心無い言葉をかけた男たちから田中さん(木南晴夏)を守ろうとした笙野(毎熊克哉)は、靭帯を損傷してしまいます。四十肩の時に助けてもらったお礼にと田中さんは笙野のお世話をすることに。
田中さんがお弁当を持っていくと、突然やってきた笙野の母(市毛良枝)にバッタリ!
一方、朱里(生見愛瑠)は田中さんを変身させようとメイクの研究にとりかかります。
目次
ドラマ『セクシー田中さん』 前回振り返り
進吾(川村壱馬)と小西(前田公輝)が一緒に飲むことになり、朱里(生見愛瑠)はそのことで小西とケンカになってしまいます。
田中さん(木南晴夏)にモヤモヤした思いをぶちまけると、田中さんは「自分を救えるのは自分」という言葉を教えてくれました。
そんな田中さんは笙野(毎熊克哉)から食事に誘われ、朱里から「デートしてきてください」と言われたから大パニック!田中さんなりの“おしゃれ”がきっかけで、笙野は怪我をしてしまいます。
【ネタバレあり】ドラマ『セクシー田中さん』第8話あらすじと感想
家政婦のタナカさん
田中さん(木南晴夏)は笙野(毎熊克哉)とのデートで、田中さんなりに“おしゃれ”をしたものの大失敗。
それを聞いた朱里(生見愛瑠)は、田中さんを変身させようとモテメイクを施しますが、失敗してしまいます。
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20代と40代ではメイクの方法が違うと気がついた朱里は、メイクの研究をし始めます。
一方、笙野は心無い言葉をかけてきた男たちから田中さんを守ろうとして、転んで靭帯を損傷する怪我をしてしまいました。
田中さんは四十肩の時に助けてもらったお礼にと笙野のお世話をすることに。
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笙野の誘いで、田中さんと笙野が一緒に食事をしていると、突然笙野の母親(市毛良枝)がやってきました。
笙野母は、田中さんを見るなり家政婦だと勘違いしました。
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笙野母は、田中さんの作ったブイヤベースに興味を持ちました。
田中さんはそれをリゾットにして差し出すと、それを食べた笙野母は泣き出してしまいました。人の作った料理を食べたのは久しぶりで感激したというのです。
すっかり意気投合した田中さんと笙野母は、2人で出かける約束をしました。
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笙野母は、田中さんのことは気に入りましたが、年齢的に結婚となると話は別。笙野にお見合いを勧めてきました。
その夜、笙野の父から笙野に電話がかかってきました。どうやら母は父に何も言わず東京に来たようです。父は「とにかく早く帰って来いと言え!」と笙野に命じます。
幸せになる方法
朱里は、小西(前田公輝)の協力を得て、美容部員だった友達を紹介してもらいました。
彼女は現在子育て真っ最中で、使っていないコスメがたくさんあると言って朱里に分けてくれました。
赤ちゃんと仲良し夫婦に幸せを分けてもらってご機嫌の朱里。
貰ったコスメを色々と試しながら、自分は誰かが輝きだす瞬間が見たいのだということに気がつきました。
「田中さんに出会ったあの瞬間にビッグバンが起きたんだ」
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田中さんが笙野母と出かける日。
朱里は「もう一度だけチャンスをください」と言って、田中さんにメイクをさせてもらいます。
田中さんは、本来綺麗なものや可愛いものが好きな人です。それなのに、メイクをしないのが朱里には不思議でした。
田中さんは、自分がやっても笑われるだけだと思っているのと、舞台メイクは出来ても普通のメイクは上手く出来ないからやらないのだと言います。
朱里は「もったいない」と言います。
例えば「メイクが上手くいった」「料理が上手く出来た」など小さな良いことを積み重ねていけば、それが生きる理由になると。
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田中さんのメイクが完成しました。
変身というほど変わっていませんが、朱里の中で最も綺麗な田中さんを引き出すことに成功しました。
仕上がった自分を見て、田中さんは大喜び。ついでに朱里に洋服も選んでもらいました。
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やってみたかったこと
笙野母と田中さんのお出かけでは、歌舞伎や宝塚を観に行く予定でしたがチケットがなく断念しました。
結婚前は色々とアクティブに行動していた笙野母ですが、今やせっかく東京に来ても自分が何をしたらいいのかわからないと言います。
映画好きな田中さんはまずは映画を観てみようと提案します。
作品数が多くて決められないという笙野母に対して、田中さんはイメージを色で言うので、好きな色を言ってくださいと言いました。
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笙野母は、田中さんと待ち合わせをした時に見かけたけど、手にも取れなかった瑠璃色のスカーフのことを思い出しました。
田中さんによる瑠璃色のイメージの映画は、イラン映画でした。
田中さんは朱里に教わった「小さなことでもたくさん集めれば生きる理由になる」という言葉を笙野母に伝えます。
笙野母は、今度はスカーフを手に取ってみようと思いました。
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田中さんはその帰り道、『サバラン』へ。
舞台メイクの時とは違う田中さんを見て、三好さん(安田顕)は「すごく綺麗だ」と褒めてくれました。
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後悔しないように
数日後、笙野母は単身田中さんのショーを観に行きます。
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小西や朱里も来店し、3人で田中さんのショーを楽しみます。
笙野母は、息子を無神経で無感情な人間にしてしまったのは自分のせいだと思っていました。
でも、今回久しぶりに会った時、どこか雰囲気が変わっていると感じ、それは田中さんや小西たちなど周りの人のおかげだと思いました。
「あの子は今、幸せね」
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田中さんのベリーダンスに魅了され、楽しくなった笙野母は久しぶりにビールを飲んで酔っぱらってしまいました。
田中さんが家まで送っていくと、笙野は怒りだします。
「何やってんだよ!体悪いのに!」
笙野は留守番中、母のかばんから病院の封筒を見つけてしまったのでした。
笙野母は、最近甲状腺にしこりがあると診断されました。しこり自体はほとんど良性で、がんだとしてもおとなしいものだということですが、大きな病院で検査をすることになりました。
でもふと思ったのです。「自分はやりたいことが何もできていない」と。
笙野父の世話に明け暮れて、自分のことを脇に寄せてしまっていた日々。
自分が旅立つ時に、自分がいなければ、口だけ出して何も出来ない夫に対して恨み言を言ってしまいそうで怖くなったと言います。
「だってそんな人生嫌でしょ。家族が全てだったのに」
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笙野がお見合い!?
笙野が見た封筒には「死ぬまでにやりたい事」というメモが書いてありました。
そこには「孫の顔を見る」という一文も。
翌朝、笙野母はお見合いの話については、「やりたくないならやらなくていい」と笙野に告げました。
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そして、瑠璃色のスカーフをつけて宮城に帰って行きました。
それからしばらくして、田中さんは朱里経由で笙野がギプスも外れて仕事に復帰できていると聞き、安堵していました。
そろそろダラブッカの練習にも来るかもしれないと盛り上がったベリーダンス教室一行は、皆で『サバラン』へ。
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その時、小西が店に駆け込んできました。
「笙野がお見合い相手と会ってるって!」
店内に激震が走りました。
ドラマ『セクシー田中さん』 第8話 感想&まとめ
今回、笙野のお母さん登場で、間接的に田中さんと笙野の距離感がグッと近くなった感じがありました。
お母さんとも仲良くなれましたし、2人がくっつくには申し分ないのですが・・・問題は田中さんが40才だということ。
笙野はお見合いをするつもりのようです。きっと田中さんも心中穏やかではないはずです。
どうする田中さん!? 次回必見です!