱く語ります。
そして、「自分の考え方を変えた尊敬する人」と言って田中さんのことを少し話すと、文香は「大切な人なんですね」と言いました。
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文香は、笙野のことを「自由で、寛容で、女性に理解がある人」だと評しました。
しかし、笙野は思います。このイメージは、田中さんが作ったものだと。
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一方、田中さんは三好さんに新メニューの試食に誘われ、朱里のメイクとコーディネートでおしゃれをして店に向かいました。
三好さんはいつものように田中さんを見て「とても綺麗だ」と言ってくれました。
店の営業が終わり、三好さんも一緒に料理を食べることに。
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三好さんは、クリスマスイベントの演奏者を「俺がやっちゃダメかな?」と聞いてきました。
「嫌かな?」
田中さんは大慌てで「三好さんに限って、嫌ということは絶対にありえない」と否定しました。
三好さんはこれまで、ピュアで真っすぐな田中さんのことを「触れてはいけない存在」だと思っていたと話します。しかし、最近さらに見た目も綺麗になった田中さんに対して、心境の変化があったというのです。
「キスしていい?」
田中さんは耳を疑いました。
でも、勇気を振り絞って目をつぶります。三好さんの顔が近づいてくる気配がします。
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でも、田中さんのまぶたの裏に浮かんだのは笙野のあんな顔やこんな顔だったのです。
田中さんは思わず三好さんを突き飛ばしてしまいました。
2つの思い
慌てて店を飛び出した田中さんは、急いで朱里にSOSを出しました。
事情を聴いた朱里は、驚くのは仕方ない、三好さんはそんなことでは怒らないと田中さんを励ましますが、田中さんが考えているのはそういうことではありませんでした。
ベリーダンスを始めてから、ずっと三好さんの隣で踊ることを夢見ていた田中さん。
ずっと憧れ続けて、三好さんへの気持ちをモチベーションにして踊ってきました。
ところが、ある日突然別の存在が田中さんの心の中に入り込んできたのです。
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次の日の朝、田中さんは泣き腫らした顔をしていました。
朱里は、「メイクは自分のためのもの」と言って、田中さんが元気になるようなメイクをしてあげました。
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一方、笙野は久しぶりに『サバラン』を訪れます。
田中さんを巡って、2人の男性が対峙しました。
ドラマ『セクシー田中さん』 第9話 感想&まとめ
笙野がお見合いした相手は、笙野がかつて理想としていた女性像にぴったりの人でした。
でも、笙野は彼女を「いい人」とは言うものの、それ以上でも以下でもない様子です。
そんな笙野のお見合いに心揺さぶられてしまう田中さん。まさか三好さんからのアプローチを拒んでしまうとは・・・。
いずれにしても、田中さんには最良の選択をして欲しいものです。
次回は最終回。この三角関係の行方はどうなるのでしょうか!?