ドラマ『セクシー田中さん』 第6話 半分奪われたファーストキス・・・40歳田中京子大ピンチ！

伝説のベリーダンサー・愛子先生（未唯）が強引にセッティングしたショーで、「一緒に踊りたい」とステージに引っ張り出された田中さん（木南晴夏）。

私服＆すっぴん姿で踊ったため、後にその動画がプチバズッたことで、田中さんがベリーダンスをしていることが会社で広まってしまいます。

トラウマを思い出した田中さんは、再び闇落ちし、ステージに立つことが出来ず・・・。

ドラマ『セクシー田中さん』 前回振り返り

田中さんを知るために、三好さん（安田顕）からダラブッカを習い始めた笙野（毎熊克哉）。その姿を見た朱里（生見愛瑠）は、価値観すら変えてしまった田中さん（木南晴夏）と、自分は何が違うのかと思い悩みます。

一方、三好さんに頼まれ、実家近くでショーに出演することになった田中さん。四十肩トラブルで失くした自信をまだ取り戻せていませんでしたが、両親の応援もありなんとか踊り切ることが出来ました。

しかし、その後田中さんの自信をそぎ落とす“最強ライバル”愛子先生（未唯）が現れたのです！

【ネタバレあり】ドラマ『セクシー田中さん』第6話あらすじと感想

一緒に踊りたい！

愛子先生（未唯）のショーの日がやってきました。
田中さん（木南晴夏）が急いで仕事を片づけて『サバラン』へ向かうと、朱里（生見愛瑠）の他に笙野（毎熊克哉）も手伝いに来ていました。

しばらくして、愛子先生が店にやってきました。
派手な着物に身を包んだ愛子先生は、以前にも会ったことがある田中さんのことを覚えていませんでした。

ほぼ告知なしだったにも関わらずフロアはほぼ満席。
ショーが始まると、全員が愛子先生に釘付けになります。
田中さんは「やっぱりかなわない」と思います。でも、自分はここに上るまでにまだあと20年あるとも思います。

休憩中、田中さんは愛子先生にハーブ水を渡しました。
それを飲んだ愛子先生は、田中さんが“Sali”だということに気がつきます。
初めて田中さんの踊りを見た時、愛子先生は「この子は絶対良い表現者になる」と思ったと言います。

その時、田中さんが愛子先生に初めて会った時に踊った曲が流れ始めました。
すると、愛子先生は田中さんの手を取り「一緒に踊ろう！」と、私服ですっぴんの田中さんをステージに引っ張り出しました。

戸惑う田中さんですが「今やらないと一生追いつけない」と思い、髪をほどいて愛子先生と一緒に踊り始めました。

「やばい…楽しすぎて、意識が飛ぶ…！」

恋愛は慣れ

「あなた最高よ！大好き！」

愛子先生は田中さんを抱きしめます。
そして踊っている時に田中さんが三好さん（安田顕）を好きなことに気がついた愛子先生は、面倒くさい相手はとりあえずキープしつつも、手頃な相手を味見してみたらいいとアドバイスしました。

「恋愛は慣れよ、慣れ」

愛子先生は、近くにいる自分と目が合った人に注目するといいと言いました。
大胆なアドバイスに、おどおどする田中さん。
そんな田中さんを見て、愛子先生は「可愛い・・・」と言って田中さんの頬を撫でます。

田中さんと愛子先生が2人きりなことを心配した三好さんが、楽屋に入ってきました。
案の定、愛子先生は田中さんの唇を“半分”だけ奪っていました。

次の日、愛子先生は颯爽とアメリカへ帰っていきました。

身バレ

ある日、田中さんが出社すると自分が注目の的になっていることに気がつきます。
なんと、あの日愛子先生と踊った動画がプチバズり、田中さんがベリーダンスをやっていることが社内にバレてしまったのです。

田中さんの意外な一面に、同僚たちは面白おかしくネタにして噂話をしました。
それに耐えられない田中さんは、翌日会社を休みました。

心配した朱里は田中さんの自宅を訪れ、「悪いことはしていないんだから堂々としていればいい」と伝えます。
田中さんは思ったよりも元気そうでしたが、それでも朱里は心配でたまりません。

笙野はそんな朱里を「過保護だ」と言い、パワーがある田中さんなら自分で解決できると言いました。

でも、田中さんはかなりダメージを受けていました。
小学生の頃嫌なことがあって、毎朝起きたらお腹が痛くなることがありました。
それが今再発してしまい、会社に行こうとするとお腹が痛くなってしまいます。

「誰もいない。私は1人・・・」

結局、田中さんは次の日も会社を休みました。
経理部の同僚たちは「困る」「身バレしたくないなら人前で踊るな」と陰口を叩きました。

相変わらず田中さんのベリーダンスをネタにしている同僚たちに、朱里はたまらずベリーダンスと田中さんのすごさを熱く語ります。

「最高じゃないですか！よく見てください！」

1人じゃない

でも、朱里は田中さんのために何も出来ていないと落ち込んでいました。
ライバルである笙野の方が、田中さんをよく分かっているのかもと思うと、さらに落ち込みます。

その笙野は、田中さんがまたヘビーな映画を観ているだろうと思い、気軽に見られるコメディ映画を田中さんの自宅へ持っていきました。

「どうして倉橋さんも笙野さんも私なんかのために・・・」

笙野は、本当に会社で浮いているのかと田中さんに尋ねます。
田中さんは気のせいではないと反論します。昔からそうだったので気にしないようにしていましたが、もう耐えられそうにありません。

笙野は、もし田中さんが会社でバカにされたり、ネタにされているのだとしたら、「田中さんの怠慢だと思う」と言いました。

「ズバリ、宣伝不足です！」

笙野は、田中さんのことを知ったら皆好きになるはず。好かれていないと思うなら、それは田中さんが自分を見せていないからだと訴えます。

笙野にとって、田中さんはいわば“隠れた名作映画”です。

「マニアの間に埋もれるにはもったいない存在なんですよ！」

田中さんはところどころ失礼なことを言われたような気がしましたが、笙野の言いたいことは十分伝わりました。

宣伝活動

田中さんは翌日出社し、同僚たちに自ら挨拶するなど積極的にコミュニケーションを取る努力を始めました。

小学生の時は、周りの声を聞かなくすればお腹は痛くなくなりました。
でも、耳をふさげば朱里や笙野がかけてくれる大事な言葉も届かなくなってしまうのです。

「もう二度とあの場所には戻りたくない」

数日後、サバランでベリーダンス教室のミニパーティーが開かれました。
今夜の客層は皆生徒の関係者ばかりです。
そこには田中さんの同僚たちの姿も。田中さんは彼らを見つけた途端、トイレに駆け込んでしまいます。

出番が近づいても田中さんはトイレから出て来ません。
残業中の朱里は、小西からの連絡でこのピンチを知り、店に急ぎます。

店に着くと、なんと笙野がステージ上でダラブッカを叩いています。

しかし、笙野はまだ単調なリズムしか叩くことができません。
場内はどんどん冷えていきます。

しばらくして、三好さんが参戦して2人でダラブッカを演奏すると、場内は大盛り上がり。
この日のショーは無事締めくくられました。

ステージに穴を開けてしまったことで恐縮しまくる田中さん。
実は、同僚たちが来たのは、改めて動画を見直して、カッコいい田中さんを生で見てみたかったからだそう。

田中さんは踊りを見られず残念がる同僚たちを追いかけ、「次のショーを是非見に来てください」と誘うと、同僚たちはとても喜んでくれました。

推しの素晴らしさが認められて、ご機嫌な朱里。
小西（前田公輝）がここぞとばかりに手をつないでも、朱里はそれを拒みませんでした。

朱里の家の前に着くと、そこには進吾（川村壱馬）の姿が。
家に置いてある荷物を取りに来たのだと言います。
朱里が小西を残して荷物を取りに行き、戻ってくると既に小西の姿はありませんでした。

進吾は「今度あの人と飲みに行くことになった」と嬉しそうにしています。
朱里は、何がなんだかわかりませんでした。

ドラマ『セクシー田中さん』 第6話 感想＆まとめ

愛子先生は田中さんの自信を根こそぎ奪う人でしたが、逆に愛子先生は田中さんを可愛がり、奪ったのは自信ではなく唇でした。

そして遂に身バレしてしまいますが、今回も笙野に救われた田中さん。彼が愛子先生の言う『目が合う人』だと思いますが、果たして気がつくことが出来るでしょうか？

朱里の方も、なんだか大変なことになっています。どうなる三角関係！？